明らかになる冷泉が毒親に虐待された過去。
冷泉が子供を愛せない理由が判明しました。
彼女は幼少時代に親から酷い虐待を受けていたのです。
そう・・・
母親から愛情をもらえなかった彼女には子供の愛し方が分からない。
芽生えてくる母性との葛藤の中で冷泉が見いだした幸せの形とは・・・?
壮絶な冷泉の生い立ち!
『新・ダンボールで育った少女』
10話の解説と感想です♪
158番(希)が生活している施設になにかきな臭さを感じた冷泉は、
さっそく施設から158番を取り戻すべく準備に取り掛かった。
そこで・・・
冷泉が最初に目を付けたのは、子供を育てるために必要なパートナーの存在だ。
そう・・・
以前、冷泉が告白してあっさりとフラれたあの男。
久保がターゲットだ・・・
9話の解説と感想はコチラ♪
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もくじ
10話の見どころ
とにかくこの物語には悪い大人しか登場してこないので、良心のやり場に困ってしまう。
ここまでリアルに”世間”という汚い世界をむき出しにしたリアルなストーリーは、
サイト主のベテラン主婦・まるしーから見ると実に素晴らしいと思ってしまう。
基本的にこの世の中に善人と呼ばれる人はほとんど存在しないと思って生きてきたまるしーにとっては、
今、希(のぞみ)が置かれている状況はごく普通の環境だと思っている。
正直、あんなにお金になりそうな子供はいない。
普通に欲深い大人たちがそう考えるのも当たり前の話で、
それを思うと極悪非道な殺人鬼なんて言われている冷泉なんてまだ可愛いものだ。
さて・・・
余計なお話はこれまでにするとして、今回、第10話の見どころは、
夢にまで見た158番と再会した冷泉がついにわが子奪還へと動き出すところですね。
冷泉が行動を起こしてゆく中で、彼女の悲惨な生い立ちも回想シーンとして描かれています。
生まれたばかりの子供をまるでモルモットのごとく飼育してきた冷泉の人格形成は、
あのクズな母親によって作られたものだった。
虐待は連鎖する!
まさにその典型のような冷泉の幼少時代は、つい彼女に同情したくなる悲惨な光景が広がっていました・・・
新・ダンボールで育った少女 10話ネタバレ!壮絶な冷泉の生い立ち!
冷泉の生い立ち
正体不明のセレブ女子・張花琳(チョウファリン)となって再び158番(希のこと)の前に姿を表した冷泉。
彼女は、きな臭い雰囲気のある施設の園長と理事長会ったことで自分が充分につけ入る隙きがあると考え、
158番を奪還するための下準備を着々と進めてゆく・・・
そんな中、ふとしたきっかけで、冷泉が子供の頃に継父と実の母親から虐待されていた少女時代を思い出した。
ココから、冷泉の親から虐待され続けた悲惨な幼少時代へと記憶がさかのぼる。
裕福な家の医者と結婚して冷泉を授かった彼女の母親は、息子の妻としては役不足だということで、
姑から母親と冷泉は家からいびり出されてしまいました。
たちまちシングルマザーとなった冷泉の母親は、スナックに勤めてなんとか冷泉を養っていたが、
ほどなく店の常連客だった継父と知り合い、その後、生活を共にするようになる。
よくある最悪のパターン!
しかも・・・
その継父はまだ小さかった冷泉に虐待するような男だったのだ。
でも・・・
母親は継父に捨てられるのが怖くて、継父と一緒になって冷泉に虐待を加えるようになってしまいました。
そして・・・
挙句の果てに母親は、冷泉に熱湯をかけて殺そうとまでしたのだ。
そんな地獄の環境でもなんとか生き延びてきた冷泉。
{私は母のようにはならない!}
そう心に誓って158番をきっと自分のもとへ取り返すと決意を固めたのだ・・・
後半の展開
後半の展開は、冷泉が158番を取り戻したあとに必要なもの。
それを手に入れるための行動を開始することに。
158番と生活してゆく上で必要になるものとは…158番を一緒に育ててゆくパートナーの存在です。
要するに結婚相手だ。
そして、その相手として冷泉が白羽の矢を立てたのが、過去に彼女がフラれた冷泉の主治医・久保先生だった。
整形して美しく生まれ変わった冷泉は、意気揚々と久保先生にアプローチをかけるために彼に近づいてゆくのだが、
その結果は彼女が予想していなかった答えが帰ってくる・・・
そんな中、またまた158番(希)の保育を担当する施設養護員の倉橋が、158番を利用しようと不穏な動きを始め・・・
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10話の感想
ホントこの漫画に出てくる大人たちは悪い人間ばかりだな~
いまのところ誰一人として常識のある善人の大人が登場していない。
まぁ~だからこそ物語としてすごく面白いんだけど・・・
特に最近は、希(のぞみ)が主人公というより、その周りの悪い大人たちの方が主役で、
そんな悪党たちが暗躍するサスペンス群像劇のように思えてきました。
一体どの悪党が希を使って自分の欲望を満たしてゆくのか・・・?
始めのうちは、希の過酷で悲惨な運命のストーリーに胸が締め付けられるような気持ちで読んでいましたが、
最近は誰が希を手に入れるのかという方向にまるしーの興味が移ってきています。
それがまた、”可哀想”という内容ではないところが良いですね。
施設の園長と理事長、
そして倉橋、さらに冷泉。
癖のある悪人たちが三つ巴(どもえ)の状態で希を奪い合っている様はまさに欲望闘争だ!
しかも・・・
4人の中の誰一人として希の幸せなんか考えちゃいない。
そんな中、とうの希は、自分に迫る危機を何も知らずに施設で倉橋から遠回しな虐待を受けて生活している。
大物芸人・明石家さんまさんの娘・『イマル』さんは父親のさんまさんから、
『生きてるだけで丸儲け』という意味で『イマル』と命名されたらしいけど、
今の希は『生きてるだけでずっと不幸』の状態なのです。
ただ・・・
悲しいことに自分がどれほど不幸な運命を背負って生きているのか、本人はまったく理解していない。
極端な表現をすれば、まだ希は一人のちゃんとした人間にもなれてないのかもしれない・・・
実に悲惨だ。
>>>『新・ダンボールで育った少女』11話の解説と感想はコチラ♪
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