著者：知るかバカうどん
『君に愛されて痛かった』
45話の解説と感想です♪
今回から物語のステージが変わりました。
これまで主にカナエと寛の恋愛模様が主軸で描かれていたエピソードでしたが、
この45話ではもともとカナエがクラスで所属していた女子グループの中のメンバーの一人、
理虹（リコ）の視点でストーリーが描かれています。
グループ内ではリーダーの次に影響力を持つチーママ的な存在で、
この理虹の意思によってグループ内での立ち位置が決まると言っていいほど、
その存在感は大きいと言える人物だ。
そんな理虹のこれまでベールに包まれていたプライベートな部分が描かれています。
「実はモンスター級のやり手なJKだった理虹にちょっと驚きだ…（汗）」
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君に愛されて痛かった 【ネタバレ45話】
理虹
とりあえず寛とカナエの恋愛関係は復活しました。
今回のエピソードではそんなラブラブな二人の様子が描かれるのかと思いきや、
ガラっとスポットライトの焦点が変わって、
過去にトミ子が除け者にされた際の一件で、
カナエと折り合いが悪くなってしまった元4人グループのメンバーである理虹（リコ）の視点から物語が描かれます。
これまではグループのリーダー的存在ではないものの、
常にその2番手くらいの影響力を持った存在だった理虹のパーソナルな部分が描かれています。
少し前まで女子グループを支配していた一花を排除して、次にトミ子をハブろうとした理虹でしたが、
なぜか一番立場の弱いカナエに反抗されてそこから距離を置いた理虹でしたが、
その後は特に理虹とカナエの確執は本作で描かれていませんでした。
理虹には大学生の姉がいるのですがその姉とは大いに確執があります。
高校生までは地味でガリ勉少女だった姉が大学生になって急にイキだしたことが、
理虹にしてみればすごく腹立たしいのです。
｛なにをリア充ぶってんだ！｝
ダサい大学デビュー野郎が！
ずっとイケてない姉をバカにしてきた理虹にとって今のいちびった姉がどうも許せない。
そんな理虹の日常があった。
可愛くあるために
物心がついた時期から自分が”可愛い”と自覚していた理虹は、
自分が可愛くあるためにその努力をおこたらなかった。
世の中の男はみんな可愛い自分のことが好き。
あざとカワイイという言葉は自分のためにものだと疑わない理虹である。
そんな彼女にはいま年上のカレシがいるのですが、
もっと自分に見合うハイスペックな男性が現れるまでのキープ君として付き合っているだけで、
そろそろ別れようとも思ってはいたのですが、
それでもまだ彼女がその彼と会っている理由は、
ある人物への当てつけの意味合いが大きかった。
その人物とは…彼のことが大好きな理虹の姉だ。
そう…いま理虹が遊びで付き合っている彼とは、大嫌いな姉の想い人なのです。
なんだか闇が深い…。
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45話の感想
どうやら理虹ちゃんはかなり荒れたプライベートを過ごしているようです（汗）
学校での立ち位置としてはクラスカーストの最上位にいる女子グループに所属しており、
常にグループ内では2番手くらいに影響力を持つ存在という理虹のキャラですが、
家庭内においては学業の優秀な姉に対してコンプレックスと対抗心を抱いているようです。
3歳くらい歳の離れた姉妹ってかなり面倒な関係性の場合が多い（汗）
サイト主のまるしーには2歳下の妹と6歳下の弟がいますが、
弟とは普段からすごく仲が良かったのですが、妹とはずっと最悪な関係性でした。
まるしーが小学生の高学年になった頃から妹とはケンカばかりしていた記憶があります。
さらに…そんな折り合いが悪い状態が未だに続いていて、
今となっては妹がどこに住んでいるのかさえも知らず、もちろん電話番号も知らない。
できれば妹のお葬式にも出席したくないほど憎しみが強いです。
一般的に親族との確執は他人との確執よりも根が深くて解消されるケースが少ないと言われていますが、
「まさにその通りだと思う。」
確執の歴史が長いだけにその怨みもひとしおなのでしょう（汗）
今回のお話で理虹と姉の関係を見ていたら自分と妹の嫌な思い出がフラッシュバックしました。
なぜなら理虹のキャラがまるしーの妹とかなり被っている部分があるからです。
なんだろう…昔から妹は姉の持っているものを常に欲しがる。
「これって妹あるあるなのかな…？」
自分が大事にしているものを軽い気持ちで欲しがる妹がずっと許せなかった。
そして…
「お姉ちゃんなんだから我慢しなさい」
と…なにもまるしーの気持ちを考えずに私の大事な権利を放棄させてきた母親がさらに嫌いだ。
なので…まるしーは母親とも妹と同じくらいすごく折り合いが悪い（汗）
もちろん母親がどこに住んでいるかも知らないし、連絡先も知らない。
家族の中で唯一連絡先を知っているのは弟だけだ。
父はすでに他界しているが、もし母親が亡くなっても恐らく弟は事後報告で知らせてくるだろう。
たとえ母が亡くなった瞬間にまるしーへ連絡しても葬式には駆けつけないと思っているからだ。
もちろんその通りだ。
けいぞーさんと結婚てからまるしーは自分の家族とはものすごく縁遠い人生を過ごしている。
「これってやっぱり人として不幸なことなのだろうか？」
でも…
まるしーにとって家族の存在は自分を傷つけてくる嫌な存在でしかなかったのです。
家族と一切関わりのない世界で生活している今は何より幸せな時間を過ごせているという実感がある。
なかなか他人には理解してもらえないこの感情なのですが、
それが嘘偽りのない正直なところだ。
まったく関係のない話をダラダラとしてしまいましたが、
とりあえず…
まるしーは理虹みたいな女子が苦手です…（汗）
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