葬偽人【ネタバレ4話】新たな依頼者はSNSストーカー被害者!

新たに葬偽人メンバーとして迎えられたスズメ!

今回はそんな彼女に初仕事の役目が回ってきました。

新たな依頼者はSNSストーカー被害者!

スズメは新人の葬偽人として困っている依頼者を救うことができるか?

新しいステージに突入したお助け軍団たちの活躍っぷりは、

前回とはまた違った味わいで読者を夢中にさせてくれます♪

『葬偽人』

4話の解説と感想です♪

今回から葬偽人のメンバーとして加わったスズメに早くも初仕事となる役を担うことに!

今回の依頼者は相手が不明のSNSストーカーに悩まされている若い女性だ。

依頼者の苦しみに共感してまるで自分の事のように寄り添うスズメ。

{私が彼女の助けになりたい!}

そんな強い意気込みを胸に他の葬偽人メンバーたちと共に初仕事へ立ち向かったスズメに危険が迫る!


3話の解説はコチラです♪
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葬偽人【ネタバレ4話】新たな依頼者はSNSストーカー被害者!

無事に亜衣里らへの復讐を果たしたスズメは、全社員の前でに宣言した通り会社を退職しました。

そこで…

晴れてフリーの身になったスズメをツカサを始め葬偽人のメンバーたちが彼女を強力にスカウトして、

スズメを4人目の葬偽人メンバーとして迎えることにしたのです。

さらに住む場所もあのボロッちいさざなみホールに移して本格的に葬偽人として生きてゆく覚悟を決めたスズメ。

すでに葬偽人たちの人となりは知っていたので彼女の決断も思いのか早かった。

なにせ実際のところ彼らが言った通りニセの葬式をしたおかげで、

スズメはドン底の人生から脱出することができたわけだし、

遺族や関係者たちの思いを知るということが人助けに繋がることを自身の身をもって体感したのである。

そんなスズメがエイコウたちからのスカウトを受け入れないはずがないわけで、

なんとも晴れやかな気持ちでスズメは料理が苦手な3人からすごく重宝されつつ、

その新しい生活をスタートさせたのです。

ただ…

目下の問題はやはり死にたいくらいに問題を抱えている依頼人の見つけ方でした。

たまたまスズメの場合は彼らの妙ちくりんなネット広告に興味を持って助けを求めたが、

本来ならあんなにサギっぽい広告でサービスを頼もうとするユーザーはごく稀なはず。

なので…

今回はスズメも仲間に加わったうえで、もっと真実味のある親しみやすいキャッチコピーを考えるのですが、

なかなかいいアイデアが出てこない。

そんな中、エイコウと二人でゆっくりと話す時間ができたスズメは、

どうして親から引き継いだ葬儀屋の仕事を辞めてしまったのかを尋ねます。

すると…少しうつむき加減で彼は、

「実は…死体が苦手なんです」

と…葬儀屋にはあるまじき本音を語りだしたのです。

エイコウにとって葬偽人という職業は、ギリギリ葬儀道具の一式を使ってできる苦肉の策だったわけだ。

他の二人も色んな悩みや壁にぶつかった末にエイコウのもとで一緒に活動するようになった同士であり、

今回も紆余曲折を経てそのメンバーにスズメも加わったわけです。

{人生の浮き沈みを経験したのは自分だけではなかったんだ}

葬偽人連中が伊達や酔狂だけでこの活動を始めたわけではないことを知り、

ますます葬偽人という職業に親近感を覚えるスズメであった。

そんな中、ついに開業以来二人目となる依頼者から連絡が入ったのです。

新たな依頼者はSNSストーカー被害者

新たな依頼者はSNSストーカー被害者の若い女性でした!

その女性から送られてきたメールには、本人が東京在住の20代女性であることと、

SNSでのストーカー被害に悩まされているという内容が書かれていました。

さらに…警察に駆け込んでもまったく相手にしてもらえなかったとする悲痛な思いが綴られていた。

ストーカートラブルに関する対応の難しさをよく理解しているエイコウたちは、

まず、依頼者と接触して話を聞く人物としてスズメをチョイスしました。

「えっ!?私ですか?」

無理もない。

まだ葬偽人になったばかりのスズメが最初に依頼者の窓口になるだなんて、

確かに無謀すぎる判断なのかもしれない。

しかし…依頼主から寄せられた相談の案件がSNSストーカーという相手の存在が分からない被害であり、

どこでその犯人から依頼者が監視されているか分からない状況で、

かなり容姿的に目立つエリーや、ましてや男性のツカサやエイコウが依頼者と接触してしまったら、

犯人の気持ちを逆なですることにもなりかねない。

そこで見た目がすごく地味で、どこから見ても善良そうに見える女性のスズメならば適任だと判断されたのです。

エイコウたちから自分が選ばれた理由を聞いて納得したスズメは、

{私も彼らに救われた一人じゃないか!}

と…数日前の自殺する寸前だった自身の過去を振り返り、

精一杯に依頼者を救済するための助けになろうと決意を新たにしたのです。

だが…

それでも彼女の中にはまだまだ初仕事への不安が付きまとう。

スズメはこれから依頼者を救うべくアクションを開始する前に、

「葬偽人っていったい何なんですか?」

と…ごく純粋な質問を3人の強者たちにぶつけてみました。

するとそのスズメの質問にすぐさま答えたのはツカサでした。

『ニセのお葬式を通して人々の本性を暴き出し、依頼人の抱たトラブルや悩みの解決へ導く』

そんなヒーローみたいな仕事なんだとツカサは誇らしげな表情で説明したのです。

強くうなずいたスズメ。

初仕事

いよいよ依頼者と接触するスズメにとって初仕事の日がやって来た。

とある公園のベンチで今回の依頼者である逢坂日和(アイサカヒヨリ)という

24歳の元カフェ店員女性と接見したスズメ。

ざっくりとしたトレーナを着てフードを頭からかぶり、

とても不安げな表情で待ち合わせ場所に現れた逢坂は、

エイコウたちが予想した通りスズメの地味で善良そうな人柄に安心したのか、

出会ってわずか数秒の後に被害内容を語り始めました。

逢坂の話では、SNSによるストーカー被害が始まったのは約2か月前からのことで、

それからずっと近くで監視されているようなメールが届くと言うのです。

相手が誰だか分からない人間から送られてくるメッセージにずっと怯え続けてきた逢坂。

心底怯えて涙ながらに助けて欲しいと訴えてくる彼女の姿を前にして、

少し前までの自分を見ているような気になってしまったスズメは、

なんと…エイコウたちに何の相談もしないうちにこう口走ってしまったのです。

「任せて下さい!お引き受けします。」

えっ!!?

二人が話している公園のすぐ近くに停車した車に乗りこんで、

スズメと依頼者の会話のすべてを通信機器を通じて聞いていたエイコウたちは、

まだ相手に契約条件も告げずに依頼を引き受けてしまったスズメのフライングにひっくり返った!

しかもその時、

向こうから公園のベンチで話をしているスズメと逢坂に向かって不審な人物が近づいてきた!

「あいつ何か持ってるぞ」

3人の間に緊張が走った!

 

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4話の感想

やっぱりスズメが葬偽人メンバーに加わりました。

彼女の人柄や素朴なキャラは他の3人が持っていない要素がありましたから、

必然的な出会いだったというわけですね。

さて…

これで強力なメンバーを仲間に入れてより充実感が増した葬偽人軍団ですが、

新たに4人で対応する案件は、卑劣なSNSストーカーによって被害を受けている若い女性の救済です。

姿が見えない相手との戦いほど神経を使うものはありません。

ただ…

今回の依頼を受けるにあたってスズメという存在はうってつけの人物でした。

まさに適材適所の人選が見事に発動された見本のようなケースです。

しかしこの時点でちょっと気になるのが依頼者の逢坂の存在です。

2か月間ものあいだSNSストーカーに怯え続けながらなぜ彼女はSNSを未だに続けているのか?

単純に発信を止めてしまえばいいと思うのですが、

逢坂いわく

「500人もフォロアーがいるのにやめられない!」

という言い分だ。

確かに卑劣なストーカーのせいでここまで積み上げてきたフォロアーを無くすのは惜しいかもしれない。

でも…

サイト主のまるしーからしたらたかが”500人のフォロアー”という無価値なモノでしかない。

収益化もしてなさそうですし。

もちろん考え方は人それぞれ千差万別であり、

あくまでも逢坂は被害者ですからなんとも言えませんが、

人生を左右する大きな問題を抱えた被害者として、

逢坂という女性は前回のスズメとはまったく違う人種の被害者だということが分かる。

この逢坂という依頼者に至っては、救われるべき部分は救われて、

その一方で自らが反省すべき生活スタイルも少なからずあるのではないだろうか?

スズメの時と違ってどこか被害者の恐怖や心の痛みに寄り添えないサイト主のまるしーがいます。

それに、

困っている依頼者に本気で寄り添おうとしているスズメがこの先ガッカリした思いをしなければいいが、

本人が死にたくなるほどの苦しみを味わったがゆえに、

ストーカーに怯える逢坂への同情する気持ちはひとしおでしょう。

今のところは逢坂がまともな被害者であることを願って見守るしかないですし、

まだこの逢坂案件は始まったばかりなのだ。

あと…

あまりに依頼者の痛みに共感する気持ちが入りすぎて、

契約条件も告げないまま依頼を引き受けてしまったスズメ。

「いかにも彼女らしい行動でした」

こりゃエイコウたちも大変だ♪

 

>>>『葬偽人』5話の解説と感想はコチラ♪

 

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