君に愛されて痛かった 【ネタバレ21話】寛の肩が壊れていた件!

著者:知るかバカうどん

『君に愛されて痛かった』

21話の解説と感想です♪

鳴海が寛を襲ったあの日の夜から、ずっと寛の肩の状態が分からなかった。

寛が一番輝いていたはずのグランドで、彼は監督からの怒号を聞いている。

一体、寛の肩に何が起こっているのか?

そして…親友・越智との悲しいケンカの行方は・・・?

今回は、男の友情物語が描かれております〜♪

21話の見どころ

今回はやっと気になっていた人物のアレがわかります。

そうです・・・

かなえの愛しい人、寛(ひろし)君の肩の状態です。

嫉妬に狂った鳴海にモンキーレンチで肩を殴られた寛でしたが、

その後、ずっと物語の中で寛の肩がどうなってしまったのかが語られていませんでした。

今回21話の見どころは、ズバリ、寛の肩の状態が判るシーンが描かれているところですね。

あとは、寛とその親友・越智(おち)との友情物語がちょっと感動モノです♪

なので・・・

今回この21話で、ヒロインのかなえは一度も登場してきません。

男だけの全9ページです。

こんな回もたまにはいいもんですね♪

あ―――っ…やっぱり寛の肩は大変なことになってたんだなぁ~


20話の解説と感想はコチラ♪
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君に愛されて痛かった 【ネタバレ21話】寛の肩が壊れていた件!

怒号

グランドに監督の怒号が響き渡る。

注意してもミスを繰り返す選手がいるからだ。

その選手は、監督からビンタされてその後も容赦なく責め立てられている。

その人物こそ、少し前まではグラウンドのヒーローだった寛でした・・・

彼が投げるボールは、ことごとく相手の体にちゃんと届かない。

それを監督は気が抜けたプレーだと判断し、

「やる気がないなら今すぐ辞めろ!!」

と、怒鳴って、激しく寛を追い込んでゆく。

寛は、「辞めさせないでくれ」と必死で監督にくらいついてゆくが、

以前までの寛とはうって変わったポンコツプレーの連続に、

さすがにチームメイトたちも、なかば寛の存在をお荷物選手として認識し始めているのだ。

そんな憐れな姿の寛を見て、親友の越智は、彼に休養を進めたのです。

監督に鳴海との件を報告して、ちゃんと今の現状を把握してもらうことが大事だ。

越智は必死で寛を説得しようとするのですが、言われた側の寛は、

「お前にオレの何が分かるんだよ!」

と…苛立ちを隠すこともせず、なんと…越智に対して逆切れしてしまうのです。

越智の前から立ち去ってゆく寛の背中に向かって、

口惜しさと、切なさをかみ殺したような表情をしながら、

「…ふざけんなよ」と小さな声で一言つぶやいた・・・

後半の展開

後半の展開は、まず越智と彼の父親との特殊な父子の関係性が描かれています。

彼は、父親から野球を教えられ、そのまま今は高校球児となっている。

ただ・・・

彼の父親は世間でいう野球バカな父親で、少年時代の越智に対して、かなりスパルタな方法で野球をやらせました。

やがて・・・

越智少年は、野球を楽しむことを忘れ、プレー中はほとんど笑顔をみせることがなくなっていた。

なので・・・

越智にとって野球とは、辛くてしんどい大嫌いなスポーツとなっていたのです。

 

そんな時、越智の所属する野球チームに入ってきたのが、

野球が好きで楽しくてしょうがない爽やか少年・野村 寛だったのだ。

越智は、寛とバッテリーを組んで野球をすることで、

ずっと辛かった野球を心から楽しめるようになっていったのです♪

なのに・・・

あんなに野球が好きで、誰よりもマウンドでは輝いていた寛が、

肩の痛みで、満足にボールを投げることもできないなんて・・・

寛の心中を思いやると、何とも言えない悲しさと口惜しさがこみ上げてくる越智だった・・・

 

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21話の感想

寛と越智の友情物語はなかなか面白かったですね♪

あの…ぶっきらぼうで、口数も少なく、寛にしか心を開いていない強面の越智くん

なぜ、彼があんなキャラなのかという理由がわかったような気がします。

彼は、寛の事が大好きで、しかも…自分に野球の楽しさを教えてくれた大恩人だったわけですね♪

だから、鳴海はあそこまで越智にボコボコにされてしまったんだ。

あれは完全に越智の”寛” がそうさせた壮絶ファイトでした!

ただまぁ~気になるのがやっぱり寛のですよね。

彼はちゃんと病院で診察を受けたのだろうか?

鳴海から殴られた時の状況を考えると、肩の骨が折れていてもまったくおかしくない衝撃だったはずです。

もし…

寛が監督に報告することなく、肩の異常を隠してプレーを続けているのだとしたら・・・

彼の肩は結果的に取り返しのつかない状況に陥ってしまうはず。

ここはひとつ親友の越智くんになんとか寛の説得をお願いしたいところだが、

今のところ上手くはいってない!

しかも・・・

もう一人、寛のことを誰よりも強く想っている かなえがあんな状態だ。

もしかしたら寛よりもメンタルがボロボロに破壊されているかなえに、寛の悩みを聞く余裕なんてどこにもない。

しかも・・・

寛がこんなめに合ったのも、もとはと言えば かなえ の責任でもあるわけだ・・・

だって・・・

あの日は、かなえの事で嫉妬に狂った鳴海がしでかしたことなんだから

確かに・・・

あらゆることに かなえが絡むとろくなことが起こっていないような気がする・・・

あと…

かなえに関して言えば、あれからケンカした富子との関係はどんな状態なんだろうか・・・?

ちょっと気になる。

 

>>>『君に愛されて痛かった』22話の解説と感想はコチラ♪

 

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