妊娠したら死にたくなった【ネタバレありの解説&感想】この漫画には真実のドラマが描かれています!

妊娠したら死にたくなった~産褥期精神病~

  • 著者:橘ちなつ
  • ジャンル:女性漫画
  • 掲載誌:BBコミック
  • 電子版発売日:2024年2月04日

著者の橘ちなつ先生が自身の壮絶な闘病経験を赤裸々に描いたノンフィクション漫画のご紹介です!

この作品は、出産後の女性が経験する「産褥期精神病」という、あまり知られていない病の現実を克明に描き、読者に深い衝撃と感動を与えています。

主人公・千夏が死の衝動に駆られながらも、夫や家族の愛に支えられ、病と向き合い、自ら希望を見つけ出す姿は、読む者の心を強く激しく揺さぶるはず。

この物語は単なる闘病記ではなく、命の尊さ、家族の絆、そして母性の真実の姿を問いかける、すべての人に読んでほしい感動のドキュメンタリーなのです!

本作の注目ポイント!
  • 知られざる産後の真実
    妊娠・出産は美しいものという一般的なイメージを覆し、精神を蝕む病の存在をリアルに描いています。医学的知識がなくても、著者の視点から描かれる心の葛藤は誰にでも理解でき、産後の大変さを事前に知る貴重な教科書となる内容です。
  • 夫・涼太の献身的な愛
    病に苦しむ妻を支え続ける夫・涼太の存在は、物語の大きな感動ポイントです。妻の辛辣な言葉や自殺未遂といった極限状態の中でも、決して諦めず、深い愛情で千夏に寄り添い続ける姿は、家族の愛の強さを教えてくれます。
  • 回復への道筋を自ら見つける姿
    千夏はただ病に翻弄されるだけでなく、自ら病気の原因を探り、漢方薬を試すなど、能動的に回復を目指します。この過程は、希望を失いかけた人々に、どんな困難な状況でも光を見つけられるという勇気を与えてくれます。

漫画『妊娠したら死にたくなった』は真実の告白

著者の橘ちなつ先生が自身の壮絶な体験を赤裸々に描いたノンフィクション漫画、それが今回サイト主のまるしーが紹介する『妊娠したら死にたくなった』です。

この作品は、先生が産褥期精神障害という稀な病と闘い、乗り越えていく過程を描いた壮絶な闘病記であり、そのあまりにリアルで衝撃的な内容が大きな反響を呼んでいます。

多くの女性が共感する理由

本作は、妊娠・出産を経験した女性はもちろん、これから母親になるかもしれない若い女性たちからも多くの支持を集めています。

その理由は、この漫画が難しい専門用語を一切使わず、患者である著者自身の視点から、心の奥底にある苦しみや辛い感情を率直に表現しているからです。

妊娠・出産に対して漠然とした不安を抱える女性にとって、この作品は、産後の大変さを事前に知るための貴重な教科書となるかもしれません。

目を背けたくなるような現実も赤裸々に描かれていますが、それこそが真実であり、多くの読者が共感し、支持する大きな理由なのです。

だから絶対に世の中の女性すべてに読んで欲しい一冊です!



『妊娠したら死にたくなった』の立ち読み
↓↓↓こちら↓↓↓
>>>まんが王国

各話のあらすじ解説

1話~5話
6話~8話9話10話
11話12話13話14話15話
16話17話18話19話20話
21話22話23話24話25話
26話27話28話29話最終話

1巻(1話から5話):二人の決断

かつて軽度のうつ病を患っていた専業主婦・千夏。

夫と愛しい我が子を望んだ彼女は、過去の病と向き合いながら妊活に励むことを決意します。

幸せな未来を信じていた千夏と夫の涼太でしたが、彼女に忍び寄る「ある病」の影。

第1話〜5話では、後に2人を襲う壮絶な運命の幕開けが描かれます。

2巻 (6話-8話):追い詰められる千夏

幸せな新婚生活から一転、精神科閉鎖病棟への入院を余儀なくされた千夏。

第6話~8話では、自らの命を絶つ行動を試みるまでに悪化した彼女の壮絶な闘病生活が描かれます。

閉鎖病棟で朝ドラの主題歌を聞くたび吐き気に襲われ、常に死と隣り合わせの生活を送る千夏。

そんな彼女に涼太は笑顔で寄り添い続けるのですが、妻はもう自分のことも分からないほどに追い詰められていて…。

9話:我が子を『泥棒』と罵る母親

入院中の妻・千夏と、生まれたばかりの息子・翼。

涼太は一人で仕事と子育て、千夏のお見舞いに奮闘し、心身ともに限界を迎えていました。

そんな中、断薬の影響で感情が不安定になった千夏から、辛辣な言葉を浴びせられます。

涼太は、それでも家族を守ろうと必死に自分を奮い立たせるのですが…。

第9話は、愛する家族のために自らの心をすり減らす涼太の葛藤と覚悟が描かれていま

10話:偽りの退院

回復の兆しが見え始めた千夏に、入院患者の仲間から「週末の外泊」を勧められます。

夫・涼太は、以前千夏からひどい言葉を浴びせられたことを思い出し葛藤しますが、彼女の希望を受け入れます。

週末、ついに病院を出て実家に戻ることができた千夏。

久しぶりの我が家で、家族団らんの時間を過ごす千夏でしたが…。

第10話では、一歩前進したように見える千夏に、再び試練が訪れる予感を描いています。

11話:嫌悪感の震え、そしてぶり返し…

暗く恐ろしい閉鎖病棟から週末の外泊で自宅に戻ってきた千夏。

すべてがキラキラと輝いて見えるほど回復したように思えましたが、彼女はまだ完全には病を克服していませんでした。

可愛いはずの息子・翼に、なぜか嫌悪感しか抱けず、震えが止まらない千夏。

第11話では、家族が翼をあやす幸せな時間が、千夏にとっては地獄に変わってしまう様子が描かれています。

12話:眠れない・食べれない・止まれない!

退院後、わずか20日で入院前のような最悪の状態に戻ってしまった千夏。

不眠、拒食、多動に苦しみ、部屋の中を歩き回る彼女を、夫の涼太は必死に看病します。

いつ自殺してもおかしくない妻を監視し続ける涼太の体と心は限界寸前。

それでも、妻への深い愛情から「これだけは約束して!絶対に死のうと考えないで!」と懸命に語りかけます。

第12話では、極限状態に追い込まれながらも、妻を守ろうとする涼太の愛と覚悟が描かれています。

13話:さようなら…ありがとう!

「これだけは約束して!絶対に死のうと考えないで!」と涼太に約束した千夏。

しかし彼女は、涼太の母親が体調を崩したと嘘をつき、涼太を家から送り出します。

最後に千夏は、これが夫との別れになると決意し、「お別れのキス」をせがみます。

涼太が家を出た後、千夏は彼への感謝と謝罪を綴った手紙を書き、静かに家を出ていきます。

第13話は、涼太への深い愛情と別れを決意した千夏の葛藤が描かれています。

14話:死の淵からの生還。そして、その後は・・・?

死を決意し、マンションの屋上から飛び降りようとする千夏。

その瞬間、カバンから涼太の携帯が鳴り響きます。

千夏は最後の感謝を伝えるために電話に出ますが、涼太は「電話は絶対切らないで!」と懇願。

そこから繰り広げられる涼太の必死な説得により、千夏はなんとか一命を取り留めます。

しかし、家に帰るとそこには千夏が書き残した遺書が見つかり、家族は千夏の命が間一髪だったことを知るのです。

第14話は、涼太の愛が千夏の命を救う、緊迫した物語が描かれています。

15話:あの地獄の日々が再び・・・

自殺未遂から一命をとりとめた千夏は、再び「S総合病院」へ。

しかし、彼女を待っていたのは、以前よりもさらに厳しい現実でした。

ベッドには拘束具が備え付けられ、以前よりも重病人として扱われる千夏。

そして、彼女が入院させられたのは、最も症状の重い患者たちが集まる病室でした。

第15話では、千夏に降りかかるさらなる苦難と、地獄の再スタートが描かれています。

16話:とにかく私のSOSを受け取ってください看護師さん!

自殺未遂の末、再び戻ってきた千夏を待っていたのは、重症患者に施される身体拘束でした。

手足と胴体をベッドに固定され、身動き一つ取れない状態にされた千夏。

食事のわずかな時間を除き、一日中拘束され続けることで、身体的な苦痛だけでなく、精神的な恐怖や苛立ち、そして自尊心を深く傷つけられていきます。

第16話は、千夏の心をさらに追い詰めていく、過酷な現実が描かれています。

17話:やっと少しだけ見えてきた明るい未来!

拘束具をつけられ、重症患者として扱われる千夏。

そんな彼女に、若手看護師の箕岡は「オオカミ少年じゃないですか〜」と心ない言葉を投げかけます。

深い屈辱と怒りを感じた千夏でしたが、その経験がきっかけで、止まっていた彼女の心の歯車が回り始めます。

3日前の錯乱状態が嘘のように、千夏は落ち着きを取り戻し、涼太との会話も成り立つまでに回復。

信じられないほどの変化に、涼太は驚きを隠せません。

第17話は、絶望の中で見えた、千夏の奇跡的な回復の兆しが描かれています。

18話:最高の看護師さんと出会った千夏。

入院生活の中で奇跡的な回復の兆しを見せ始めた千夏。

しかし、出張から戻った主治医の宇田川医師から告げられたのは、複雑な診断結果でした。

それは、当初疑われていた「統合失調症」ではないという朗報と、それにより処方される薬がたった1つになるという悲報。

薬の量が減り喜んだ千夏でしたが、完治にはほど遠い病状と、1〜2カ月という長い治療期間に、先が見えない闘いに気が重くなります。

第18話では、千夏に訪れる新たな希望と同時に、厳しい現実が描かれています。

19話:千夏が…笑った…♪

当初疑われていた統合失調症ではないと診断された千夏。

薬の種類も減り、状態は極めて安定していました。

再入院から6日目には拘束具からも解放され、他の入院患者と交流を深めることで、千夏の心はさらに穏やかになっていきます。

そんな千夏を涼太が見舞いに訪れると、そこには病気になってから見たことのなかった、穏やかな千夏の笑顔がありました。

その姿を見た涼太は、思わず涙を流します。

第19話は、千夏の笑顔という奇跡の瞬間と、家族の愛に支えられ再び前を向く千夏の姿が描かれています。

20話:母性を取り戻せ!

再入院から3週間、すべての拘束具から解放された千夏は、一般病棟に移り、次の治療段階へ進みます。

その内容は、失われてしまった「母性」を取り戻すための訓練でした。

息子を「気持ち悪い物体」として認識してしまう千夏は、まずは写真を見て母性を呼び起こそうとしますが、効果は芳しくありません。

そこで、看護師の助言もあり、夫の涼太と相談した千夏は、息子と直接触れ合うために3週間ぶりの外泊を決意します。

第20話は、母性という大きな壁に再び挑む千夏の姿が描かれています。

21話:閉鎖病棟は私にとっての…

翼の「お食い初め」を終えた千夏でしたが、まだ我が子への愛情を取り戻せないでいました。

さらに、2日間の外泊中にもかかわらず、あれほど嫌だった閉鎖病棟での日々が恋しいと感じる自分に気づき、千夏は驚きます。

しかし、この心の変化をきっかけに、彼女は毎週末の外泊を家族に宣言し、翼との距離を縮める努力を続けると決意。

そのしっかりとした言葉に、家族は安心します。

第21話は、千夏の病気が快方に向かう中で見えた、新たな決意と課題が描かれています。

22話:再び激しい発作に襲われてしまう千夏!

抗うつ剤の辛い副作用を乗り越え、最高のコンディションで息子の「お宮参り」を迎えた千夏。

一連の行事を穏やかな表情で無事に終えた彼女は、大きな達成感を抱きます。

その夜は、両親の実家でゆっくりと過ごし、幸せな時間を満喫する千夏でしたが、その安堵がきっかけとなり、彼女の心に再び異変が訪れます。

第22話は、順調に見えた千夏に、新たな試練が訪れる予兆が描かれています。

23話:看護師・高坂の言葉が千夏と父親の心を救う!

「お宮参り」を無事に終え、実家で安堵したのも束の間、千夏に再び発作が起こってしまいます。

診察室で医師に感情をぶつける父の言葉を聞き、千夏はただただ謝罪を繰り返すことしかできません。

そこに駆けつけた夫の涼太は、薬の効果で落ち着いた千夏を見て安堵の表情を浮かべます。

医学の知識がない父と涼太の反応の違いに、千夏は涼太への感謝と同時に罪悪感を募らせます。

一方、別室では看護師が千夏の両親に、千夏の前でマイナスな言葉を口にしないよう説得。

その言葉に、父は自分が娘にしてしまったことに初めて気づくのでした。

第23話では、千夏の再発と、それをめぐる家族の葛藤が描かれています。

24話:どうして私には母性がないの!?

かつて親友の母親としての眼差しに憧れを抱き、いつか自分もと願った千夏。

しかし5年後、念願の我が子を授かりながらも、その泣き声に恐怖を覚え、愛せない現実に苦しんでいました。

週末の外泊では必ず発作が起こり、千夏は病院にいる時の方が落ち着く自分に戸惑います。

そんな千夏の姿を見て、いつも前向きだった夫の涼太もついに動揺し、その表情は千夏をさらなる絶望へと突き落とします。

第24話は、理想と現実のギャップに苦しむ千夏と、限界を迎えつつある涼太の姿が描かれています。

25話:もしかしたら私の病気って…

闘っている病気の正体もわからず、不安を抱えながら日々を過ごしていた千夏。

そんな彼女に、ある日突然、大きな変化が訪れます。

それは、「生理」が始まった瞬間から、体の震えや不安感がピタリと止まり、食事ができるようになったことでした。

その時、テレビで見た女性ホルモンに関する解説に衝撃を受けた千夏は、当たり前の事実の中に、自分が苦しんできた原因があるのではないかと気づきます。

第25話は、千夏が病気の正体につながる手がかりを見つけ、希望の光が差す様子が描かれています。

26話:導き出した一つの答え!

回復の兆しが見え始めた千夏は、主治医から「任意入院」への切り替えを打診され、即座に同意します。

自分の意思で退院できるようになったものの、完治を目指す千夏は、院内の図書室で医学書を読み漁り、自身の病気の正体を探ろうとします。

過去の基礎体温の記録と照らし合わせ、千夏は自身の症状が「生理」と密接に関係しているという仮説を導き出し、「次におかしくなるのは2週間後だ」と涼太に告げます。

第26話は、自らの病と向き合い、冷静に分析し始めた千夏の姿が描かれています。

27話:千夏、漢方薬を飲む!

ホルモンバランスを整える漢方薬を試したいと主治医に相談した千夏。

その理由は、自ら見つけた医学書に書かれていた「産褥期精神病」が自身の症状と酷似しており、女性ホルモンとの関係を疑ったからでした。

千夏のしっかりとした語り口と冷静な分析に、主治医は彼女への見方を改めます。

精神的な安定を取り戻した千夏は、漢方薬に最後の望みをかけ、服用を始めます。

第27話は、自らの病の正体を見つけた千夏が、治療への新たな一歩を踏み出す姿が描かれています。

28話:確実に見えてきた希望の光!

自らの病気の原因にたどり着いた千夏は、精神が不安定になる時期を予測し、心の準備をするようになりました。

病気との向き合い方が変わり始めた彼女は、6度目の自宅外泊のため迎えに来た涼太と談笑する中で、久しぶりに絵を描くことになります。

しかし、鉛筆を持った手が震え、うまく描くことができません。

漫画家として活動していた千夏にとって、この出来事は大きなショックとなり…。

第28話は、病気と向き合う中で見つけた新たな壁と、千夏に襲いかかるさらなる試練が描かれています。

29話:母親として大きな一歩を踏み出した千夏。

鉛筆を持つ手が震え、絵が描けなくなったことにショックを受けていた千夏。

しかし、その夜、夫と息子と3人で川の字になって寝ることに。

息子の夜泣きをきっかけに、千夏はこれまで避けてきた我が子を抱きしめます。

拒否反応を示す息子と向き合い、幻聴と闘いながらも辛抱強くあやし続ける千夏。

緊迫した時間の末、千夏は穏やかな表情を取り戻し、母として息子に微笑みかけます。

第29話は、嵐のような一夜を越え、ついに母の顔になった千夏と、その奇跡の瞬間に感動する涼太の姿が描かれています。

最終話:めぐり逢ってくれてありがとう!

最愛の息子を抱きしめ、母の顔を取り戻した千夏。

幸せな未来を信じたいと願う一方で、病は彼女の体に深く刻まれていました。

夫婦二人三脚で困難を乗り越えてきた千夏と涼太の物語は、ついに最終回を迎えます。

「彼女がたどり着いた本当の答えとは?」

そして、家族の未来には何が待っているのでしょうか。

感動の結末を、ぜひその目で見届けてください。

感想まとめ:嵐を越え、光へ

死と向き合った日々、そして夫の愛

この作品は、正直言って、読むのが辛くなるほどにリアルです。

妊娠という人生最大の幸せの瞬間に、突如として死の衝動に襲われる千夏の姿は、想像を絶する苦しみです。

特に、我が子を「気持ち悪い物体」と感じてしまう描写は、切なすぎて胸が締め付けられました。

しかし、そんな地獄のような日々を千夏が乗り越えられたのは、献身的な夫・涼太の存在があったからに他なりません。

彼の妻に対する「絶対に死なないで!」という叫びは、千夏だけでなく、読者の心にも深く響き、がどれほど人の命を救う力を持つかを教えてくれます。

この物語は、千夏の闘病記であると同時に、涼太の愛の記録でもあるのです。

奇跡の回復、そして母性の芽生え

千夏の回復への道のりは、決して平坦なものではありませんでした。

退院しては再発し、再び閉鎖病棟へ。

そのたびに彼女は絶望の淵に突き落とされます。しかし、自ら病気の正体を探る姿には、母親として、そして一人の人間としての強い意志を感じました。

そして、物語のクライマックス、拒絶反応を示していた息子を愛おしく抱きしめるシーンは、まさに奇跡としか言いようがありません。

嵐のような一夜を越え、幻聴と闘いながらも息子と向き合い続けた千夏の姿に、真の「母性」が芽生える瞬間を見たのです。

「このシーン涙なしでは語れない!」

それは、理屈ではなく、本能が引き起こしたとにかく感動的な光景でした。

全ての女性に、そしてそのパートナーに届けたい真実

この漫画が描くのは、一部の特殊なケースではありません。

産後のの問題は、多かれ少なかれ、多くの女性が経験する可能性があるのです。

だからこそ、この作品は全ての女性に、そして彼女たちを支えるパートナーにこそ読んでほしいと強く思うのです。

妊娠・出産は命をかけた大仕事であり、その後の心身の変化は、当事者でなければ理解しづらいものです。

この漫画は、確実にその理解を助ける貴重な「窓」となります。

苦しみ、葛藤しながらも、光を見つけ、家族として再生していく千夏の姿は、私たち読者に「真実」とは何かを問いかけ、そして、希望を抱かせてくれたのです。

漫画家 ”橘ちなつ” 先生とは?

本作『妊娠したら死にたくなった』の著者・橘ちなつ先生とは一体どんな漫画家さんなのか…?

いろいろとネットで検索してみましたが、彼女に関する情報は現時点でまったく見つけられませんでした!現在のところ橘先生が発信してるTwitterインスタオフィシャルブログも一切なし!もちろん漫画家名・橘ちなつ でWikipediaも出ていませんでした。

「謎の漫画家さんだ!」

一応、この作品がご本人によるドキュメント漫画なので、作中に登場する当時32歳の主人公が、橘 先生ご本人のことなのでしょう。なので、プロフィールとしては、大体歳は30代の女性で、子供が一人。薬剤師として働く旦那さんがいる。

ご本人は、漫画家という職業から遠ざかっていたが、本作を描くことを機に漫画家として復帰された。こんなところでしょうか。

正直、今のところ橘 先生に関するネット上の情報はほとんどありません。ただ…今後、この『妊娠したらしにたくなった』がもっと話題になるにつれ、ご本人、もしくは彼女のことに詳しい方から何らかの発信があるかもしれません。その時はまた、このページでお知らせしたいと思います♪

なので…今のところ、橘ちなつ先生という漫画家さんは、謎だらけの方です。

【追記】

2023年10月現在においては橘 先生はSNSなどで様々な発信をされております♪

試し読みは『まんが王国』がおおすすめ

今紹介した妊娠したら死にたくなった~産褥期精神病~の試し読みは、絶賛配信中『まんが王国』で読むことができます。

サイト主のまるしーがヘビーユーザーとしてお世話になっている『まんが王国』は、豊富なラインナップの作品を取り揃えた人気のオンライン漫画プラットフォームで、

初回登録で無料ポイントがもらえ、試し読み機能も充実しているため、気になる作品を手軽にチェックできますし、

定期的に開催される”キャンペーン”も実にバリエーション豊かで、スマートフォンやタブレットで快適に漫画を楽しみたい方には最適なサービスを提供しています。

特に、会員登録なしで、たくさんのコミックが無料試し読み”できるのはすごくありがたい!

他のコミックサイトでは読めないレアな作品も数多く扱っていますし、

こういうコスパが最強な電子コミックサービスは是非ともお得に活用したい必須ツールです♪

まずは今回紹介した漫画の試し読みから始めてみてはいかがでしょうか?

『妊娠したら死にたくなった』の試し読みはコチラ♪

\ 絶賛配信中です /

上のボタンをクリックすると試し読みページに飛べます…♪

『妊娠したら死にたくなった』を読んだ人にお勧めの作品はこちら