『孤育て~ひとり育児は限界です~』
『孤育て』とは…?
家族や親族の協力が得られず、近所との交流もなく孤立した状態で子育てをしている母親(または父親)のことを指します。
今回紹介する『孤育て~ひとり育児は限界です~』の主人公である専業主婦・光(ひかる)は、まさに”孤育て”の真っただ中にいる母親です。
だんだん育児に非協力的になっていった夫と向き合う子育て中の専業主婦・光の絶望と奮闘を描いた問題作です。
夫の協力がまったく得られずに孤独な育児へと追い詰められていた光が、家族以外に頼れる存在を求めて家政婦を依頼したところ、
その相手が意外な人物であったことからこの物語は大きく動き出します。
本作は、現代の「孤育て」という社会的に重要な問題をリアルに描き出した、共感性の高い内容となっています…。
もくじ
『孤育て』の見どころ
子育て経験のある女性が読んだら、胸がギュッと締め付けられる共感性の高いヒューマンドラマの新連載がスタートしました!
掲載雑誌はこれまで数々の名作を世に送り出してきた『妻プチ』で、
2024年8月8日から、サイト主のまるしーが頻繁に利用している電子コミックサイト『まんが王国』で先行配信が開始されました。
昨今、話題になっている『孤育て』をテーマに、リアルな子育て主婦の苦悩と葛藤を描いたヒューマンストーリーで、
誰にも頼れず、孤独な子育てに悩み苦しむ主人公の専業主婦・光(ひかる)が疲労困憊している様子に胸が締め付けられ、
そんな苦しむ妻に一切の優しさを見せない夫に強い憤りを感じるシーンもたくさんあります。
『孤育て』の見どころはどこなのかと問われれば、リアルで生々しい子育ての現場を赤裸々に描いたドキュメンタリータッチの物語であるという点です。
主人公の光が、夫の心無い言葉に追い詰められていく表情がたまらなく切なくて、悔しくて…。
大塩七華先生
本作の著者・大塩七華先生は、まるしーが初めて作品を拝読する漫画家さんでしたので色々とリサーチさせて頂きました。
そして大塩先生の作品を読んでこなかった自分の過ちを後悔しました。
大塩先生は過去に小学館新人コミック賞で佳作を受賞した経験のある実力派の漫画家で、
これまでにリリースされた先生の代表作には、『マタハラ~オフィスに妊婦は邪魔ですか~』やいじめの代償、結婚の行く末があり、
どちらもメッセージ性の強い大人向けの社会派のヒューマンドラマとして高い評価を受けている作品です。
大塩先生が手がける作品にはダークなテーマやミステリー要素を含んだストーリーが多いのが特徴的で、
さらに登場人物の心理描写や複雑な人間関係を深く掘り下げて描かれているシナリオに定評があります。
今回の『孤育て』も、実に目の付け所が鋭いヒューマン作品で、一瞬たりとも目が離せない緊迫した人間ドラマの面白さに富んでいます。
大人のヒューマンドラマがお好きな方には、かなりおすすめの一作です。
『孤育て 』の無料試し読み♪
↓↓↓コチラ↓↓↓
>>>まんが王国
孤育て【ネタバレ解説】
1話
孤育て……それは終わりのない地獄。頼るものなき母親の叫びは届くのか? 最初は育児に協力的だった夫に、次第に面倒なことを押し付けられるようになった主婦・光。窮余の策で家政婦を依頼することになるが…?
『孤育て』の1話は、先行配信しているコミックシーモアさんで2024年11月7日まで無料公開中です♪
↓こちらから1話が読めます↓
2話
なんで私はひとりなんだろう……。ひとりぼっちの孤独な育児に悩む光。救いを求め家政婦の派遣を依頼するが、やって来たのは元同級生の宮本だった。しかも光が片想いしていた相手で…?
3話
独り育児のリアルを描く問題作! もう“孤育て”に戻りたくない……。育児に非協力的な夫の態度に悩む光は、元同級生の家政夫・宮本の優しさに、縋るような想いで手を伸ばし……?
4話:
「私、ママしながら仕事したい!」 諦めていた復職を目指し、保育園選びを始めた光。独りでは困難だったミッションに、親身になって協力してくれる家政夫・宮本だが、その真意は……?
『孤育て 』の無料試し読み♪
↓↓↓コチラ↓↓↓
>>>まんが王国
感想まとめ
この作品と出会うまで、『孤育て』という言葉を知らなかったサイト主のまるしーです。
夫や親族の協力も得られず、孤立した生活環境で母親が子供を育てている状態は、核家族化と少子化が進む日本社会で生じている深刻な社会問題です。
まさに『孤育て』は適切に表現された言葉です。
眠れない育児で身も心もボロボロになっていく主人公の光が痛々しくて辛かった…。
単純に眠れないということが、どれだけ精神的にも肉体的にも辛いことか!
寝てくれない0歳児の赤ちゃんの寝かしつけで、どれほど多くのお母さんが眠れない日々を過ごしたことでしょう。
本作の主人公・光ママが、寝てほしい時に寝てくれない赤ちゃんの育児に悪戦苦闘するわけですが、
なぜ旦那さんは、家でボロボロになっている妻の体を心配さえしないのでしょう…?
メイクもできず、髪はボサボサで、服の着替えさえままならない妻の疲労困憊する姿を見て、どうして「夕飯できてないの?」とか「昼間なにしてたの?」とか心無い言葉がぽんぽんと出てくるんだろう…?
人としてそれが不思議でならないのです!
夫の役目
一般的に、結婚した女性が直面して辛い思いをする家庭内トラブルは、次の4つに収まると言われています。
- 妻のワンオペ状態
- 夫の不倫
- 嫁姑問題
- ご近所関係のトラブル
この4つの家庭内トラブルを見て、何か気づきませんか?
妻のワンオペも夫の不倫も、嫁姑問題もご近所トラブルも、全て夫がしっかりしていれば発生を避けられる問題なのです。
一見、夫が関係ないと思いがちなご近所トラブルですが、ご近所との付き合いや町内会の問題、子供関連の公園デビュー問題なども、
旦那さんがちゃんと向き合って対処すれば、驚くほど物事はスムーズに運びます。
結局、家庭とは、夫さえ家族を守るという意識があれば、妻はこの4つの悩みを抱えなくて済むものなのです。
だから夫の役目は非常に重要です。
別れる勇気、乗り越える忍耐力
本作に登場する光の夫・栄太は、明らかに人の親になる成熟度を満たしていない学生のように未熟な夫です。
息子を育てているというよりは、ペットと接しているような感覚のお粗末な態度で、妻と子供を養って幸せにするという意識や責任感を一切持ち合わせていないのです。
令和の世の中で夫が妻と子供を養うという考え方がナンセンスだという意見もあるかもしれませんが、栄太の場合はしかりと責任を負わせるべきだと思います。
というか、光のご両親が健在で経済的にも頼れる存在なら、すぐにでも離婚すべきクズ夫です。
まるしーが光の立場なら、どんなに苦労しても、栄太の稼いできたお金で生活したくないと考えるでしょう。
『別れる勇気と乗り越える忍耐力』
どちらの大変な道を選ぶかは光の選択にかかっていますが、人の一生は長そうで意外に短いものです。
愛してもいない、信頼もできない他人と嫌々生活している無駄な時間なんてありません。
「頑張れ…光さん!」
追記
4話の感想
どこから見ても白馬に乗った王子様であり光るにとっての救世主だと思っていた宮本くんに裏の顔あり…?
彼って既婚者だったの…?
それともシングルファーザー…?
「海羽」って宮本くんの娘さん…?
4話のラストシーンが予想外過ぎて興奮しまくりのまるしーでございます(汗)
『まんが王国』で試し読み
今紹介した『孤育て~ひとり育児は限界です~』の試し読みは、先行配信中の『まんが王国』で読むことができます。
サイト主のまるしーがヘビーユーザーとしてお世話になっている『まんが王国』は、豊富なラインナップの作品を取り揃えた人気のオンライン漫画プラットフォームで、
初回登録で無料ポイントがもらえ、試し読み機能も充実しているため、気になる作品を手軽にチェックできますし、
定期的に開催される”キャンペーン”も実にバリエーション豊かで、スマートフォンやタブレットで快適に漫画を楽しみたい方には最適なサービスを提供しています。
特に、会員登録なしで、たくさんのコミックが”無料試し読み”できるのはすごくありがたい!
他のコミックサイトでは読めないレアな作品も数多く扱っていますし、
こういうコスパが最強な電子コミックサービスは是非ともお得に活用したい必須ツールです♪
まずは今回紹介した漫画の試し読みから始めてみてはいかがでしょうか?
『孤育て~ひとり育児は限界です~』の試し読みはコチラ♪
\ 先行配信中です /
上のボタンをクリックすると試し読みページに飛べます…♪