ついに古都の母親に二人の関係がバレてしまった…!
ジワジワと追い詰められてゆく晃介の立場。
しかし・・・
再び近づいてゆく古都と晃介の距離・・・

『娘の友達』
5巻の解説と感想です♪
衝撃の一夜から美也が家出して離れてしまったかに見えた晃介と古都の距離が、
古都が写したインスタントカメラの映像がきっかけでまた近づいた。
そろそろプラトニックな関係にも限界を感じつつある、
オヤジとJKの純愛に見せかけた条例違反ラブ・ストーリーである(汗)
5巻の見どころ
娘の美也は家出して、古都とはまた不穏な関係が復活し、
最悪なことに古都の母親には二人の不道徳な関係性がバレてしまった(汗)
おまけに慕われていた部下の本間からは軽蔑の眼差しで見られ、会社での立場も徐々に悪くなってきた。
晃介としてはもう踏んだり蹴ったりの状態なんだけど、
そんな中、なんとか今の最悪な状況を改善してゆこうとあがき続ける晃介がいた。
「といっても全てが自分の意志により招いたお粗末な結果なのである。」
ただ・・・
彼にとって唯一の救いだったのは、再び古都と心を通じ合わせることができた事なのかもしれない。
それは二人にとっては非常にまずいことなのだけど、
今の晃介と古都にとってお互いの存在は、自分の心を癒してくれる相手であることは間違いないのです。
さて・・・
今回5巻の見どころは、
少し古都との向き合い方に変化を見せてきた晃介の意外な覚悟が感じられたところでしょうか!
これまでは直情的にトリッキーな行動をとる古都に狼狽えてばかりいた晃介でしたが、
今回の彼は古都の大胆な行動を一旦受け止めたうえで、なんとか冷静な対応をとれるようになってきた。
これはある意味で「自分はもうどうなってもいい」という投げやりな態度にも見えなくはない。
ただ、少なくとも自分をまるごと受け止めようとしてる晃介の態度に、
古都の晃介に対する依存はもっと深まってゆくでしょう。
さぁ~
いよいよ晃介は古都という危険な存在から逃げられなくなってきました・・・(汗)
4巻の解説と感想はコチラ♪
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娘の友達【5巻ネタバレと感想】君のことを知りたいな!
36話:それぞれの受け止め
家出したした美也はここ数日間を都内のビジネスホテルで過ごしていた。
そんなある日、美也の居場所を唯一知っている三崎がやって来ました。
二人は駆け落ちしたわけではなかったのだ(汗)
あの衝撃の夜をみんながそれぞれの受け止め方で悩み苦しんだ。
ここへきてやっと精神的に落ち着きを取り戻した美也は、
これまでずっと何かのせいにして色んなことから逃げてきた自分の行動を反省し、
翌日は家に帰ってまた学校へ行く決心を固めたことを三崎に伝えたのです。
その頃、晃介は自宅で美也から「明日は家に帰る」というメールを受け取って、
娘の帰宅に安心する一方で、複雑な心境に陥っていたのだ(汗)
そんな中、古都をほぼ軟禁状態で家に閉じ込めている古都の母親は、
ネット検索で晃介のプロフィールが掲載された情報ページを発見する・・・
37話:怪文書
会社で全く心ここにあらずの晃介がいた。
{美也はもう家に帰ってるだろうか?}
晃介の心配をよそに美也はちゃんと家に戻っており、
晃介が美也のために作り置きしていた肉じゃがをレンジで温めていました。
このまま何もなかったかのようにもとの日常に戻れたら・・・
晃介としてはそんな気持ちだったろう。
しかし・・・
現実はそう甘くない。
さっそく古都の母親が送ったと思われる晃介ついて書かれた”怪文書”が、
会社のホームページの問い合わせホームに投稿されていたのです(汗)
ついに晃介の足元にまで火が回り出した瞬間であった・・・
38話:ある夜のKK
会社に怪文書が送られてきたことを知らない晃介は、
近日に迫った本間と二人で行く箱根への泊りがけ出張の準備に追われていました。
そんなある日、ちょうど仕事を終えた晃介の携帯に古都からメールが届きます。
二人は夜の池袋で束の間のバッティングセンター・デートを楽しみます。
その際に古都は、晃介が9月2日に箱根の旅館へ本間と二人きりで泊りがけの出張へ行くことを知り、
少し怪しむような態度で晃介をからかった・・・
その夜は晃介に体をぴったりとくっつけて甘える古都がいた。
晃介と古都。
ある夜のKKカップル幸せの図である・・・
39話:背中恋しい夜は
箱根出張へ向かう当日の朝、まだ少しのぎこちなさは残るも、
普通に会話ができるくらいにまでの関係性に戻っていた晃介と美也の姿が・・・
さらに…今日は美也の通う高校の始業式でもある。
出張先では晃介がまだ仕事が半人前な本間をサポートしながら、顧客とのスムーズな商談を進めていました。
そんな頼もしい晃介の姿を見て、あの夜のことがなかったかのように、
晃介に対してまた信頼を寄せてゆく本間がいました。
もしかしたらまだ本間は晃介のことを男性として好きなのかもしれない・・・
揺れる女心を胸に背中恋しい夜は危険なムードを纏いつつゆっくりと深けてゆく・・・
40話:雨・雨・雨
夜も深くなってきて部屋の窓に雨の水滴がつき始めた頃、
晃介は亡くなった妻の母親に電話をしていた。
彼は妻が亡くなってからも時々は義理の母に美也の近況報告をしていたのだ。
そして・・・
晃介からの電話をなによりもありがたく思っていた義理の母であった。
晃介がちょうど義母との電話を終えたタイミングで部屋のドアをノックする音が聞こえてきた。
「本間さん…?」
すこし動揺しながらドアの向こうにいる人影に声をかけて扉を開けた晃介。
すると・・・
ドアの前に立っていたのは雨に打たれてびしょ濡れになった制服姿の古都だった!
{えっ・・・?}
開いた口が塞がらない晃介のビビった表情…(汗)
雨・雨・雨の甘く危険な夜がこれから始まるのだ・・・
41話:双方向
最初のうちは古都の登場に動揺を隠せなかった晃介だったが、
びしょ濡れで涙ぐむ古都をみて、晃介はつまらない常識的なセリフを口に出すのをやめた。
今はとにかく冷えきった古都の体と心を温めてやりたい。
そういう思いで何も言わず晃介は古都を優しく抱きしめた。
すると・・・
そんな晃介の想いが伝わったのか、古都は自然に晃介の唇を求め、
今回はすんなりとその求めに応じた晃介だった。
ついにこの時がやってきた?
しかし・・・
そのタイミングで本間が晃介の部屋をノックする音が聞こえてきて・・・(汗)
若い女性二人に双向方から攻められる晃介の運命は・・・?
42話:静かな攻防
古都を寝室に隠して本間の訪問に対応する晃介。
ここから3人の静かな攻防がスタートしました(汗)
とりとめのない用事で晃介の部屋に上がり込み、意味ありげな表情で晃介をジトっと見つめる本間。
いつ古都がいることがバレてしまうか気が気でない晃介の動揺した態度。
緊迫した状況なのに晃介にチョッカイを出してくるいつも通りの小悪魔な古都。
そして・・・
そんな三者三様の意図が含まれた攻防戦は、結果…なにごともなく終わりました(汗)
43話:魚
本間の電撃訪問をなんとかやり過ごした晃介と古都は、一つの布団の中にいた。
まだ何もしていない。
すると…
ふいに晃介が、
「君のことを知りたいな。」
と…言ったことがきっかけで古都は自分と両親との関係性を語り始めるのです。
中学時代に両親の前で見せた文化祭でのダンスのことや、
家族三人でいった水族館での魚にまつわる家族の切ないエピソードなどなど…
これまで古都が晃介に話したことがない過去を赤裸々に語り始めました。
何も言わず聞き続ける晃介。
44話:猫
古都から歪んだ家族のエピソードを聞いた晃介は、
複雑な家庭環境の中で生活してきた古都になんの言葉もかけられずにいた。
すると・・・
古都の話は再び過去に起こった家族とのエピソードへと進み始める。
野良猫を汚いと言って毛嫌いする母親に言われた
「あなたって猫にそっくりね」
という古都のメンタル攻撃するかのごとき母親の辛辣な言葉。
古都にはすごく優しいけれど、いつも家に帰ってこない父親。
そう・・・
今でも彼女は壊れた夫婦の犠牲者であった・・・
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5巻の感想
「相変わらず古都の本音と目的がよくわからない(汗)」
晃介にもらえなかった父親の愛情を求めているのか?
それとも純粋に晃介を一人の男性として愛しているのか?
あるいは美也に対する復讐的なもので晃介をここまで誘惑してきたのか・・・?
彼女の不安定な状況がどうとでも言える感じなので読み切れないのだ(汗)
この5巻を通して見てきた古都の様子から察すると、
美也と晃介の関係に嫉妬して…
みたいなことはどうもなさそうだし、晃介に父親の役割を求めているというのも少し違うようだ。
普通、父親にキスを求めないだろうから・・・(汗)
しかし・・・
生い立ちから考えて古都が極度のマザコンでありファザコンであることは明白であり、
この屈折した気持ちがよく分からない愛情の形として晃介に向けられたのだろうか?
どうも分からない。
「しかしまぁ~相変わらず晃介の態度がブレブレ状態で情けない(汗)」
娘に対する媚びた態度とか、
古都に対する中途半端な愛情表現だとか、亡き妻の母親に見せる偽善的な態度とか・・・
「コイツの全てがなんか中途半端でウソ臭いのだ。」
結局自分が一番大事。
その腐った性根がもう明らかになっているだけに、
この男が偽善めいたセリフを言うたびに腹が立ってしょうがない(汗)
すでに会社では ”怪文書” 問題で晃介の処遇などが検討されているだろう。
古都とこうしてゆっくり会える時間なんてもう二度とないかもしれない。
しかし・・・
ほんとこの漫画は先のストーリーが予想できない(汗)
それはつまりとても素晴らしい作品だという証拠だ♪
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