『懐妊初夜~一途な社長は求愛の手を緩めない~』
人気作家の兎山もなか先生のライトノベル作品が、売れっ子漫画家の京町妃紗先生の作画でコミカライズされました。この豪華共演でリリースされたラブストーリーを読まないなんてありえない。すでに原作小説を読んだ人もコミカライズ版で読む楽しみを味わってほしい…。
「気持ちのすれ違いから始まった社長とその秘書のやるせなくて実にもどかしい感動のラブストーリーは読んだ方がいい…!」
見どころは深い人間ドラマ
サイト主のまるしーが大好きな作家さんと漫画家さんがタッグを組んで飛び切り最高なラノベ作品のコミカライズ版がリリースされました~♪
2024年6月15日に国内最大級の電子書籍サイト『コミックシーモア』から他のサイトに先駆けて先行配信がスタートした『懐妊初夜~一途な社長は求愛の手を緩めない~』と言う作品ですが、
何とこの作品…まるしーが大好きな兎山もなか先生のベリーズ文庫から発売された人気ラノベ小説が原作でございまして、
まるしーはすでにこの作品の電子小説版を読破済みで大ファンなのです…♪
しかも…しかも…そんな大好きなラノベ作品を、これまたまるしーの大好きな漫画家さんである京町妃紗先生がコミカライズしてくださる奇跡が起きた…!
「こんなに嬉しい夢のタッグはありません!」
兎山もなか先生の『才川夫妻の恋愛事情』を読んでからずっと先生のファンですし、京町妃紗 先生は『花嫁は泡沫の嘘をつく』を読んでから大好きな漫画家さんであり、
まるしーにとって、大好きな監督の映画に大好きな俳優さんが主役で出演している作品を観るような感覚なのです。
しかも今回は愛読しているラノベ小説のコミカライズ版という事で、もう内容が面白い事はすでに確認済みなわけです。
まるしーが原作ラノベを読んだ一読者としてこの作品の見どころを伝えるとすれば、
溺愛でもなく、切ない恋でもなく、ロマンティックなオフィスラブでもない、実に深い人間ドラマだということです!
最初に配信された1話から4話までの内容を読んだ時点では、ぶっ飛んだイケメン社長と、
少し個性的なキャラの美人秘書とのキュンラブストーリーだと認識される読者が多いかもしれませんが、
物語が進んでいくうちにそれは本作のごくわずかな一部分であることが分かってくくるはずです。
まるしーが敬愛してやまない兎山もなか先生がそんな底の浅いラブストーリーを手掛けるはずがないのです。
ズレ漫才のような展開でスタートした社長と秘書の思い違いな恋愛期間ゼロの子作りミッションが、
中盤から後半にかけて涙なしには語れない感動の人間ドラマに変貌して胸を打たれますから…!
あと、個人的にまるしーが楽しみなのは、物語後半のシリアスな場面を京町妃紗先生の綺麗でカワイイ絵柄で観れることです…♪
原作ライトノベル版の表紙を描かれた欧坂ハル先生の大人っぽい妖艶な感じの綾乃と鷹哉も素敵でしたが、京町妃紗先生の綾乃と鷹哉のカワイイ絵柄もスゴクいいです…。
「どっちも魅力的で好きだ」
そして…原作がなによりも最高…♪
『懐妊初夜~一途な社長は求愛の手を緩めない~』のネタバレ解説
1話:子どもが欲しいです
名久井ホールディングスのイケメン若社長・名久井 鷹哉の秘書として働き出して3年になるヒロインの宮内 綾乃は、
この日、アポイントも取らず名久井に会いに来た非常識なご令嬢のことを、綾乃が対応して上手にお引き取り頂いたことで、
かなりご満悦な名久井から、何かご褒美を渡したいと打診されました。
日頃から通常の秘書業務に加えて名久井のプライベートな女性関係までも嫌な顔一つせずスマートに対応してくれている綾乃の存在は、
いまの名久井にとってなくてはならない存在になっているからこそのご褒美の提案だったのですが、
そもそも”物欲”というものに縁がない綾乃には、何か欲しいモノはないかと尋ねられても何も思い浮かびませんでした。
だが…この日の名久井は何としても綾乃に欲しいモノを言われるまで引き下がらないといった様子で、
追い詰められた綾乃は、何か言わなきゃという気持ちが前に出た結果…
「こっ…子どもが欲しいです…!!」と口走っていたのです…(汗)
えっ…!?
この綾乃が発した突拍子もないセリフこそが、これから始まる二人のすれ違いラブの幕開けとなるきっかけでした。
2話:俺の子種をやる
とんでもないモノを口に出してしまった綾乃。
決して冗談で「子どもが欲しい」なんて言ったわけではないが、明らかに自分の上司から欲しいモノを聞かれた際に答える内容ではない!
なので綾乃はすぐに「冗談です」と撤回してその場から離れようとしましたが、
今度は名久井が想定外のリアクションをとって来たのです。
名久井は普段から綾乃が嘘のつけない性格で、つまらない冗談を言ったりしないことも十分承知しており、
したがって綾乃が子どもを欲しがっているのは事実だと判断したのです。
そのことを踏まえたうえで名久井の口から出てきた返事は、
「俺の子種をやる…今晩 空けておけ…」だった…。
まさか…追い詰められて咄嗟に口をついて出てしまった子どもが欲しい願望がこうもあっさり受け入れられるだなんて…(汗)
しかも相手は自分が秘書として仕えている独身のイケメン若社長さまなのだ…
えっ…もしかして超ド級の玉の輿…?
3話:何が起きたんだ一体…?
綾乃からまったく想定外な「子どもが欲しい」というご褒美の内容を聞いた名久井は、
その場の勢いもあって「俺の子種をやる」とは言ったものの、明らかに大きく動揺していた…(汗)
「何が起きたんだ一体…?」
この3年間ずっと自分の有能な秘書として仕えてくれた宮内 綾乃が無欲な人間であることは名久井が一番よく知っている。
したがって綾乃が玉の輿を狙ってあんな大胆なセリフを言ったとは到底想像できない。
そう考えると嘘がつけない性格の綾乃は、まさしく裏表のないド直球な「愛の告白」をしたということになり、
自分なりの答えに行き着いて表情をほころばせる名久井。
それは…名久井が綾乃のことを大切に思っていることに気づいた瞬間でした…。
4話:この人に抱かれるんだ…
綾乃への子種提供の場所として都内にある高級ホテルのスイートルームを予約した名久井。
その日の仕事を終えた名久井がドキドキしながらホテルの部屋へ向かうと、すでに到着していた綾乃から、
「なんでこんないい部屋にしたんですか」という非難めいたセリフが飛んできました…。
無欲な綾乃から彼女らしい言葉が出てきてほくそ笑んだ名久井。
そんな名久井を前にして改めて今の状況を再確認し、思わず全身に緊張が走る綾乃がいました。
「私…今夜この人に抱かれるんだ…。」
名久井との夜を想像して一瞬フリーズしてしまう綾乃がいかにも天然で可愛い。
このあと…ホテルの2階にある高級鉄板焼きの店でディナーを食べた二人はいよいよ…
5話:なんだこのザマは!
ホテルの部屋に戻って先にシャワーを浴びた名久井がナイトガウンを羽織ってリビングに戻ってくると、着替えを胸に抱いた綾乃がそそくさと名久井の横をすり抜けて浴室へ向かいました。
「そんなに時間はかけませんので…」
そんな綾乃の言葉に「ゆっくりでいいよ」と声をかける名久井は、いま自分の中で起きている変化にすごく動揺していました。
これから実際に綾乃を抱くんだと意識した途端、全身がカタカタと小刻みに震え出したのです…。
なんと…綾乃以上に名久井の方が今の状況に緊張していたわけだ。
彼の立場ならこれまでの人生でもっと緊張する場面を経験してきたはずだが、ここまで体の震えが止まらないのは初めてのことで、
「なんだこのザマは!」と自分の心に喝を入れる名久井でした…。
やがて言葉通りに短時間で浴室から戻って来た綾乃と名久井は滞りなく体を重ねるわけですが、その後に綾乃がとった行動に違和感を覚える名久井がいました。
さて…名久井は綾乃に対してどのような違和感を感じたのでしょう…?
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感想まとめ
まずは『懐妊初夜 コミカライズ版』を現在リリースされている第4話まで読んだ感想ですが、
ちゃんと兎山もなかワールドの世界観を完璧な形で京町妃紗先生が表現されていて、原作を読んでいるサイト主のまるしーとしては大満足のコミカライズ作品です♪
ライトノベル版でタイトル絵を描かれた欧坂ハル先生の美しく妖艶なキャラの綾乃と鷹哉のイメージで物語を追っていたこともあり、
京町妃紗先生がまたタイプの違った美男美女の綾乃と鷹哉を描いてくださったことで、思わずニンマリしてページをめくるまるしーがいました。
「主人公の二人が二次元で会話して動いてる幸せ…♪」
日頃の有能な仕事ぶりを評価されて労いのご褒美をもらうことになった綾乃がつい口に出してしまった尋常ならざるご褒美の希望。
そこからこの物語の長くて険しい愛と感動と後悔と絶望と希望の感情が複雑に入り混じった男女の壮大な人間愛ドラマが始まる。
今回のコミカライズ版を1話から4話までを読んだ限りでは、ほぼ原作通りのストーリーで描かれた作品になっております。
とするならば、まるしーが好きなあんなシーンやあのセリフたちも二次元で楽しめるということで、今からすでにドキドキとワクワクを感じています…♪
まったく物欲が無くて家族思いの真面目でよく働く有能な秘書というキャラが本来のヒロインたる綾乃の人柄です。
本編の前半部分は至ってどこにでもいるような顔良し性格良しな優等生タイプのヒロイン像に見える綾乃ですが、
実はそんな彼女の心の奥深くには、どす黒い闇で覆われた感情が隠れているのです。
その黒い感情こそが綾乃の心を長年に渡って縛りつけている後悔の十字架です。
その綾乃の拗らせた人格が顔を出すようになってからがこの物語の本編が始まるようなもので、
そこからはもうひたすら綾乃に一途な愛情を注ぐ鷹哉が不憫で不憫で…(汗)
よく耐えた鷹哉
とにかくこの作品はヒーローの鷹哉が途方もなく広くて深い綾乃への愛情を貫いた末になんとかハッピーエンディングな結末に着地させたという忍耐の恋愛ドラマです。
「よく耐えた鷹哉!」という副題をタイトルに付けてあげたいくらい鷹哉の忍耐力には驚かされた恋愛ターミネータな一途愛の物語でございました…(笑)
もし…まるしーが鷹哉の立場だったとしたならば、絶対に綾乃とは結婚していなかったと思いますし、
そう思わざるを得ないほど綾乃のアイデンティティをつかさどる心の傷の深さが大きかった。
まるしーならあそこまで自身の心を鎖で縛っている綾乃の考えを変えさせる自信もないし、やる気も起こらないと思う。
綾乃が自身の母親に対して抱き続けてきた罪悪感や後悔の感情は理解できるけど、
そこから彼女が導き出したシングルマザーでしか生きられないとする自分にかけた呪縛が理解できないし共感もできない。
それこそ綾乃がなによりも大切な母親にも、子供の父親である鷹哉に対しても失礼な考え方だと思う。
そんな頑なな綾乃の心に寄り添って粘り強くキレずに求愛し続けた鷹哉はすごい…。
最初に綾乃から「子供が欲しい」と打ち明けられて舞い上がっていた時の鷹哉には、
こんなお調子者で浅はかなズッコケ社長がいる会社の経営状態は大丈夫なのかと心配になりましたが、
実際の彼は実に誠実で忍耐強くてどこまでも一途に愛を貫く素晴らしい男性であり代表取締役さんでございました。
原作の素晴らしさ
原作ファンという事もあって、コミカライズ版がまだ第4話までしか配信されていない中で、そこそこ先の展開の感想まで綴ってしまったことを反省いたします。
しかし…それはこの作品を愛してやまない気持ちが溢れ出したゆえのフライングネタバレでございます。
「どうかお許しください」
まるしーが痺れたシーンや思わず涙を流したシーンや、イライラしてページに毒づいたシーンなどの情報は今のところ書いておりません。
これからそのシーンがやってくるごとに「ここです!」と解説しようと思っています…♪
今回紹介した『懐妊初夜~一途な社長は求愛の手を緩めない~』は、とにかく原作の素晴らしさに尽きる作品であり、
さらにそこへ作画を担当された京町妃紗 先生の絵が物語に潤を与えてくれています。
コミカライズ版も読んでいてまた違った魅力にあふれているので当然のことながら最終話まで課金させていただきます…。
試し読みは『コミックシーモア』で!
今回紹介した『懐妊初夜~一途な社長は求愛の手を緩めない~』は、テレビのCMでもお馴染みの国内最大級の漫画・電子書籍ストアとして、
多くのユーザーに支持されているコミックシーモアで先行配信中のコミックでございます♪
このサイトはサイト主のまるしーもヘビーユーザーとして常に利用しているお店で、
何と言っても面倒な会員登録をしなくても、いろんなたくさんの電子コミックを立ち読みできちゃうことがありがたい♪
ひとしきり興味があるコミックを試し読みしたあとに続きが読みたい作品に出合ったら、
その時に初めて無料の会員登録をして課金すればいいのです♪
入会すれば期間限定の無料読み放題や、ポイントバックキャンペーンなど、お得なサービスが盛りだくさんだし、
商品のラインナップは最新のコミックから不朽の名作までバランスよく取り扱っています。
さらに…漫画以外にも小説、雑誌など広範囲に電子書籍が取り揃えられていることが嬉しい♪
なので…漫画や雑誌をスマホやタブレットで読んでいる方なら会員になっていて絶対に損はないサイトだと思いますよ~♪
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『懐妊初夜』を読んだ人におススメ作品♪
ここで『懐妊初夜』を読んだ方におススメの漫画を2作品紹介いたします。