著者：一城れもん
『実は私、溺愛されてました！？～最低彼氏から最強彼氏へ～』
7話の解説と感想です♪
よせばいいのに絶賛トラブル中の元カレ・樹と二人きりで会ってしまった皐月。
そもそもすでにストーカー化した元カレと二人きりで決着をつけられるくらいなら、
今の皐月が置かれている最悪な状態など招いていないのです！
相手につけ入る隙を山ほど作っている皐月だからこそ、
ここまで悲惨な現状に苦しんでいるのではないか！
「ホント世話が焼ける（汗）」
結果…樹はまともに皐月と話し合う気など毛頭なく、
これまでと何ら変わりなく皐月のカレシ面して上から目線でまくし立ている。
これではどこまで行っても2人の歪んだ関係は平行線のままだ。
「ただ…今回の皐月はちょっとだけ根性を見せてくれました。」
6話の解説と感想はコチラです♪
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実は私、溺愛されてました！？ 【ネタバレ7話】睨んだ通り犯人は佳奈！
樹に三行半
樹とメールのやり取りを交わし、カフェで話し合いをすることになった皐月でしたが、
相変わらず皐月と別れたつもりはないという一報的な主張し続ける樹がいました。
この期に及んでもまだ皐月とまだやり直せると考えている樹もかなりどうかしているが、
そんな男とまともに話し合いをしようとした皐月も明らかなミス判断でした。
結局…お互いに不毛な罵り合いを続けた末に、
最後は皐月がハッキリと”樹に三行半”を突き付けたあとに、
今は真白のことが”好きだ”と告げてその場を後にしました。
苦虫を噛みつぶした表情で立ち去る皐月の背中をにらみつける樹の目が怖い…（汗）
その後…自宅に帰った皐月に真白から電話が入り、
樹と皐月が抱き合っているように見える画像が拡散されている件で、
いつの時点であの写真を撮られたかを皐月に尋ねてきた真白。
あの日、珍しく佳奈が皐月を誘ってどこかへ行くのを偶然にも目撃していた真白は、
恐らくあの画像を撮影して拡散させた犯人は佳奈だろうと推測しているのです。
しかし…皐月は真白のそんな推測を半信半疑に受け取っており、、
いまだ他人を疑うことを知らない甘すぎる認識を露呈してしまう。
なぜそんな簡単なことが分からないのだろう…？
これはかなり皐月に対するストレスが溜まるシーンでした（汗）
真白もよく冷静でいられるもんだ。
睨んだ通り犯人は佳奈
真白と電話で話した夜の翌日、佳奈を呼び出して、例の画像の話を切り出した皐月ですが、
もちろん真犯人の佳奈自分から素直に自白するはずもなく、
逆にとぼけながら必死で樹と皐月をもとサヤに戻そうとキューピット役を演じます。
これにはかなり皐月も閉口する。
そんな中、社内で例の画像に関する出所を調べていた真白が決定的な証拠を掴んで、
予め皐月から聞いていた佳奈と話しをしている場所までやって来たのです。
「えっ…!?藤崎さん？」
真白の登場で顔色が変わる佳奈。
さらにそこから真白の佳奈に対する金田一少年のような鋭い尋問が始まる。
その結果…佳奈は画像を撮って拡散した事実を認めました。
やはり真白の睨んだ通り犯人は佳奈だったのです！
これで問題は解決…と思った矢先に、
ここからが佳奈の凄いところで、転んでもただでは起きない彼女のしぶとさが発揮されます。
佳奈は咄嗟に自分がいかにも被害者であるかのような態度で責任を樹に押し付け始めて・・・
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7話の感想
とりあえず自宅ではなく、外のカフェで樹と話し合いをしたことは賢明だった皐月ですが、
やはり現在大揉めしてる男女が二人きりで会うなんてことは絶対にご法度だ！
ましてや男女の色恋沙汰の話し合いともなれば、より揉め事が大きくなるに決まっている。
そもそも二人きりの話し合いで解決しないから今の現状を迎えているわけだから、
皐月とすれば樹がストーカー化する前にちゃんと真白に協力してもらって解決すべき事柄でしたし、
勇気の出し方を完全に見誤っています。
それに…何をもったいぶっているのだか知りませんが、
とりあえず今は”緊急避難対策”として、真白と付き合っていることを皆に公表すればいいだけなのです。
皐月に告白しているくらいだから真白ならもちろん喜んで協力してくれるだろうし、
皐月だって真白のことを好きになっているわけだから何の問題もない。
皐月と真白の関係が宙ぶらりんのままだから佳奈に付け込まれることになるのです。
2人が付き合っていると公表したら全てが解決する実に簡単なことで、。
結局この問題を一人で話をややこしくしている張本人は皐月なのです。
だから真白はよく皐月にキレないでずっと彼女をサポートしてくれています。
「本当に優しい男性です真白は！」
なのに…
煮え切らない皐月の態度にストレスが溜まる（汗）
まぁ…
誰しも他人の恋愛だからこそ冷静な判断で物事を見れるだけなのかもしれませんが、
それにしても仕事では優秀な皐月が、こと自身の恋愛トラブルに関してはここまでグズグズになってしまうとは…（汗）
今回は真白が大活躍してくれたおかげで、やっと佳奈に一矢を報いることができたわけですが、
それでもちゃんと佳奈を最後まで詰め切れずに、
最後はうまく言い逃れされてしまう詰めの甘さが露呈してしまう（汗）
「これでまたイライラ。」
そもそも佳奈なんて自分のカレシを横取りした上でマウントを取って来た最悪な後輩OLなんです。
そんな相手になんであそこまで皐月が下手に出て佳奈と会話をしているのかが理解できない（汗）
皐月がそんなユルユルの態度なもんだから、真白まであまり強い攻撃に出れないでいるのです。
それは樹に対してもそうだ。
ちゃんと樹と真白のいる前で皐月が真白の事が好きで付き合っていると宣言すればすぐに終わる話で、
そうすると真白は自分のカノジョを守るという大義名分を以てして正面から樹を撃退できるわけです！
なので今の皐月は真白の手足を縛ったうえで、彼からフォローしてもらっている状態なのです。
こんな自分勝手なことをしている自覚はもちろん皐月にはないだろうけど、
早くその事に気付くべきです。
実際のところ私たち読者以上にそのことでストレスが溜まっているのは真白なんだろうな～（汗）
惚れた弱みなのかもしれないけれど、
真白くんも大変な女性を好きになったもんだ。
「ファイト…真白くん♪」
＞＞＞『実は私、溺愛されてました！？』8話の詳しい解説と感想はコチラ♪
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