
『既婚の恋は害悪~トキメキが幸福を蝕む~』
既婚者の胸を打つ、人生最大の試練!主人公を救った「運命の彼」が幸せな日常を揺るがす!
ネグレクトの過去を持つ鈴木真子にとって、夫と子どもたちとの穏やかな家庭は何よりも守るべき幸せ。
「恋」はそれを壊す最大の“害悪”だとずっと胸に刻んで生きてきた。
そんな真子の前に、いじめから救ってくれた忘れられない初恋の男性が、なんと娘の保育園の先生として現れる!
真面目な夫・亘(わたる)との完璧な日常は、「心のざわめき」によって崩壊の危機に直面する。
さらに、真子の幸せを妬むママ友・深夏ママの悪質な嫌がらせが、二人の再会を決定づけてしまい…。
夫婦の絆か、過去のトキメキか。
崖っぷちに立たされた真子の選択に、深く共感せずにはいられない、大人のヒューマン・ラブストーリーです!
「誰にも言えない秘密」は、幸せな家庭の毒となるのか、それとも…?
大人の女性なら誰もが感情移入してしまう、切なくリアルな「禁断の恋」をぜひご一読ください!
『既婚の恋は害悪』見どころ&著者紹介
見どころや魅力
本作の最大の魅力は、「幸せな家庭を築くこと」を至上命題とする主人公・真子の切実な感情がリアルに描かれている点です。
ネグレクトを受けて育った真子にとって、夫・亘さんと子どもたちとの生活は、恐怖や孤独から解放された唯一無二の安全地帯。
だからこそ、この平穏な家庭を崩壊させる「恋のトキメキ」を害悪だと断じる彼女の思考に、深く共感を覚えるところです。
真面目な妻として尽くす真子の努力と、初恋の相手?である蒼太の出現による「心のざわめき」との葛藤は、既婚者の多くが抱える日常の裏側を鋭く突きつけます。
著者の王城るか先生が描き出す、極めて現実的で大人のヒューマン・ラブストーリーという土台に、繊細かつ大胆な心理描写が合わさり、読者の心は激しく揺さぶられるのです。
特に、真子の幸せを妬む深夏ママの悪質な行動が、真子と蒼太の運命を再び繋いでしまうというプロットの構成力には「さすが!」と感服しました。
この物語は単なる「不倫」をテーマにした薄っぺらい男女の愛憎劇ではなく、過去のトラウマを乗り越えようとする一人の女性の「自己肯定」と「危機管理」が葛藤してせめぎ合う大人が読んでヒリヒリとするヒューマン・ストーリーなのです。
著者:玉城るか先生を深堀り
本作の著者・玉城るか先生は、電子コミック配信を軸に幅広く活躍されている大人気の女性漫画家さんです。
先生の作風は、ジャンルレスに「恋愛」というテーマを深く掘り下げることが特徴で、
活動のスタートは「ベツコミ」「&フラワー」などの少女・女性誌でしたが、現在はコミックシーモア、BookLive、Renta!などの主要電子書店で多数の作品を発表し、読者の感情を大きく揺さぶるストーリーテリングが多くの読者から支持されています。
先生の作品へのこだわりは、読者の心に刺さる心理描写にあり、「純愛」から「禁断の愛」、さらには「大人の孤独や再生」といった、等身大の感情を表現することが強みです。
代表作には、最愛の夫を亡くした義姉弟の喪失と希望、禁断の感情を描いた『あなたがここに、いないから』(全6巻)、
40歳を迎えた女性の孤独・契約婚・大人の愛をテーマにした『そこで死ねたら本望~結婚は人生の墓場!?~』(全14巻)といった大人の恋愛物語があります。
また、『婚約破棄された女侯爵は、救国の英雄に溺愛されました!?』のような異世界恋愛や、
『推し似の副社長と離婚するつもりで結婚します~塩対応から始まる溺愛婚~』といったオフィスラブ、
さらには「くちびるや仕草など恋のフェチズム」を描いた『君のくちびる 私の欲望』という短編集も手掛けられており、その幅広い表現力には驚かされます。
このように玉城先生は、一つのジャンルに留まらず、恋愛というテーマをあらゆる角度から描き切るずば抜けた才能とセンスをお持ちです。
本作『既婚の恋は害悪』においても、真子の繊細な心理の揺れが読者の心を強く掴んでいるのは、まさに玉城先生の卓越した表現力によるものと言えるでしょう。
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各話のネタバレ&あらすじ解説・登場人物のまとめ
登場人物の紹介
1話:「人生最大の害悪」と再会した日
主人公のパート主婦・真子は、幼少期にネグレクトを受けて育った辛い経験から、夫と子どもたちとの穏やかで完璧な家庭を何よりも大切にし、
この幸せを壊す「恋」を最大の害悪だと考えていました。
真面目で優しい夫・亘さんとの毎日のキスに見送られ、幸せを噛みしめる日々。
しかし、その平和な日常が突如として揺らぎます。
真子がパート先のコンビニから帰宅する途中、立ち寄ったスーパーで万引き犯の濡れ衣を着せられ、絶体絶命のピンチに。
その窮地を救ってくれたのは、偶然居合わせた一人の男性でした。
彼こそが、真子が中学時代に貧乏を理由にしたいじめに遭っていた際、唯一手を差し伸べてくれたクラスメイト・花村蒼太だったのです!
数十年ぶりの予期せぬドラマチックな再会は、真子の胸に「心のざわめき」を引き起こします。
しかも…その再会の先にはまだ真子が思いもよらない続きがあったのです。
真子の幸せな家族生活に不穏な兆候が…

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2話:ダメ、害悪が加速する
神様は時に意地悪です。
真子が必死に消し去ろうとした「害悪の種」を、なぜまた彼女の前に送り込んだのでしょうか。
スーパーでの劇的な再会の翌朝、真子が娘の美子を保育園に送り届けると、そこで彼女を待ち受けていたのは、さらなる運命の悪戯でした。
新たに転任してきた保育士として、真子の前に現れたのは花村蒼太その人だったのです。
保育園の先生と園児の母親という関係性。
これでもう、真子は蒼太との接触から逃れることができなくなりました。
そこへさらに追い打ちをかけるように現れたのが、あの深夏ママです。
スーパーで真子に濡れ衣を着せようとした張本人である彼女は、謝罪するどころか、真子と蒼大の関係性に興味津々といった様子で絡んできます。
その執拗な態度に、真子と深夏ママの確執は決定的なものとなりました。
一連の経緯を知る蒼太は、当然のように真子の味方です。
深夏ママから真子を守るように立ち回る彼の姿に、真子の心にはまたしても「害悪」という名のトキメキが走ります。
理性では抑えようとしているのに、胸の奥がざわついてしまうのです。
そして、深夏ママからの嫌がらせは、真子が自宅に帰ってからも続きました。
彼女は真子のせいで恥をかいたと主張し、家にまで押しかけてきたのです。
理不尽な言い分で真子に食ってかかる深夏ママ。その時、毅然とした態度で妻を守ったのが、頼れる理論派の夫・亘でした。
冷静かつ論理的に深夏ママの主張を退ける亘の姿は、改めて彼が真子にとってかけがえのない存在であることを示しています。
蒼太の優しさと亘の頼もしさ。二人の男性に守られた真子の心は、ますます揺れ動いていく…。
3話:高鳴る胸の罪
翌朝、保育園で真子が再び深夏ママから理不尽な要求を突き付けられ、さすがの真子も黙ってはいられず、言い返したことで二人は口論になります。
そこへ絶妙なタイミングで蒼太が間に入り、深夏ママは渋々その場を去っていきました。
しかし真子にとって、これは決して喜ばしい展開ではありません。
なるべく蒼太に対して「トキメキ」たくないから彼との接点は作らないようにしようとした矢先の出来事だったのです。
蒼太もまた、真子のことが気になる様子で、何かと声をかけてきます。
その気遣いには感謝しているものの、彼を前にすると動揺してしまう真子は、つい失礼な態度を取ってしまうのでした。
そして、厄介なことに深夏ママの恐怖は、まだ終わってはいません。
夫の亘が仕事から帰宅する前、またもや深夏ママが家に押しかけてきたのです。
例のスーパーに行きにくくなったから代わりに買い物に行けと叫びながら、玄関のドアを激しく叩いています。
さすがに尋常ではない深夏ママの行動に、真子は恐怖を覚え始め、ドアを開けて対応すべきか、それとも無視すべきか悩んでいると、
偶然なのか必然なのか、またしても蒼太が現れ、逆上する深夏ママを柔らかな言葉で説得し、彼女を帰らせてくれたのです。
その時、真子はあえて玄関には出ず、ドア越しにその一部始終を見守っていました。
そして、自分の胸の鼓動が激しく高鳴っていることを、真子ははっきりと自覚していたのです。
「これはヤバい。」
この日、真子はなによりも大切な夫に、ひとつ重大な隠し事を持ってしまいました。
4話:親子遠足の悲劇
美子がめでたく保育園で年長クラスに進級しました。
そこで待ち受けていたのは、真子にとって最悪とも言える組み合わせです。
なんと深夏ちゃんと同じクラスになり、担任の先生が蒼大だというこの先が思いやられる展開に、真子の心は重く沈みます。
しかし、ここで根を上げるわけにはいきません。あと一年の辛抱だと自分に言い聞かせ、真子は気を取り直して気合を入れるのでした。
そんなある日、保育園で「親子遠足」が開催されることになりました。
明らかに何らかの事件が起こりそうな予感のするこのイベント。
真子は夫の亘にも同行してほしかったのですが、息子の聡介の面倒を見てもらう必要があり、結局真子と美子だけで参加することになりました。
そして迎えた親子遠足当日。
真子は深夏ママから敵意のこもった視線を向けられます。
何か仕掛けてこないだろうかと警戒しながら過ごしていたところ、案の定、深夏ママが真子に絡んできたのです。
娘の深夏ちゃんがいなくなったから「一緒に探してほしい」と言ってきました。
子どもが行方不明という事態ではさすがに断りづらく、真子は仕方なく深夏ママと一緒に深夏ちゃんを探しに行くことにしました。
しかし、それは真子を人影の少ない場所へ誘い込むための罠だったのです。
気づいた時にはもう遅く、真子は落ちたら足の骨は折れるだろうという高さの崖で、背後から深夏ママに背中を蹴られたのです。
左手一本で崖にぶら下がり、絶体絶命の真子。その危機を救ったのは、またしても蒼大でした。
これでさらに蒼大との距離が縮まってしまうのか?
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ネタバレありの感想まとめ
禁断の恋に揺れる主婦の心境がリアルすぎて…
本作を読んで、久々に大人の漫画の世界にどっぷり浸ってしまい「これは…やばい、絶対沼る」というのが最初の感想です。
主人公の真子は、ネグレクトという壮絶な過去があるからこそ、現在の「完璧な家族」に異常なほど執着し、「恋は害悪」だとまで言い切るその強烈な危機意識に、まず共感して胸を打たれます。
その通りだと思う。
真面目な研究職の夫・亘も、毎朝欠かさない「行ってきますのチュー」や優しく頼りになる人柄から、これ以上ないほど理想的な夫に見えます。
なんの不自由もない、むしろ怖いくらいに幸せな家族の形がここにあるのに、真子の心に小さなざわめきが起こってしまったという事実に、読者として「ああ、人の感情って本当に複雑でリアルだわ」と感じずにはいられません。
人間とは因果な生物だ!
真子の夫に対する「転任してきた保育園の先生が中学のクラスメイトだった」という事実を言えなかった無言のスルーは、まさに「後ろめたさ」と「罪悪感」の現れ。
サイト主のまるしーは、このシーンには息をのんでしまいました。
長年の主婦経験から言わせていただきますが、女性の心のざわめきは、理性で抑え込もうとすればするほど、燃料を注がれたように燃え上がってしまうものだと認識しています。
「このぶたり、時間の問題でどうにかなりそうだな…」
残念ながらそう思わずにはいられない何とも言えないLOVEな空気感が真子と蒼太の間に存在するのです。
リアルすぎるキーマン・深夏ママの存在が物語を加速させる!
この物語をさらにリアルでドラマチックにしているのが、深夏ママというヒール役の存在です。
彼女は真子の完璧な「幸せ」を妬み、スーパーで真子を万引き犯に仕立て上げようとするという、非常に悪質な行動に出ます。
最初は驚きましたが、よく考えてみれば、現実は小説よりも奇なり、です。
特に主婦やママ友の界隈では、夫の不満や愚痴を言わない「幸せそうな人」が、逆に妬みの対象になってしまうことは珍しくありません。
そして、この悪意ある行動こそが、真子と初恋の相手・蒼太を運命的に再会させてしまうという皮肉な展開。
深夏ママは単なる悪役ではなく、真子の「恋の扉」をこじ開けてしまう“破壊者”として機能しており、その存在感が非常に大きいと感じました。
そして、まるしーとしては、真子の危機意識の弱さにハラハラします。
旦那の亘さんはすごくいい旦那さんなのだから、ここは優しくて頼りになる旦那さんと一緒に、深夏ママとキッチリとケリをつけておくべきだったのに!
「このままだと、蒼大に助けてもらうシチュエーションが増える一方なのです!」
と…物語の展開を先読みしつつも、真子と蒼太の恋愛模様にヒリヒリしてるまるしーがいます。
読者に「あなたの幸せは本物ですか?」と問いかける大人のヒューマン・ラブストーリー
本作の『既婚の恋は害悪』というタイトルは、非常に重く、読者の胸に刺さってきます。
なんともキャッチーで素晴らしいタイトルです!
愛する夫と子どもがいるのに、中学時代の初恋の相手の出現で胸がざわつく。これは、多くの女性が人生のどこかで経験しうる「もしも」の感情をリアルに描いた、大人の女性のための漫画だと思います。
真子の「一番の幸せを守るために、私は夫に自分を好きでい続けてもらえるように努力を怠らない」という言葉には、家庭を守る主婦としての切実な決意と深い孤独を感じます。
夫に愛される努力を「怠らない」という姿勢は、彼女の心の奥底にあるネグレクトのトラウマの表れなのでしょう。
完璧な努力で築き上げた「家族の幸せ」は、「誰からも愛されない自分」を否定するための防衛本能なのかもしれません。
まるしーのようなベテラン主婦の視点から見ても、本作は単なる不倫の予感を描いた作品ではなく、真子という一人の女性が過去の自分と決別し、本当の「自己肯定」と「愛」を見つけるための試練の物語だと感じました。
真子が亘さん、蒼大、そして深夏ママとどのように向き合っていくのか?
大人の女性として、真剣に作品に向き合って読める、知性と教養を刺激される、素晴らしいヒューマン・ラブストーリーです。
読んだ後に、自分の「幸せの形」について深く考えてしまう、そんな魅力的な作品ですので、ぜひ一度試し読みしてみてください!
間違いなくグッと胸に刺さる大人漫画です。
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今回紹介した『既婚の恋は害悪~トキメキが幸福を蝕む~』は、テレビのCMでもお馴染みの国内最大級の漫画・電子書籍ストアとして、多くのユーザーに支持されているコミックシーモアで先行配信中のコミックでございます♪
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真子が「恋」を害悪と断じる背景には、幼少期のネグレクト体験があり、安定した家庭への執着が透けて見えます。既婚者なら誰もが共感しうる、理性と本能の狭間で揺れるリアルな感情が心を打ちます。
真子の幸せを妬む深夏ママ。彼女の悪意が、物語の歯車を狂わせる重要な装置として機能しています。
真面目で優しい夫との安定した愛と、中学時代の恩人との運命的な再会による胸のざわめき。一見理想的な鈴木家の形が、恩人の出現でどう変化していくことになるのか?