心を込めて作った商品。
一部のユーザーから受ける心無い誹謗中傷コメントに心を痛めるヒロイン。
お客さま商売だから仕方ないのかもしれないけれど、
まさか、信頼してたあの人からあんな言葉を投げつけられるなんて・・・
人の“悪意”はどうやって生まれてくるんだろう…?
著者:縛
『悪意の作られ方』
【SNSに堕とされる女たち】の収録作品です。
今回は、4作品収録された中の
4話目の解説と感想をご紹介しますね~♪
もくじ
『悪意の作られ方』の見どころ
『SNSに堕とされる女たち』のラスト4話目を担当するのが本シリーズ1話目を描いた廻 先生です~♪
廻 先生の独自な視点から描いたSNSの闇は、恐ろしいサスペンスな展開から、
最後は感動的でアットホームなオチでエンディングを迎えるという意外な結末で締めくくられており、
サスペンスのカテゴリーでありながら、読み終わりが実にスッキリとした内容になっております♪
『悪意の作られ方』の見どころとしては、
表面上は善人の面をかぶった人間が、
裏では何を考えているか分からないという、”人の持つ闇”をリアルに描き切った部分ですね。
善人ゆえの怖さです。
主人公であるアクセサリーのハンドメイド作家が、経験した理不尽な誹謗中傷に対して、
その主人公が心を痛めつつも自らが動くことで、問題の根を心の交流で解決してゆくという流れが、
このシリーズには今までなかった感動的なストーリーに仕上がっている要素だと思います。
”面白い!”というか、
中学校くらいの国語の教科書に載せておけばいいと思うくらい心が浄化されるコミックです。
そう…道徳的にも良くできたヒューマン感動作品でした。
確かにこんなのもアリだな♪
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SNSに堕とされる女たち【ネタバレ4話】悪意の作られ方!
悪意の作られ方!
主人公のOL・三池 志野(みいけ しの)は、正社員として仕事をする傍らで、
ハンドメイドアクセサリーを自作する趣味的延長な仕事もしていて、
仕事が休みになる週末になると時折フリーマーケットに出店して、
自分で作ったハンドメイド・アクセサリーを販売するという充実した日々を送っていました。
ある日、いつものように志野がフリーケットに出店していると、
まだ幼い子供を抱いた若いママさんが志野のお店にやってきて、
「見るだけでもいいですか?」
と…声をかけてきた。
事情を聞いてみると、育児中に子供がアクセサリーを引きちぎるから、着けたくても着けられないらしい。
そんな理由ならウィンドウショッピング大歓迎だと、志野は快くそのママさんを受け入れました♪
そうこうするうち、志野のアクセサリーは人気商品だったため、
夕方前には全ての商品が売り切れとなりました。
志野は喜びと共に、SNSで商品の完売をお客さんに報告しようと、
志野が運営しているSNSのアカウントを開いてみると、
恐らく先ほどお店で商品を見たお客さんらしき人から、
商品がダサくて高すぎるという誹謗中傷のコメントが送られていたのだ!
{しょうがない しょうがない}
ハンドメイドの商品は、特にお客さんとの相性が問題となるため、
合わない人にはまったく合わない性質のものだ。
{だから気にしない!}
中傷コメントに傷つきながらも、そうやってなんとか気持ちを立て直そうとしていた時、
志野の心に潤いを与えてくれる出会いが待っていたのです♪
それは・・・
先ほど、店で商品を見てくれたママさん・とーことの再会でした。
再び会った とーこと少し会話をすることになり、
二人は意気投合してSNS上でも繋がりを持つことに・・・
感動のエンディング
後半の展開は、フリマでの出会いがきっかけで交流を始めた志野ととーこが、
思いもよらぬバトルを繰り広げ、最後には感動のエンディングを迎える様子が描かれています。
フリマで楽しいひと時を過ごしたあと、志野はとーことその後もSNSで交流を続けていたのですが、
ある時、志野のSNSに酷い中傷コメントを書き込んでくるクレーマーがとーこだと気づきました。
信じられない事実に愕然とする志野だったが、
悩んだ末に、意を決した志野は、なぜ自分を誹謗中傷するのか?
その理由を本人に直接聞いてみることにしたのだ。
すると・・・
志野の問いかけに悪びれることもなく”正体”を明らかにしたとーこ。
このあと、
とーこは、志野に衝撃的な言葉を投げつけることに・・・
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『悪意の作られ方!』の感想
たった全37ページの中にホロっとさせるサプリ的ドラマを落とし込んだ廻 先生の実力に拍手喝采だ。
起承転結がしっかりまとまっていて、読み始めから読み終わりまで、5分程度の短い時間だったけど、
「まるで面白い2時間ドラマを見た気分になるほどの感動エピソードがそこにありました♪」
確かにうまく出来すぎた部分はありますが、志野のふわっとした性格とギャップのある大胆な行動、
ひどい人間に見えて実は、精神的に追い詰められていただけの善人・とーことの心の交流は、
実に見ごたえある内容だったと思います。
こういうストーリーは、読んでいてまったく嫌な気持ちにならないので、
「精神衛生上はとても心がリフレッシュされる時間になる。」
なので・・・
仕事や家事の休憩時間なんかにはもってこいの作品だと思います♪
二人が打ち解け合った後、志野ととーこの間には深い友情が生まれたはずだ。
大人になってからの友人は、とてもできにくいものだから、
そんな二人のことが羨ましい♪
>>>シリーズ第6弾『SNSに凍てつく女たち』の解説と感想はコチラ♪
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