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サイコママ彩子【ネタバレ1話】恐怖のママさんヒエラルキー!

無料漫画が豊富!【まんが王国】一般コミックLP

著者:愛谷千明

『サイコママ彩子

1話の解説と感想です♪

この日、都内某所にある【ひかり幼稚園】に転入してきた園児がいました。

母親の冴木彩子さえきあやこと手を繋いで歩いて登園してきた娘の美憂みゆう

まるでファツション雑誌から飛び出してきたかのように華やかで美しい母と娘の姿に、

他の園児たちの母親から感嘆の声と羨望の眼差しが向けられる。

中途半端な時期の転入ということは、この親子が引っ越しでこの町にやって来たことが予想されるが、

本当の目的はそうではありませんでした。

その理由はこれから徐々に分かってくるはずだ…。

「早くも闇深い幼稚園ママ同士による保護者ヒエラルキーの洗礼を受けたサイコママ・彩子の驚きな反応は…?」


 

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サイコママ彩子【ネタバレ1話】恐怖のママさんヒエラルキー!

恐怖のママさんヒエラルキー!

主人公の冴木彩子さえきあやこは、娘の美憂みゆうとともに都内某所にある【ひかり幼稚園】に転入してこの日は初めての登園日でした。

見目麗しい母親と娘の洗練された容姿は、たちまち他のママさん達から注目の的となる。

それほど彩子と美憂は他の園児やママさんたちから突出したオーラを放っていたのです。

だが…そんな冴木親子を羨望の眼差して見ているママさんたちの中に交じって、

3人だけ明らかに敵意を含んだ厳しい視線を送っているママさんがいました。

彼女たちはこの【ひかり幼稚園】に蔓延る”恐怖のママさんヒエラルキー”の頂点に君臨するボスママ3人衆だ!

メンバー構成は、リーダー格の鮫洲良子さめずりょうこを筆頭に志村奈保しむらなほ相川麻美あいかわあさみという3人のママさんだ。

確かに他のモブキャラなママたちに比べて明らかにルックスも着ている洋服も豪華です。

それに…このボスママ3人衆に対しては、ヒエラルキーが底辺のママさんが90度の角度に腰を折って挨拶している。

どうやらこの幼稚園に子供を通わせているママさんたちは、

漏れなくボスママ3人衆の”支配下”にあるようだ。

だけどそんなママさん同士の闇深い実情を目の当たりにしても、

まったく意に介さず涼しい笑顔をヒエラルキー最底辺のママさんに向むけて元気にあいさつする彩子がいました。

すると彩子から挨拶をされた底辺ママは驚いた様子で、丁寧に挨拶を返しました。

娘の美憂はその底辺ママの娘と連れ立って園内の教室へ元気な笑顔で入っていく。

この一連の光景を厳しい表情で見つめていたボスママ3人衆のリーダー鮫洲はすかさず携帯を取り出してある人物にメールを送信しました。

新入りの洗礼

彩子と初対面の挨拶を交わした最底辺ママの白石しらいしは、

彩子と挨拶を交わして別れたその直後に鮫洲からのメールで彩子をいつものカフェに連れてくるよう指示を受け、

慌てて彩子に追いすがってお話したいことがあるという名目でボスママ3人衆の待つカフェに連れて行くのです。

白石に彩子が連れられてきた店は、鮫洲家が経営するオシャレなカフェであり、

長テーブル奥の正面にはボスらしく鮫洲が座っていて、その両隣りにはボス仲間二人が顔を揃えており、

他には白石と山田の底辺ママコンビがその場にいました。

彩子が席に着くとそこから新入りママの”身の上調査”と、今後どの”ヒエラルキー階層”に入るかの値踏みが始まる。

ここまでずっと笑顔を絶やさずフラットなままの態度でいる彩子は、

ボスママ3人衆の前でも全くひるむことなくその態度が変わることはなく、

そんな彼女の様子を見た鮫洲たちは、彩子がハイクラスの人物だと認めて自分たちの仲間に入れようとしたのですが、

彩子はまったくそんなくだらないヒエラルキー構造に興味を示さず、

その態度が鮫洲の怒りを買ってしまった彩子は、”新入りの洗礼”を受けることになってしまった…(汗)

こうして幼稚園の転入初日にボスママ3人衆から目をつけられることとなった彩子ですが、

実際のところその逆だ。

彩子が目をつけられたのではなく、早くもこの【ひかり幼稚園】に蔓延る暗部を彩子が見つけたのです。

さぁ…ここから何かが始まる♪


 

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1話の感想まとめ

物語が始まって冒頭の語り部分では、幼稚園が「子供たちにとっては楽しい場所」で、

ママたちにとっては”地獄のような場所”であるというテロップ解説がありましたが、

確かにボスママ3人衆以外の底辺ママたちにとって地獄なのは間違いありませんが、

それと同様に底辺ママの子供たちにとっても幼稚園は決して楽しい場所ではない可能性があります。

イジメを働いている母親の子供は、その親と同じようにイジメっ子である確率が高いし、

同じくイジメを受けているママの子供もイジメられっ子というケースが多いと思います。

なので子供たちの誰もが幼稚園が楽しい場所ではないという事が考えられます。

なぜサイト主のまるしーがこの事をわざわざ粒立てて話しているかというと、

主人公のサイコママ・彩子にとっては一番大切な部分だからです。

本編ストーリーの中で彩子は、ボスママ鮫洲に向かって、

「子供ちゃんの幸せのために私たち親が存在する」という意味の言葉をハッキリ伝えていました。

そのことで鮫洲に指示された白石に頭から紅茶をぶっかけられる羽目になったわけだけど…(汗)

彩子は自分の子供に限らず、世の中すべての子供ちゃんが幸せである環境を作ることが信条のようで、

だからこそ彩子とすれば何があっても「子供にとって幼稚園は楽しい場所」でなければならないわけです。

現在の【ひかり幼稚園】は明らかにそんな場所ではないはずだ。

子供ちゃんたちがみんなが幸せというわけではない。

ボスママ3人衆らが築き上げたママさんヒエラルキーの序列が、

そのまま園児たちのパワーバランスにも大きな影響を与えている気がしてならないのです。

今回の1話では園内にいる園児たちの詳しい様子は描かれていませんでしたが、

幼稚園児くらいの年齢になると、親から様々な影響を受けて傲慢になったり卑屈になったりもする年頃だから、

どこまで愚かな親たちの悪い影響が園児たちに浸透しているのやら…。

加えてボスママ3人衆に下僕的な扱いを受けていた白石さんですが、

残念なことに自分が鮫洲たちからイジメを受けているストレスをぜんぶ娘にぶつけていましたね…(汗)

「なんて愚かな…」

情けない自分を責めることもせず、何も悪くない娘に怒りと口惜しさをぶつける親として最悪な所業!

娘の洋子ちゃんが不憫でしょうがない。

もちろんこんな悲惨な状況を見過ごしたままにしているサイコママではないだろう。

まずボスママ3人衆を攻略する前に、母親として壊れかけ寸前の白石さんをどうにかしなければいけませんね。

彩子にとって何よりも大切なことは”子供ちゃん”が幸せであることですから…。

次回…彩子は一体どんな行動に出てくるのか…?

「すごく楽しみだ♪」

あと…彩子の娘の美憂ちゃんが幼稚園児とは思えない大人っぽい少女で、

まさにあの親にしてこの子ありな魅力と貫禄に溢れる美少女でございます♪

 

>>>『サイコママ彩子』2話の解説と感想はコチラ♪

 

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