著者:旭山リサ / rito.
『リンドバーグの救済』
4話の解説と感想です♪
改めてお互いの気持ちを確かめ合って、より夫婦の絆を強くしたミミとアル。
二人は決して損得勘定だけで結ばれた夫婦ではないことを、
3話の後半部分で描かれた切なくも感動的な二人のやり取りが物語っていました。
確かにミミとアルを待ち受ける未来には、まだ乗り越えなければいけない壁がいくつか残されていますが、
今の信頼し合った二人ならばそんな困難も受け止めて解決できるような気がする。
差し当たって二人が結婚してから初めて迎える礼拝の日は、
ミミがアルの妻となって最初に立ち向かう大イベントだ…(汗)
いざ…出陣!
「いよいよミミがアルの妻として町の人々に挨拶するドキドキの日がやって来ました…!」
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リンドバーグの救済【ネタバレ4話・解説】毒には毒で対抗よ!
礼拝の日
この日、ミミとアルが夫婦となって初めての”日曜日”がやって来ました。
それはつまり…アルがすごく恐れていた”礼拝の日”であり、
教会にやって来る町の人々に妻となったミミを紹介する予定の日なわけで、
朝からアルはまるで生まれたての小鹿のごとく壁に寄りかかって震えていました。
そんなアルの様子を見たミミは、
「私がそばにいるから大丈夫ですよ♪」と明るく声を掛けます。
ミミから愛のこもった優しい言葉で励まされて思わず胸がキュンとなるアル。
やがて…なんとか気持ちを奮い立たせて礼拝堂へと向かうアルでした。
その後、讃美歌の合唱とアルによる説教が終わると、
ついにミミが紹介される瞬間がやって来た。
タイミングを見計らってミミが講壇へ上がってアルの隣に立ちました。
「ご紹介します…私の妻ミミです。」
少し緊張した笑顔を浮かべてアルが町の人々に向かってミミを紹介しました。
すると…なぜか教会内の空気がシーンと静まり返ります。
なんだか…空気が重い…(汗)
そしてアルが少し焦りだしたその時でした。
おもむろにミミが話し始め、その粋なスピーチが皆の気持ちを和ますと、
会場のあちらこちらから歓迎の拍手がミミに贈られました。
ひとまずツカミはOKといったところだ♪
毒には毒で対抗よ!
ミミによる毅然として堂々とした振る舞いの挨拶により、
概ね町の人々からは好意的に受け入れられた感じのミミでしたが、
もちろんそんなミミの存在を疎ましく思う視線がチラホラと伺えるのです。
その視線の主は、これまでアルの”妻”の座にありつこうとしていた町娘たちです。
その中でもエロイーズとアラベラの二人は、
アルが結婚してもなお彼のことを諦めた気配がなく、
例の”惚れ薬”という名の毒入りのお菓子をアルに手渡してきたのです。
口では”結婚おめでとうございます”とアルとミミの結婚を祝福しながら、
いまだに自作の惚れ薬入りのお菓子でアルを我がモノにしようとしているわけだ。
女って…恐ろしい…(汗)
だが…それを知ったミミも負けてはいませんでした。
彼女は今後アルがエロイーズやアラベラからつきまとわれないためにいいアイデアがあると言うと、
家政婦のナンシーとなにやらキッチンでお菓子作りを始めました。
「毒には毒で対抗よ!」
ミミは惚れ薬という名目の毒入りクッキーやパイをアルに手渡したエロイーズとアラベラに対し、
強烈な味のクッキーを彼女たちに振舞って反撃行動に出たわけです。
あくまでも平和的なノリで…。
さて…
その結果…
二人の町娘にどういう事態が起こったのでしょうか…?
その模様はぜひ本編現物でお楽しみください♪
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4話の感想や解説
原作の小説を読んでいた時からすごく気になっていたシーンがやっと二次元で見ることができました♪
それは…アルが生まれたての小鹿みたいにぶるぶると震えている様子です…(笑)
この後にどうしてアルがそんなにも礼拝の日が来ることを恐れていたのかが判明するのですが、
かなりメンタルが強い方のアルが珍しく弱気な一面を垣間見せたあのシーンでは、
平然と落ち着いているミミがアルにかけた言葉がもう~たまらなくカッコよくて頼もしくて惚れ惚れしちゃうのです♪
まだ少女のような幼さを持った一面と、何事にも動じない肝っ玉の据わったミミがいて、
そこにフランス人形のような可憐で美しいるルックスが加わると、
まさに”無敵の新妻”と呼ぶにふさわしいミミ夫人が出来上がるわけです。
不安そうにしているアルに向って、
「大丈夫ですよ…私がそばにいますからね」って…
どれだけカッコいいのだ!
そりゃ~アルも”キューン”ってなっちゃいますよ。
さらに…講壇からミミが町の人々を前にしてぶっ放した挨拶の神スピーチ。
淑女の立ち振る舞いでいながら、時にユーモアを交えたツッコミを入れつつ、
どこまでも上品かつ誠実な言葉で集まった聴衆を魅了するミミ夫人。
「完璧な挨拶でした♪」
アルもここまでミミがハイポテンシャルな女性だとは思っていなかったんじゃないでしょうか。
それほど礼拝の場で見せたミミの自己紹介は素晴らしいパフォーマンスでした♪
あれできっとアルはミミちゃんに惚れ直したでしょう。
しかも…
ミミが本当にアルの妻としての本領を発揮したのはこの後のことです。
そうです。
いわゆるアルがミミを妻にしたいと考えた一番初めのとっかかりである町娘たちとの攻防戦です。
ついに登場してきましたね。
今までアルに恐怖を味合わせてきたデンジャー町娘コンビ・エロイーズとアラベラが!
ミミへの対抗心むき出しで例の惚れ薬入りのクッキーとパイを懲りずに渡してきましたよ!
アルが独身ではなくなったにも関わらずです。
結局この二人にはアルが結婚していようがまったく関係なかったんですね…(汗)
もはや彼女たちの行動は、推し活を通り越してストーカーの域に達する警察案件なのかもしれません。
「怖い怖い…(汗)」
今回登場したこのエロイーズとアラベラは、ミミから手痛い反撃にあって散々な目に遭わされましたが、
なんの…彼女たちはこのまま黙って引き下がったわけではなかったのです。
後日…この二人はミミに対してとんでもないことをやらかしてくるのでこうご期待です。
あと…特にアラベラの方はリンドバーグ夫妻とこのあとも家族を通じて、
ちょっとした腐れ縁が続いていくこととなります。
アルのハートをなんとか惚れ薬入りのお菓子で射止めようとしている危険なアラベラ嬢ですが、
実は彼女…お父さんが弁護士をしている立派なお家の娘さんなのです。
そのアラベラの父親こそが、後にミミとアルの運命を握る重要なキーマンとなるのですが、
それはまだまだ先のお話でございます。
とにかく今は結婚してもまだアルのことを諦めようとしないアラベラたちとミミの激しいバトルが続きます。
それに…アルを狙っている町娘はまだこの二人の他にもいるのです。
その人物が一番ヤバい女性であることはまだコミカライズ版読者の皆さんは知らない。
まぁ~アラベラとエロイーズを遥かに凌ぐヤバさのメンヘラ女子がもう一人いるのです。
たぶんこの4話のラストページで真っ黒な影で描かれていたあの人物だと思います。
「彼女はかなりヤバいです(汗)」
どんなところがって…?
それは彼女がとんでもないモノの収集癖があるという点がネックになっているわけで、
とにかく恐ろしい女性なのですよ。
そんな町娘たちとこれからミミは闘っていくのです。
だから…
「頑張れ~ミミちゃん♪」
追記…。
今回の4話を読んで思わず吹き出して笑ってしまったシーン。
34ページでミミちゃんとナンシーさんが”アレ”を楽しそうに作っているひとコマです。
これはもう最高に笑った♪
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