「大丈夫です店長…私が付いていますからね!」
不倫中の上司を屈託のない笑顔で励ますメンヘラ女子が怖すぎるのよ!
著者:伊奈子
『泥濘の食卓』
1話の解説と感想です♪
職場でもプライベートでも決して印象が悪くない癒し系の控えめ女子。
だけど・・・
内に秘めたる静かな狂気にはまだ誰も気づいていない!
『泥濘の食卓』の見どころ
【月刊コミックバンチ】と【まんが王国】がタッグを組んで発売されたレーベル『ウツツ』で待望の新作がリリースされました~♪
サイト主のまるしーはこのレーベルで連載中の『君に愛されて痛かった』の大ファンであり、
今回紹介する『泥濘の食卓』も『君に愛されて痛かった』を彷彿とさせるかなりハードコアなメンヘラ女子ストーリーなんです♪
この2作品に共通した点は、どちらも主人公の女子が家庭環境に大きな問題があるということと、
見た目は可愛くて癒し系だけど、その中身はかなり深い心の闇を持っているという点ですね。
少し異なる点は・・・
『君に愛されて痛かった』では女子高生が主人公ですが、
『泥濘の食卓』の主人公はスーパーで働いている社会人の女子という人物設定です。
しかも今回は・・・
「不倫してる♪」
今は、メンヘラ女子+不倫というシュチュエーションに期待で心震える まるしー でございます♪
そんな名作の香りがプンプン漂う『泥濘の食卓』の見どころですが、
主人公のスーパー店員・捻木 深愛(ねじき みあ)のメンヘラ臭漂う危なそうな人間性とその言動ですね!
「この子はヤバい!」
1話からすでに彼女の奥深い闇がじゃぶじゃぶと垂れ流されています(汗)
それは…彼女から発せられる不倫相手へのセリフが全てを物語っているんです。
なので・・・
まるしーはこの1話を読んだ瞬間から、
「これはキツくてヤバイ!」
と…個人的にはもう心がワクワクしている状態なんです♪
そうです・・・
お察しのとおり、かなり好みが別れる作品ですが、
メンヘラ・サスペンスが好きな人にはたまらない一作であることは間違いありませんよ~♪
『泥濘の食卓』の試し読みはコチラから♪
↓↓↓コチラ↓↓↓
>>>まんが王国
サイト内で『ぬかるみの』と検索して下さい♪
泥濘の食卓【ネタバレ1話】実は心が壊れているんです!
1話:拠り所(前編)
「はこ…これプレゼント」
いかにも女子ウケけが良さそうなメルヘン調な安っぽいラブホテルの一室で、
主人公の捻木 深愛(ねじき みあ)は、自身が勤めているスーパーの店長・那須川(なすかわ)からピアスをプレゼントされていた。
これがオープニングの光景であり、二人はいま不倫中だ(汗)
プレゼントを渡した後に那須川は深愛の耳にピアス穴が空いてないことに気づく。
中年男なんてそんなもんだ。
だが・・・
深愛は、
「私ちょうどピアス空けたいと思ってたの♪」
嬉しそうに笑う。
お互いに忖度だらけの会話が続く。
深愛の不倫相手である店長の那須川という既婚の男は、
仕事が真面目で性格がおっとりとしてカワイイ深愛をこれまでいろんな意味で利用していました。
彼の話では妻が最近になって”鬱”を発症していまい、大変な時期だということだ。
だから・・・
那須川にとって深愛と一緒にいる時だけが唯一心も体も癒される瞬間なのだが、
それもこれもここ最近の状況ではなかなか深愛との時間を作る余裕がなくなっている現状だった。
実は心が壊れているんです!
一方で・・・
主人公の深愛はというと、中学時代に虐待を受けていた父親が亡くなり、
現在はかなりクセの強いモラハラな母親と二人暮らの生活をしています。
自分の娘を罵倒しながらもその娘に異常に執着するという歪んだポジションの母親で、
深愛は幼い頃からこのほぼメンヘラ状態の母親から偏った躾を施されて成長してきたのです(汗)
なので・・・
一見すると、真面目で控えめで絵にかいたような癒し系のふんわり女子に見える深愛であったが、
”実は心が壊れているんです”
それは彼女の不幸過ぎる生い立でほぼ説明がつくだろう・・・
恐らくはラッキーな遊び相手として深愛と不倫している那須川店長のことを本気で愛している深愛。
いつも真剣なまなざしで恥ずかしげもなく那須川に愛の言葉を伝えている。
親から愛を与えられていない深愛にとって那須川という存在は心の拠り所なのだろう・・・
そして…極度のファーザーコンプレックスの要素も多分に含まれているはずだ。
ただ・・・
深愛のそんな闇深い家族への想いや生活背景を知らない那須川は、
そんな純粋で真っすぐすぎる深愛の想いに喜びを感じつつも少し気後れしている様子ではあった。
だけど・・・
二人の関係は良好だったし、これまで職場の人間に気づかれることなく密かな愛を育んできたのです。
しかし・・・
ある日を境にしてその良好だった関係性は那須川によってぶち壊されてしまうのです・・・
『泥濘の食卓』の試し読みは♪
↓↓↓コチラ↓↓↓
>>>まんが王国
サイトTOPから『ぬかるみの』と検索してくださいね♪
『泥濘の食卓』 の感想
恐らくそれなりに人生経験を積んだ大人の女性であれば、
主人公の深愛が不倫する女子の代表的なキャラだという事ことに気づいているはずだ!
一見大人しそうで、物腰も柔らかく、人に対する妬みや嫉みの感情がまったく表に出ていなくて、
素直で純粋そうな女子ほど、一度ハートをつかまれた相手にはとことんハマっちゃう傾向があるし、
”癒し系”という仮面の裏には恐ろしい本性を隠し持っている女子が非常に多いのだ!
これは、サイト主のまるしーが四半世紀以上この世に生きてきて見聞きしてきた情報だ。
「誰からも好かれて常に笑顔で優しい女性ほど心の闇が深い!」
えっ!?
この人がなんで・・・?
という人ほど普通では考えられない事件や事故を起こしているニュースに触れた経験がありませんか?
でも・・・
「自分の身になって考えたら当たり前のことなんです!」
人から何を言われてもニコニコして、常に周りの空気を読んで行動している人が負う心の疲労はハンパないはずです。
そんな人はどうやってそのストレスを解消するのか?
例えば今の時代だったらSNSの”裏アカ”を作って人の悪口を書きまくるパターンが多いようですが、
それも本気で誰かに追跡されれば簡単に身元がバレてしまうワケで・・・
結果…
そういう天使な癒し系の人たちは、心の中に溜まった悪いガスを体の中から放出できず、
「病気になってしまうのです」
それが”鬱”であったり、”統合失調症”であったり、
いわゆる世間でよく言われているメンヘラ状態です。
本作『泥濘の食卓』の主人公・捻木深愛は明らかにメンヘラ女子の代表的なパターンの女子で、
ほぼメンヘラを患っている母親と、DVの父親というとんでもない夫婦の間に生まれ育ち、
これまで親からの愛情は一切与えられず、ただただ暴力とモラハラな環境で育ってきたのです(汗)
そんな子が正常な精神を持っているはずもなく、
いわゆるサラブレットのメンヘラ女子という気の毒な人種なのです(汗)
深愛の心が壊れていることは、不倫相手である那須川との会話の端々で感じ取れますし、
那須川も、
{この子…ちょっとヤバいぞ…}
と…さすがに何らかの違和感を抱いているはずなんです。
ほぼ…冴えない人生が確定した中年男性が、職場で普段の生活では縁のない若い女子と知り合い、
おまけにそんな若い女の子に慕われてエッチまで楽しめる♪
那須川からしたらこんなにラッキーな状況はもう二度と訪れないだろうと思って深愛を貪り食ったんだろうが、
現実問題として、健全な精神をもった若い女子が、経済力もないしょぼくれた中年オヤジのどこに魅力を感じるというのか・・・?
もし…感じたとしたら、
「それは心が壊れているからだ」
いい加減目覚めなさい!世の中の冴えない中年男性たち!
「アナタたちに魅力なんてない!」
女子が病んでるだけです。
だから・・・
ここまで若い深愛の心と体を弄んできた那須川にはこれからとんでもない悲惨な未来が待っているはずで、
「彼の苦痛に歪む顔が早く見たくてしょうがない!」
さて…深愛はどこの時点で心に秘めたその狂気を露わにさせてくるのだろうか?
いや~楽しみです♪
無料試し読み
今、紹介した
『泥濘の食卓シリーズ』は、
『まんが王国』で絶賛配信中のコミックです~♪
このお店は、電子コミックサイトでは老舗のコミックサイトで、
サイト管理人のまるしーがいつも利用してるお店の一つです♪
特に、会員登録なしで、たくさんのコミックが無料試し読みできるのはすごくありがたい!
他のコミックサイトでは読めないレアな作品も数多く扱っているし、
こういうサイトは押さえておいたほうがイイですよ~♪
『泥濘の食卓』の試し読み♪
↓↓↓コチラ↓↓↓
>>>まんが王国
サイト検索窓に『ぬかるみ』と打ち込んでください♪