著者:丘上あい
『ロア~奈落のヒロイン~』
2話の解説と感想です♪
美佐都の出生にまつわる驚くべき衝撃の事実が発覚しました!
なぜ…彼女は養女なのか?
なぜ…東京から来た母親を名乗る女性は今ごろなって美佐都を引き取りに来たのか?
それには美佐都をこの世に取り出した一人の医師による行動が深く関わっていたのです。
恐らくこれから美佐都にとって辛く厳しい運命が待っていることでしょう。
ちょっとしたお遊びのつもりで参加したあのドラマのテレビ出演が、
美佐都にとって何事にも代えがたい平穏で幸せな日常を奪い去ってしまったのです(汗)
今回のエピソードで美佐都にいま起きている不幸な現実が明らかになります。
「一人の看護師の残酷な思惑が美佐都を過酷な運命の舞台へと引きずり出してしまいました(汗)」
1話の解説と感想はコチラ♪
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ロア ~奈落のヒロイン~【ネタバレ2話】過酷で辛い人生がスタート!
あなたの本当のお母さんよ
両親を火事で失ったことで孤児となってしまった美佐都は、
「あなたの本当のお母さんよ」と名乗る東京から来た東條真由花(とうじょうまゆか)という女性に引き取られた。
2話の冒頭では美佐都がこの世に生まれ出た日の壮絶かつ非合法な一日が描かれています。
この日、美佐都の実の母親である当時16歳の若宮汐里(わかみやしおり)が交通事故に遭い、
ひどい重傷を負って救急車で病院に運び込まれてきました。
その時に汐里の治療を担当した医師が東條勝治(とうじょうまさはる)です。
彼は汐里の身内と思われる人物から電話口で汐里のお腹にいる赤ちゃんの”堕胎”を指示されるのです。
しかし…悩んだ挙句に彼は赤ちゃんを殺すことはできず秘密裏に出産させて、
一連の事実を知ってる一人の看護師に赤ちゃんの産後管理を任せました。
その後なんとか命をとりとめた汐里にはお腹の赤ちゃんは助からなかったと告げるのです。
東條は汐里が退院して間もなく、人知れず汐里の赤ちゃんをとある孤児院に託し、
それで全てが解決したと思っていた。
しかし…
それから5年後、その時の赤ちゃんが目の前に現れたのです(汗)
そう…
美佐都を遠縁の親類だと偽って東京へ引き取って来たのは、
当時の美佐都を秘密裏に看護していた看護師であり、現在の東條の妻・真由花(まゆか)だったのです。
過酷で辛い人生がスタート
その日、家の玄関の入り口に立っている美佐都の姿を見た瞬間、
5年前に自分が汐里のお腹から取り出した赤ちゃんだとすぐに気づいた東條は驚愕します!
「な…なんで…!?」
真由花はまったく東條に相談することなく美佐都を引き取って来たのだ(汗)
すでに東條と真由花の間には美佐都より少し年上の彩音(あやね)という娘がいて、
その娘が明らかに美佐都の存在を疎ましく思っています。
トツゼン見ず知らずの女の子が家族として現れたら確かに良い気分ではないだろう。
美佐都は東條の家に引き取られたその初日から彩音から反感を買うことになり、
東條夫妻のいないところで彩音から罵詈雑言を浴びせられます。
こうしてとんでもない曰くつきの家族のもとで暮らすことになった美佐都ですが、
彼女はまだ東條家の子供として生きていくことがどれほど危険で不遇な日常になるのかをまだ理解していない(汗)
ここから美佐都の長く険しい過酷で辛い人生がスタートするわけです。
果たして…東條の妻・真由花は一体どういう意図で真由花を引き取って来たのだろうか…?
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2話の感想
東條勝治(とうじょうまさはる)という医師が全ての問題を作った張本人だった。
ものすごく込み入った複雑な事情のある美佐都の生い立ちでしたが、
このようすだと今後ものすごく愛憎にまみれたドロドロな人間ドラマが展開されそうです。
まだほんの2話までしか進んでいないのに、途方もなく険しくて過酷な人生を歩んでいる美佐都の未来が想像できてしまいます。
このような複雑怪奇な人間ドラマを描かせたら丘上あい 先生の右に出る漫画家さんはいない!
「まさに丘上作品の真骨頂だ♪」
美佐都の置かれた状況を説明するだけでもかなりの文字数を使わなければいけない複雑さのストーリーです。
というかあまり詳しく説明してしまうと本気のネタバレになってしまうのでそこら辺は控えておきます(汗)
ただ…
現時点でサイト主のまるしーが凄く気になっているのは、
東條と真由花の夫婦です。
恐らく真由花は美佐都が秘密裏に汐里のお腹から取り出された美佐都の存在を把握しているあの日の看護師でしょう。
医師として許されない犯罪を罪を犯した彼の”秘密”を知る女性です。
恐らく東條は美佐都の問題があったから真由花と結婚せざるを得なかったのではないだろうか?
真由花の口を永遠に封じることによって美佐都の安全を確保した。
なぜ東條がそこまでして美佐都のことを守ろうとするのか?
自身の医師としての立場を守るための保身か?
まるしーがパッと頭に浮かんだ理由は二つある。
東條が美里の父親だというケースと、美佐都の母親・汐里がよく知る人物だったケースだ。
ただ恐らく東條が美佐都の父親という可能性は限りなく低いと思います。
なぜならどう見ても美佐都の母親・若宮汐里(わかみやしおり)と東條との会話は、
男女の深い関係にあるような間柄には見えませんでした。
よって一番可能性が高いのは、汐里が登場の良く知る人物だったというケースです。
その理由は美佐都がドラマ撮影の時に見せたあの鬼気迫る素晴らしい演技ですね。
そう…
若宮汐里は当時有名な売り出し中の”女優”さんだったのではないでしょうか?
そして東條が電話で話していた人物が汐里の所属する芸能事務所の社長とか…。
スキャンダルを恐れた事務所の社長が汐里のお腹の中にいる胎児を死産させるよう東條に指示を出した。
でも…東條は医師として人としてどうしてもできなかった。
これならなんとなく辻褄が合うような気がする。
問題はどうしてどうして真由花が美佐都をわざわざ引きとったのかということです。
そのことで一つ気になるのが東條家の一人娘・彩音の存在です。
あるとき真由花は美佐都の存在を疎ましかる彩音に対して、
アナタはお姉ちゃんなんだから優しくしてあげななきゃダメでしょうと諭していました。
「えっ…彩名の方が美佐都より年上…!?」
どういうことだ?
もし…東條が美佐都の件に関する口封じのために真由花と結婚したのなら計算が合わない(汗)
美佐都が生まれた時には既に彩音がこの世に存在していたことになります。
となると考えられるのは二つ。
彩音は真由花の連れ子だったか、東条の後妻だということ。
東條が美佐都の件の口封じのために当時の妻と別れて真由花と再婚したか、
逆に真由花が当時の夫と別れて玉の輿に乗るために東條の妻というポジションをとったか、
もともとシングルマザーの看護師だったかです。
「考えれば考えるほど謎が多きストーリーです(汗)」
俄然ワクワクしてきた♪
もし…真由花が東條の後妻だったならば、東條の犯した罪の証拠である美佐都を手元に置いておくことで、
この先もガッチリ東條の妻として確実なポジションを確保しておきたかったという意図が推測できます。
それとも真由花には何か美佐都の事で含むところがあるのか?
今のところ真由花が何かよからぬことを企んでいるということは想像に難くないですが、
それが美佐都にとって不都合極まりないことであるのは間違いないわけで、
これから美佐都が辿ることになる気が遠くなりそうな辛い日々を思うと不憫でしょうがない気持ちになる(汗)
「まったく東條も罪なことをしたもんだ。」
アナタの身勝手な正義感から美佐都をこの世に引っ張り出したのならちゃんとその責任は取って欲しいものです。
>>>『ロア ~奈落のヒロイン~』3話の解説と感想はコチラ♪
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