
『君はいつしか毒になる』は、
恋愛を「安心できるもの」「癒されるもの」として期待して読むと、
最初の段階でズレを感じやすいタイプの漫画です。
甘さや救いを積み上げていく恋愛ではなく、
関係が続くことで、気持ちや距離感が少しずつ変質していく前提があります。
読む前に迷うポイントはひとつ。
この作品の「毒」が、
単なる言葉の比喩として描かれるのか、
それとも関係性に実際の影響を及ぼしていくのか、という点です。
ここで引っかかるなら、
まずは無料分だけで問題ありません。
1話で、この恋愛の方向性が自分に合うかどうかは十分に分かります。
目次
この作品は「安心できる恋愛」を前提にしていない
- 好意や執着が、必ずしも善として描かれない
- 関係が深まるほど、居心地が悪くなる可能性がある
- 愛情が「守るもの」ではなく「影響を及ぼすもの」として描かれる
ここをどう受け取るかで、
読み進めるかどうかの判断が分かれます。
愛情が“毒”に変わる関係性が平気かどうか
向いている人
- 恋愛に不穏さや違和感が混ざっても問題ない
- 好意が重くなる展開を許容できる
- 綺麗にまとまらない関係性でも読める
向いていない人
- 恋愛は癒しや安心感を求めたい
- 相手に害が及ぶ可能性がある関係性が苦手
- 恋愛に不安や後味の悪さを残したくない
「愛=安全」だと思って読むとズレる
この作品は、
愛情が常に正しい方向に作用する話ではありません。
関係が続くことで、
何が変わっていくのか。
その過程が描かれます。
その前提を理解したうえで、
合えば続きを読む。
合わなければ、ここで止めて問題ありません。
