著者:ヤナギナギ
『名も知らず』
5話の解説と感想です♪
当初は数分の我慢だと思っていた…。
もう一度だけアイツに襲われさえすればまた鈴との幸せな二人の生活に戻れるはずだった。
なのに…
相馬と触れあった瞬間に頭と肉体はまったく違う反応を見せ始め、番いのαとΩであることを思い知らされてしまう彩音。
もちろんΩの発情期で放出された”性フェロモン”を浴びた相馬はすぐにヒート状態を発症させて、
自分の力では抗うことの出来ない性衝動に心と肉体が支配されてゆくのです。
正常時の約束ごとや誓いなど、オメガバースの摂理の前ではなんの保障にもならない。
やがて野生動物が如くお互いを激しくむさぼり重なり合う彩音と相馬は…。
「ものすごく切なくて臨場感が溢れる生々しいベットシーンを見て不覚にも涙ぐんでしまっていた…」
4話の解説と感想はコチラです♪
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名も知らず【ネタバレ5話】アクメの絶頂で見た記憶のカケラ!
アクメの絶頂で見た記憶のカケラ!
5年前のあの人同じように自分を襲わせてその証拠映像を盾に相馬から解放されようと計画した彩音は、
次にやって来た”オメガの発情期”が来たタイミングで相馬に猛烈なアプローチを仕掛けて性的に誘惑しました。
{この男から逃げるためにはやるしかない!}
決死の覚悟で相馬に自身がレイプされるように抱き着いて話さない彩音。
発情期におけるオメガの彩音が放出する”性フェロモン”は凄まじい破壊力で相馬の自制心を崩壊させていきます。
もう二度と同じ過ちを繰り返さないと彩音に言った手前、
例え彩音が発情期の発作で自分を誘惑してきても必死に自分の性衝動を抑え込もうとする相馬でしたが、
しょせんオメガバースの摂理に抗うことはできず、ほどなくしてアルファ―の”ヒート状態”を引き起こした相馬でした。
「気持ちいい事がしたい…」
「だから触って…」
今まで聞いたことがない彩音からS〇Xを懇願する直接的なセリフがドンドンと飛び出してくる。
言葉では「ダメだ…」と彩音の暴走を制止しようとしている相馬ですが、
このとき彼の手や唇はすでに彩音の全身を這いまわっており、
もはや相馬が完全に彩音との行為に没頭し始めて制御が効かなくなっている。
{もう少しだ…}
余りの快感で頭の中がトリップしそうな状況ある彩音は、二人の肉体が繋がったタイミングで抵抗を試みようとするのですが、
その瞬間…アクメの絶頂で見た記憶のカケラが彩音に大きな衝撃を与えたのです。
それは5年前に二人が初めて”番い”となった日のフラッシュバックしたとある映像でした!
{なによこの記憶…?}
私こんなの知らない…。
いったい彩音は何を見たのか…?
息子のもとから去ってくれ!
彩音が計画した作戦は残念ながら失敗に終わりました…。
相馬にレイプされる映像を撮影するつもりが、普通にベットで激しく愛し合う男女の姿が撮影されてしまったからだ。
さらに行為の最中に彩音が思い出した5年前の記憶が、明らかに自分がこれまで認識していたものと違った光景で、
今は頭の中がぐちゃぐちゃになって逃亡計画どころではなくなっているのです。
{あれは一体なんだったんだろう…?}
昨夜の相馬は自分の腕を噛んでまで彩音とのS〇Xを自制しようとしていたし、あまりの苦しみで涙まで流していたのです。
もしかして相馬という男は彩音が思っているほど悪い人間ではないのだろうか…?
彩音の相馬に対する負の印象に変化が訪れはじめたその時です。
”ピンポーン”
自宅のインターホンが鳴り、彩音がモニターを見るとそこに映っていたのは相馬の父親でした。
えっ…アイツの父親…!?
何しに来たの…?
それから数十分後…彩音は相馬の父親に連れられて個室のある高級なお茶屋に来ていました。
どうやらトツゼン息子の家を訪ねてきたこの父親は彩音に用事があったらしいが、
店に入って二人きりで向かい合うと「用件だけ手短に話すよ…」と言って話し出すと、
彩音に向ってお金ならいくらでも出すから今すぐ「息子のもとから去ってくれ!」と頭ごなしに言い放ったのです!
「はい…?」
どういうことですか…?
相馬家の事情が全く分からない彩音にとってはまったく寝耳に水な父親の言い分です。
それに彩音からすればそれはこっちの話ですが…という失礼な言い分だ。
なんだか複雑でややこしい展開になって来たぞ~(汗)
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5話の感想まとめ
彩音と相馬が体を重ね合ったらどうなってしまうのかは想像していた通りの結果でした…。
オメガバースなワールドの”番い”である二人がガッツリと発情期にエッチするわけですから、
ひたすら野生動物が如くお互いの肉体を貪り合う激しい絡みになるだろうなとは想像に難くない。
「やっぱりそうだよねって感じ」
実際のところ二人はドロドロのベロベロ状態で精神と肉体がオメガバースの摂理に完全支配されていたように見えた。
そもそも最初から彩音の相馬にレイプされるという作戦事態が無謀すぎる計画だったのでしょう。
なんたって二人は”番い”なんだから…。
S〇Xしちゃったら気持ちよくってしょうがないはずだ。
知らないけど…。
ひとつ言えることは鈴ちゃんのためを想ったら今の段階で母子家庭に戻らなくてよかった。
それに彩音が相馬とのエッチでフラッシュバックした記憶にない光景…。
あれはちゃんと自分の中で解決する必要がありそうです。
相馬の腕についていた無数の歯形は、どれだけ彼が彩音への欲情を自制しようとしていたかが分かる生々しい傷跡だ…。
さらに今回は相馬の父親が登場してきたことで相馬に対するイメージが大きく変わりました。
父親は彩音に「息子の人生をめちゃくちゃにしておいて…」とかなり怒りを含んだ表現をしていましたが、
あれは一体どういう意味なのか…?
そのあと相馬が「5年前に起こった出来事を彩音は何も覚えていない」と父親に事情を説明していましたが、
彩音と相馬では5年前に起こった事件の内容にズレがあるのか…?
確かに…これまでは彩音の視点からしか5年前の事件は描かれていませんでした。
彩音の記憶の中では発情期にあった彼女にヒートを引き起こした相馬が無理やり襲ったという映像が写し出されていましたが、
「実際はそうではなかったという事でしょうか?」
相馬と父親の会話からはそう受け取れます。
もしかしたら本当の意味での被害者は相馬の方だったのかもしれない…?
だから相馬の父親は彩音に対して最初から無礼な態度をとっていたということか…?
それに日を追うごと彩音に対して優しくなってくる相馬の態度。
今の彼が本来の相馬なのかもしれません。
「まだまだ分からないことだらけです。」
次回…5年前に起きた事件の真相が明らかになるかもしれませんね…。
もし…彩音が思っていた記憶と全く違う真実が判明して、その際の非が彩音のほうにこそあったとしたら、
彩音が相馬に抱いている恨みはまったくお門違いなものになってしまうわけだけど、
今以上に彩音の感情は複雑でグチャグチャになってしまうだろうな~
そういうところも非常に興味深い…♪
早く6話が読みたいです…。
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