
この記事には、
『婚約者に「誰だっけ?」と言われたので、このまま知らないフリでいかせて頂きます』
1話のネタバレが含まれます。
婚約者に、
「誰だっけ?」と言われる。
言葉だけを見ると、
冗談や軽いすれ違いのようにも思えるかもしれません。
でも、この場面は、
そんな軽さで受け流せる空気ではありません。
1話の後半、
シェーラは本気で「忘れられた側」として、
その場に立たされます。
「誰だっけ?」の一言で、立場がひっくり返る
グランの「誰だっけ?」は、
言い間違いでも、照れ隠しでもありません。
シェーラは戸惑い、
何も言えないまま立ち尽くします。
その直後、
彼女は突き飛ばされ、床に倒れてしまいます。
この場面で描かれるのは、
言葉だけでなく、
心も身体も一緒に傷つけられる瞬間です。
婚約が壊れた、と誰が見ても分かる流れ
その後、シェーラは、
グランが女性を侍らせている姿を目にします。
ここで彼女の中に残っていた迷いは、
はっきりと断ち切られたように見えます。
1話の終わりで、
シェーラはこう言い放ちます。
「まったく!
知り合いじゃありません」
怒鳴るわけでも、
泣き崩れるわけでもなく、
吹っ切れたような笑顔で告げられるこの一言。
ここで、
二人の婚約関係は、誰が見ても終わったと感じられる場面です。
シェーラの味方でいてくれる人たち
シェーラの親友アンナは、
彼女のことをとても心配しています。
同時に、
シェーラをここまで傷つけたグランに対して、
はっきりと怒りを向けます。
少なくとも、
シェーラが孤立しているわけではないことが、
このやり取りから伝わってきます。
1話ではまだ語られない違和感
ただし、
すべてがここで説明されるわけではありません。
グランは、
本当にシェーラを忘れているのか。
それとも、
何か事情があって「忘れたふり」をしているのか。
その答えは、
1話の中でははっきりしません。
ただ、
違和感だけは確実に残ります。
その違和感が、
2話以降でどう明かされていくのかが、
この物語の続きになります。
