時峰への溢れる想いが止められない!
だけど・・・
この気持ちを伝えた瞬間に二人の関係は終わってしまうのだ(汗)
『失恋未遂』
14巻の解説と感想です♪
圭太と別れて傷心の泉に優しい的確な言葉をかけてくれる時峰。
でも違うよ…
圭太と別れたから泣いてるんじゃないの。
あなたを好きになってしまったから涙が止まらないんだよ!
14巻の見どころ
イケメンと年下男子という武器をフルに駆使してかつての恩師である泉を翻弄する時峰だが、
しかし・・・
じつは彼自身もまた叶わぬ恋の行き場を失った悲しき青年のひとりだったのだ(汗)
叶わぬ恋をしたもの同士、その傷を舐めあうかの如く逢瀬をかさねる泉と時峰だったが、
圭太と別れてから時峰のことしか見えなくなった泉は、
彼のことを好きになれば好きになるほど辛い恋のループにハマってゆくジレンマに襲われる(汗)
「なぜなら時峰は泉が自分に惚れることを許さないから!」
そんな二人の肉体を通じた打算的で未来のない愛欲の日々が続く・・・
さて・・・
今回14巻の見どころは、カミングアウトされた時峰の切ない恋の話と、
ますます時峰に溺れてゆく泉の切なすぎる片想いです。
『失恋未遂』シリーズの中で3組目の恋愛ストーリーとなる泉と時峰の物語ですが、
サイト主のまるしーとしては一番キライなタイプの二人が主役になってます(汗)
「泉の性格もイヤだし、時峰の言葉や行動はもっと最悪です!」
ただ・・・
今回、ちょっと気づいたことは、嫌いなタイプの男女が主人公の物語なら、まったく心をかき乱されることなく、
冷静にストーリーを読み進めてゆけるんだという発見があったことです♪
泉と時峰、どちらにも思い入れをもたないまま読んでいると、
これほど苦しくて絶望的な恋をしてる男女が愉快に思えるんだという不思議な気持ち♪
でも・・・
時峰が泉に弱さを見せた時点でなんかすごく冷めた自分がいた。
彼には最高のクズ野郎でずっといて欲しかったのに・・・(汗)
13巻の解説と感想はコチラ♪
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失恋未遂【ネタバレ14巻】叶わない者同士で!
溺れてゆく泉
泉が圭太との別れにほとんど心が乱れなかったのは時峰がいたからだ。
ここ最近はずっと時峰のことが頭から離れない泉。
時峰に溺れている。
ただ・・・
週一回の水曜日にだけ会う取り決めの二人には重要なルールがあった。
”泉が時峰のことを好きにならないこと”
これは恋愛ではなくお互いに日々の色んなストレスを発散するためのギブ&テイクな関係性であること。
だから時峰は絶対に泉の唇にはキスをしない。
あくまでも二人の関係は大人のドライな関係性であることが重要なルールである。
だが・・・
圭太とは違い欲しい時に欲しい言葉をかけてくれたり、
自分ではなくまずは泉の顔色を見て心の状態を確認してくれる時峰。
そんな…恋人としては理想的な彼にどんどんと溺れてゆく泉がいるのです(汗)
今の泉は、週一回 水曜日にだけ会う時峰との時間が幸せでしょうがないのです。
だから・・・
泉は言わない。
圭太と別れたことも、時峰への溢れる想いも・・・
それを知られたら完全に終わってしまう彼との関係性だから。
そんなある日、泉は時峰の部屋で、一人の女性ばかりを描いているスケッチブックを見つける。
その女性は、過去に時峰が連れていた泉よりも年上のキレイな女性でした。
始めは「しまった!」という表情を滲ませていた時峰でしたが、
観念したように自分の叶わない恋の話を泉に語り出したのです。
彼は年齢も経歴も肩書も何もかも釣り合わない婚約者がいる女性をどうしようもなく好きになってしまったのです。
でも…婚約者から奪い取る気持ちはない。
悲しい背中。
「俺…超女々しいんだよ」
と…自虐的に言って切なそうに作り笑いを浮かべている時峰。
そんな彼をみてさらに溺れてしまう泉がいた・・・
そして・・・
打算的で未来がない二人の偽りだらけな逢瀬はこのあともつづいてゆく・・・
叶わない者同士で!
相変わらず時峰と過ごす週一回の逢瀬を続けている泉。
スケッチブックの一件以来、泉はどこか二人に流れる空気が変わったような気がしている。
ほんの少しではあるが時峰は泉に素の部分を見せるようになっていたのだ。
そんな時峰の変化を感じて幸せな気分に浸る泉。
そんなある日、仕事で辛い事があって泣いていた泉を、
水曜日でもないのに自分の部屋に呼んで慰めてくれた時峰。
徐々にではあるが打算的だった二人の関係に変化が起きているのかもしれない。
この夜、体を重ねることなく、泣いている自分をただ抱きしめてくれた時峰にかすかな可能性を感じた泉だった。
さらにその翌日の水曜日、
泉は時峰に誘われて遊園地の観覧車に乗りました。
すると・・・
ロマンチックな夜景の中、時峰は泉にある有名な随筆の一節を口に出しました。
それは・・・
”ゆく河の流れは絶えずして しかももとの水見あらず”
という『方丈記』の中に出てくる有名な一節でした。
鎌倉時代の随筆で自分の今の気持ちを泉に伝えた時峰は、今の自分の苦しみを素直に泉へ告白しました。
それで分かったのは、
二人が叶わない者同士で傷を舐めあう関係性だったということです。
だが・・・
泉はすでに時峰を愛しているが、たった今、叶わぬ恋に見切りをつけた時峰の気持ちはそこまで泉に向いていない(汗)
二人の想いが重なる日がいつかやって来るのだろうか・・・?
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14巻の感想
まるしーは、時峰みたいなタイプの男がモーレツに嫌いだ!
自分のイケメンをフルに使って目を付けた女を翻弄する。
結果・・・
いろんなことを自己完結して一人悦に至っているナルシスト野郎(汗)
恐らく調子がいい時の泉だったら時峰みたいなクサ男に落ちることはなかったんだろうけど、
「やっぱりタイミングが悪かったのかな~(汗)」
ただ・・・
この『失恋未遂』に登場してくる男どもはみんなナルシストで傲慢な奴ばかりだ。
自分は傷つきたくないから安全な場所を離れないまま女にチョッカイを出してくるヘタレな連中。
羽島も東条もこの時峰も、考えてみたらみんな同じ恋愛にリスク追わない系男子だ。
ダッサ!!
嫌いな主人公のオンパレードだ。
「今、こういう男たちがブームなのか?」
いわゆる草食系・植物系な男子が嫌いなまるしーとしては、
この辺の男たちが出てくる作品を読んでいるとイライラしてしょうがない(汗)
だから時々『ファブル』とか『外道の歌』とかを読んで精神のバランスを保つんです(笑)
「やっぱり男は気持ちよく悪い奴がイイ♪」
メチャメチャ分かりやすい悪党か、全くその悪さを表に出さない超絶な悪い男。
時峰みたいな甘えた系ナヨナヨ男子は最悪です。
さらに・・・
そんなクソ男に翻弄されている泉が情けなくて悲しくなる(汗)
嫌いとかではなくてただ悲しくなる。
ネズミにネコがイジメられてるような感覚かな。
「あんなもんにやられるなよって感じ」
早くこの二人のエピソードが終わって欲しい(汗)
読んでてイライラが止まらない!
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