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新・児童養護施設の子どもたちのネタバレ!捨てられた子の末路

異臭が渦巻くマンションの一室。

たった一人の母親に捨てられた少女の末路とは・・・?

衝撃の虐待ヒューマン!


捨てられた子の末路

著者:榎本由美
『新・児童養護施設の子どもたち』

育児放棄が招いた恐ろしいまでの結末。

ここまで人は残酷になれるものなのか?

 

この漫画は、
雑誌『ストーリーな女たち』に掲載された作品です。

育児放棄のリアルな場現場が生々しく描かれてて、

何度もこみ上げてくる怒りを抑えながらの読書となりました~

 

昨今、シングルマザーのネグレクトの問題が年を追うごとに問題になってきてますが、

この作品を読んで実際の若いママさん世代の子育て状況が垣間見れた気がします。

 

昔から我が子を捨てる母親はたくさんいましたが、

一昔前までとは子供を棄てる理由が変わってきたように思いますね。

 

本作を読んでみても、その事が顕著に出ているような気がします。

少し重い内容のお話ですが、読むことに価値のある作品だと思いますので、

私たち大人は目をそらさずに考えていかないといけない問題だと思う。

 

新・児童養護施設の子どもたちのあらすじ

主人公・擁子(ようこ)は母親の顔を覚えていません。

覚えているのは、ゴキブリが何匹も這い回るゴミ溜めの部屋で暮らしていた遠い記憶だけ。

その頃は、
母と呼ばれたあの人と暮らしていたのでしょう。

そう・・・

擁子は母親に捨てられた少女だ。

一緒に住んでいた男がいなくなってから母親も家の中もだんだんおかしくなっていった。

 

散乱するゴミ袋の山と常に悪臭が漂う部屋の中。

擁子は母親が仕事の時は年中無休の24時間保育に預けられていました。

 

そこは、
擁子が住んでる家とは全く違った環境だ。

彼女にとってそれは驚きの連続だった。

 

保育園では、ちゃんとしたご飯やおやつがたくさん出てきたり、

なによりも部屋の中にゴミ袋が一つもない!

何と言っても、あの黒い虫(ゴキブリ)が一匹も走っていないのが驚きだ。

 

そして、平らな場所でお昼寝が出来るのにもビックリ!

擁子はいつもゴミ袋の上に寝ていたので普通に布団の上で寝るのはたまらなく気持ちよかった。

 

彼女は、いつも同じ服を着せられ、ろくにお風呂にも入れてもらえなかった彼女は体から常に酷い体臭を放っていた。

だから・・・

保育園の友達は擁子のにおいを嫌がって一緒に遊んでくれない。

そしてなにより、母親が保育園で借りた擁子の服をちゃんと返さないので、

園では擁子が問題児扱いされていたんです。

 

今日も大幅に迎えの時間に遅れて保育園にやって来た母親。

保育園のスタッフは呆れ顔。

そしてそこから擁子にとっては恐怖の時間が始まる…

そう…

あの、ゴミが散乱してゴキブリが這い回る家に帰るわけです。

家に帰った擁子は母親に保育園の友達から臭いと言われたことを打ち明ける。

しかし・・・

そんな擁子に信じられない反応が返ってくる。

「そんなこという奴には言わせておけばいいんだよ!」

普通の常識を持ってない母親に擁子は耐えるしかない。

まさに擁子にとっては地獄だ。

ただ・・・

こんな状態で擁子は無事に大人へと成長できるのだろうか?

そして、彼女が児童福祉施設に保護されるまでの凄まじいドラマがスタートした・・・

 

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新・児童養護施設の子どもたちのネタバレ!捨てられた子の末路

その日、フロに入ることを母親に許してもらった擁子は

ゴミの山に埋まった浴槽をまず綺麗に片付けることから入浴が始まる。

それからお湯を出して体を流すのですが、排水口にゴミで詰まってほとんどお湯が流れてこない。

 

浴槽回りの物を水で濡らすと母親にひどく叱られるので、

擁子はお湯を体にかける程度の入浴しかできる事がない。

ただのお湯浴びだ!

寒い浴室でブルブルと震えながら入浴を済ます擁子。

さらに、
ゴミの山の中にある家の家電製品はほとんどが壊れていて何一つ使えません。

炊飯器・掃除機・電子レンジ・・

今ではこれが全部ゴミになっている。

そして、母親は一切その家電を直そうとはしません。

 

だから掃除もしない、料理も作らない、電子レンジでお弁当もチンさえできない。

気が付くと擁子は久しく母親から食べ物を与えられたことがありません。

家に返ってくるとゲームをしているか寝ているだけの母親。

仕事は身体を売る風俗業だ。

彼女は仕事柄、店で一日中お風呂に入っているから家では一切入らなくなった。

擁子はお腹が空くと部屋に出来たゴミの山からビニール袋をあさって食べ物があれば食べて、

無い時は他を探し、腐ったものしか無い時は我慢して寝るしかありませんでした。

そして・・・

母親はいっさい擁子に構うことはなく、彼女は常に一人で過ごしていました。

夜はひもじい思いをしますが、また明日になると保育園に行けるので、

そこの食事でなんとか最低限の食料にありついていたんです。

しかし・・・

ある日、母親が、

「お母さん仕事やめたの」

「保育園にはもう行かなくていいよ!」

と、衝撃的な言葉を擁子に言った。

えっ?

もう友達にも会えないし、美味しい食事も出来ない!

それに、気持ちのいいお布団で寝ることも・・・

母親が言った一言で、擁子はこれからの生活が不安でしょうがありませんでした。

繰り返される不幸

保育園に行けなく落ち込んでる擁子を見て、

「これからずっと自分といられるのに何が不満なんだ!」

と、彼女に殴る蹴るの暴行を加えた。

「そんなことない、嬉しいよお母あさん」

母親の暴力から逃れようと必死になってそう訴える擁子。

すると・・・

「あああウザイ、子どもなんて!!」

「せっかく育ててやってんのに」

「恩知らずでわがまま!」

そう言って、擁子を睨みつけて罵倒する始末。

その後、仕事を辞めた母親は家に帰ってきたり、来なかったりする日が続き、

ある日・・

擁子は数日ぶりに帰ってきた母親のお腹が大きくなっていることに気づく。

そう・・・

母親は性懲りもなく妊娠していた。

その頃には、最低限の食べ物さえ与えられていない擁子の体は骸骨のように細くなっていた。

ほとんど母親から食べさせてもらってなかったのです。

そんな中、

久しぶりに大きなお腹を抱えた母親が食べ物を持って家に帰って来た時、

母親から擁子はあるいいつけを受ける。
それは、

『家には誰も入れないこと。』

『誰が来ても絶対に鍵を開けてはいけない。』

『自分で外には出ないこと。』

そうしないと母親が困ったことになる。

と、聞かされて擁子はそのいいつけを守ると母に約束しました。

捨てられた子の末路

擁子に家から出るなと約束させ、大きなお腹を抱えて家から出ていった母親。

そして、

この日、最後に食べ物を置いていった母親はその後、ほとんどこの家には返って来なくなりました。

その頃、

なんと、母親は彼女のお腹を大きくした男性と暮らしていたのです。

母と今一緒に暮らしているのは『れのん』という若い男性でした。

恐らく遊び人だと思われるチャラチャラとした男だ。

 

母親が擁子のいるマンションにやっと帰ってきても、

玄関に食べ物を置いてすぐさまどこかえ行ってしまいます。

擁子はずっと一人で家にいて、外にも出ることが出来ず、毎日、飢えと悪臭に苦しみながら退屈な毎日を過ごしていた。

 

やがて、季節は冬から春に変わり、時間が経つに連れ、母親が食べ物を持ってくる回数が減っていった。

擁子の体にはもはや立って歩く体力すら残されていない状態。

 

頬がコケ落ち、肋骨がボッコリと浮き出ている。

 

そんな食べ物も水もない日々が続いていたある日、

擁子が以前通っていた保育園の先生が家に訪ねてきた。

先生の用事は、以前から母親が滞納している保育料を徴収だった。

母親に誰も入れるなと言われていたが、擁子は尋ねてきたのが保育園の先生なので大丈夫だろうと思い、

玄関のドアを開けようとしますが、

なんと・・・

玄関のドアは、母親の仕業よってガムテープと釘で完全に塞がれ、

擁子て開けようにも空けられなくなっていたのです。

絶対絶命のピンチを迎えた擁子。

彼女の命は?これからの人生はどうなってしまうのか?

 

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新・児童養護施設の子どもたちの感想

これはもうネグレクトという言葉では収まりきらない段階だ!

ヒロインの擁子は悲惨を通り越して犯罪に巻き込まれた完全な被害者です。

それもほとんど殺人事件!

こういった不幸な子どもを、
親から守ってやることが出来ない今の日本の制度って・・・

とにかく早急になんとかしないといけないはずだ!

大前提として、
親は子どもに悪いことなんてしないだろう。

という立場に立ってまず法律を考え直さないと!

子供を愛せない親なんて世の中にはたくさんいるのに。

現にたくさんの親が犯罪者として警察に捕まってるし。

国や自治体は、公権力を持って虐待や育児放棄をする親から子供を取り上げるべきだと思います!

ただ・・・

なかなかその基準を設けるのは難しいとは思いますが

でも、少しづつでも実施していけばいいと思う。

だってやってみないと何が問題なのか分からないし、

失敗しないと気づかない事もたくさんある。

非難を恐れず行政を担う人には是非とも頑張ってもらいたいな~

あれからの擁子

話を物語に戻すと、

母親に捨てられた擁子は、保育園の先生が家に来た時は

結局、助けてもらうことができなかったのです。

そして、
先生が来た何日か後に母親は一旦、擁子のもとへ帰ってきたんです。

 

ただ、それは、
出産費用をケチって、自宅で子供をお産(さん)しに来ただけ…

どうやら、擁子もこうして自分で産み落としたのではないでしょうか。

 

一人で赤ちゃんを産み落とすと、

また、母親は擁子を置いて家を出ていってしまうんです。

もうホントやることが異次元過ぎて言葉も出ない。

そして…

擁子の本当の地獄はここからが始まりなんですよ。

水も食料もなく放置されつづけた擁子。

もう既に動く気力も体力なくなった…

体は骨と皮になるまでやせ衰えて見る影もない姿になってる。

この辺からもう読むのが辛くて堪らなくなる。

この漫画には日本の大人たちに知ってほしい真実がたくさん詰まってるんです!

辛く悲しいことがたくさん描かれてる作品だけど、目をそらしてはいけない内容だとつくづく思う。

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