『さよなら、モラシタ夫。』ネタバレ感想|見どころは双子姉妹の入れ替わり復讐劇

『さよなら、モラシタ夫。~サレ妻双子の入れ替わり復讐~

  • 著者:波乃綾
  • ジャンル:女性マンガ
  • 掲載誌:恋するソワレ+
  • 電子版発売日:2024年8月10日

モラハラ体質の夫の浮気が発覚し、大切なペットを故意に逃がされたことで主人公のサレ妻・雪花(せっか)の心は決まった。

この物語は夫の裏切り、義家族からの陰謀や虐待に苦しむ妻が、双子の姉妹と共に仕掛ける痛快な復讐劇です!

サレ妻・雪花は有能な弁護士である双子の姉・六花(りっか)に協力してもらい、

同じ顔をした二人が入れ替わって夫と義家族への復讐計画を実行していく中で繰り広げられるハラハラドキドキな心理戦は読者の心を引き込まずにはいられません。

「果たして双子姉妹による入れ替わり復讐劇は成功するのか…?」

スリリングかつ刺激的なジェットコースターストーリーの結末を、あなた自身がその目で確かめてください!

本作の注目ポイント!
  • 双子姉妹が入れ替わって行われる復讐劇のスリルと爽快
  • モラハラ夫や義家族への痛快な仕返し模様
  • 裏切り、陰謀、悪意の入り混じった緊張感のあるストーリーテリング

見どころは双子姉妹の入れ替わり

サレ妻がモラハラ不倫夫に復讐する系の作品で、これまでとは切り口が一味異なる作品がリリースされました…♪

2024年8月10日に『コミックシーモア』で先行配信がスタートしたばかりの作品で、

シーモア発のオリジナルWEB雑誌『恋するソワレ+』に掲載されている【さよなら、モラシタ夫。】というある種のカタルシスを感じさせてくれる大人の愛憎劇です!

本作の大まかなな内容をサクッとご紹介すると、モラハラ夫や姑、小姑から虐待に近い扱いを受けているサレ妻の復讐劇の物語で、

ここ最近ではすでに王道となっているあるあるなフォーマットの物語です。

それでもサイト主のまるしーが本作をすごく楽しんで読んでいる理由は次の二つです。

さすがに双子だからと言って自分の奥さんと奥さんの双子の姉と間違える旦那はいないと思うのですが、

本作に登場するモラハラ夫ならもしかしてありえるかも…と思える時点で著者である波乃綾先生の思惑通りなんだと思う…(笑)

「凄腕の漫画家さんだ!」

ここまでお話してきてなんとなく分かったかもしれませんが、

今回紹介する『さよなら、モラシタ夫。』の見どころは”姉妹の入れ替わり”にあります。

実際にどんな風に二人が入れ替わってそのスリリングかつ緊張感の漂う復讐計画を実行していくのか…?

それをこれから重要な部分のネタバレは避けつつ、でも作品の魅力はちゃんと伝わるように気合を入れて紹介させていただきます…。

それでは…他とはちょっと違った角度で楽しめるサレ妻の復讐劇を一緒に堪能しましょう…♪


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『さよなら、モラシタ夫。』ネタバレ解説|双子姉妹の入れ替わり復讐劇

1話2話3話4話5話
6話7話8話9話10話
登場人物
  • 佐々木 雪花(ささき せっか)
    ヒロイン 32歳。子供の頃から六花の出来損ないの欠片と思い込みコンプレックスを抱いている。
  • 山下 六花(やました りっか )
    雪花の双子の姉。弁護士。子供の頃から優秀。
  • 佐々木 栄太(ささき えいた)
    雪花の夫。雪花の元職場の上司。課長。
  • ヒナコ
    雪花の大事な家族のオカメインコ。
  • 小島 由香(こじま ゆか)
    雪花が入社してからずっと優しく面倒を見てくれていた元上司。当時、栄太が職場で一番親しい女性だった。
  • 前崎 春樹(まえざき はるき)
    六花の大学時代の先輩で今は探偵をしている。
  • (ただし)
    義姉の息子。親子共々、躾がなっていない。

1話:モラ夫&義家族

この日、主人公の雪花(せっか)は弁護士として働く双子の姉・六花(りっか)と共に、モラ夫&義家族への復讐を誓いました。

なぜ雪花がそんな誓いを立てることに至ってしまったのか…?

その理由は一週間前に遡ります。

職場の上司・佐々木 栄太(ささき えいた)と付き合って交際期間1年もたたず出来ちゃった結婚をした雪花は、

結婚後間もなくモラハラ夫に急変した栄太や義母、義姉から虐げられる日々を余儀なくされていたのです。

明らかに佐々木家の人間たちは嫁にやってきた雪花をいたぶって楽しんでいるようにしか思えない態度と行動でした。

もともと優秀な姉・六花に比べ取り立てて秀でるものがない凡庸な雪花は、気が弱く自分の意見をハッキリと言えない性格だったこともあり、

夫や義家族からやりたい放題の虐待を受けながら大事な妊娠中の体を危険に晒していたのです…

そんなある日のこと、

雪花は夫・栄太が不倫している兆候に気づき、なおかつ彼女が大事に飼っていたペットのオカメインコを故意に逃がされたことで、冒頭の復讐を誓う決意を固めたわけです…。

ここから双子姉妹による入れ替わり復讐計画の幕が切って落とされます…。

この1話は、先行配信しているコミックシーモアさんで2024年9月13日まで無料公開中です♪

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2話:入れ替わり

病院で水腎症という診断を受けた雪花は大事を取って六花の家で療養することにして、

入れ替わりに見た目がほぼ同じの六花が雪花となって佐々木家で暮らすことにしました。

この入れ替わりには、雪花が有利に栄太との離婚を進める証拠集めをするという大事な目的もあり、

弁護士でもある六花は法律の専門家としてそれ相応の準備を整えた上で妹の雪花を苦しめた憎き佐々木家に乗り込んだのです。

すると…六花が佐々木家に足を踏み入れてすぐに玄関でおかしな異変に気付きます。

{センサー?}

さすがはハイスペックな六花です。

佐々木家に足を踏み入れた瞬間に部屋の中を監視する盗撮カメラが仕掛けられていることを発見したのです。

いよいよ双子姉妹によるモラハラ一族への復讐計画の第一歩が踏み出されました…。

>>>『さよなら、モラシタ夫。』2話の見どころ感想はこちら

3話:浮気の証拠

栄太が仕掛けた盗撮カメラをうまく警察沙汰にして廃棄させた六花は、

次に栄太との離婚に向けてやるべき3つの課題を雪花と共有して一つずつクリアを目指します。

その3つの課題とは…

佐々木家に潜入してすぐに栄太からDVに近い虐待行為を受けた証拠取りをした六花は、すぐさま浮気の証拠を探すべく家の中にある栄太のあらゆる持ち物を物色していきます。

それらが終わると今度は自家用車のカーナビの履歴やSDカードを回収していくのですが、

このあと…深夜で眠っていたはずの栄太が目を覚まし、六花の怪しい行動がバレそうになってしまうピンチが…

まずいぞ六花…!

>>>『さよなら、モラシタ夫。』3話の見どころ感想はこちら

4話:調査スタート

栄太とのニアミスをなんとか雪花の機転をきかせた行動で回避した六花。

そのせいで雪花が佐々木家に戻ることになってしまいましたが、六花の家で休息していたことで気力と体力が復活した雪花は、

佐々木家一族への復讐計画を実行すべく自らもアグレッシブに課題の証拠集めに精を出します。

そしてこの日、雪花の元上司であり、現在も栄太と同じ職場で働いている小島とカフェで会って栄太の浮気に関する情報収集に努めていた雪花ですが、

その帰り道の歩道橋で故意に誰かから背中を突き飛ばされるという被害に遭います。

幸いにもそのとき六花の大学時代の先輩で今は探偵をしている前崎春樹(まえざきはるき)に助けられて事なきを得ます。

六花はちょうど前崎に栄太の“浮気調査”を依頼しようと考えてきたタイミングだったこともあり、この日から本格的な調査スタートとなりました。

雪花と同じ顔をした六花が栄太を尾行して浮気の証拠を掴むには無理があり過ぎたからだ…。

一方で佐々木家では雪花が夫婦の共有財産の把握に励みます…。


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感想まとめ

波乃綾先生

『さよなら、モラシタ夫。』の著者、波乃綾先生の作品を初めて読んだサイト主のまるしーですが、調べてみると、本作以外に手掛けた作品の記録が見当たりません。

「もしかして新人の漫画家さんなのでしょうか…?」

波乃綾という名前でXのアカウントを探してみましたが、ヒットしませんでした。別のアカウント名で運営していた場合は見つけることが難しいため、

現時点で、この面白い『さよなら、モラシタ夫。』を手掛けた漫画家さんは、極めて新人の可能性が高いです。

もし、波乃綾先生の他のリリース作品や、どのコミック媒体で活躍されている漫画家さんなのかをご存じの方がいらっしゃいましたら、

まるしーが運営するXのアカウントまで情報提供いただけるとありがたいです。

まるしーが運営するXのアカウントはこちらです。

こんな形でまるしーが情報提供を求めてしまうくらい、新人離れした波乃綾先生が描いた『さよなら、モラシタ夫。』の絵柄と、そのスリリングかつドラスティックなヒューマンドラマです!

本作で特にまるしーが気になって惹かれたのは、主人公の双子姉妹・六花と雪花の微妙な関係性です。

どんなカテゴリの作品でも、主人公が双子姉妹の場合、その関係性はすごく仲良しであるか、仲が悪いかの二通りの設定がほとんどだと思いますが、本作の場合は少し異なります。

六花と雪花の姉妹愛

六花と雪花は、姉妹仲が特に悪いというわけではありませんが、優秀な姉の六花に対して、凡庸な妹の雪花がコンプレックスを抱いているという微妙な関係です。

はっきり言えば、それほど二人の関係は良いとは言えません。しかし、だからといって悪いとも言えない姉妹の間に流れる空気感が、

二つ年下で折り合いが悪い妹を持つまるしーには、この姉妹の関係性がすごくリアルに感じられて、妙にこの六花と雪花の、良くも悪くもない姉妹の仲に好感を持ってしまうわけです。

それには、格差姉妹に横たわる悲哀のような切ない感情が根底にあり、物語には奥行きや深さを感じさせてくれる要素へと繋がります。

普段は姉妹がつかず離れずだったり、どちらかが避けている関係であっても、一方がピンチに陥った時には、ちゃんと救いの手を差し伸べるという構図にまるしーはホッとするのです。

恐らく、まるしーの姉妹は、どちらかがSOSを発信しても互いに助け合うことはないですから…(汗)

「憎しみ合う姉妹なので…」

だからこそ、六花&雪花姉妹の血で繋がった信頼関係にはすごく憧れてしまうのです。

妹の身代わりになって危ない橋を渡る姉の六花なんて、めちゃくちゃカッコいいですし、深い部分での姉妹愛を感じます。

そして、その姉妹愛こそがこの作品の大きなテーマであり、復讐劇を成功させるための大きなカギとなるキーワードなのです。

それでは…今後のハラハラドキドキな緊張感あふれる展開を楽しみながら一緒に追いかけていきましょう…♪

『コミックシーモア』で試し読み

今回紹介した『さよなら、モラシタ夫。は、

テレビのCMでもお馴染みの国内最大級の漫画・電子書籍ストアとして、

多くのユーザーに支持されているコミックシーモア先行配信中コミックでございます♪

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