『贄姫の婚姻~身代わり王女は帝国で最愛となる~ 』
1話の解説と感想です♪
わずか7歳にして全ての夢と希望を奪われてしまった王女・ルーシャ。
家族も居場所も、そして人間としての尊厳さえも。
さらに今…新興国の血も涙もない『冷徹帝』と呼ばれている若き覇王のもとへ、
贄(にえ)として嫁がされ、最後に残った命まで奪われようとしている。
最低限の結婚式もなく誰からも祝福されることのなく始まった結婚生活。
贄の花嫁ルーシャには皇妃として子供を産む義務だけが与えられ、
もはや戻る場所のないルーシャには受け入れるしか生きる道はなかった・・・
「タイムリープ前の人生が悲惨すぎて読むのにすごく心が痛んだ…(汗)」
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贄姫の婚姻【ネタバレ1話】牢獄の元王女・ルーシャ!
牢獄の元王女・ルーシャ
大陸の東の果てにあるシャノバン王国の王女・ルーシャの人生は、
彼女が7歳になった頃に180度変わってしまう劇的な変化が起きました!
国王であった父親が王弟の”クーデター”によって惨殺されたのです(汗)
その後は王妃の母とシャノバンの跡継ぎだった弟も次々に命を奪われ、
最後に残った王女のルーシャだけが他国との政治利用のために生かされた。
王弟だった父の弟はシャノバン国王となり、従姉妹のマルグリットがシャノバンの王女となったのです。
ルーシャは生かされたといっても、冷たい地下牢での監禁生活を強いられました。
その後はろくに食べ物も与えられず、事あるごとに鞭で体を痛めつけられる悲惨な生活を送ります。
そんなある日のこと、ルーシャは現国王から呼び出され、
ある人物のもとへ生贄として妻に差し出されることを言い渡されます。
その嫁ぎ先とは、新興国でありながら破竹の勢いで周辺国を制圧したオルムング帝国の皇帝にして、
その極めて残虐な性格から”冷徹帝”と恐れられる人物でした。
そんな恐ろしい皇帝の元へ現王女・マルグリットの代わりに、
牢獄の元王女・ルーシャは、贄姫として嫁ぐことになったわけだ。
どうせすでに死んだような人生だ。
長い牢獄生活ですでに現世での人生に夢も希望も失い生ける屍になっていたルーシャは、
現国王の命令になんの感情を表わすこともなく従いました。
{どうせすでに死んだような人生だ。}
シャノバンの牢獄で野垂れ死にするよりはいくらかマシなのだろう。
そんな感覚でルーシャは世にも恐ろしいとされている冷徹帝・リカルドのもとへ嫁ぎました。
だが…
実際に会ってみた冷徹帝はクールで口数が少なく、
まったくルーシャに対して興味のない様子ではあったのですが、
マルグリットが言っていたような残虐で血も涙もない国王ではありませんでした。
特に冷遇されることもなく、リカルドからの愛情を感じることはなかったが、
決して粗末にされたり邪険にされている感覚はルーシャ―にはなかった。
普通に放置状態だ。
そんな中…二人の間にはカワイイ男の子の赤ちゃんが生まれます。
唯一の仕事だった世継ぎを誕生させたのです。
リカルドからは無事に出産を終えて。ご苦労だったとねぎらいの言葉をもらい、
このあたりからルーシャの諦めていた人生に希望が生まれてくるのです。
その後…子育ても順調に進み、ルーシャから表情からは多くの笑顔が見られるようになった。
なのに…
運命は残酷でした(汗)
そんなタイミングで信じられない不幸がルーシャの身に降りかかります!
そしてこれがルーシャが二度目の人生を送ることになるきっかけとなった出来事でした。
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1話の感想
物語冒頭6ページの冷徹帝リカルドとルーシャが相対しているあのシーン。
生贄婚を象徴しているような二人の構図が、この婚姻関係の意味を表わしていてすごく秀逸でした。
あのわずか1ページでルーシャの絶望的な人生がうまく表現されています。
さすがもぐす先生と言ったところですね♪
王弟のクーデターをきっかけに、わずか7歳にして牢獄での監禁生活を強いられることになった王女ルーシャですが、
「その期間は何年ぐらいだったのでしょう?」
つまり、冷徹帝のもとへ贄姫として嫁がされた時の年齢がちょっときになっています。
見た感じではほぼ成人してる大人の女性に見えましたので、
恐らくあの冷たいなにも無い牢獄で10年以上は監禁生活を送っていたのでしょう。
ろくに食べ物も与えられず、肉体はかなり栄養失調状態で、
もちろんのこと王女としての教養やマナーなどなにひとつ教えられていないでしょう。
さらに毎日の如く鞭でシバかれまくっていたのですから体は傷だらけのはずだ(汗)
名前の上では元王女であったとしても、中身は無教養な囚人と何ら変わりはありません。
そこがちょっと引っかかるところなのです。
「王弟はバカなのだろうか?」
破竹の勢いで周辺国を制覇して回っている冷徹帝に向けて、
ルーシャみたいなガラクタのニセ王女を送り込んだわけです。
本来ならルーシャを見た途端にリカルドとしてはバカにされたと判断して、
シャノバン王国は木っ端みじんに踏みつけられると思うのですが、
意外にもそうはなりませんでした(汗)
あまりにも冷徹帝が結婚相手に対して無関心すぎるのか、
たかが小国から来た花嫁ごときの正体なのどうでもよかったのか、
体がガリガリなうえにまるで精気がなく、ほとんどしゃべることのない贄姫をリカルドは受け入れた上に、
そこそこ紳士的な対応でルーシャを王妃として扱ったうえに二人の子供まで作ったのです。
ここまで見て分かった事は、極めて残忍で冷徹だとされていたリカルドの正体は、
まったく残虐な皇帝ではないということであり、
むしろルーシャの意見もちゃんと汲もうとしてくれる紳士的な皇帝でした。
ただし…
彼の中でルーシャに対する愛情はイチミリたりとも存在しない。
これだけは確かなようです。
この二人の関係性がタイムリープをすることでどう変化してゆくのか?
本作はそこが見どころだと感じます。
人生に絶望していた悲劇の王女・ルーシャが、二度目の人生でどんな逆転劇を見せてくれるのか?
「これからたっぷりと楽しませて頂きましょう♪」
余談ですが…
タイムリープ前の子供を産んだ頃のルーシャの顔が、
少しふっくらして綺麗になっていたことに嬉しくなったサイト主のまるしーでした♪
やっぱり結婚後はちゃんとした食事を食べさせてもらえて健康になっていたんだってね。
やっぱり本来のルーシャは美人でした♪
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