最上紳士(もがみしんじ)は常に紳士であることを心がけた。
その結果…事故の危険に直面した少女の命を救ってこの世を去る。
しかし・・・
自ら神と名乗る美しい少年のちょっとしたお遊び感覚で、
とんでもなくクズな公爵家の跡取り息子の人生に転生させられた!
これより…誰よりも紳士でハンサムな精神を持つトップ営業マンが、
見たこともない愛とパワーと感動の異世界ファンタジーを読者に見せてくれるようです。
著者:洸夜 / なたがわせ / アンブル編集部
『最上紳士、異世界貴族として二度目の人生を歩む』
1話の解説と感想はコチラ♪
いま異世界ファンタジーの扉は開かれた!
ひょんな流れから異世界で死にかけている公爵家のボンクラな長男に転生した主人公の最上紳士(40歳)
自分の正義を全うして命を失ったことでこの世の人生に悔いはなかったが、
あまりにも紳士すぎる最上の人柄に神様が遊び心を発動させた!
かくして、誰もが落ちこぼれのバカ息子となじった公爵家の長男になった主人公のハンサム紳士・最上は、
ここまでは最低だった長男の人生を実りある一生に変えることができるのだろうか?
「1話から驚きの展開が待っております♪」
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もくじ
最上紳士、異世界貴族として二度目の人生を歩む【ネタバレ1話】神様のお遊び!
神様のお遊び
主人公の最上紳士(もがみしんじ)は、会社では入社してからずっと営業成績トップの優秀な営業マンです。
年齢は40歳でとにかく誰よりも紳士的でハンサムな精神を持つナイスガイな男性でした。
そんな彼がある日営業の外回りに出ていると、
交差点で一人の幼い少女がトラックに轢かれそうになっていたのです。
誰よりも紳士的である最上は頭で考えるよりも先に体が動いてその少女を助けました。
幸いにも少女の命は助かったが、最上自身はトラックに轢かれて命を落としてしまうのです。
あっさりと主人公が死んだ。
霊となった最上がその場でたたずんでいると、自分を”神”だと名乗る少年が登場して、
最上はその神といくつかの対話をしたのです。
すると神は驚きました。
自分が死んだ事実よりも、助けた少女のことを心配している最上のあまりにも紳士な言動に・・・
それから最上に何を聞いてもハンサムな答えしか返ってこないことに何度も驚かされ、
ついに最上は神からこのまま死なせておくにはもったいない人間だと思わせてしまうのです。
さらに…
最上が命を懸けて助けた少女は最初から死ぬ運命になく、
最上が何もしなければトラックの運転手が死んでいたことを聞いても特に動揺する様子もみせない。
見上げた紳士っぷり!
そこで神は、本来死ななくてよい命を惜しくも無駄にしてしまった最上を異世界の人間の人生に転生させることで、
最上をもう一度生かそうと考えました。
これは完全に”神様のお遊び”だ。
少し考えた末に神が選んだのは、ある異世界の公爵家の長男として生まれ、
わずか14歳にして己の不規則、放漫な生活態度がたたって、
その挙句に大病を患い、今はベットで死にかけている少年の肉体でした。
最上は神から軽い説明を受けてその公爵家の長男の肉体に魂を転生されました。
実に軽いノリで(笑)
ここから誰よりも紳士的で勇敢な最上紳士の愛と感動の異世界ファンタジーがスタートします♪
アデル・フォン・ヴァインベルガー
見たこともない風景の中で目を覚ました最上は、
神様から話を聞いた通りに醜く太った公爵家の長男・アデル・フォン・ヴァインベルガーという14歳の少年になっていました。
彼には神と対話した記憶はちゃんと残っている。
やはり本当に最上紳士は異世界の少年に転生したのだ。
本来ならば自分のそんな状況に狼狽えまくった末に、かなりジタバタするシーンが続くはずだが、
誰よりも紳士的で心がハンサムな最上は全く狼狽えることなく、
これまで最上紳士として生きてきた彼の人格そのままで今の自分であるアデルを生き始めたのです。
それにビックリしたのは周りの人間たちである。
まずもってこれまでずっとアデルの世話係をしていた初老の執事・ルートヴィッヒは、
突然あまりにも紳士的な振る舞いをするようになったアデルに腰を抜かすほど驚いてしまいます。
これまでのアデル少年はとんでもないバカ息子で、
公爵家の跡継ぎであるにもかかわらず一切の努力を怠り、
ただただわがまま放題で自堕落な生活を送ってきたのです。
そのことは何十人もいる使用人たちのアデルを見る蔑んだ表情ですぐに察することができた。
みんな苦虫を嚙みつぶしたような表情でアデルを見ているのです。
さて…
そんなとんでもないクズ少年の肉体に転生した最上に訪れた最初の大イベントは婚約破棄騒動でした。
婚約破棄
アデルになった最上は、その日ちょうど自宅訪問中だった婚約者のリーゼロッテ嬢から、
気持ちいいくらいボロボロに罵倒されて”婚約破棄”を言い渡されます。
とても美しい少女だが、第一王女という肩書に見合った気の強い口調はさすがだった。
これぞ貴族のお嬢様という感じ。
ただ…クズ過ぎたこれまでのアデルを知っている最上は、
リーゼロッテからの罵倒に一言も反論することなく潔く婚約破棄を受け入れ、
さらに…
破棄後もリーゼロッテが変な醜聞に晒されることがないように、
アデル側から婚約を破棄する不義理な形をとってリーゼロッテの名誉を守りました。
この時点でアデルはいくつもの紳士的な振る舞いをとっているのですが、
それは彼が大病をして性格が180度変わったように思わせている。
さて…
もはやその評判は地に落ちている公爵家の長男・アデルの本格的な人生設計はココからがスタートだ。
アデルの宣言
アデルは今から3か月後に迫った聖ケテル学園への入学準備のために、大掛かりな自分改革にとりかかりました。
(ココからは最上のことをアデルで表現してゆきます。)
アデルが入学する予定になっている寄宿学校は、
異能の力を伸ばすことに特化した学校らしく、(要するに魔法学校だ。)特殊な学校だ。
ホグワーズみたいな・・・
そのために体力的にも知識的にも、授業に耐えうる基礎準備をしておかなければいけない。
これから昼夜問わずその肉体づくりや勉強に全精力を注ぎこむことになるのです。
差し当たりまずアデルがやったことは、周りの人間たちに宣言することでした。
彼は執事のルートヴィッヒに頼んで、屋敷で働いている30人ほどの使用人を集め、
彼らの前でこれまでの自分の愚かな振る舞いを深く反省して謝罪しました。
そして、そんな自分の愚かな行為を許して欲しいとは言わず、
これからの心を入れ替えた自分の行動を見ていて欲しいと語ったのです。
そんなアデルの宣言は、少なからず彼を殺したいほど憎んでいた使用人たちの心を動かした。
ひとまず一定の禊を済ませた形のアデルは、そこから3か月間、
死に物狂いで自分に鞭を打ち始めたのです・・・
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1話の感想
1話を読んでこの漫画がどうして青年漫画のカテゴリーからリリースされたのかがなんとなく分かります。
従来の異世界モノや令嬢モノとは異なり、転生する主人公が40歳の紳士であったり、
どこか”スポ根モノ”のような熱いメッセージが作品の空気から伝わってきますね。
サクセスストーリーとはまた少し違う魔法系のスポ根漫画的な匂いです。
ハリーポッターともまた違う。
それもこれも主人公の最上紳士が誰よりも紳士的でハンサムな性格の男性だから(笑)
それに、
ちょうど転生した世界の公爵家の長男という身分と彼の紳士的な振る舞いがマッチングしています。
「これは神様がうまく最上とアデルをベストマッチングさせた結果ですね。」
アデルの腐りきった人生をあそこから立て直せるのは確かに世界中で最上紳士しかいなかっただろう。
見た目は醜いけれど、婚約者に一言も反論せず、さらに相手の名誉を守ろうとする態度はハンサムに見えたし、
執事や使用人の前で真摯に謝罪をしたうえで、許しを請うのではなく、
これからの自分を見て欲しいと言える最上さんは本当に人として素晴らしい。
これは決してアデルが40歳の男性だからできたわけではなく、
最上紳士という人間力のなせる業なのです。
すでにまるしーは本作の原作小説を途中まで読んでいるので、
先走ったネタバレをしないよう必死で言いたいことを抑えながらこの感想を書いているのですが、
「ここから物語はドンドン面白くなっていきます。」
これまで活字だけで想像していたキャラクターたちが二次元の姿で動き回っている様子は見ていて非常に面白いです♪
それに…
次のエピソードはサイト主のまるしーが大好きな入学式のお話なのです♪
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