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サイコママ彩子【ネタバレ3話】脇役女優だった屈辱の過去!

無料漫画が豊富!【まんが王国】一般コミックLP

著者:愛谷千明

『サイコママ彩子

3話の解説と感想です♪

ボスママ3人衆からの執拗なイジメに精神を病んで、

そのあげく自分の子供に虐待してしまっていた白石を救った彩子。

少し荒っぽい手段ながらもしっかりと白石親子の絆を取り戻させた上で、

すでに彩子が平和にし終えた幼稚園へこの親子を転入させたのです。

そこに至るまでのプロセスには多少ビックリさせられる場面もありましたが、

2話の内容をみると、これから彩子が【ひかり幼稚園】で行おうとしていることの方向性が分かってきました♪

女神のような笑顔で”子供ちゃん愛”を叫ぶ彩子の言葉にこれっぽちもウソはないのだ…。

「次に彩子から目をつけられたターゲットは、ボスママ3人衆の一人で、元脇役女優で虚栄心の塊みたいなママさんでございます。」


2話の解説と感想はコチラです♪
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サイコママ彩子【ネタバレ3話】脇役女優だった屈辱の過去!

3話の主なキャスト
  • 冴木 彩子(さえき あやこ)

主人公のサイコママ

  • 美優(みゆう)

彩子の娘。

  • 鮫洲 良子(さめず りょうこ)

ボスママ3人衆のリーダー

  • 志村 奈保(しむら なほ)

ボスママ3人衆の一人。元脇役女優

  •  可奈(かな)

志村奈保の娘。将来はアイドルになりたい。

脇役女優

この日、美憂を幼稚園に送って来た彩子は、いつものニコやかな表情を浮かべながら

自分からボスママ3人衆の一人  志村 奈保に朝の挨拶をしていきます。

彩子の方から挨拶をされて少し身構えながら挨拶を返した志村でしたが、

そんな志村に対して彩子は嬉しそうに「私…志村さんを思い出しました」と言いだして、

志村が10年前くらいに女優として出演していたTVドラマのタイトルをいくつか挙げ始め、

その役どころの全てが”脇役”だったことと、

その頃のドラマプロデューサーと結婚して女優を引退したことを記事で読んだと嬉しそうに話したのです。

彩子の話の中に”脇役女優”だったことを強調するような言い回しが入っていたことに反応した志村は、

「だったらなんなのよ」と不快感を露わにして彩子に鋭い視線をぶつける。

しかし…彩子はまったく志村を中傷する意図はないという態度で、

あくまでも志村の事を思い出しただけですと、いつものスマイルでその場を収めた。

なんなのよ全く…(汗)

彩子の絡み方が独特過ぎてリアクションに困る志村でした。

このとき彩子が志村のコンプレックスを刺激するように放った言葉が、

このあと志村の娘・可奈への過剰な英才教育に志村を目覚めさせるきっかけになったわけです。

可奈は元脇役女優だった志村のDNAを受け継いでいるのか、

普段から歌が得意で他の園児たちの前でも披露していた目立つタイプの少女ですが、

そこにルックスや歌とダンスが可奈よりも数段優れている美憂が転入してきたことで、

すっかりアイドル的なお株を奪われてしまったのです…(汗)

可奈は家に帰って母親の志村に自分の人気者ポジションが美憂に奪われてことが悔しくて、

誰にも負けないアイドルになって皆を振り向かせたいと言い出しました。

その瞬間…志村の中で冴木親子に対する対抗心がメラメラと燃え上がったのです!

脇役女優だった屈辱の過去

当たり前ですが”子供は親のオモチャ”でわないですし、

ましてや親の虚栄心を満たすための道具でもありません。

なのに…志村は自分が脇役女優だった屈辱の過去を、娘をアイドルにすることで払拭しようと考えてしまった。

「あなたは絶対主役になりなさい!」

自分の娘を洗脳するように言い聞かせると、さっそく可奈にボイスレッスンを受けさせることにした志村。

行った先のスクールではすでに冴木親子がレッスンを受けに通っていいることを知ってさらに志村の対抗心に火が付きます…(汗)

だが…子供ちゃんの才能を見つけてやるのは親の役目だと考えている彩子は、

志村が可奈にボイスレッスンを受けさせてあげることを手放しで褒め称えます。

いつもの調子だ♪

しかしそんな彩子からの賞賛なんて大きなお世話だと思っている志村がいる。

なぜなら歌を楽しむなんて実に甘い考えだからであり、

まずは基礎をしっかり体に叩き込んで完璧に歌いこなせないと可奈はアイドルになんてなれない。

{芸能界はそんな甘っちょろい世界ではないのだ。}

自分がその道の厳しさを痛いほど知っているだけに志村の意気込みはハンパないのです。

彩子の子供を楽しませながら才能や可能性を見つけて思考とは全然ちがいます。

しかも…

可奈をアイドルにしようプロジェクトが志村の中でスタートしたことで、

ボスママ3人衆の鮫洲や相川との関係に少し歪ができてしまいました…(汗)

そんな中、秋に行われる幼稚園の”学芸会”に向けての演目と配役が発表されて・・・


 

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3話の感想まとめ

相変わらず今回も彩子ママのぶっ飛んだ発言と行動が冴えわたっていました♪

特に今回はボスママ3人衆のうちの一人であり、

元脇役女優としてTVドラマなどにも出演経験がある志村 奈保が彩子のターゲットになっていましたが、

いきなり彩子が志村に話しかけたと思ったら、不躾に志村が過去に女優だった話題をぶっ込んで、

そこからさらに志村が脇役女優だったことを他のボスママ二人に晒すという毒っ気たっぷりの会話術をみせました。

「ほぼ嫌がらせ…(汗)」

思い出しただけ…とかあまりにもあざとい…。

こうやってボスママ3人衆の関係を徐々にぶっ壊してゆく作戦なのだろうか…?

彩子本人からは志村を貶めてやろうという雰囲気や態度が全く見られないので、

言われた志村も自分が誹謗中傷されているのか、ただの世間話に過ぎないのかが分からない。

実に巧妙かつ有効な彩子の志村に対する「揺さぶり作戦…?」でございました。

彩子の事ですから【ひかり幼稚園】に転入してくる前にママさんたちの十分なリサーチを終えているはずです。

だからたまたま彩子が志村の過去を思い出したわけではない。

志村をどう料理するのかもすでに彩子の中では計画済みなのでしょう。

何にしても彩子の目的はすごくシンプルで、【ひかり幼稚園】に通っている子供ちゃんたち全員が幸せになることです。

なので裏をかえせば、たとえ親同士がいがみ合っていたりトラブルを抱えていたとしても、

子供ちゃんたちが健やかな日々を過ごしていれば、サイコママの出番はないのです。

彩子がサイコママに変身するのは、あくまでも子供ちゃんが不幸な時だけだ。

そうは言ってもやっぱり親同士の折り合いが悪かったり、

ボスママ3人衆のような支配力を持つママさんがいるコミュニティでは、親の力関係が園児たちにも影響している場合が多く、

楽しい幼稚園生活を送っていない園児が出てくるわけです。

それがこの3話で彩子のターゲットになっている志村の娘・可奈ちゃんというわけだ。

自分が叶えられなかった夢を子供に託してしまうパターンの母親。

志村は娘への愛情はちゃんと持ってるんだけど、

自分が脇役女優にしかなれなかった屈辱な思いを娘に味合わせたくないがために、

まだ幼い我が子に過剰なプレッシャーを与えながら英才教育を施そうとしています。

志村がそうなったきっかけは、ボスママ3人衆の鮫洲や相川に、

可奈がアイドルになりたいと言ってることを面白おかしく茶化されたからだ。

やっぱり親同士の諍いが子供に影響を与えていたのです…(汗)

志村の娘・可奈ちゃんはすでに母親の性格の悪さを引きついでいる面が多々見受けられますが、

まだ4歳や5歳であれば歪んでしまった性格も真っすぐに修正することは可能ですから、

ここはサイコママ彩子の登場という事になるわけです。

次のお話では志村親子も彩子が整地済みの幼稚園に転入することになるのかな…?

 

>>>『サイコママ彩子』4話の解説と感想はコチラ♪

 

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