『身代わり聖女は猛毒皇帝と最高のつがいを目指します!』
10話の解説と感想です♪
ルイの妹・ヒナからルイが暗所と閉所が苦手だと聞いていたナシラは、
暗くて狭い物置きにルイを監禁してどこかえ行ってしまった。
同じ頃…アリスタルフとラサラスはと合流したメイメイは、
自らの魔法で作り出した捜索鳥でアリスタルフをルイの救出に向かわせました。
自身の愚かな行動によってとんでもない窮地に陥ったルイは、
倉庫の高い位置にあるたった一つの小窓が硬くてなかなか脱出できない・・・
なんだか大変な騒動になってまいりました…(汗)
「騒動はなんとか収まったものの、やっぱりサビクは危険な人物だった…」
9話の解説と感想はコチラです♪
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【ネタバレ10話】身代わり聖女は猛毒皇帝と最高のつがいを目指します!|ルイの未知な潜在能力!
暗所と閉所
ルイの妹・ヒナからルイは暗所と閉所が苦手だと聞いていたナシラは、
ルイを真っ暗な狭い倉庫に閉じ込めてどこかえ行ってしまいました。
メイメイの捜索かな…?
その頃…
アリスタルフとラサラスと無事に合流できたメイメイは、
自らの魔法でルイが捕まっている場所まで案内してくれる鳥を放ち、
アリスタルフにルイの救出をお願いしました。
一方…
暗闇の倉庫に閉じ込められたルイは何とか脱出を試みようとしていたのですが、
倉庫内に唯一ある窓の位置は高く、おまけにそのドアは硬くてほんのわずかしか開かない。
そのうち通りすがりの獣人が人間の姿に戻ったルイの匂いを嗅ぎつけて、
倉庫のカギを開けて中へ侵入してきたのです(汗)
思わぬ形で倉庫の扉を開くことができたルイでしたが、
それと同時に二人の質が悪い獣人から襲われる危険に迫られたのです。
万事休す!まさかここでナシラ以外の者たちからの標的になってしまうとは…(汗)
ルイの未知な潜在能力
一人の獣人がルイの身体に手をかけようとしたその瞬間でした。
そこへタイミングよくルイを助けに来たアリスタルフが、
あっという間に二人の獣人をやっつけてしまいました。
こうしてなんとか無傷でアリスタルフに救出されたルイは、そこから反省しきりだった(汗)
自分の軽率な行動のせいでアリスタルフたちに多大な迷惑をかけてしまったのです。
だが…落ち込んで今にも泣くそうになっているルイを強く抱きしめたアリスタルフは、
「無事ならいい…」
と…まったく叱ることなく優しい言葉をルイにかけたのです。
この瞬間…
ルイの瞳から我慢していた涙が一気にこぼれ落ちました。
感動的なシーンだ。
だがしかし…
まだ今回の騒動は終結してはいませんでした。
トツゼン抱き合う二人に向かって火の玉のような光る物体が飛んできました(汗)
もちろん攻撃してきたのはナシラです。
そこから問答無用な二人の激しい死闘が繰り広げられるのですが、
お互いに強力な魔法を打ち合っての闘いは今にも町一つを破壊しそうなほどの凄まじい破壊力で、
そんな二人の争いを一瞬で止めたのが、何を隠そうルイでした。
えっ…!?
どうやって…?
それは本人さえも知らないルイの未知な潜在能力の開花によって為されたのです。
さて…何が起こった…?
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10話の感想
初登場した時からすでに怪しい匂いをプンプンさせていましたけど、
やっぱり5番目の兄・サビクはかなり”要注意”の人物でした。
しかも…
ナシラのスパイだと思っていた王宮に仕える侍女は、サビクの配下だったんです。
表面上は至って平和主義で虫も殺さない温厚なキャラを装ってはいますが、
ある意味でサビクが一番アリスタルフにとって一番危険な存在なのかもしれない(汗)
さらに…
今回の騒動でルイが五宝の華玉の持ち主としてふさわしいことが証明されたことで、
よりサビクの動きが怪しくなってくるはずだ。
なぜならルイは五宝の華玉の祥優者として恐ろしいまでのパワーを手に入れたことになるわけで、
そんな貴重な人物であるルイをサビクが欲しがるのは当然のことだろう。
恐らくサビクとしては以前からずっと五宝の華玉を手元に置いて、
それを使いこなせる人物が現れるのを待っていたのではないでしょうか?
この10話のラストページで見せたサビクの獲物を捕らえるような鋭い眼光は、
アリスタルフからルイを奪おうと考えているとしか思えない薄気味悪いものでした。
アリスタルフにとって最も危険な敵はほんのすぐ近くにいたわけだ(汗)
そして…
今回でアリスタルフもルイに秘められた”資質”についてなんらかの確信をいだいたようです。
これからは以前より厳重にルイの身の回りを警戒しないといけないだろうし、
本当ならルイにこの段階ですべてを話聞かせた方がいいのでしょう。
口数が少なく普段は無駄話など一切しないアリスタルフですが、
果たしてどこまでルイに迫るであろう危険な状況と、
これからの心構えをちゃんと説明することができるのか?
だが…ルイの置かれている立場を一体どこまで正確に伝えた方がいいのか?
ある意味で全ての事情を知ることはルイに対して大きな責任と義務を背負わせるこにもなってしまうのです。
今のルイにそんな重責を担わせることはあまりにも酷なことかもしれない。
しかし…おびただしい数の兄弟たちが、それぞれの野望を抱いてアリスタルフの地位を狙っているのです。
今のイグナガルド帝国はまったく一枚岩ではありません。
今回の騒動でナシラは容赦なくアリスタルフに対してマジ攻撃を仕掛けてきました。
彼は本気で皇帝の立場をアリスタルフから奪取するつもりなのでしょう。
あのままルイが二人の死闘を止めなければ、きっとどちらかが打倒されてしまっていたはずだ。
こんな状況だと現在のイグナガルド帝国はいまだに激しい跡目争いの真っただ中にあると考えられます。
まぁ~兄弟が17人もいて派閥が三つもあれば、
例え正式に跡目が引き継がれたとしても、反目していた兄弟たちがみんな納得するとは思えません。
アリスタルフとすれば一時も気を抜くことができない国家運営ということになりますね。
そのためにもルイは一刻も早くアリスタルフを支えられる皇妃にならなければならない。
すごく良かったのは、ルイが五宝の華玉の継承者として認められたことだ。
「これはルイのは大ファインプレーでした♪」
ただ、不思議なのは…
毒耐性の能力しか持っていないはずのルイがどうして五宝の華玉の継承者として認めたのかです。
まさか…
まだルイにはまだ秘められた”潜在能力”が存在しているのでしょうか?
「ますます面白くなってきました♪」
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