「君のこと嫌いになったわけじゃないんだ」
那須川の言葉に自分は嫌われていなかったのだとホッと胸をなでおろす深愛だが・・・
『泥濘の食卓』
4話の解説と感想です♪
さぁ~!!深愛のプチ・ストーキングがついに始まりました(汗)
ただ・・・
本人は間違っても自分をストーカーだとは思っていませんけどね・・・
4話の見どころ
前回3話のエピソードで深愛の悲惨な両親との関係性が描かれましたが、
今回は、そんな悲惨な家庭で成長してきた深愛がどういうふうに人を愛するのか?という答えが見えます。
別れを切り出されても前向きに自分をアピールするその強いメンタル。
「いや…メンタルはすでにぶっ壊れている(汗)」
那須川の立場を慮っていろいろと彼の役に立とうとする深愛だったが、
結果的にそんな深愛の行動や言動が那須川をドンドンと追い込んでゆくのだ!
だけど・・・
メンヘラ女子の深愛はそんな事にはまったく気づかない(汗)
なんか・・・
「徐々に始まってゆくホラー映画のオープニングを見ているような気分だった(汗)」
正直これから始まってゆくサスペンサスな愛憎劇に胸がワクワクしてきます♪
今回の4話は、さながらその序章という役割に思えます。
そして・・・
特にこの4話の見どころとしては、だんだん深愛に対して恐怖を覚えだした那須川の歪む表情だ。
{厄介な子に捕まったな~}
という困った感情が表情の前面に浮かんでいるんです(笑)
ただ・・・
サイト主のまるしーとしては、
「お前が全部蒔いた種だよ!」
とか…
「因果応報ですよ!」
とか那須川に言ってやりたい気分です。
どの面下げて自分が娘みたいな年頃の若い女性にモテてると思ってんだ!
これから味わう地獄にせいぜい苦しめ、スケベ親父よ!
まぁ~そんな感じです♪
とにかく深愛のメンヘラ行動が徐々に発動しだしております。
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泥濘の食卓【ネタバレ4話】危険な匂いを感じる那須川!
4話:やさしさ(後編)
那須川が深愛に別れを切り出したその翌日からまったく同じシフトの時間が無くなった二人。
もちろん那須川の意図だ。
そんなある日、深愛は那須川が店にいる時間帯を見計らって仕事が休みの日にスーパーへ買い物に出かけました。
すると・・・
店内にいる深愛の姿を見て衝撃の表情を浮かべる那須川だった。
しかし・・・
屈託なく休みだから店に買い物しに来たと笑っている深愛に、
「ちょっと…」
と声をかけて自分の車に深愛を誘い入れました。
その後、那須川は深愛に自分の気持ちを伝えます。
「君のことを嫌いになったわけじゃないんだ」
そして…
今、自分の奥さんが病院通いをしていて、自分が家のことを全てしなければいけない状態であることを説明します。
深愛にかまっている暇はないという意味を込めて・・・
すると深愛は、
「私にできる事があれば何でも言ってください」
と…那須川に自分が嫌われていないことが分かり上機嫌となります。
二人のテンションがまるで合っていない(汗)
だが・・・
そんな深愛の天然な様子を見てどこか安心した様子の那須川は、
彼女に悪気はないと判断し、
今後も深愛とLINEで連絡を取り合う事を約束します。
これが二人にとってとんでもない約束にならなければいいのだが・・・
ある意味ここで那須川の中途半端な深愛への”やさしさ”が、
彼女を那須川のプチストーカーへと導いてしまったきっかけになったのかもしれない・・・(汗)
危険な匂いを感じる那須川!
その場では深愛に癒されて再びLINEでやり取りすることにした那須川でしたが、
それと同時にこれまでの深愛の行動に危険な匂いを感じる那須川がいました。
そう・・・
確かに那須川の予感は的中していたのです。
実際、
深愛が休みの日に店へとやってきたその日、
車で深愛の自宅付近まで送り届けた那須川だったが、
店の閉店作業の為にとんぼ返りで店へと戻っていった那須川の後を、深愛はバスに乗って追いかけていたのです。
そして…閉店した店の駐車場の花壇に隠れて仕事をしている那須川の姿をじっと見守る深愛。
それはまさにストーカーの行為そのものだった!
やがて時間が経ち、閉店作業を終えて一緒にいたスタッフとドリンクを飲む那須川に向かって、
「おつかれさま」
と…一人で陰からねぎらいの言葉をかける深愛。
静かに…
そして着実に深愛は那須川のストーカーへの階段を上がっている。
さらにその後日、深愛は那須川が住む家の付近で例の登校拒否高校生と再会し、
前回会った時とは別人のように晴れ渡る表情で男子高校生と楽しい時間を過ごした。
今の深愛からは幸せなオーラが全身にほとばしっている。
ただ・・・
深愛がここ最近で送っている那須川へのLINEにまだ一度も返信が届いていない・・・
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4話の感想
まさにこれから修羅場を迎える苦渋に満ちた男の表情をしていたな、那須川は!
彼は気づいているんだ。
天使のような笑顔を向けて自分に愛の言葉を伝えてくる深愛の内にある底知れない恐怖を・・・
しかし・・・
何の罪も犯していない不倫相手の女性に自分がどうすることもできないし、
どうやって深愛との関係を清算したらいいのか分からずにいる那須川(汗)
彼女がヤバい女子だという事はだいたい肌で感じてる那須川だが、
しょぼくれた中年男性の自分にあくまでも純粋で真っすぐな愛情を向けてくる深愛についつい癒されてしまう弱い自分。
でも・・・
このまま深愛との関係を続けていたら自分も家族も崩壊してしまうのは目に見えている(汗)
そんなことは十分に承知の上なのだが、ほんのひと時のあいだでも弾ける若さの肉体と甘い恋に溺れたい那須川。
彼としては出来る限り大人の対応で深愛との距離を保とうとしているわけだが、
結果…
「その中途半端な対応が深愛をストーカーに仕上げてしまったのだ(汗)」
こうなった以上何が正解だというハッキリした答えはないのだが、
「那須川的にはもう手遅れだろう」
恐らく深愛の那須川に対するロックオンはちょっとやそっとのことで外せない。
「ここから先は命がけだ!」
まさかちょっとした浮気がココまで大事になってしまうとはもちろん想像していなかっただろうが、
実のところ深愛みたいなタイプの女性は世の中に意外とたくさん存在しているんです。
ルックスも良くなく取り立てて才能もない中年男性が浮気相手として絶対に選んではいけないのは、
金目当てで近寄ってこない女性である。
「こういう相手は怖い!」
だって・・・
そういう女性の目的は相手に対する”依存”だから・・・
自分の荒んだり傷ついた心の落ち着き先を探しているんです。
若くてイケメンの同世代の男性たちはそんな依存をさせてくれないので、
いかにも冴えない中年男性のことをメンヘラ女子は狙います。
「無意識にね」
そして狙われて落ちてしまったらもう最後だ!
あとはもう命のやり取りをしなければいけないくらいの修羅場が待っているのです(汗)
心を壊した女たちを甘く見てはいけない!
だって・・・
「壊れてるんだから!」
これから那須川はとんでもない地獄を見ることになるんだろうな~(汗)
「ご愁傷様♪」
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