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葬偽人【ネタバレ16話】望月の悪事が白日の下に晒される!

『葬偽人』

16話の解説と感想です♪

お局パート・望月の悪事がついに白日の下に晒される!

ここまで職場を支配してやりたい放題にしてきた報いが彼女に正義の鉄槌が下る。

その時…清世は何を思ったか?

あとは独断で今回の依頼を引き受けた葬偽人リーダー・エイコウの総括です。

果たして…

福太と清世を救ったエイコウは今回の仕事を無事にやり遂げたことで、

彼自身が抱える過去のトラウマを乗り越えることが出来たのか?

そして…

そんなエイコウ率いる葬偽人たちにまた新たな依頼が舞い込んできて・・・

清世の問題解決と新たな依頼者のもとで活躍する葬偽人たちの姿が描かれております♪


15話の解説と感想はコチラです♪
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葬偽人【ネタバレ16話】望月の悪事が白日の下に晒される!

望月への断罪

エイコウと福太の愛ある言葉には納得をしたものの、

理不尽な目に遭わされてきた望月への怨みは消えなかった清世でしたが、

それはそれで葬偽人たちにも手抜かりはなかった。

ちゃんと望月の悪事が白日の下に晒されるべく手段が講じられていたのです。

ニセ葬儀の翌日、清世が勤める職場では望月への断罪が行われました。

もはや刑事告訴を免れない望月の卑劣な犯行が明るみとなり、彼女は即日解雇されて職場を追い出されました。

これで店には平穏が訪れた。

その後、店長からこれまでのことを謝罪された清世は、晴れやかな気持ちで新たなる前向きな一歩を踏み出すことができた。

こうして福太からの依頼を無事に解決へ導くこととなった葬偽人たちでしたが、

その帰りの車中ではエイコウがメンバー全員に、独断で福太の依頼を受けたことを再び謝罪して、

何も言わずに協力してくれたことを深く感謝しました。

さらに…

若い福太と清世の未来に希望ある光をもたらしたことで、

エイコウ自身も過去のトラウマと対峙して乗り越えられたと嬉しそうに語ったのです。

そんなエイコウの話を聞いたスズメは、人は自分のためだけに生きているのではなく、

遺された人を苦しめるような死に方をしてはいけないんだと、

改めて以前までに自分がとっていた行動を反省しました。

そんなスズメに優しく微笑みかけるエイコウ。

もはやスズメも立派な葬偽人メンバーの一員です♪

これまでにないパターン

今回の16話では福太の依頼解決編の他に、新たな依頼者のストーリーが含まれています。

それがまたこれまでにないパターンで話が進んでゆくのです。

なんと…

いきなりその依頼者の”偽葬儀”が行われている最中から話が始まっているのです(汗)

ただ…最後まで読んでみればその理由がちゃんと分かります。

今回のお話はノセの葬儀が終わったあとに違う展開が始まるエピソードだったわけです。

ちなみに今回の依頼者というのは入来若菜(いりきわかな)という父親をかなり憎んでいる女子高生です。

乞うご期待という所ですね♪


 

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16話の感想

今回はなんと仏のエイコウらしからぬ容赦ない厳しい一面が垣間見れた内容でした。

人間だれしも他人には普段見せない裏の顔や人格を持っているもんですが、

いつも穏やかで笑顔の絶えないエイコウであっても時には鬼と化す瞬間があると言うわけだ。

正直…

エイコウがずっと抱えていたいっちゃんとの悲しい別れは彼にしか分からない苦しみだ。

恐らくサイト主のまるしーがエイコウの立場だったらあそこまで気持ちを引きずることはなかったでしょうし、

普通に葬儀屋も継いでいたと思う。

人のメンタルや物事への感受性はそれぞれであって、

エイコウにとっていちゃんの不幸な死は何年たっても辛くて耐えがたき悲しみだったのです。

まるしーにはそれほど心底愛した人はこれまで誰もいなかったのである意味で羨ましい。

例え最愛の夫を亡くしたとしてもあそこまで気持ちを引きずることはなさそうだ。

これって特別にまるしーが冷たい人間というわけではなくて、

やはり感じ方や受け取り方の違いなんだと思う。

辛いことや悲しいことがあってもそこまで引きずることなく乗り越えられる人もいれば、

何年もその悲しみにもがき苦しみ続ける人もいる。

エイコウの苦悩する姿を見ていたら、自分がそこまで感受性の強い人間でない事にホッとする。

まるしーにだってこれまで生きた中で大事な人を事故や自殺で亡くしたことがあったり、

借金苦の末に夜逃げして未だに消息がつかめない親友もいます。

振り返ってみると辛い事ばかりだったようなこれまでの人生でしたが、

「思議と普段はそのことをまったく思い出しません。」

そんなメンタルを持ったまるしーのことを自分自身でどこかありがたく思ってます。

この『福太編』を読んで久しく忘れていた親族・友人たちの死を思い出し、

あの頃のことが脳裏に蘇ってきて胸が熱くなりました。

亡くなった大事な人への一番の供養はその人のことを思い出してあげることだと聞いたことがあります。

今回まるしーは本作のおかげで亡くなった愛する人たちの供養ができました。

「ありがとうございます」

さて…

清世さんの案件もスッキリ片付いて次の依頼者のもとで仕事を始めている葬偽人メンバーですが、

どうやら今回はまた毛色の違った仕事内容にになっているようですね。

ニセの葬儀がほぼ終わってから始まるエピソードなんて今回が初めてです。

「これから色々と楽しめそうだ♪」

そして…問題もかなり込み入って複雑そうです。

 

>>>『葬偽人』17話の解説と感想はコチラ♪

 

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