身分差に終わった恋を、今さらですが。ネタバレ|ギルベルトはなぜ正体を暴かないのか

当ページのリンクには広告が含まれています。
  • URLをコピーしました!
『身分差に終わった恋を、今さらですが。』表紙画像

『身分差に終わった恋を、今さらですが。』は、“死んだはずの王女”を最初から見抜いていた騎士・ギルベルトの執着が、本格的に動き始める作品です。

現在は6話まで配信中。

2話の
「私が彼女を見間違えるはずないだろう」
で、“最初から気づいていた”ことが確定。

さらに3話では、ギルベルトがオリヴィアとの暮らしを想定していたような“理想の家”まで登場します。

ここから作品の空気が完全に変わります。

ただ助けるのではなく、
静かに逃げ道を塞いでいくような距離感がかなり独特です。

この記事では、1話〜最新6話までのネタバレと、ギルベルトがどこまでオリヴィアを想っていたのかを整理します。

ギルベルトが“最初から見抜いていた瞬間”を確認する

目次

ギルベルトはなぜ正体を暴かないのか|1話〜6話ネタバレ

1話|ギルベルトは最初から気づいている

王女オリヴィアは、隣国の王太子ルシウスとの政略結婚後、愛されることなく10年を過ごします。

ルシウスは女癖が悪く、愛人同士の騒動に巻き込まれたオリヴィアは、式典中に刺されて濁流へ転落しました。

しかし奇跡的に生還。

オリヴィアは“死んだこと”にして、「アン」という別人として平民生活を始めます。

そして酒場で働き始めた彼女の前に現れたのが、かつて護衛騎士だったギルベルトです。

ギルベルトは無表情のまま、
「亡き王女そっくりだ」と口にします。

ただ、この時点ですでに違和感があります。

“似ている娘を見た反応”ではありません。

まるで最初から、
本人だと分かったうえで確認しているような視線です。

2話|ギルベルトは正体を暴かず囲い始める

オリヴィアは正体を隠そうとします。

しかしギルベルトは、
会話の中で自然に反応を誘い、少しずつ確信を深めていきます。

しかも彼は、
“王女に似た娘は危険だから”という理由で、自分の家へ来るよう提案しました。

かなり不自然です。

ただ保護したいだけなら、
ここまで自分の生活圏へ引き入れる必要がありません。

さらに回想では、
結婚前からギルベルトがオリヴィアへ想いを抱いていたことも描かれます。

そして2話ラスト。

部下から、
「あの酒場の娘は本当に王女だったのか」と冗談めかして聞かれたギルベルトは、
聞き取れないほど小さな声で呟きます。

「私が彼女を見間違えるはずないだろう」と。

つまり彼は、
最初から全部わかっています。

ここで、この作品の空気が一気に変わります。

“偶然の再会”ではなく、
オリヴィアを静かに逃がさない話へ変わる瞬間です。

3話|オリヴィアのために用意された家

結局オリヴィアはギルベルト邸へ連れて行かれます。

しかもその家は、オリヴィアが昔好きだった小説に出てくる“赤い屋根の家”そのものでした。

細部まで理想通りです。

偶然では済みません。

ギルベルトが、“オリヴィアと暮らす未来”を想定して作ったようにしか見えません。

ここかなり怖いです。

オリヴィア自身も、この家を見て強く動揺します。

4話ネタバレ|ギルベルトだけが“あの日”から止まっている

ギルベルト邸での生活が始まります。

ただ、この共同生活はかなり不安定です。

オリヴィアは正体を隠そうとするたびに、
逆に“王女らしさ”を出してしまいます。

しかもギルベルトは、
その違和感を全部見逃しません。

夜になると天気が崩れ、
大雨と雷が鳴り始めます。

するとギルベルトは、
すぐにオリヴィアの部屋へ向かいました。

オリヴィアが刺され、
濁流へ流された日も同じ天気だったからです。

つまりギルベルトだけが、
今も“あの日”から抜け出せていません。

ここで空気がかなり重くなります。

ただ助けたいのではなく、
“二度と失いたくない”感情が見え始めます。

そしてラストでは、
オリヴィアの従妹・ヴィラがギルベルト邸へ現れます。

5話|オリヴィアが隠しきれず“王女”に戻る

ヴィラは、
ギルベルトが“オリヴィアに似た使用人”を雇ったと聞き、直接確認しに来ます。

しかも彼女は、
次期王妃候補としてギルベルトを自分の護衛へ引き入れようとしていました。

ただ、ギルベルトは明らかに不服そうです。

その態度に腹を立てたヴィラは、
持っていた扇でギルベルトを叩きます。

ここでオリヴィアがつい反応してしまいました。

ヴィラへ、
お茶を頭から浴びせます。

かなり危険な行動です。

平民の使用人なら、
絶対にできません。

だからこの瞬間、
ヴィラ側もほぼ確信したように見えます。

“アン”ではなく、
本物のオリヴィアなのだと。

ここかなり重要です。

オリヴィアは正体を隠しているはずなのに、
ギルベルトが傷つけられた瞬間だけ、
無意識に“王女としての反応”をしてしまいます。

6話|ギルベルトが“オリヴィアへの想い”を隠しきれなくなる

ヴィラを帰したあと、
ギルベルトはオリヴィアを叱ります。

使用人が主人の客人へお茶を浴びせるなど、本来なら即追放でもおかしくありません。

それでもギルベルトは、
オリヴィアを手放しません。

そのあとオリヴィアは、
平民から準男爵にまで上り詰めたギルベルトを素直に尊敬していると伝えます。

「相当な努力をなさったのでしょう?」

この言葉にギルベルトの表情が少し揺れます。

ここかなり良いです。

ずっと感情を抑えていたギルベルトが、
初めて“報われた側”の反応を見せます。

さらに彼は、
「私の命に替えても君を守る」と口にしました。

もちろん表向きは、
“アン”へ向けた言葉です。

ただ実際は違います。

ギルベルトは最初から、
オリヴィアへ向かって話しています。

だからこそ怖いです。

正体を暴かないまま、
ずっと“本物のオリヴィア”として扱い続けています。

ネタバレ前に判断したい人はこちらの記事へ

3話の“理想の家”がかなり怖い

3話で、ギルベルトの私邸が登場します。

ただの家ではありません。

そこは、昔オリヴィアが好きだった小説に出てくる“赤い屋根の家”そのものでした。

家具や雰囲気まで含めて、明らかにオリヴィア好みに寄せられています。

つまりギルベルトは、かなり前から“オリヴィアと暮らす場所”を用意していたように見えます。

しかも怖いのは、本人に一度も気持ちを伝えていないことです。

だから2話の
「私が彼女を見間違えるはずないだろう」
が一気に重くなります。

ここから、ギルベルトの見え方がかなり変わります。

“一途な騎士”なのか、
“静かに囲い込んでくる男”なのかでかなり印象が分かれます。

ギルベルトは“助けたい”だけでは止まっていない

6話まで読むと、ギルベルトは単なる“初恋を引きずる騎士”ではありません。

最初から、オリヴィア本人だと気づいています。

それでも正体を暴きません。

ただ静かに、
オリヴィアが戻る場所だけを用意しています。

特に怖いのは、無理やり近づこうとしないところです。

家も、距離感も、守り方も、
全部“オリヴィア自身が離れられなくなる形”を選んでいます。

だから優しく見えるのに、
少しずつ逃げ道だけが消えていきます。

ここかなり独特です。

しかも怖いのは、ギルベルト本人には“囲い込んでいる感覚”がほとんどないことです。

気づけば、オリヴィアが逃げにくい環境だけが自然に完成しています。

だからこの作品、
「ずっと想い続けていた一途な騎士」に見えるか、
「静かに逃げ道を塞いでくる男」に見えるかでかなり印象が変わります。

この作品は、ただの再会ものではありません。

“もう二度と失いたくない男”が、
正体を暴かないまま距離を詰め続ける話です。

2話の一言で、この作品はかなり怖くなる

1話時点では、まだ“死んだことになった王女の再出発”です。

ただ2話で、ギルベルトが
「私が彼女を見間違えるはずないだろう」
と言った瞬間、作品の空気が完全に変わります。

ここで初めて、
“似ている別人”として接していないことが確定します。

しかもギルベルトは、正体を暴きません。

ただ静かに、オリヴィアが戻る場所だけを用意しています。

だから安心感より先に、
「この人はどこまで分かっている?」という怖さが残ります。

さらに3話の“理想の家”まで行くと、ギルベルトの重さがかなりはっきり見え始めます。

ルシウスが驚くほど“夫”として機能していない

この作品、ルシウスがかなり弱いです。

王太子ではありますが、“夫”としては最初からほぼ機能していません。

女癖が悪く、愛人同士の揉め事にオリヴィアが巻き込まれ、結果的に“死んだこと”になります。

しかも10年間、まともな夫婦関係も築けていません。

だから読者側も、かなり早い段階で“もう終わっている関係”として見始めます。

その状態でギルベルトが現れるので、余計に差が極端です。

守れなかった夫と、最初から見抜いていた騎士。

この対比が、この作品のかなり大きな軸になっています。

7話以降は、オリヴィアが“戻ってしまう”のかが焦点になる

6話時点でも、ギルベルトはまだ決定的に気持ちを伝えていません。

ただ、オリヴィア側は少しずつ“安心してしまっている”空気があります。

本来なら、死んだことにして自由になったはずでした。

それなのに今は、ギルベルトが用意した場所へ自然に戻り始めています。

だから7話以降は、ギルベルトがどう動くかより、“オリヴィア自身が離れられなくなるのか”がかなり重要になりそうです。

この作品は、急激に恋愛が進むというより、“戻れない距離感”が静かに完成していくタイプの作品です。

身分差に終わった恋を、今さらですが。はどこで読める?

『身分差に終わった恋を、今さらですが。』はコミックシーモアで先行配信中です。

現在は2話無料で、
ギルベルトが“最初から気づいていた”ところまで読めます。

ただ、この作品の怖さはそこからです。

気づいているのに暴かない。

追い詰めるのではなく、
オリヴィアが戻ってくる環境だけを静かに整えていきます。

ここで、
「一途で切ない」と感じるか、
「かなり重い」と感じるかで印象がかなり変わります。

この空気は、
実際に読んだ方が早いです。

  • URLをコピーしました!
目次