これはもはや暴露マンガだ!
二世信者として厳しく育てられた著者が、
自身の辛かった日常生活を余すことなく描きつくす!
それはまさに彼女が実際に体験した
禁止だらけの息苦しい毎日だったのです・・・
衝撃の実録漫画!
著者:いしいさや
『よく宗教勧誘に来る人の家に生まれた子の話』
なんか凄い作品が世に出てしまいましたよ~!
今まではベールに包まれていた新興宗教へ入信した人たちのリアルな日常。
これを読むと、
小学校の時、変わった行動をとってよく先生を困らせてたクラスメイトのことが理解できた・・・
『よく宗教勧誘に来る人の家に生まれた子の話』の見どころ
この漫画は、キリスト教系の新興宗教である『エホバの証人』に入信した母親に、
二世信者として育てられた著者が、実際に過ごしてきた子供の頃のリアルな日常を余すこと無く描いたドキュメント漫画です!
絵柄がやわらかい感じなので、アットホームな内容を想像する人が多いと思いすが、
「さらっとスゴイことが描かれてる!」
実際に中身を読んでみるとビックリするような内容が綴られているんです。
まず、家庭内のルールがスゴイ!
学校の友達との交際禁止、漫画や一般娯楽も禁止、輸血も禁止。
学校で国家を歌うことも、給食の肉を食べることも、運動会の騎馬戦も禁止。
とにかく禁止だらけの窮屈な少女時代を過ごしてきた著者で主人公のいしいさやさん。
この作品は彼女の告白漫画だ!
いしいさんが過ごしてきたある時期までの信者生活はとても生きづらい毎日だったようで、
この漫画を読むとそのリアルな苦しみがよく伝わってきます。
普段はまったく知ることのない”エホバ入信者”たちが過ごしてる日常の生活状況や、
入信者同士ではどういった会話をし、一体どんな活動をしているのか?
そんな彼らの生活を覗き見できるのがこの漫画最大の見どころです♪
そして、読んでみるともの凄く興味深い内容で心に刺さりました。
サイト主のまるしーは、生まれてこのかた新興宗教とはまったく無縁の生活をしてきたので、
この漫画に描かれた新興宗教の入信者たちが送る日常生活の様子はまさにカルチャーショックでした!
作中に出てくる『世の子』・『サタン』・『姉弟・姉妹』・『注解』などという団体特有の使用言葉がそのリアルな日常生活をさらに生々しく映し出します。
彼らの考え方の良い悪いは別にして、私たちが知らない”世界”のことをたっぷり教えてくれるすごくヒューマンな物語でした~♪
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よく宗教勧誘に来る人の家に生まれた子の話【ネタバレ全話】さらっとスゴイことが描かれてる!
この漫画の内容は?
著者が実際に体験した子供の頃の入信者生活が日記風にまとめられたエッセイ作品で、
そのエピソードごとに二世信者として過ごしてきた日常をリアルな内容で綴られています。
一つのドラマとしてストーリーがあるわけではなく、時系列もバラバラに前後して語られているという内容です。
主人公の少女・さやが、新興宗教に入信した母親に厳しい躾(しつけ)を受けながら成長してゆく姿を追ったドキュメントなホームドラマ。
全部で11話のエピソードで綴られた内容は、全てが主人公・さやと母親、その信者たちとの特殊な関係を表すエピソードが紹介され、
あっと驚く生活習慣や、家庭内の奇妙な決まりごとの内容に普通の読者は衝撃を受けるでしょう。
この漫画に対する他の入信者たちのコメントは、
「その通りだ!」といったこの漫画の内容を肯定する意見や、
「違う部分がある!」
という部分的に否定している意見もあり、その反応は様々でした。
ただ・・・
本作で使われている”業界用語”的な言葉は本物のようで、限りなく真実に近い内容が描かれているんだな~と想像することが出来ます。
今回は、本作に描かれた全部のエピソードと、それぞれ内容のダイジェストを紹介してゆきたいと思います~♪
ギョエッ!ってビックリするお話がたくさん登場する異質なヒューマンコミックですよ〜♪
よく宗教勧誘に来る人の家に生まれた子の話
その1:「私のお母さん」
小学生のヒロイン・さやが同級生のお家に遊びに行ったときのお話。
普通に笑顔で娘をクラスメイトの家に遊びに行かせ、
その後、母親が、友人宅から帰ってきた娘・さやに言った言葉が衝撃的です!
母親が入信している新興宗教では、自分たち以外の人たちのことを”世の子(世の人)”と言い、
入信者の仲間のことを年齢に関わらず男性を”兄妹”、女性を”姉妹”と呼んでいるんです。
なんと・・・
第1話からいきなり衝撃のエピソードが語られる!
その2:「わたしの1週間」
ヒロイン・さやが過ごす日常生活が描かれたエピソードで、
入信者が日頃どんな生活をし、どんな活動をしているのかが描かれています。
小学生ながら、母親や”姉妹”たちに小難しい”エホバ”の心理を説かれるさや。
あとは、”奉仕(ほうし)”と呼ばれる布教活動の実態がリアルに描かれています。
その光景は決して娘に対しての虐待とかではないんだけれど・・・
やっぱり罰ベームみたいで…
そして・・・
入信者同士でおしゃべりしてる世間話の内容がスゴイいんです!
その3:「ツバメは楽園に行けない」
母親と一緒に布教活動をしてるときに起こった色んなエピソードの話が描かれています。
布教活動を続ける中で、さやのクラスメイトが暮らす家にも母親とさやが”奉仕”に訪れるんですが、
その時のさやの心情を考えると切なくて辛い。
この光景はかなり背筋が寒くなるものでした・・・
その4:「サンタさんはいない」
エホバでの教えでは誕生日のお祝いをしてはいけない厳格なルールがあるらしく、
もともとそれは”異教”のお祝いだからという理由で、
さやの母親はそのやってはいけないイベントの範囲をクリスマスにまで広げていたのだ。
そんな中、
さやの親戚同士が集まって誕生日のお祝いやクリスマス会などに参加したさやと母親の行動が、
笑っちゃいけないんだけど、なかなかシュールで、ヤバいエピソードでした。
その5:「お母さんの鞭(ムチ)」
さやと母親の間で成立する”罰(バツ)”のお話。
この親子の間には、さやが母親に聞き分けのない事を言ったりすると、ある罰則があります。
ソレがどんなものかというと”鞭打ちの刑”です。
母親が信じる”聖書”に書かれた内容とは、
否応なく親に対して従順であること。
そして…それを義務付けられたその子供たちが受ける鞭打ちの実態とは?
さや以外の子たちも普通に鞭打ちされているその日常風景が、かなりのカオスです。
その6:「いっぱいあるよ」
学校で肩身のせまい思いをしてるさやの日常風景が描かれているエピソード。
特にイジメられているわけではないけども、何かと学校のルールに従わないさやはクラスでもかなり浮いた存在でした。
さやとしては学校でなるべく波風立てずに生活したいのだが・・・
この回は、さやの息苦しい学校生活が浮き彫りになってる切ないお話だった。
だって・・・
いちいちクラスのみんなと同じことができないんだから・・・
その7:「性のめざめ」
エホバの教えもあって、性への目覚めが早かったさやが、娯楽の少ない日常で覚えた性の遊び。
教団が作成した教育用の本を読んださやが、小学生の若さで始めた性への冒険とは?
気軽に友達に聞けない状態は、こういう結果を招くのかな~
そんなエピソードでした♪
その8:「好きな人ができたけど」
さやの淡い初恋エピソード。
友だちがいないさやは、高校生になった頃、毎日休み時間には図書室で本を読んで過ごすことにしていた。
そんなある日、大人しめで読書好きの男子生徒に話しかけられ、
なんと・・・
さやが男子生徒から告白されるんです!
しかし・・・
人生で初めて告白されたさやの答えは辛い内容だった・・・
まぁ~
たしかにソレはしょうがないのだけれど…という感じ
その9:「大好きなおじいちゃん」
さやが大好きだったおじいちゃんが亡くなる悲しいエピソード。
信者ではないおじいさんとの交流が何よりも居心地が良かったさや。
だけど・・・
そんなおじいちゃんがガンでなくなってしまい、おじいちゃんの葬式で親戚たちとまたちょっとしたトラブルが・・・
宗教 VS 冠婚葬祭。
いつもの空しいやり取りが繰り返されることに・・・
その10:「お母さんの入院」
さやが中学生の頃、さやの母親が倒れて入院した時のエピソードが描かれています。
エホバの教えで、輸血を禁じられた母が、何の病名かはわからないが、輸血を必要とする手術が必要になったのです!
その時にさやの父親がとったある行動と、そしてその結果。
ここで初めて申し上げますが、さやの父、つまり母親の夫はエホバの信者ではありません。
つまり”世の人”です。
エホバ信者には”あるある”な医療エピソードだろうと思いますこれ…
その11:「楽園にいけなくても」
ついに…さやが母親と決別するエピソードが描かれています。
この話は、ずっと母親の宗教支配のもとで育ち、躾けられてきたさやが、
初めて母に自分の思っている考えを告白する重要な内容で、
今までの生活全てが苦しかったことを、涙ながらに母親へ訴えるさやと母のシリアスなシーンがあります。
そして・・・母親は?
この回の話はスゴく重くてキツくて深かった。
ただ・・・
母親がさやの幸せを考えて行動していたこともわかって、グッとくるエピソードでもある。
ちゃんと母親にも娘への愛情があったのが分かったのは、せめてもの救いだ
その12:「自由になれたら」
最終回のエピソードです。
エホバの教えから解き放たれたさやは、信者時代には考えてなかった大学進学という進路を選択することに。
そして・・・
大学生活で今まで経験できなかった普通の人たちの日常生活を過ごすさや。
{わたしは自由になったんだ}
宗教の抑圧から開放されたさやは、今までできなかった色んなことを経験してゆくのですが、
長く制約が激しい禁欲された生活を送ってきた元・エホバ信者のさやを待っていたものとは・・・?
ラストページでさやが語った言葉がすごく印象的だった――。
「あとがき」
あとがきは、著者自身がこの漫画を描き始めるきっかけとなったエピソードなどが綴られています。
これはこれでスゴく興味深いお話でした。
以上、12話のエピソードと、プラス『あとがき』からなる赤裸々なリアルドキュメント漫画でした♪
一応、1巻で完結する物語なんですが、内容的に言って、もしかするとシーズン2があるかもしれません
まだまだ知りたいことはたくさんある世界の話なので、
著者のいしいさんには今度はまた違った角度から新興宗教のリアルな内側を描いて欲しいな~♪
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よく宗教勧誘に来るの感想
なんか気負うことなく素直な気持ちで、著者が実際に体験した新興宗教に入信してた頃の生活を描いた感じで、
作ったようなウソっぽさが読んだ感じではまったくありませんでした♪
大げさに表現したりとか、ドラマチックな展開もなかった!
まさにリアルなその世界のお話。と言った感じですごく興味深く読ませてもらいました。
正しい、正しくないは別にして、この漫画に描かれてあるような生活をしている信者の人たちが、
実際にこの世の中にたくさんいることが一つのカルチャーショックでした!
今や、インターネットの時代で、簡単にいろんな情報が手に入る世界です。
そんな中、特殊な教えのもとで、世の中の人達とはまったく違う価値観をもって生活している人たち。
一体、彼らをそこまで本気にさせる”真理”とは一体どんな教えなんだろう?
ん・・・
果たしてそれは教えなのか…?
いや…真理か!
信者の人たちは何に共感して、どんな言葉に心を動かされたのか?
自分の運命だとか、世界の崩壊だとか普段からまったく考えたことのないまるしーには不思議に思うことがたくさんあった。
だから、主人公がラスト12話で語った言葉ってすごく感慨深いモノがあるんです。
果たして私たちが今生活しているこの世の中のルールは本当に間違っていないのか?
新興宗教の教えを守りながら生活している信者たちの生活と、われわれ普通の人々の生活。
人として生活してゆく上で一体どっちの暮らしが人間として当たり前なのか?
この漫画を通して今まで自分が何も考えずにやってきた行動が、
ある分野の人たちにとってはすごく罰当たりなことだったんだという事実を知りました。
そして・・・
まるしー夫婦の食卓では、この『よく宗教活動…』に描かれてあった内容を巡って、
夫婦でいろんなことを話し合ったりもしたんです。
そしてその時思ったんです!
あれが正しい、これが間違っている。という一つの答えを出すんじゃなくて、
なんの固定観念も持たないで、思ったことを話し合えるってことがいちばん大事なんだろうな~って。
やっぱり、一元論者(いちげんろんしゃ)ってのが一番怖いことですね。
人の思ってることや、してることを最初から色眼鏡で見るのはやっぱりよくない。
どんな人の意見も違法なものでない限り、ちゃんと一旦は自分の中に入れてみるべきだと思う!
その上で・・・
今回、一旦、まるしーが自分の中に入れてみたエホバの教えは・・・?
やっぱり理解できない
これもまたしょうがないのだ…
本作が『ザ!世界仰天ニュース』に紹介されました♪
このコミックがよほど話題になったんでしょうね〜♪
この『よく宗教勧誘に来る人の家に生まれた子の話』が、中居正広&笑福亭鶴瓶さんダブルMCのバラエティ番組、
『ザ!世界仰天ニュース』で紹介されました♪
番組では、このコミックの内容を、そこそこガッツリの再現ドラマで放送してました。
時間にして約20分くらいの再現ドラマだったと思います。
ちょっと驚いたのは、
オンエアーの中で、著者のいしいさんが、本作を出版した後でも母親と良好な関係性だと話していることでした。
まさに恐るべしエホバ…
無料試し読み
今、紹介した
『よく宗教勧誘に来る人の家に生まれた子の話』は、
今、電子書籍のレンタルサイトRenta!で先行配信中の作品です~♪
テレビCMでもおなじみのRenta!さんは、
サイト主のまるしーもよく利用させてもらっているサイトさんで、
とにかく面倒な会員登録なしで、読みたいコミックをたくさん立ち読みできるのが大きな魅力です♪
そしてもし、本編を全部読みたい作品と出会ったならば、
無料の会員登録してからチケットを購入でサクッと読めばいいんです。
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