「絶対キレイになってやる!」
きっかけは夫から言われた心のない一言からだった!

著者:岡野ユキ
『女の期限はいつまでですか? 』
結婚して7年になる専業主婦の真純は、自分のことを「なぁ~」としか呼ばなくなった前時代的な夫との愛情が通じ合っていない関係に悩んでいました。
口はスゴク悪いんだけど根っこの部分は悪い人間ではないからと、これまでは何度となく傷つくような言葉を浴びせられても我慢してきたけど、
ある夫の裏切りがきっかけで真純の夫に対する考えや態度が大きく変わった。
「そっちがその気ならこっちにだって考えがある!」
今に見ていろという気持ちで始めた真純の自分改造計画。
釣った魚に餌をやらない代表的なクズ夫に待っているのは、スッパリと気持ちを切り替えて夫を見限った妻からのこっぴどい復讐劇か…?
「行動派のヒロインが前向きで明るいキャラなのでついつい応援したくなります♪」
- 1 『女の期限はいつまでですか?』の見どころ!
- 2 女の期限はいつまでですか?【ネタバレ全話】夫への復讐は自分が美しくなること!
- 2.1 1話:夫が自分を惚れ直す
- 2.2 2話:夫の裏切り行為
- 2.3 3話:嬉しかった分だけ許せない!
- 2.4 4話:浮気の追及
- 2.5 5話:「私がもらいました。」
- 2.6 6話:見切り
- 2.7 7話:ありがたい提案
- 2.8 8話:ホームヘルパー初日
- 2.9 9話:進一郎の反撃
- 2.10 10話:絶対やってやる!
- 2.11 11話:凄まじい数のレシート
- 2.12 12話:本格的な離婚に向けて
- 2.13 13話:後悔することになるぞ!
- 2.14 14話:正反対な夫婦の生活
- 2.15 15話:土下座
- 2.16 16話:見苦しい言い訳
- 2.17 17話:貢ぎ手帳は離婚の切り札
- 2.18 18話:義父母の見事な神裁き
- 2.19 19話:人生の再スタート
- 3 感想まとめ
- 4 どこで読める?
『女の期限はいつまでですか?』の見どころ!
大手電子書籍ストア『コミックシーモア』発のオリジナルレーベル『シーモアコミックス』で、
既婚者女性の琴線に触れてくるヒリヒリ系の夫婦ヒューマンコミック『女の期限はいつまでですか?』が新連載スタートです♪
なんか…作品のタイトルを見ただけでも下っ腹あたりに力が入ってきませんか?
もちろんサイト主のまるしーは、ほぼこのタイトルに興味を惹かれて読み始めた一人です(笑)
ベテラン漫画オタク主婦のまるしーとしては、読まずにはいられない種類のコミックでございます。
とりあえずじっくり読んでみて後ほどその感想を書かせていただきましょう♪
まず…本作の注目すべき点は著者の岡野ユキ 先生だと思います。
まるしーの調べたところ岡野先生はこれまでTLコミックを数多く手がけていらっしゃる漫画家さんで、
今回のように”女性マンガのカテゴリー”で連載を出されるのは非常に珍しいパターンだと思います。
いつもはエッチなシーン多めな男女のシュールなオトナ恋愛劇を描いてらっしゃる岡野先生が、
今回はガッツリとマジモードな夫婦のヒューマン愛憎劇に挑戦されるわけです。
「新分野の開拓だ♪」
新しい試みに挑戦する漫画家さんはなんとしても応援したい!
これはまるしーが小学生時代から漫画という素晴らしい二次元作品に幸せをもらってきたことへの感謝のしるしだ。
全ての漫画家さんを応援したい!
とりあえず本作に至っては普通に絵柄は好みだし、1話を読んだ時点でヒロイン主婦のクズ旦那に激怒りしましたので、最新話までの課金があっという間に終わってしまった…(汗)
「はい…面白い漫画見つけました♪」
そんなまるしーの1話を読み終わった後の第一印象でございます♪
今回紹介する『女の期限はいつまでですか?』の見どころですが、非常に分かりやすく男尊女卑な傾向が強いクズ夫のキャラと、
誰もが応援したくなる朝ドラ系ヒロイン主婦のキャラの夫婦を描いた感情移入しやすい設定とその内容です。
「今時そんなモラハラ発言連発しちゃうの?」
と…心配するくらい時代錯誤なひどい暴言を主人公の妻・真純に連発する夫と、そんな夫の心無いセリフに傷つきつつも健気に主婦業と育児を頑張る真純ですが、
ある事件をきっかけにモラハラ気味だった夫への態度をガラっと変えるわけです。
「面白くなってくるのはそこからだ!」
ヤバい性癖を持った夫の裏切り行為を知った真純は、そこからどんな行動に出て、クズ夫とどう対峙してゆくのか?
魑魅魍魎としたドロドロな男女の愛憎劇が大好物のまるしーにとって、夫婦関係の崩壊を伴う男女のゴタゴタ漫画が大好きです♪
本作は3話まで読むと作品の進む方向性がかなり見えてきますよ。
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女の期限はいつまでですか?【ネタバレ全話】夫への復讐は自分が美しくなること!
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1話:夫が自分を惚れ直す
主人公の専業主婦・水沢真純(みずさわますみ)は、結婚して7年になる夫・進一郎(しんいちろう)との夫婦関係に不満を持っていました。
その理由としては、口が悪くモラハラ気味な態度と、3年間に及ぶセックスレスだ。
夫婦の間には5歳になる瑠愛(るあ)という幼稚園に通う幼い娘がいますが、夫の進一郎は妻に心無い暴言は吐くものの娘のことはそれなりには可愛がっており、
明らかに夫失格と言えるほど悪人でないことが、真純にこれといったい決断をできなくさせている要因でもあった。
そんな中、進一郎が自分に女性としての魅力を感じてくれないないのならば、
自分が努力して美しくなれば、また夫が自分を惚れ直すかもしれないと前向きに考え、
数日後…今自分ができる精いっぱいの自分を進一郎にアピールしたのですが、夫から帰って来たセリフは真純の女心をひどく傷つける言葉でした!
2話:夫の裏切り行為
夫の心無い一言に傷ついてそこから奮起した真純はスポーツジムに通いだし、イケメン会員の桐敷(きりしき)という男性と知り合いになりました。
全ての努力は夫を見返すためだ!
口はかなり悪くて家族をないがしろにしがちな進一郎だが、根っこの部分ではそんな夫のことをまだ好きな真純がいるのです。
この日も、家族をピクニックに連れていけなかったお詫びとして、娘の瑠愛にはカワイイ洋服を、妻の真純には高価な入浴剤を買ってきてくれた。
なんだかんだで家族のことを考えてくれている進一郎に夫として期待してしまう真純でしたが、
このあと…そんな真純の気持ちを一気に地獄へ突き落す”夫の裏切り行為”が発覚します!
3話:嬉しかった分だけ許せない!
真純にプレゼントされた入浴剤は、進一郎が誰かのために買ったと思われる高価な香水のノベルティグッズだった!
これは完全なる夫の裏切りだ。
ここから真純の夫に対する態度がこれまでとはガラッと変わり、浮気の気配を感じ取って名探偵になってゆく流れです。
真純は徹底的に進一郎の関連するSNSをリサーチし、夫が職場の若いOLに香水を買ってあげたことを突き止めます。
なんと…妻にはオマケを渡しておいて若い女にはブランド香水をプレゼント。
「あのオマケ入浴剤が嬉しかった分だけ許せない!」
こんなクズ夫のために頑張るなんてアホらしいわ…
ここから真純の逆襲が始まる・・・
4話:浮気の追及
進一郎が さやか という後輩OLに買ったブランド香水と同じモノをフリマアプリで仕入れた真純は、
それを進一郎の前に差し出して”浮気の追及”を始めました。
分かりやすく表情を引きつらせる夫。
だが…証拠としては20000円のレシートしか持っていない真純は、苦し紛れのウソで自分の潔白を主張する夫を落としきれませんでした(汗)
しかし…限りなく進一郎が言った言葉には”偽り”があると確信した真純は、
当然のことながら夫の言葉など信じる気にはなれない。
そんな中、真純が例の進一郎が香水を買ったと思われる後輩OL・さやかのSNSを見た際、とんでもない事実が発覚したのです。
一体何があった…?
5話:「私がもらいました。」
進一郎が香水をプレゼントしたであろう後輩OLの小田にDMして彼女をカフェに呼び出した真純は、いかにも必死で動揺を隠そうとしている小田へ香水の一件を追求しました。
すると…最初はすっとぼけていた小田でしたが、進一郎が白状したんだと真純がトラップを仕掛けると、「私がもらいました」とすんなりと白状したのです。
しかし…そこから小田の口から出てきた言い分がなんとも腹立たしい限りでした。
あくまでも自分は進一郎から香水をプレゼントされただけであり、日頃から進太郎は若いOLにすり寄って自分以外にもプレゼントを渡していると言うのです。
明らかに妻である真純の神経を逆なでする小田の言葉に怒りが込み上げてきた真純は…
6話:見切り
小田の口ぶりから進一郎との間に男女の関係はなさそうだと判断した真澄でしたが、
大事な家族のお金を若い女に貢いでいること自体が許せない。
明らかに進一郎はまともじゃない。
気持ちの中で進一郎との結婚生活に”見切り”をつけた真澄は、自立する道を模索し始めます。
その為には経済的に独立できる働き口を見つけることが最優先事項となる。
一方…職場で小田から今後一切の交流をなしにしたい言われた進一郎は、その理由が真澄に見つかったからだと知る。
だが…これからも今まで通りの付き合いをしたいと望んだ進一郎に対して小田は、
以前からまったく進一郎には異性として興味がないとぶっちゃけたのです(汗)
すると…予想もしなかった小田のセリフに赤っ恥をかいた進一郎は思わず…
7話:ありがたい提案
進一郎との先が見えない生活に不安を感じた真澄は、本格的に”仕事探し”を始めたのですが、幼い娘を持った専業主婦の立場では、なかなか働き口が見つりませんでした(汗)
そんな中、いつものようにカフェで桐敷とお茶をしていると、彼からまったくパート先が見つからない真澄に”ありがたい提案”をしてもらいます。
それは…桐敷の仕事場兼自宅で行うホームヘルパーの仕事でした。
要するに仕事場と自宅の雑用係だ。
真澄はありがたく桐敷からの申し出を受けることにしたのです。
一方…”香水事件”が発覚して以降、真澄に夫婦間のイニシアティブを握られてしまった進一郎は、
彼の両親に真澄が香水事件を伝えないうちに、なんとか小田から香水代を取り返そうと画策するのですが…
8話:ホームヘルパー初日
進一郎からバカにされながらも、桐敷家でのホームヘルパー初日を迎えた真澄。
桐敷が仕事場兼自宅にしてい場所はすごく高級そうなタワーマンションの一室でした。
忙しそうな桐敷から一通りの業務説明を受けて、さっそく家の中の雑用仕事を始めた真澄は、本当に桐敷が部屋の掃除や食事などに困っていたことを知るのです。
そうなると俄然やる気になってくるのが真澄の人が良い性格です。
その後、彼女は桐敷からお願いされていた以上の働きを見せて、大いに桐敷から喜ばれて感謝されました。
もちろん仕事は継続だ♪
同じ頃…小田から強制的に例の”香水代”を取り返そうとしていた進一郎でしたが、思ってもいなかった手段で小田からの反撃を受け、とんでもない窮地に陥ってしまった…
9話:進一郎の反撃
小田から”セクハラ被害”を会社に訴えられて一週間の自宅謹慎処分を受けたことがバレて、
真澄からはほとほと愛想を尽かされてしまう進一郎です。
一方…もはや進一郎に夫としての役割をなにも期待しなくなった真純は、
桐敷の自宅兼事務所でのホームヘルパーの仕事で、家庭では味わえない元気と癒しをもらっていました。
そんな中、一週間の自宅謹慎を終えて会社に出社した進一郎は、持ち前のノー天気な性格とメンタルの強さを発揮して、
小田に対するセクハラ案件では自分は”被害者”なのだと吹聴して回るのです。
進一郎の反撃だ!
すると…社内に拡散された小田の悪い噂を漏れ聞いて驚いたのは、同じ会社で勤めている小田のカレシ・藤堂(とうどう)でした。
自分のカノジョが色んなオジサンたちに貢がせていた事実にショックを受けた藤堂は…
10話:絶対やってやる!
本命カレシの藤堂から進一郎との関係やパパ活の件でしばらく距離を置きたいと言われた小田。
進一郎に反撃するために事を大きくしたことが裏目に出てしまったようです…(汗)
一方、ようやく働き先が見つかった真純は、家電量販店のスマホコーナーのスタッフとして働き始めると、
早くも有望新人として上司から期待される働きぶりを見せ始めていました。
真純としては一日でも早く夫の収入に頼らず生活していける経済力を身につけようと必死なのです。
そんな真純の頑張りを傍らであざ笑う進一郎がいて、真純は、{絶対やってやる!}と、心の中でメラメラと闘志を燃やしていました。
そんな見た向きに頑張る真純にちょっとした”恋心”を抱きながら陰で応援する桐敷がいる。
最近ではすっかり娘の瑠愛とも仲良くなってますます真純親子との距離が近づいています。
そんな中、またして進一郎が真純にひた隠していたあるモノが見つかり…
11話:凄まじい数のレシート
真純が進一郎の書斎を掃除していて発見したのは、過去の若い女に貢いだであろう凄まじい数のレシートでした。
さらに全てのレシートの金額を合算した真澄の表情が凍り付きます!
なんと…
その額は200万円を超えていました…(汗)
えっ…!?
額が異常すぎる…!!
何も知らずにこれまで節約生活を続けてきた真純としては許しようのない事実だ。
もはや進一郎との”関係修復”など考える余地すらない。
しかし…あまりにショッキングな出来事に直面した真澄は、この現実をとても一人では抱えきれない不安に陥り、気づけば衝動的に桐敷へ電話をかけていたのです。
「はい…桐敷です。」
スマホの向こうから桐敷の声を聞いた瞬間、思わず真純の瞳から涙がこぼれていた…。
それほどまで真純のメンタルは追いつめられていたのだ。
12話:本格的な離婚に向けて
大量の”貢ぎレシート”発覚でついに本格的な離婚に向けて、その動きを加速させる真純は、
もっと進一郎に関する情報を集めるために小田のもとを訪ねました。
小田を責めることなく、あくまでも進一郎が悪いとする真純の態度に申し訳なく感じた小田は、そこからは素直に自分の非を認めて真純に協力てくれました。
一方…証拠のレシートが真純に見つかって逃亡中の進一郎は、街の書店で桐敷のサイン会が行われているイベントに遭遇します。
興味本位で真純が世話になっている人物を見てやろうという感覚で、桐敷がリリースした新刊を買ってサインをもらうべく列に並びました。
すると…驚くことにてっきり冴えないオジサンだろうと思っていた桐敷が、とんでもないイケメンだったことに動揺を隠せない進一郎は…
13話:後悔することになるぞ!
真純からメールで帰宅を促されて家に戻った進一郎は、いきなり”離婚届”を目の前に突き付けられて激しく動揺します…(汗)
{え…!? マジかよ…!!}
なんとか真純との離婚を回避しようと妻の懐柔を図る進一郎ですが、もはや別れる決意が固まった真純にはまったく取り付く島がない状態です。
そんな真純の態度にだんだん腹が立ってきた進一郎は、自分のしたことを棚に上げてなぜか逆ギレ状態となり、
桐敷と真純の関係を攻撃材料に持ち出す始末で、進一郎の呆れた言い分を聞いてまともな話し合いができないと判断した真澄は、まずは夫に”別居”する提案を持ちかけました。
すると…真純が一人で仕事しながら子育てなんかできるわけがないと考えた進一郎は、「後悔することになるぞ!」と…捨て台詞を吐いて家から出ていきました。
さて…それから一カ月後…実際に後悔することとなったのはどっちだったのか…?
14話:正反対な夫婦の生活
自分の存在がどれほど大切かを妻と娘に思い知らせるつもりが、日を追うごとに自分の方が追いつめられていることに気付き始めたクズ夫の進一郎。
一方の真澄はというと、夫と別居してすぐの段階で幼い娘にちゃんと父親がいない事情を話した上で納得してもらい、仕事面では新人ながらもすばらしい営業成績を叩き出し、
上司から将来は正社員として働く気はないかと打診されるまでのハイポテンシャルを発揮して、
まったく夫を必要としない”生活基盤”を着々と作り上げていくのです。
こうしてまったく正反対な夫婦の生活がその後しばらく続いたあと、ついに進太郎が自分の愚かさに気づく瞬間がやって来ました!
今まで自分が好き勝手な生活を謳歌できていたのは全て真澄のおかげだった…。
その現実を思い知った進太郎は…?
15話:土下座
負けを認めた進太郎は、真澄に対して”土下座”で復縁のお願いをしましたが、真澄からは「あなたにはもう信用がないの」と…キッパリ”NO”を突き付けられてしまいます。
会社ではセクハラ男のレッテルを張られて肩身の狭い日々を送り、プライベートでは妻と復縁する望みも消えてドンドンと自暴自棄になっていく進太郎。
そんな時です。
たまたま社内で声を掛けてくれた女子社員の渡辺さんに好意を持ってしまう嘆かわしいほど愚かな進太郎。
もはや彼の女好きは”病気”としか言いようがない。
ちょっと若い女性から親切にしてもらっただけで自分に気があると勘違いするヤバ過ぎる症状だ!
真澄はホントにこんなクズ夫を許さなくてよかった。
このあと…渡辺の言動を勘違いしまくった進太郎はとんでもない暴挙に出て…
16話:見苦しい言い訳
渡辺に無理やり酒を飲ませてホテルへ連れ込もうとする進太郎を、たまたま居合わせた桐敷が制止して止めました。
もし…桐敷がいなかったら進太郎は渡辺から強姦罪で訴えられていたところだ!
そのあと桐敷は進太郎を家に連れて帰って真澄に自分が見たままの”事実”を報告しました。
すると…もはや呆れ果てて責める気にもなれない真澄。
桐敷から進太郎のゲス行動を聞くまでは、夫のことを一度だけ許そうと思っていた真澄がいたのです。
そんな彼女の気持ちを見事に裏切ったのです…。
さらに往生際の悪い進太郎は、実際に浮気をしていないから真澄を裏切っていないと見苦しい言い訳に終始します。
そのあまりにも自分勝手で低能な理屈に怒りを通り越してめまいを覚える真澄。
まさかここまで進太郎の性根が腐っていただなんて…。
さすがに桐敷もあまりのゲスっぷりが度を超えている進太郎に思わず言葉を荒げてしまって…。
17話:貢ぎ手帳は離婚の切り札
真澄が進一郎を激しく追及している中で見つけたのは、なんと彼が女性たちに貢いだ金額を細かく書き留めた“貢ぎ手帳”でした。
その中には誰にいくら使ったか、という驚愕の詳細がびっしりとメモされていて、進一郎の不貞行為を証明する、これ以上ない動かぬ証拠です。
{やっと見つけた!}
真澄はついに探し求めていた切り札を手に入れたことで、離婚へ向けて本格的に行動を開始します。
夫と離婚するために真澄が向かった先は義両親の家であり、もちろん、進一郎を引き連れてです。
なぜ義両親のもとへ行ったのかというと、進一郎の両親は共に教職者で、彼が頭の上がらない存在だということ。
そして、もし夫婦だけで離婚の協議をしても拒否される可能性が高いと考えたからです。
なので真澄は、厳格な義両親に進一郎のクズっぷりを報告して、彼らに離婚を認めさせる作戦に出たのです。
果たして真澄の訴えを義両親は聞き入れてくれるのか…?そして進一郎はこの窮地をどう切り抜けようとするのか?
「次回は義実家で白熱の攻防戦が展開されます!」
18話:義父母の見事な神裁き
進一郎が働いた不貞行為の証拠を提示し、現在進行形で離婚を求めている事実を義父母に伝えた真澄。
夫が厳格な義父母に対して弱いことを知っていた彼女は、まず義父母を攻略するという作戦に出ましたが、これが見事に功を奏します!
なんと…真澄が細かく説明するまでもなく、進一郎自身が義父母の前で自滅する結果に。
自分たちの息子に非があると判断した義父母は、見事な神裁きを下しました。その姿勢は、拍手を送りたいほど立派なものでした!
この義父母による有無を言わせぬ名裁きのおかげで、その場で進一郎との離婚が正式に決定し、用意していた離婚届にも、真澄は彼にサインを書かせることに成功します。
全ては、息子とは正反対に良識ある義父母が、真澄の訴えを冷静かつ的確に受け止めてくれたおかげの結果です。
そしてこの後、愚かな進一郎にはこれまでの行いに対する自業自得の天罰が下ることになります…。
19話:人生の再スタート
いよいよ真澄が主人公のファーストシーズンが、今回のエピソードで完結を迎えます!
真澄との離婚が成立し、仕事を失い、実家でのニート生活を余儀なくされた進一郎。すべてを失った彼は、そこでようやく家族の存在がどれほどかけがえのないものだったかに気づきます。
そして…真純との最後の会話の中で、進一郎は心から真澄に対してこれまでのことを謝罪しました。
もちろん、遅すぎる反省と謝罪で二人の関係が修復されるはずもなく、真澄は当然の言葉を進一郎に突きつけてあっさりと夫婦関係が終了です。
この期に及んで許しを請う進一郎の性根は変わらずでしたが、最後の最後に彼が本当に反省した態度を見せて、真澄は留飲を下げ、人生の再スタートを切れる良いきっかけとなりました!
最後に、ここまでずっと真澄を支え続けてきた桐敷との“恋の行方”ですが…それはぜひ本編でご確認ください…♪
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感想まとめ
とにかく夫・進一郎の真純に対する酷い口の利き方が耳を疑うほどスゴイ(汗)
「完全なモラハラ発言の連発ですよ!」
社会人経験をほとんど経ることなく結婚してしまった真純の悲劇なのだろうか?
自分が一体どれだけ夫からのモラルハラスメントに晒されているのかが分からないのでしょう。
真純自身は夫の進一郎は口が悪いだけで、本当は根が優しくてたまに家族思いなところがあるとか、世のサレ妻たちが言う典型的なセリフを口にしていましたが、
それは恐らく自分が選んだ結婚相手を自ら否定したくないという深層心理が働いているからだろう。
恋人や夫からDVやモラハラを受けても別れられない女性たちは大体こう言うんです。
「たまにスゴク優しい時がある」
「根はすごくイイ人なんです」
「私がいないとダメな人なんです」
まるしーからすると、
「一生そうやって人生の時間を奪われてろよ!」と思ってしまう。
もし…友人から相談されてこのての言葉が出てきた瞬間にまるしーは親身に話を聞くことをやめて、あなたたちはスゴクお似合いのカップルだよと言って全力で応援しちゃいます(笑)
だって…
「バカに何を言ってもムダだから!」
親身に頭を使って相談に乗ってあげるカロリーが勿体ない。
好きなだけモラハラ男に傷つけられてこの世の地獄を見ればいいのだ。
自分がボロボロになって全てを無くして初めて気付く愚かな自分というわけです。
特に可哀そうとも思わない。
心が弱いのか自分の失敗を認めたくない無意味なプライドの高さなのか、サレ妻・サレ彼女な体質の女性って無理やりにでも夫や恋人のいい所だけを見ようとするんです。
「なんでなんだろう…?」
まるしーは彼女たちの気持ちが全く分からないのです。
その点…本作の主人公・真純は進一郎の裏切りに気づいてからは真っ当な判断をしていました。
「あれで正解だと思います。」
すぐに夫を追及しなかったことも良かったし、気持ちの切り替えスピードも実に早かった。
こういう時はウジウジ落ち込んでいないでスパッと断ち切ればいいのだ。
なので真純の判断とその行動は見ていて実に気持ちの良いものでした。
どんどんジムで自分を磨き上げて美しくなればいいし、桐敷くんともイイ感じの距離感で仲良くやればいい♪
3話まで読んだ時点では、真純が進一郎との愛も希望もない夫婦関係に見切りをつけたようですが、頑張ってその意思を貫いてほしいな。
なにがキモいかって、進一郎は浮気さえできないモテない君だという点だ。
「妻を裏切ってるならちゃんと裏切れよって感じ(汗)」
若いあざと女子OLに金だけ貢がされて何してんだよ。
情けないったらありゃしない。
会社の若い後輩OLから進一郎がキモがられている事実を踏まえて真純が不憫でしょうがない。
「こんな旦那いやだわ~」
「恥ずかしくて居たたまれないわ~」
「全国の妻たちの敵だわ~」
浮気するならせめてモテろ。
好きになられて誘惑されろ。
家族のお金を使ってまで若い女の尻を追っかけて弄ばれるとかありえない。
嫉妬とか怒りとかじゃなくて情けなくて恥ずかしいからヤメてくれ!
ここまですごく汚い言葉を羅列しておりますが、まるしーは決してこの作品に対しての不満を書き綴っているわけではなく、
あくまでもストーリーにドハマりして真純の立場に成り代わって書きなぐっているわけです(汗)
そして…本作を読んだ感想としては、「すごくヒリヒリして病みつきになる」というメチャクチャ先の展開が気になるヒューマンドラマです♪
どこで読める?
今、紹介した『女の期限はいつまでですか?』は、
テレビCMでもお馴染みの電子書籍のコミックシーモアで先行配信中のコミックでございます♪
コチラのお店はサイト主のまるしーもよく利用するお店で、何と言っても面倒な会員登録しなくても、いろんな漫画が立ち読みできちゃうのがありがたいです♪
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『女の期限はいつまでですか?』を読んだ方にお勧め漫画…♪
『女の期限はいつまでですか?』を読んだ方にお勧め漫画の紹介でございます…♪
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