13歳の”女”が魅せる破壊的な色気。
桃色に色めくあのぽっちゃ入りした唇を目の当たりにすると、
大人の男だからこそほっとけなくて狂ってしまいそうだ。
押さえようのないこの想いを一体どうすれば・・・
著者:松本剛
『ロッタレイン』
1巻の解説と感想です♪
13歳の少女はいつだって立派な大人だ。
そして…
30歳の大人になったって考えてることは中学生だ・・・
この漫画を読めばそれがよく分かるストーリーなのです。
ロッタレインとは?
第1巻を読み終えたあとに、”ロッタレイン”というタイトルの語源が知りたくなって調べてみたら、
直訳の言葉はないみたい。
だからいろいろ調べて”ロッタ”という単語は”a lot of”を崩した形らしくて意味は、
「たくさんの愛」みたいな感じらしいことが分かった!
”レイン”はどう考えても”rain”だろうから”雨”的な意味なんだろうな~
ということは、2つの単語を合わせてタイトルの意味を考えてみると、
『切ないたくさんの愛』って感じになるのかな~?
でもこれだったらこの漫画のストーリーとピッタリ当てはまるんです。
血の繋がらない年の差兄妹の禁断愛を描いた切なくも儚いラブストーリー。
だけど・・・
「なんだろう?」
この作品を読んだ印象としてはものすごくプラトニックなのに妙に生臭くて官能的だった。
特別ラブシーンもないんだけどなんか全体のかもし出す雰囲気がエロいんです!
もしこの感じが作家のイメージしたものならば完璧に成功していると思います。
読み進めていくとなんだか文学小説を読んでいるような気分にさせられてしまうのです。
「絵柄のせいでもあるのかな~?」
青年誌に連載された男性作家さんの作品だからなのかヒロインの少女の描き方が綺麗やカワイイではなくて、
「なんか…エロい(汗)」
でも、そこがこの作品の一番描きたかった部分だと勝手に思ってるんでそれを楽しみながら興奮して読むようにしてます。
『ロッタレイン』
サイト主のまるしーとしては、なかなか背徳感にまみれた面白い漫画だと思いますよ~♪
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ロッタレイン【ネタバレ1巻】背徳にまみれた破滅的な禁断愛のゆくえ!
仕事・恋人・母親…その全てを失った
主人公の玉井一(たまいはじめ)。
仕事で大事故を起こして入院する彼の前に現れたのは、
14年前 自分と母を捨てて出ていった父と、初めて会った血のつながらない義妹・山口初穂(やまぐりはつほ)だった。
心と体に深い傷を負ったハジメは、今でも恨んでいる父親からのたっての希望で、
初穂の母と弟とともに長岡で一緒に暮らすことになるが、
家族の平穏な暮らしを乱されるのを恐れた初穂は、ハジメに対して敵意を剥き出しにしてくる。
当初は、複雑な関係ながら自分の体と心が回復するまでは普通の”家族”になろうと初穂に歩み寄るハジメだった。
しかし・・・
いつしか彼は桃色の唇と、少女と女性の間を行き来する美しい13歳の初穂に心を奪われ……
背徳な衝動を抑える力と、抑えきれない欲望が頭の中で激しく交錯する!
ひと夏の儚い恋と永遠なる愛の物語。
直接的な性描写はまったくと言っていいほど描かれてはいないが、気持ち的にはR18の禁断プラトニックストーリー!
脳の奥で興奮させる生々しい愛にご注意あれ…(笑)
義妹の初穂
「来ないで。」
まるで幻のように突然現れてハジメにそうつぶやいた少女が、今思えば初穂だった…
バスの運転手だったハジメはたった一人の母を病気で亡くし、
失意の中、会社では上司からパワハラを受け、付き合っていた恋人には裏切られた。
なんと・・・
愛する女性は、自分にパワハラを働いた上司と浮気をしていた!
運悪くハジメはその生々しい現場を見てしまったのだ。
たった一人の家族である母を失い、今度は愛する恋人までも失ってしまった。
しかも、恋人の心と身体を奪っているのは、自分を虫けらのようにイジメていた会社の上司。
世の中の全てが嫌になった・・・
その時、ハジメの精神は完全に崩壊し、あわや大惨事というバスの追突事故を起こしてしまう。
幸いその時は回送車両を運転中だったので傷ついたのはハジメ本人と、追突した雑居ビルだけだった。
だから言い渡されたハジメの責任は彼が退職するだけでことは収まった。
{もう…生きててもしょうがない}
病室のベットでそんな思いにふけっていた時。
彼女は突然現れてあの言葉をつぶやいた。
しかし…
翌日、再び父親と一緒に現れた初穂は、昨日の突き放すような視線とはまったく違った普通の13歳の可憐な少女だった・・・
一度は捨てた30になる息子を父親は突然迎えに来た。
ハジメが憎しみしかなかった父親のもとで厄介になろうと決めたのは、
これから死ぬまで父に恨み言を言ってやろうと思ったからかもしれない。
とにかく、ハジメは自分と母親を捨てて他の女と所帯をもった父親の家で暮らすことにした。
そんなハジメを、義妹の初穂は歓迎していない。
{なぜこんなにまで自分に敵意を…?}
だが…
その時のハジメは彼女の抱えている苦しみや悲しみに気づく心の余裕なんてまったくなかった。
自分の事で精一杯である。
雪解け
父親と未入籍のまま14年間暮らしている内縁の妻・美子(よしこ)、
美子の連れ子・初穂(はつほ)。そして父と美子から生まれた一番下の息子・澄也(すみや)。
このややこしい関係の家族にまたひとり複雑な関係のハジメが加わった。
お互いに気を使い合いながら探り探りの関係が始まったものの、
やっぱり未だに初穂だけはハジメを受け入れようとはしなかった。
相変わらずハジメが歩み寄ろうとしてもまったく心を開かないで敵意むき出しの態度をとってくる初穂。
しかし…
そんな二人の関係が劇的に変わったのは、父の内縁の妻・美子がガンで入院してからだ。
母親が死んでしまうと、家族の中で血がつながっていないのは自分だけだと悲しみに震える初穂。
現に母が元気なときでも”2号さん”の娘として、学校や近所でも後ろ指をさされてきた。
ハジメは家族と一緒に暮らすようになって、初穂の不幸な立場がなんとなく分かってきた。
美子の入院で2人の間に立ちはだかっていた分厚い壁がくずれてきた。
初穂は少しづつハジメに心を許すようになってきている。
そんな時、突然もたらされた不幸な出来事が家族を襲う…
背徳な心
入院して数日後に美子がこの世から去ってしまった。
美子が無くなる日の前日、ハジメは嘆き悲しむ初穂の身体をギュッと抱きしめていた。
「大丈夫だから…」
だが…
その言葉も虚しく美子はあっけなく逝ってしまった。
葬儀では頼りの父親が廃人のようにうなだれていてまったく使い物にならなかった。
しっかり気持ちを抑えていたのはハジメと初穂だけで、2人は協力しあって美子の葬儀を乗り切ったのです。
ただ・・・
この日、ハジメを背徳な心に火をつける重大な事件が置きてしまう。
初穂の同級生でクラスメイトの男子
奥野(おくの)。
彼が葬儀に参列したことで初穂に衝撃的な事件が起きてしまうのです。
この時、ハジメが始めて初穂に抱いた背徳の心とその衝動がこの時に爆発してしまう!
その様子は、本編現物でお楽しみ下さい~♪
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1巻の感想
まず、主人公がバスの運転手っていうのがちょっと珍しくてなんかリアリティーがある。
主人公のハジメは人のいい真面目な性格なんだろうな~
そして、男性としてかなり弱い部類に入ってしまう人間だから、
大人の世界では他人から利用されたり裏切られたりしてしまう。
「そんなハジメだったからこそ13歳の少女に本気で恋が出来たんだろうと思う。」
ただ…
どうして、恋人の宮内聡子は、あんな魅力のない気持ち悪いハジメの上司と浮気なんてしてたんだろう?
まるし―から見たらこの世で一番女性から嫌われタイプがあの上野課長みたいな男なんだけどな~?
「いかにもイケずそうな顔つきで性格も最悪!」
なのでどうして、聡子がハジメより上野課長を選んだのか?
その理由がもっと深く知りたかったな~
そうすれば、もっとハジメの人間性が分かったはずなんだけど・・・
でもまぁこの物語で大切なのはやっぱりハジメと初穂の関係で、
その中でも一番重要な事は、
「なぜ、初穂がハジメのことを好きになったかだと思う!」
男はみんな初穂みたいな少女が近くにいれば好きになるからハジメの気持ちなんてどうでもいい。
「問題は初穂!」
そう!
この作品ではそこがちゃんと描かれているんです。
最初、ハジメの存在を受け入れなかった初穂が次第に心を開いてくるようになり、
「あの日、決定的にハジメの事を好きになる!」
大人びてはいるけれどもまだまだ子供な13歳の少女の多感な心の揺れや感情を、
すごく綿密に、繊細に描き出しているわけです。
まるでその部分だけに焦点を絞っているが如く・・・
だから凄く読み応えがあったし、内容が深かった♪
特に、1巻のラストシーンで初穂がハジメに言った言葉と行動。
「あれは凄かった」
あんな官能的なシーンを見せられて2巻を読まないでいられるわけがない。
ある意味すごく卑怯な演出だ~(笑)
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