「僕なんて、この課のお荷物ですよね…?」
自分を卑下することで回りからの同情を買い、
まったく努力もしないで愚痴ばかりを言っている”自己卑下男”の苛立たしさ!
そんなクズメン新入社員の教育係に任命されてしまった主人公のOLが、
このあと、彼からそとんでもない迷惑を被ってしまうのだ(汗)
著者:西優木
『クズメン百鬼夜行:どうせ無能な僕なんて…』
1話の解説と感想です♪
”クズメン百鬼夜行”第二弾のクズメンでは、とんでもない”自己卑下男”が登場します!
自分を過剰に大きく見せようとする人間も迷惑な存在だが、
逆に自分を過剰に卑下して回りをドン引きさせる人間もかなり厄介だ(汗)
今回は、自分をとことん卑下しまくった上に、
会社に迷惑をかけたおすとんでもないクズメンのお話です。
こういうタイプの男は、ろくに自分で努力もしないで、
己の境遇ばかりを嘆いて愚痴ってる場合が多い!
なので…今回もタップリと超ド級な”クズメン”ストーリーが拝めそうですよ~♪
全シリーズの解説と感想はコチラ♪
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どうせ無能な僕なんて…【クズメン百鬼夜行】ネタバレ1話|出た…自己卑下男!
出た…自己卑下男!
主人公のOL・松井聡美(まついさとみ)29歳は、
昨年まで社内でトップクラスの営業社員として活躍していたが、
結婚を機に営業事務へと部署移動して、そのあとは新入社員の教育係を兼任する頼れるお姉さん的存在だ。
そんな彼女が上司から頼まれて、親友社員の後田灰司(うしろだはいじ)というクズメンの教育係に任命された。
ここからとんでもない二人の社内バトルが勃発してゆくのです。
さて…
この後田という男。その名前の通りに後ろ向きでネガティブ志向な男で、
日ごろから常に、
「どうせ無能な僕なんて…」
と…超悲観的な言葉を連発するようなダメ新入社員で、
これまで彼に関わってきた先輩社員たちは、まったく仕事ができなくて、
そのうえ悲観的な言葉を繰り返す彼の社員教育に大変苦労してきました(汗)
そして今日もまた、彼は仕事で簡単なミスをして、悲観的なセリフを連発していたのです。
{出た…自己卑下男!}
そんな彼の教育係に指名されてしまった聡美は、なんとか彼を一人前の営業マンに育て上げようと、
最新の注意を払いながら仕事のサポートしてゆくのですが、
とにかくまだ基本的な仕事のスキルが身についていない後田はミスばかりを繰り返すのです(汗)
しかし・・・
そんな彼を我慢強く親切に指導してサポートを続ける聡美。
でも…
相変わらず後田は悲観的な言葉を並べ立てるクセがまったく直らない。
「絶対僕なんてこの課のお荷物ですよね」
「ずっとミスばかりでみんなに迷惑かけたし…やっぱり僕なんて…」
と…とにかく彼の口から出てくる言葉は悲観的なセリフばかりで、
さすがの聡美も彼にどうやって仕事を教えてゆけばいいのか考え込んでしまうのです(汗)
「無駄ですよ!」
この日も、新たに自分が担当する取引先への挨拶メールを送信し忘れた後田は、
聡美から優しく注意されて、営業のいろはをレクチャーされるも、
「僕がメールしたって意味ないですよ」
と…訳の分からない悲観的な言い訳を繰り返して、
自分の努力が足りていないことをちゃんと認めようとはせず、
ただただ「自分なんて…」と、後ろ向きな発言を繰り返すばかりで、
一向に前向きな姿勢で仕事をする態度になってはくれない。
それでも…聡美は我慢して繰り返しポジティブなアドバイスを彼に発信し続ける。
そんなネガティブとポジティブな発言のラリーが繰り返される毎日だ。
「無駄ですよ!」
「いや…大丈夫よ♪あなたならできる!」
根気よく続けられる聡美の後田への社員教育だったが、
しまいには後田の常軌を逸するマイナス思考に引きずられて、
「マイナス×マイナスはプラスになる♪」
とか…訳の分からないアドバイスをして、自分でもどうやって彼を導いていけばいいのか、
段々と訳が分からなくなってしまうのです…(汗)
そんなある日のことでした。
後田がある先輩の社員から、聡美に関する”ある情報”を耳にしたことで、
その後、事態はとんでもない方向へ進んでしまうのです!
モンスターなネガティブ志向
後田がとある先輩社員から聞いた話とは、
去年まで聡美がバリバリの”営業ウーマン”だったという話でした。
これまで後田はてっきり聡美はただの事務員だと思っていたのです。
それが去年までやり手の営業社員だったと知った途端、
なぜか彼の聡美に対する怒りが沸き上がってきたのです(汗)
えっ!?なぜ!?
彼の歪んだ思考はこうだ。
会社でも花形の部署である営業という仕事は、とても厳しくて辛い。
そんなポジションから事務の仕事に移動した聡美は、
後田の考えだと、辛い仕事から”逃げた”という解釈になったのだ。
意味が分からない(汗)
聡美が結婚したことなどは全く考慮に入れることなく、
ただただ大変な職種から逃げ出した女。
それが聡美だと。
そんな後田の思考は、そこからどんどんと歪んだ方向に転嫁してゆく。
「女なんてキツい仕事が嫌になったらのんびり事務でもやってりゃいいもんな」
「どうせ彼女の営業だって、色気を振りまいて取ってただけだろ」
と…訳の分からない被害妄想の果てに、聡美に対する暴言を独り言で繰り返す後田であった(汗)
そこからさらに彼の悲観的かつ批判的な発言は続き、
そんな営業職から逃げ出した聡美が自分の教育係だということが、
まったく自分が会社から期待されていない人間だということに繋がってしまうのです(汗)
これはもう救いようのないモンスターなネガティブ志向である。
しかも…
またタイミングが悪いことに、後田が聡美を誹謗中傷して独り言をつぶやいている現場に、
なんと…偶然聡美が出くわしてしまったのです!
ここから聡美と後田の関係性が大きく変化してゆきます・・・
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1話の感想
「二人目のクズメンもかなり屈折したヤバい奴だ!」
ついに配信された『クズメン百鬼夜行』のシリーズ第二弾ですが、
今度のクズメンは、超マイナス思考な男でした!
「確かにこの手のタイプってどこにでもいますよね。」
ただ・・・
こういう自分を卑下して回りからの同情を買うような人間は、男女問わず時々見かけます。
「俺なんて…」
「私なんて…」
と…言って常にネガティブな発言をして、周りからのフォロー待ちしてるような困ったちゃん。
「こういう人たちの相手ってすごく疲れるんです(汗)」
でも…
この手のタイプの人間って、サイト主のまるしーは二通り存在すると思っています。
一つは本当に自分に自信がもてない純粋なネガティブ志向の人間と、
本当はそう思っていないのに、わざと自分を卑下することで、楽なポジションにつこうとする人間です。
どちらも関わりたくないタイプの人間であることには変わりないんですが、
とくにまるしーは後者の人間がたまらなくムカつきます。
「出来るのにできないフリをして他人を利用する」
過去にそういう知人から利用されて散々な目に遭いました(汗)
学生時代にも被害に遭ったし、最近では自治会の活動でも被害に遭いました。
ちょっとしたことなんですが、自分はスマホの扱いが苦手だからと言って、
自治会のLINEにも入らない。
だから役員同士の連絡事項が伝わらなくて、結局まるしーたちがその仕事をやらされる羽目になる(汗)
電話をかけてもいつだって留守電だし、直接訪問してもいつだって留守だ!
でも…
「たぶん居留守だということは分かっている」
みんなが平等に負担してする自治会の役割なのに、
「仕事が…」とか「体が…」とか「プライベートな用事が…」
とか、何かと悲観的な理由を連発して、本来やるべきことを回避しちゃう迷惑な奴。
今回のクズメン・後田を見てそういう迷惑な人たちを思い出しました(汗)
どちらかというと、前回登場した”クズメン堀畑”よりも、まるしーはこの後田の方が嫌いだ!
今回の『どうせ無能な僕なんて…』の著者は西優木 先生ですが、
さすがに『SNSの女シリーズ』の漫画家さんだけあって、
「いいツボを心得てますね♪」
すごくイライラさせられて今シリーズも面白いです!
次の展開が非常に楽しみだ♪
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『クズメン百鬼夜行』は、
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このコミックサイトはサイト主のまるしーもよく利用するお店で、
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