著者:久松ゆのみ/鵜森はだし
『実験大好き・長嶺さん~最低人間の心理、教えていただけます?~』
この世は実験対象であふれている…。
株式会社 ムツイシ化学の研究開発部に所属する優秀な社員・長嶺晴子は、ある日イジメや虐待が横行する地獄の【営業二課』への異動を命じられます。
研究開発部の上司からすると、いくら晴子が仕事ですごい成果を上げようと、
人の心がない”実験マニア”が過ぎる晴子の面倒は見切れないということだ。
いったい何をしたんだ彼女は…?
知的好奇心を満たすためならばどんなことでも実験・検証しちゃうヤバすぎる実験狂の晴子が、
社内に蔓延る最低人間たちにを無自覚に懲らしめて地獄を見せていく…。
そんなアウトブラックなヒューマン・オフィス・ストーリーでございます!
「タイトル的にドタバタなコメディ色が強めだけど、中身は結構なハード系な社内イジメ撃退系の内容です♪」
もくじ
見どころはヒロイン晴子の無双っぷり
今回紹介する『実験大好き・長嶺さん』とは?
デジタルコミック雑誌『コミックなにとぞ』で連載がスタートしたばかりのヒューマン系女性マンガで、
2024年02月24日から、電子コミックサイト『まんが王国』で先行配信が始まった注目作です♪
作品の内容としては、ダークヒロインのサイコ系OLが強烈な活躍見せてくれるオフィス・ヒューマン・ドラマですが、
主人公のサイコな実験狂・長嶺 晴子が、すごく個性的でヤバすぎるタイプのヒロインちゃんで、
まぁ~とにかく見ていてまったく飽きないです。
「次はどんなリアクションを取るんだろうか?」
「今度はどんな相手を実験対象にするんだろうか…?」
彼女の一挙手一投足が目が離せません♪
実験&検証が何よりも大好きな晴子の周りには実験対象で溢れかえっている…。
本作の見どころはヒロイン晴子の無双っぷりです!
変わったダーク系のヒロインが活躍するヒューマンドラマが好きな方は是非♪
『実験大好き・長嶺さん』の立ち読み♪
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実験大好き・長嶺さん【ネタバレ全話】ヤバいダークヒロインが大活躍!
1話:全てが実験対象
この日、主人公の長嶺 晴子は、所属していた研究開発部の上司から営業第二課への異動を言い渡されます。
晴子はすごく優秀で仕事では大きな成果を上げる社員なのですが、
あまりにも”人の心”がない実験マニアな性格が災いして、
上司から面倒見切れないとさじを投げられてしまったのです…(汗)
だが…晴子からしてみれば何も化学に関する実験だけをしていたかったわけではなく、
この世の中にあふれるモノや事柄の全てが実験対象だと思っているので、
晴子が新たに所属するイジメや虐待が横行している”地獄の営業第二課”と呼ばれている部署であっても、
期待に胸を膨らませながら評判の悪い二課の連中に異動の挨拶をしました♪
すると…さすがに地獄の二課と言われているだけあって、
林 世玲奈というラスボス女子社員を筆頭にした二課のメンバーたちは、
晴子と同じタイミングで二課に配属された岩谷 智代と共に二人の新入りをイジメる気満々な様子です!
特に生意気そうに見える晴子は異動初日から容赦ないイジメを受けるのですが、
サイコパスな実験狂の晴子は早くもイジメにまつわる人間心理についての実験がしたくてウズウズしちゃうのです…
>>>『実験大好き・長嶺さん』1話の詳しい解説と感想はコチラ♪
2話:イジメられ役の実証実験
林を中心とした営業二課の連中からどんなにひどい嫌がらせやイジメを受けても、
涼しい顔でやられっぱなしのイジメられ放題になっている晴子がいます。
彼女にとっては林たちに何をされてもそれは自分の”実験欲”を満たしてくれる貴重なデータ収集の機会であり体験なので、
どこか嬉しそうにイジメられているわけです。
そんな晴子のことがだんだん不気味に思えてきた営業二課の社員たちですが、
それでも振り上げた拳をすんなり下ろすのはラスボス林のプライドが許さないらしく、
今度は晴子に暴力的な行動や嫌がらせを交えて虐待をエスカレートさせていくのですが、
実験狂の晴子にとってはまたとない貴重なモルモット役ができると逆に目を輝かせて喜んでいました。
それからも『イジメられ役の実証実験』のために自ら進んで派手にイジメられて幸せそうにしている晴子の様子を見たラスボス林は、
どれだけイジメても堪えないでニヤニヤしている晴子にストレスが溜まる一方で・・・
3話:次の実験ターゲット
営業二課の男性社員・灰田と有島は、どちらが先に晴子を屈服させられるかという下らない競争を始めた…。
どうせどちらの男も晴子からコテンパンにされてしまうのに…(汗)
そんな事とは露知らず、無謀にも晴子に対してあからさまなイジメや嫌がらせをぶっ込んで、
晴子にとって願ってもない実験材料になる材料をたくさん与えていく灰田がいた。
やがて灰田を次の実験ターゲットにロックオンした晴子は、
そこから色々と灰田の個人情報を調べ上げた上で、
灰田がもっとも攻撃されて苦しむ彼の娘を使ってある”実証実験”をやってのけた晴子。
これには灰田が血相を変えて慌てふためくことになるのですが、
そもそも簡単に屈服させようとしていたはずの晴子から、
逆に自分が精神的にも肉体的にも追い詰められている灰田がなんとも憐れでカッコ悪くて…(汗)
今のところ…”晴子の無双”が止まりません…。
4話:
『実験大好き・長嶺さん』の試し読みは♪
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感想まとめ
やっぱり『こみっくなにとぞ』さんは、こういった路線のヒューマン・ドラマを定期的にリリースしてきますね♪
個性的でインパクトのあるダーク系のヒロインが活躍するヒューマンサスペンスな大人ストーリーは、
今や『こみっくなにとぞ』さんが積極的に取り扱っているイメージがほぼ定着してきた感があるし、
サイト主のまるしーもこれまで何種類の作品を紹介させて頂いたか多すぎて覚えていないくらいに
この【コミックのしっぽ】で解説・感想記事を投稿させて頂きました。
なので『こみっくなにとぞ』さんとのお付き合いは長いです♪
今回、新たに紹介する『実験大好き・長嶺さん』という作品は、
また新たなダーク系ヒロインの誕生を感じさせてくれたオフィス・ヒューマンドラマというわけで、
ユーモラスな表紙の絵とキャッチーなタイトルから想像して、
「コミカルな内容かな~?」
と…思いながら読み始めたら、みごとに読者の予想を裏切るちょっとサスペンスも入ったダークヒューマンなオフィス系ストーリーが見えてきてビックリ♪
だいたいの読者は1話を読み始めたときに想像していた内容とは違うイメージな物語が綴られている事でしょう。
「その裏切り具合がすごく良い♪」
特に本編1話の8ページで描かれていた目を疑うような職場の光景は、
令和の時代に描かれる会社環境としてはありえない時代錯誤も甚だしいモラハラ&パワハラなイリュージョンの世界が広がっていました…(笑)
ここまで現実社会の常識やモラルから外れた職場設定で行くのであれば、
読者の我々もそのモードに頭を切り替えて読ませて頂こうではないか…♪
晴子が新たに異動した配属先は令和の社会から完全に逸脱した『営業第二課』でございます。
この職場では昭和時代のビジネスオフィス内で繰り広げられていた社員間のイジメや虐待などが横行しており、
なぜか全て見過ごされている次第です。
なので…
気持ちいいくらいヒロインの晴子が営業第二課の社員たちから古臭いイジメや嫌がらせに遭って社内で何の問題にもならない…(汗)
それはもう容赦のない酷いやられっぷりなのに…。
まるしーがすでに読み終わっている1話~3話までの内容では、
主人公の晴子がどんな生い立ちを経て今の晴子になっていったのかが分からないので、
晴子が自分で身につけた知識やスキルや武力的な強さなどは未知数であり、
これから彼女がどういった方法でクズ社員たちをやっつけていくのかは不明です。
とにかく今のところは、主人公の晴子が無類の”実験狂な女性”であり、
以前に所属していた研究開発部では、上司が晴子の面倒を見切れないとさじを投げるほどの問題児であったことと、
仕事のスキルはかなり優秀だという事だけは分かっています。
今後…晴子のことで何か重要な情報が明らかになった時は、
このページで【追記】させて頂こうと思っています。
もちろん面白いからこれからも購読決定でございます♪
どこで読める?
今、紹介した『実験大好き・長嶺さん~最低人間の心理、教えていただけます?~』はどこで読めるのか?
本作は『まんが王国』で先行配信中のコミックでございまして、サイト管理人のまるしーがいつも利用してるお店の一つです♪
特に、会員登録なしで、たくさんのコミックが無料試し読みできるのはすごくありがたい!
他のコミックサイトでは読めないレアな作品も数多くそろっているし、
こういうサイトはなにかと押さえておいたほうがお得ですよ~♪
差し当たりまずは立ち読みしてみましょう♪
『実験大好き・長嶺さん』の試し読みはコチラ♪
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主人公の人物心理の実験マニア。株式会社ムツイシ化学の研究開発部から地獄の営業部第二課への異動命令がくだる。営業二課=実験場所。仮説を検証する為なら自らモルモット(実験対象)にもなる実験狂。
長嶺と同じく営業二課に配属される。
営業二課のラスボス。叔父が専務なので誰も逆らえない。
林の忠実なるしもべ。婚約中の女性がいる
林の忠実なるしもべ。妻と娘がいる妻帯者。
有島の婚約者