『さよならプロローグ』ネタバレありの感想&見どころ徹底解説!感動ものの夫婦再生タイムリープ

『さよならプロローグ』1巻表紙

『さよならプロローグ』

  • 著者永塚未知流
  • ジャンル:女性マンガ
  • 出版社:秋田書店
  • 雑誌・レーベル:エレガンスイブ / A.L.C.DX
  • 電子版発売日:2025年9月30日

「あの時、ああしていれば…」冷めきった夫婦に神様がくれた2度目の「プロローグ」!

結婚10年、弁護士の滝沢 凛が夫・新平から突然「離婚」を突きつけられ、絶望の淵に立たされるところから物語がスタート!

かつて平穏だった日々はすれ違いに変わり、凛は「このままでいい」と思っていたけれど、新平の心は完全に離れていました。

後悔と罪悪感に苛まれる凛が、ストリートミュージシャンの歌を聴いた瞬間、気づけば高校時代にタイムリープ!

「あのとき、こうしていれば」という後悔を胸に、彼女は人生2回目の高校生活をスタートさせます。

これは、失われた夫婦の絆を取り戻すため、過去の過ちと向き合い、未来を変えようと奮闘する珠玉の純愛リバイバル・ラブストーリー!

新平との「プロローグ」をやり直すチャンスを得た凛の、ハラハラ・ドキドキのタイムリープ・ラブの幕開けです!

本作の注目ポイント!
  • 純愛リバイバル!冷めきった夫婦の再生劇に注目!
    夫から離婚を告げられた凛が、過去に戻り人生をやり直す純愛リバイバルラブ。冷めきった関係をどう修復し、夫婦の絆を取り戻すのか、その過程に目が離せません。
  • 過去を変えるチャンス!主人公・凛の奮闘に注目!
    「あの時、こうしていれば」という後悔を抱えた凛が、若き日の夫・新平とどのように接し、未来を変えるためにどんな行動を起こすのか、彼女の決意と行動に注目。
  • 涙と感動が待っている!切なくも温かいラブストーリーに注目!
    結婚生活のすれ違いと後悔から始まる物語は切なくも、純粋で真っすぐで温かい。夫婦の愛の「プロローグ」を見つめ直すことで待っている感動に注目。

離婚を突きつけられた妻が過去へ!切なくも感動のタイムリープラブ!!

夫との愛をもう一度掴みたい!大人なら共感必至の夫婦再生ストーリーにどっぷり浸りませんか?

『さよならプロローグ』見どころ&著者紹介

見どころや魅力

本作の最大の魅力は、「人生のやり直し」という誰もが一度は夢見るシチュエーションを、大人の女性のリアルな後悔を伴って描いている点です。

弁護士として成功した凛ですが、夫に「離婚」を突きつけられ、初めて結婚生活の「退屈な日常」の裏に隠された「すれ違い」に気づきます。

彼女がタイムリープした高校時代、若き日の新平や、自分に好意を寄せていた本田と再会することで、「もしあの時、違う選択をしていたら」というパラレルな世界を追体験していく展開に、読者は深く共感し、物語に引き込まれるのです。

この切ない感情の機微を、著者の永塚未知流先生は、恋愛と人間模様のリアルさを深く掘り下げながら、繊細に描き切っています。

失恋や裏切りを乗り越え、再生・成長していく主人公をこんなにもキラキラと描く先生だからこそ、

この「夫婦の再生物語」は、単なるファンタジーで終わらず、読者に「明日への希望」を与えてくれると確信できるわけです。

まごうことなき名作です!

著者:永塚未知流先生を深堀り

本作の著者・永塚 未知流(えいづか みちる)先生は、恋愛・人間ドラマを中心に、幅広いジャンルで活躍されている実力派の漫画家さんです。

19歳から本格的に漫画を描き始め、大学在学中にプロ入りを果たされたという経歴を持ち、

2017年には白泉社主催の少女まんが新人大賞『ローリンローリン』銅賞を受賞されています。

先生の作風の大きな特徴は、キャラクターの「恋愛と人間模様のリアルさ」を追求されている点にあります。

現実的な葛藤や傷を抱えた登場人物を描き出すのが非常に得意で、読者はその「再生・成長の物語」に強く共感し、

失恋や裏切りといった苦難から立ち直ろうとする主人公の姿は、私たちの心に深く響きます。

これまでも、実家の呑み屋を手伝う女子高生とミュージシャンの青春を描いた『恋はのむとものまれるな』(マンガPark)、

結婚目前に裏切られた女性が裏社会の便利屋と出会う大人のラブドラマ『死神さんに口づけ』(JOUR ほか)、

こじらせ処女OLの不器用な恋を描いた『今夜、私は処女を捨てます』(Love Silky)など、多彩な作品を発表されてきました。

また、離婚経験のあるシングルマザーの再生を描いた『次の恋にこたえなさい。』(Eleganceイブ)や、

親友の彼氏との禁断の三角関係を描いた『ラバーズハイ ~親友の彼氏とマッチングしてしまった~』(原作担当)(マンガPark)など、電子コミックの分野でも常に新しい読者に感動を届けています。

最新作の『さよならプロローグ』でも、その持ち味は健在で、恋の始まりの前の「プロローグ」に決別し、切なくも前向きな夫婦の再生物語を描く姿勢に、読者として深くリスペクトを感じます。

幅広い媒体で活躍されている永塚先生の、今後のさらなる活躍にも期待が高まるばかりです。


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各話のネタバレ&あらすじ解説・登場人物のまとめ

1話2話3話4話5話
6話7話8話9話10話
登場人物
  • 滝沢凛(たきざわ りん)
    旧姓:芳野凛(かやの りん)36歳、弁護士。結婚して10年。新平との生活リズムが合わず夫婦生活は冷めきってる。新平とは高校の同級生だが当時の印象はあまりない。高校卒業して10年後に弁護士事務所で新平と再会し結婚した。新平から一方的に離婚を告げられ、失意の中、高校時代にタイムリープする。
  • 滝沢新平(たきざわ しんぺい)
    凛の夫。高校の同級生。同窓会の日、凛に離婚を告げる。一方的に離婚を決めていた模様。16年前の高校生時代にタイムリープしてきた凛と、どのように再び関わることになるのか。
  • 本田(ほんだ)
    凛と新平の高校の同級生。イケメンで女ったらしな性格は高校の頃から変わっていない。数年ぶりに参加した同窓会の日、高校時代に凛のことが好きだったと告白して凛を動揺させる。タイムリープ後の凛の行動によって、彼との関係にも変化が生じる可能性を持つキーパーソン。

1話:冷めきった結婚10年目の真実

物語は、主人公・滝沢凛(36歳)が、弁護士として成功を収めながらも、夫・新平との結婚10年目の現実に直面するところから始まります。

凛は、新平との生活が、お互いに仕事ですれ違い、週末に一緒に過ごすだけの「退屈」なものになっていることを感じていました。

しかし、「もうトキメキを求める年でも時期でもない」と、その状態を「平穏な生活」として受け入れてしまっていたのです。

どこかで心のときめきを諦めて、現実の安定を選んでしまう。

間違ってはいないし多かれ少なかれ、滝沢夫婦のようなケースはざらにあると思います。

しかし、夫の新平はそう思っていませんでした。

数年ぶりに参加した高校の同窓会の日、新平は凛に一方的に「終わりにしよう」と告げます。

この衝撃の宣告によって、凛は初めて、自分が築いてきたと思っていた「平穏」が、実は夫にとって単なる「冷めきった関係」でしかなかったことを知るのです。

まるしー

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2話:

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3話:

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4話:

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『さよならプロローグ』1巻表紙

離婚を突きつけられた妻が過去へ…!現実に突き刺さる夫婦の「退屈」という名の病

今回『さよならプロローグ』を読んで、感じたことは、「タイムリープ」設定の使いかたの妙です。

サイト主のまるし^は、背筋がゾクっとするワクワク感を感じました。

「特に凛がタイムリープする瞬間!」

弁護士として働く主人公の凛は、結婚10年、夫の新平との生活は、お互いの仕事の忙しさからすれ違いの日々。

週末は一緒に過ごしていたけれど、その「平穏」はいつしか「退屈」に変わり、凛はそれで問題ないと思っていたけど、新平は違った。

この設定が実にリアルで生々しい夫婦崩壊のドキュメントで鳥肌ものです。

さらに、数年ぶりに参加した同窓会の日に突きつけられた「離婚」の二文字は、どんな夫婦にも起こりうる、あまりにも現実的な「爆弾」でした。

作中でつぶやかれた「もうトキメキを求める年でも時期でもない」という凛の言葉は、まさに中年主婦の諦めそのもの。

私たち大人の女性は、結婚生活の安定と引き換えに、心のどこかで「ときめき」を諦めてしまっている生物です。

だからこそ、新平に一方的に離婚を決められていたことを知った凛の「後悔と罪悪感の渦」は、まるで自分のことのように胸に突き刺さり、

「ああ、私ももっと夫に歩み寄るべきだったかな…」という痛切な思いに駆られる。

なんにしても「夫婦の絆を取り戻す再生の物語」として、これほどまでに説得力のある導入はなかなかないと思います。

「とにかく1話がすばらしい!」

2回目の高校生活!過去の「プロローグ」をどう変えるのか

失意の底でタイムリープし、16年前に戻った凛。

この「人生2回目の高校生活」が、物語を格段に面白くしていますし、36歳の凛の記憶と経験を持ったまま、17歳の体に戻るというのは、夢のような「神様からのチャンス」です。

高校時代の新平は、凛にとって当時の印象があまりない同級生。

未来の夫である彼と、過去をやり直すことによって、一体どんな関係を築いていくのでしょうか?

「もう二度と失いたくない」という凛の強い思いが、彼女の行動を一つ一つ変えていくはずです。

大人の知性で、学生時代の新平との接し方を考える凛の姿は、きっと読んでいる私たちに、「過去の失敗を未来に活かす知恵」を教えてくれるでしょう。

また、同窓会で「高校の時お前が好きだった」と告白してきた本田というイケメン同級生も登場し、未来を変える可能性が複数存在していることも見逃せません。

高校生に戻った凛は、未来の夫である新平を選ぶのか、それとも別の道を歩むのか?

今後の展開に目が離せません!

永塚未知流先生が描く「再生・成長」の物語への期待感

永塚未知流先生の作品は、失恋や裏切りから立ち直る主人公を多く描いており、今回の『さよならプロローグ』もまた、「再生」をテーマにした珠玉のラブストーリーです。

サイト主のまるしーは、先生の描く、登場人物の芯の強さと、人間模様のリアルさに常に魅了されてきました。

特に、過去に戻った凛が、「どうしてこんなことになってしまったんだろう?」という問いに真剣に向き合う姿は、読者にとって自己投影しやすい大きな魅力です。

私たちは、自分の過去の行動を責めがちですが、先生の作品は、そうした罪悪感や後悔の感情を、未来への力に変える勇気をくれるように感じます。

本作が目指すのは、「恋の始まりを迎える前のプロローグに決別する」こと。

それは、馴れ合いや諦めから始まる「普通の夫婦」としてのプロローグに終止符を打ち、真に愛し合う夫婦としての新しいプロローグを始めるということだと解釈しています。

純粋で真っすぐで温かく前向きなラブストーリーを、ぜひ皆さんと一緒に見届けたい!

今回紹介した『さよならプロローグ』は、テレビのCMでもお馴染みの国内最大級の漫画・電子書籍ストアとして、多くのユーザーに支持されているコミックシーモア先行配信中コミックでございます♪

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