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君に愛されて痛かった 【ネタバレ51話】自分の役割を知った瞬間!

著者:知るかバカうどん

『君に愛されて痛かった』

51話の解説と感想です♪

これまでアカリしか心の友がいなかったトミ子は、

自分から彼女のことを嫌いになることは決してできなかった。

それは孤独なボッチ人生には絶対に戻りたくなかったからだ。

でも…

中学で底辺オタク女子3人の気の置けない仲間ができ、

女子カースト最上位のリコにさえ存在を認められた今、

トミ子がアカリに執着する必要は一切なくなった。

さらに…

リコとの距離が近づいたことでようやくトミ子は自分が求められている役割を知ったのです。

今回…

トミ子は見事に本来のキャラへと覚醒します!

「ついに始まったアカリへの壮絶なイジメの内容が悲惨だ(汗)」


50巻の解説と感想はコチラ♪
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君に愛されて痛かった 【ネタバレ51話】自分の役割を知った瞬間!

アカリへの壮絶なイジメ

ついにトミ子がアカリに対する執着から脱却した。

これまでは何度か裏切られてもアカリの事を嫌いになれなかったトミ子でしたが、

今の彼女には最底辺なオタク女子だけど、気の置けないブスな仲間たちがいる。

それに…

クラスの女子カーストの頂点に君臨するリコまでもがトミ子に興味を示してくれた上に、

どうやらそのリコはアカリをグループからはじき出そうとしている様子だ。

もはやトミ子がアカリとの友情ごっこにしがみつく必要性は全くなくなったのです(汗)

トミ子がアカリに見切りをつけたと同時に、

リコからアカリへの壮絶なイジメが始まった。

キラキラしていたアカリの中学生活は、そこから一気に”地獄の日々”へと変わったのです。

アカリはなんとかリコ軍団からのいじめに耐え忍んで学校へ登校していたのですが・・・

自分の役割を知った瞬間

リコの号令一下で始まったクラスの女子全員がアカリをシカトして1か月。

最初の頃は色々と反応したアカリのリアクションは、この時点でほぼ無くなっていました。

自分がクラスで選ばれた”犠牲者”であることを受け入れたアカリは、

黙々と自分のいじめられ役を演じるがごとく屈辱の日々をやり過ごしていたのです。

こうなるとイジメてる側のリコとしてはあまり面白くないわけで、

そんなリコの不満げな様子を見ていたトミ子は、ついに自分から動き出すのです。

そして…

トミ子が仕掛けたアカリへの残酷極まる嫌がらせは見事にリコの不満をフル解消させたのです。

それは…

まさにトミ子が自分の役割を知った瞬間でした!

この一件こそが今でも続いているリコとトミ子の腐れ縁がスタートした出来事である。

高校に入ってかなえのことを容赦なくイジメたあのトミ子は、こうして出来上がったのです。

そして今現在…

リコとトミ子はあの中学時代を懐かしんで、アカリをネタにして笑い合っている・・・


 

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51話の感想

なるほど、中学時代のトミ子とリコはアカリへのイジメが発端で今の腐れ縁ができたのね。

「まさに悪魔コンビの誕生だ。」

この作品のストーリーを最初から振り返ってみると、

確かにリコという存在は常に女子グループでイニシアティブをとっていたように思える。

まず最初にかなえをイジメるきっかけのセリフを発したのがリコでしたし、

次に一花を裏切ってかなえを仲間に加えるように扇動をしたのもリコだった。

リコはグループの中で常に大きな発言力を持ち、

グループ内の女子の気持ちを誘導して操縦する能力にすごく長けています。

特に勉強ができるわけでも、スポーツが優秀なわけでもなく、

ただただ人との”コミュニケーションスキル”の凄さによって回りをなんとなく屈服させてゆく。

こういう特殊スキルはなかなか努力して身につくものでもないし、

ずっと学生の頃からサイト主のまるしーが欲しかったスキルです(汗)

勉強やスポーツができることなんかより、リコが持っている他を支配するスキルが欲しい!

人が大人になって本当に必要になってくるのがリコのような”対人スキル”なのです。

人の集団の中で生活している以上、人とのコミニケションは絶対に欠かせないわけで、

それに長けているということは、何より生きていくうえでの大きな武器になる。

いくら勉強ができても、いくら難関の資格を持っていても、

いくら美人やイケメンでも他人とのコミュニケーション能力がなければそれは宝の持ち腐れです。

サラリーマン社会でも出世する人間は真面目に仕事をする人間や成績が優秀な人間ではなく、

「乗る船を間違えない人間だ!」

船に乗り間違えない為に必要なのが社内でのコミュニケーション能力なのです。

サイト主のまるしーは、出世すべき人材でありながら、

コミュニケーション能力がないがために出世できなかった男性たちをいやというほど見てきた。

「これが世の中の現実だ!」

リコはこの先どんな環境に置かれても不遇な扱いを受けることはないだろう。

でも…

トミ子は違うな。

環境によってかなりキャラが変わってしまうタイプだ。

出来ることならまるしーはリコになりたい。

 

>>>『君に愛されて痛かった』52話の解説と感想はコチラ♪

 

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