残酷な運命が二人を襲う!
そのすべての始まりが壮一(そういち)の恋だった。
{僕が彼女に恋をしたから…}
そして・・・
徐々に使い魔として本来の自分自身を見失ってゆく主人公・修(おさむ)に次なる悲劇が・・・
『屍牙姫(しがひめ)』
4巻の解説と感想です♪
今回の話は、かなり話題盛りだくさんの内容ですよ。
壮一にまったく歯が立たなかった修のリベンジや、
ずっと謎だった美輪子の血族がついに登場!
そして・・・
修にはちょっと悲しすぎる運命のいたずらが最後に彼を襲います。
盛り上がってまいりました~♪
4巻の見どころ
3巻では、もう一人の裏主人公・壮一にこっぴどく八つ裂きにされた主人公の修でしたが、
なんだかんだあって、かなり使い魔として覚醒しつつある彼は、
4巻の冒頭では、いきなり壮一にリベンジを仕掛ける展開に!
修もついに美輪子の使い魔としてうまい具合に飼いならされてきましたよ。
中途半端な正義感と道徳心でブレブレだった修だけに、サイト主のけいぞーからしたら、
「やっぱりな!」
という感じだった!
ヘタレ男!
結果…こうなるのだ。
ただ・・・
これだけでは今回の4巻は終わらないんですよね~
何が起こったか?
ずっとベールに包まれていた美輪子の血族の一人が登場してくる!
そう・・・
それは、美輪子にとって永遠の宿敵と言ってもいい危険な相手だった。
しかも…その血族の人物が壮一の主(あるじ)だったというわけである。
その血族が関係してきたことで、
4巻最大の見どころとなる修の恋人・ちかに取り返しのつかない出来事が発生してしまいます。
ただ・・・
この状況を目の当たりにした時、けいぞーはちょっとオドロいたんですよ。
「ここでこうくる~!」
って感じで。
本作『屍牙姫』がどこまで続くのかは分かりませんが、この4巻で物語がまたいちだんと盛り上がってきたことは確かだと思う。
めちゃくちゃドキドキしました!
3巻の解説と感想はコチラ♪
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屍牙姫(しがひめ)【ネタバレ4巻】ついにあの人物が血族に!
20話:悪寒
20話の冒頭から、激しい修と壮一のリターンマッチが描かれています♪
新しいコスチュームに身を包んだ修は、以前よりさらに使い魔の猟爪(かぎづめ)を使いこなし、
身も心もかなり化け物のそれに近づいてきた。
一方、
先日の戦いでは、修をめった打ちにして圧倒した壮一だったが、
修の恋人・ちかに心を奪われたせいで本来の実力を発揮できないでいたのだ。
そんな壮一に対して、修はリベンジマッチよろしくとばかりに、
今度は修が壮一に圧倒的な力を見せつけて一方的に叩きのめしたのだ!
すると・・・
ボロボロになった壮一の背後から壮一の主(あるじ)らしき女が一人現れて、
背筋に悪寒が走るとはまさにこのこと。
ほぼ一瞬のうちに修を打ちのめしてしまったのです。
恐らく、オリジナルであろうその化け物の女の正体とは・・・?
21話:姉妹
壮一を圧倒した修を一瞬のうちになぎ倒した女は、オリジナル種族である美輪子の姉・環(たまき)だった!
美輪子と血を分けた姉妹ということは、無敵の血族ということだ。
修がかなうはずもない。
そして・・・
修が環にあっけなくやられたタイミングで美輪子も登場する。
「環お姉さま…」
「お久しぶりです…ご機嫌うるわしゅう…」
と…美輪子から環に上品な挨拶をするも、この姉妹の関係は次の環のセリフですぐに明らかとなる。
「相変わらず鼻につく妹だ!」
「みじん切りにしてやろうか…?」
「昔みたいに…」
仲悪い~…
しかも…ここから修も身震いするほどの姉妹による壮絶なバトルが始まることに・・・
オリジナル同士の闘いは、相手を切り裂いてもすぐにその体は再生されてゆくので、
結局エンドロールの闘いとなってしまうのです。
血踊り、肉がはじけ飛ぶそれは恐ろしい闘いが繰り広げられ、お互いに一歩も引かない!
やがて夜が明けてくる・・・
数時間の激しすぎるバトルを演じた二人は、お互いに体を切り裂き合い、
今となってはもう2人とも頭と背骨しか残っていない状態だ。
すると・・・
らちが明かない闘いに飽きた二人は、お互い自分の使い魔を連れてそれぞれの住処(すみか)へと帰っていった。
最後に、
「私はお前を許さない」
という言葉を美輪子に残して帰っていった姉・環。
その後、自分の屋敷に戻った環は、なぜあそこまで一方的な形で修にやられたのかを壮一に問いただす。
すると・・・
壮一は、修の恋人・ちかに恋をしたことが原因で使い魔としての能力がパワーダウンしていることが分かったのだ!
そんな壮一に環は非情な命令を言い渡したのだ・・・。
22話:非恋
壮一の猟爪が無力化している原因がちかの存在にあると確信した環は、
壮一にちかを殺すように命じる。
そう・・・
主(あるじ)の命令には絶対に服従の使い魔である。
壮一は覚悟を決めてちかを殺しに向かうが、何も知らず壮一に無警戒な優しさを見せる ちか の態度に彼の心が揺れる。
それはまさに悲恋(ひれん)。
今、壮一は、初めて経験する悲しい恋に感情をかき乱されている。
しかし・・・
彼はちかへの想いをなんとか振りほどいて、壮一に絶大な信頼を向けているちかを凌辱しようとします。
しかし・・・
レイプする寸前のところで壮一に自制心が働いてしまう。
{やはり自分にはできない}
壮一がそう思って体の動きを止めたそのすぐ後だった!
ずっと近くで壮一とちかの様子を見ていた環が、
無造作にちかの背後から彼女の心臓を一瞬で抜き取ったのである。
「チンタラやりやがって…」
抜き取ったちかの心臓を片手に怒りをあらわにした環が壮一に失望した声を上げた。
そして・・・
壮一の腕の中には、今や死体となったちかの痛々しい姿が、
さらに環は、
「お前はもう廃棄処分だ!」
と…言い捨てて壮一に三行半(みくだりはん)を突き付けた。
するとその瞬間、環の顔面を真一文字に切り裂く壮一の猟爪がさく裂する。
なんと・・・
ちかを殺された怒りで、壮一の猟爪が復活し、彼は主人である環にその刃を向けて襲い掛かったのだ!
ココから環と壮一の主従バトルが勃発することに・・・
23話:取引
本来、使い魔として優秀な壮一は、ちかを殺された怒りでさらにその能力がパワーアップし、
外界での戦いという自らの有利性を最大限に活かし、環を窮地に追い込む。
しかも・・・
不死の化け物である環の吸血一族を唯一倒せるのは、使い魔の猟爪なのだ。
今や圧倒的に有利な立場となった壮一は、ここでなんと主人・環にある取引を持ち掛ける。
それは・・・
環を殺さない代わりに死んだちかを環の屍牙で復活させろという取引でした。
なんと・・・
壮一の条件を聞いた環は、「それが何を意味するのか分かっているのか?」と、逆に壮一の真意を確かめたほどだ。
なぜなら環の屍牙でちかが生き返るということは、環たちと同じ血族として生きていかなければならないからだ。
そして・・・
壮一は充分そのことを理解していた…
24話:覚醒
環の屍牙により死の底から蘇ったちかは、壮一の家で朝を迎えた。
素っ裸で壮一のベットで寝ていた自分に驚きつつも、
なんだか違和感のある自分の体と、恐ろしいほどの空腹感に襲われていた。
そう・・・
悲しいことに環の屍牙を受けたことによってちかは吸血族への覚醒が始まっているのだ。
自分の体がまるで自分のものではない感覚に恐怖を覚えるちか。
そんな時、壮一がちかに渡すための新鮮な心臓と血液ジュースをもって家に帰ってきた。
壮一からその血液のジュースを渡されたちかは、自分に昨夜起こった出来事をなんとなく思い出したのだ。
「私に一体なにをしたの…?橘くん」
恨めしそうな表情で、ちかが壮一に抗議の視線を向けた。
そして、彼から与えられた血液ジュースを投げ捨て、壮一の家から出て行ってしまったのだ。
しかし・・・
ちかが飛び出していった外はまだ日が暮れていない夕方だ。
強い西日が吸血族に覚醒しようとしているちかジワジワと苦しめる。
体が燃えるように熱くなり、たまらず地面に這いつくばってしまうちか。
「私…もしかしてもう人間じゃなかったりするの…」
と…嗚咽して泣きじゃくる。
その時、前方からちかに近づいてくる人影がひとつ・・・
その人物とは・・・
すでにちかを人間として認識できなくなっている修だった・・・
25話:変貌
4巻のラストとなるお話です。
ボロボロの状態で修を見つけたちかは嬉しさのあまり飛び上がりそうになった♪
「ひろ…」
ちかが「広田くん」と声をかけようとしたその時、
今まで見たことのない敵意を丸出しにして修が近づいてきたのだ。
「えっ!?どうして?」
一体、ちかの体になにが起こっているのか?
そして・・・
修はどうしてちかのことに気づかないのか?
4巻の後半は、ついに不死の一族として変貌を遂げたちかの様子が描かれています。
しかも・・・
ラストにはちかと修の関係に驚きの展開が待っている・・・
見逃すことなかれ…。
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4巻の感想
交通事故に合ったちかが、美輪子に助けられた頃からなんとなくこの展開は予想してましたが、
そのきっかけがあの壮一だったことにはビックリだ。
美輪子の血を分けた姉・環も登場してきていよいよ役者が揃ってきたこの『屍牙姫』だが、
この4巻のラストを見る限り、この物語が単純に美輪子たち不死の一族による抗争劇だけでは終わらないことが分かった。
そう・・・
ちかが美輪子たちオリジナル血族を凌駕するほどの能力を秘めて覚醒した今、
物語の方向性はまったく分からなくなってきたのだ。
しかも・・・
4巻のラストでは、また美輪子のいたずら心が爆発して、
なんと・・・
ちかの使い魔に恋人である修をあてがうという残酷な状況が・・・
とても素直で優しい性格が災いして、どんどん急速に血族として覚醒してゆくちか。
中途半端な正義感と道徳心に縛られてグズグズと使い魔をやってた修とは全く違って、
いち早く血族としての資質がもう開花している感じだ!
この純粋で心優しいちかがこのあと使い魔を使ってどんな血族として生まれ変わるのか?
そして・・・
今までとはまったく立場が変わってしまった修とちかの関係性の問題!
使う方と使われる方。
4巻のラストを見る限りでは、すでのちかの修に対する恋愛感情も変わってきているような気がするし、
美輪子の話を素直に聞くちかは、おそらくこれからどんどん美輪子に似てきそうだ。
そうなると修の運命はいよいよ悲惨なことになっていくだろうな~
でも・・・
ちかの血族への仲間入りは、すごくこの作品のカンフル剤になったと思う♪
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