今度は夫と娘のすれ違い!
”ママ”を卒業したことで娘のコトミとはいい母娘関係になれたが、
一方で保とコトミの関係が今までにない最悪な状況となり、
恭子なりに協力して父娘関係の修復にとりかかるが・・・
『ママ、やめます~余命一年の決断~』
4話の解説と感想です♪
母娘で合作した洋服が出来上がって、コトミは大喜びですが、
あの”カレー事件”から、コトミと保の関係はいまだ険悪な状態が続いていた。
そんな中、保が苦し紛れの口実を作って、なんとかコトミとの仲を修復しようとします。
改めて自らの妻への想いに気づいた保は、懸命に恭子へ愛情を向けてゆくが、
保が必死で恭子との関係を修復しようとする行動が、
逆に恭子の病気のことを考えないようにしていたコトミの琴線に触れて・・・
今回のエピソードは、後半かなり切ない展開になってしまいます(汗)
3話の解説と感想はコチラ♪
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ママ、やめます【ネタバレ4話】娘の服を作りたい!
娘の服を作りたい!
恭子が昔から夢に描いていた「娘の服を作りたい!」という願望がついに現実のモノとなった!
コトミと一緒にデザインした洋服がついに完成したのです。
その仕上がりはまさにプロが作ったものと寸分たがわぬ仕上がりで、
改めてコトミは母の偉大さに感動し、ますます母娘の絆は深まってゆくのですが、
その一方で、先日の”カレー事件”から、保とコトミの父娘関係はずっと冷め切ったままだった(汗)
なんとか保がコトミに謝罪して歩み寄ろうとするが、
コトミは未だに保のことを許さな態度を続けている。
そんな中、恭子は、数十年ぶりにまた関係が復活した親友の朋絵に、
電話で面白おかしく父娘の険悪な状態を話していたのですが、
ふと、朋絵から、
「今後のことを考えたらそうも笑ってられないんじゃないの?」
と指摘され、
自分でもつい忘れていた「余命一年」という残された命の期限に気づかされる。
ちょうどそんなタイミングで、保が仕事で有休をとり、
夫婦連れだって病院に行き、担当医から恭子の体の現状を詳しく聞き、
今後の過ごし方について話し合いました。
ただ・・・
この時点でもまだ恭子のはっきりした病名は本編の中では公開されていません・・・
あんなのウソだもん…
恭子が作った洋服を着て、コトミが親友のまーちゃんたちと遊びに行く当日。
なんとかして待ち合わせの場所まで車でコトミを送って行きたい保は、
「ママとデートするついでだから」という咄嗟の口実を作って、
強引に親子3人のドライブへと持ち込みます。
そしてその途中、気を利かせた恭子が車から降りて、
デート前の買い物したいからと、これまた嘘の口実を作って、
保とコトミを二人きりで話をさせる時間を演出しました。
すると、保はこの時とばかりにコトミに自分の思いを伝え始めます。
それは…
妻である恭子への思いと、これからもずっと仲良しな家族でいたいという切なる思いだった。
そんな保の真剣な話を聞いて、コトミはどういう反応をしたのかというと、
父への怒りはなくなったのですが、逆に母がいなくなってしまうという恐怖心が募り、
ほぼ忘れかけていた母の病気のことを改めて思い出す結果へと繋がってしまったのです。
それは…
父と仲たがいしているときよりもずっとコトミの中では苦しい感情でした(汗)
{あんなのウソだもん…}
あの日、母が言った「余命一年」という言葉を心にお中で打ち消そうとしているコトミは、
それから友人たちと会って遊んでいても、まったく心ここにあらずな時間を過ごしていた。
しかも…
次第に自分の前から”母がいなくなる”という悲しみに耐えられない感情が込み上げてきたコトミは、
みんなとカフェで女子トークの真っ最中にトツゼン店から飛び出していったのです・・・
私も…一緒にいたい…
コトミが店を飛び出していったその同じころ、
恭子と保は数十年ぶりに夫婦で映画を観てデートの真っ最中だった。
まるで恋人同士だった頃の新鮮な関係に戻った二人は、
今までにないほどの充実した時間を夫婦で共有していたのです。
しかし・・・
そんな中、コトミの親友であるまーちゃんの母親から、
コトミが行方不明になったと連絡を受けて、甘い夫婦の時間は強制終了となり、
保と恭子はいなくなったコトミの捜索に向かいます。
二人が現場に駆け付けたその数十分後、
保が無事にコトミを発見して、恭子もコトミのもとへ駆けつけます。
すると・・・
恭子の姿を見たコトミは、母親の体に強くしがみつき、
「余命一年なんて言ったの…ウソだよね…?」
「ママをやめたいから言った…冗談なんだよね…?」
と…涙を流しながら恭子に訴えかけたのです。
そんな娘の問いかけになにも答えられない恭子。
すると…
そこからさらにコトミの感情は大きく高ぶってゆき、
髪を振り乱して号泣しながら母がこの世からいなくなることへの悲しみを叫んだ!
取り乱して泣きわめくコトミを目の当たりにした瞬間…
恭子は大粒の涙を流しながら、
「私も…一緒にいたい…」
と…これまでずっと心の中にしまっていた死への恐怖を口に出したのです・・・
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4話の感想
4話の前半は、明るいムードで物語が進行していたのですが、
後半で一気にシリアスで重苦しい雰囲気になりましたね(汗)
実際、恭子の体は「余命一年」という命の期限を宣告されたほど、
絶望的な状態なんですから当たり前の流れなんだろうけど、
やはり、現実を直視した時点でこういう重いムードは避けられなくなってしまいますね。
そんな中で、
サイト主のまるしーがひとつ気になっているのが、
「未だに恭子の病名が作品の中で公開されていないことです(汗)」
彼女は恐らく「ガン」なんだろうという想像だけで読み進めているのですが、
実際のところはまだわからない。
今回、初めて夫の保が恭子と一緒に病院で医師の話を聞いていましたが、
具体的になにか特別な治療を始めたようには見えないので、
やはり手の施しようがないほど恭子の病状は進行してるのでしょうか?
「すごく気になるところだ」
それに・・・
夫の保が車の中で娘のコトミに語り掛けたときの言葉が実にもどかしい内容で、
まだ恭子の命が助かる見込みがあるのか無いのかが分からない微妙な言い回しでした。
「これは実に巧妙な演出だ(笑)」
なので・・・
今の時点では、本当に恭子が一年後に死んでしまうのか、それとも病気を克服するのかがまったく見えてこない。
だから読者としては、まだ恭子が亡くなる前提でストーリーを追いかけてゆかなくてはいけないのだ。
1話からのポップでパワフルな内容だったら楽しみながら読み進めていけるんだけど、
4話の後半みたいなムードでこれから物語が進行してゆくのならちょっと辛いな(汗)
結局…ママを卒業して、自分がやりたいことをし始めた恭子が求めた自分らしさとは、
「やっぱり家族との幸せな時間を過ごすことになるのか?」
それは恭子にしか分からないことなんだろうけど、
このまま彼女が家族との切ない時間を刻んでゆく展開なら、あまり見たくないし、
ましてや他の作品にもあるような壮絶な闘病生活も見たくない。
彼女がやりたいことをやってるうちに、病気が治っていたというオチが、
この作品の世界にはぴったりくるのですが、
どうしても「余命」系の作品には涙がつきものであり、
今回は初めてこの作品にも”涙”が出てきちゃいました。
なんとかここから明るいパワフルな方向に戻って欲しいな~
「お涙なしの展開に!」
それはかなり難しいシナリオになるでしょうが、
著者の咲間先生には、そこにチャレンジしてほしい。
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