著者:宮本ポチ子
『その代用品は復讐する~妻を騙した夫の誤算~』
1話の解説と感想です♪
ちょっとしたドラマチックな出会いから、それが恋愛に発展し、
思いがけない玉の輿に乗った結婚を手に入れた主人公の妻・悠花(はるか)。
父親が経営する会社に勤めて約束された未来がある仕事で忙しい夫を家庭で献身的に支える悠花。
まだ子宝に恵まれていなくとも、夫と過ごす時間がほとんどなくとも、
優しくて誠実な夫との結婚生活は十分に幸せ名ものだと思っている。
でも…
やっぱり一人で家にいる時間が長すぎることは心に妙な焦りを感じてしまう。
自分は専業主婦には向いていないなのではないだろうか…?
結婚して得るモノがあれば失うものもあることは最初から分かってはいたんだけど・・・
「誰もが羨むパーフェクトな夫を持つ妻の悩みは持て余す時間…?」
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その代用品は復讐する【ネタバレ1話】妻にバラの花束を渡す夫!
専業主婦
主人公の専業主婦・東雲 悠花(しののめはるか)が、
夫の祥嗣(しょうじ)から激しく平手うちされているシーンから始まるこの物語ですが、
その理由となる本編ストーリーは半年前まで遡ります。
あの日、悠花を引っぱたいていた夫の祥嗣と悠花は、
どこから見ても幸せを絵に描いたような仲睦まじい夫婦でした。
現在、夫の祥嗣は父親が経営する会社に勤めていて、
将来は次期社長という地位が待っている御曹司であり、
性格はいたって温厚で優しく、おまけにイケメンという申し分のない”パーフェクトな夫”で、
飲食店チェーンの副店長としてバリバリ働いていた悠花を見初めたことがきっかけで結婚に至り、
悠花視点で言うと、この結婚は”シンデレラスト―リー”になります。
結婚を機に仕事を辞めて”専業主婦”になった悠花は、
毎晩仕事が忙しく休みもままならない祥嗣を献身的に支え、
しっかりと家を守る良き妻としての日々を送っています。
一見すると何不自由のない優雅な結婚生活に思えますが、
正直言って本人はそこまで今の日常に満足はしていない(汗)
一つはまだ祥嗣との”子宝”に恵まれていないことと、
もう一つは専業主婦という家に縛られた生活で、多くの時間を持て余していることだ。
結婚前まではバリバリ仕事をするキャリアウーマンな悠花だっただけに、
いざ子育てのない専業主婦という退屈な日々は悠花に焦燥感を募らせていたのです。
それが…世間からは”玉の輿”に乗ったと羨ましがられるセレブ主婦・悠花の現在地でした。
妻にバラの花束を渡す夫
この日、古くからの友人である美玲(みれい)とカフェで主婦トークを楽しむ悠花がいました。
美鈴も既婚者でまだ子供のいない専業主婦のようだ。
悠花は今の贅沢で少し退屈で窮屈な専業主婦としての生活に、
どこか焦りのようなものを感じている正直な気持ちを美鈴に打ち明けます。
すると美玲からは、それは贅沢な悩みだと一笑される答えが返ってきた。
確かに世の中には”ワンオペ”で自分の時間など全くなく日々に追われている主婦が多く存在する中で、
持て余す時間がたくさんある専業主婦の悠花は、まさに”人生の勝ち組”といっていい身分だ。
そんなことは十分に理解している。
ただ…
人にはそれぞれの立場であり環境によって応じた悩みが生まれてくるものだ。
この日、美玲は悠花に時間を持て余しているなら忙しくしたらどうかと、
何かの資格試験にでも挑戦してみたらと助言してくれました。
確かに…
ビジネスシーンにおいて有能だった悠花には合っている時間の使い方かもしれません。
その後…悠花が美玲と別れた帰り際にスーパーへ向かう道すがら、
夫の祥嗣からメールが着信しました。
その内容は、
「ごめん…今日も遅くなる」
という夕食はいらないという事を伝えるメールだ。
祥嗣からのメールで悠花はスーパーで買うものは軽くつまめるものにしようと決めた。
結婚して得るモノがあれば失うモノがあることは頭では理解しているが、
この時の悠花には鬱積する小さな不満の粒が心に蓄積していました。
その夜、遅い時間に仕事から帰って来た祥嗣は、
夫婦で出かけるはずだった週末の外出をキャンセルしたことと、
夕食を自宅で取れなかったことのお詫びとして悠花に”花束”を買ってきた。
祥嗣は妻にバラの花束を渡す夫である。
さらに…
この後のラストページで祥嗣が見せた”衝撃のワンシーン”が読者を戦慄させるのです(汗)
詳しくは本編現物でお楽しみください♪
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1話の感想まとめ
この1話を読んだ時点で口角がひヒクヒクするほど面白い感想を持ちました♪
「ヤバいですこのマンガ!」
冒頭で描かれた夫婦の修羅場のシーンが、後々どういう場面で登場するのかはまだ見えていませんが、
1話で仲睦まじい夫婦だった悠花と祥嗣が、その半年後にはあんな修羅場を演じるんだという未来は分かった。
それに…
すでに1話の段階で祥嗣には”浮気相手”が存在していることも確定しました。
TVのサスペンスドラマが大好きなサイト主のまるしーは、
ついつい犯人だったり、黒幕はヒロインの一番近い人物だと想像してしまう。
だとすると祥嗣の浮気相手は悠花の友人・美玲を疑ってしまうわけですが、
「果たしてどうだろうか?」
一番なさそうな人物という観点で言えば美玲は十分に考えられる人物だとは思います。
まだ主な登場人物が出そろっていない段階なのでなんとも予想は難しいところですが、
悠花を”代用品”にしてまで祥嗣が惚れ込んでいる女性の存在はすごく気になるところだ。
かと言って祥嗣みたいなクズ男に好かれても全く嬉しくはないが…(笑)
とりあえずまるしーは女性にバラの花束を渡す男性がそうも苦手です。
贈られた時のシチュエーションによって多少の違いはありますが、
一概に男性が女性に花束を贈る場合、男性はその行為を行っている自分に酔っている気がしてならないのです(汗)
特に迷惑なのがデートの日の最初に花束を渡すような男で、
これは完全に自分に酔っている男の行動だと思います。
単純にこの後のデートはどうすんだって話です!
例え車のドライブデートであっても一日中車のトランクに入れっぱなしだと、
いざ家に帰る頃にはかなり花が痛んでるんだよ。
植物は生きているという認識をほとんど持っていない世の男性たち(汗)
彼らにとって花束は女性が喜ぶアクセサリーのようなモノであり、
これ渡しとけば嬉しいんでしょという安易すぎる口説きアイテムでしかない。
花が生きモノだとちゃんと認識している男性は、決して変なタイミングで花束なんか女性に贈らない。
バカでモテなくて物事の本質が見えていない男性に限ってバカの一つ覚えみたいに、
ここぞという場面で花屋のお姉さんにチョイスしてもらったいい感じに店の儲けが出る花束を当てがわれ、
いそいそと最悪のタイミングでちょっと照れながら渡す。
「もう~地獄だし、すぐにでも別れたいし…」
これはかなり偏ったまるしーの花束男に対する愚痴ですが、
実際に私は過去に何度か男性から花束を贈られて大変な目に遭ったことがあります。
頼むから女性に花束を渡す場所とタイミングは考えてくれ。
とまぁ~祥嗣が花束渡しオトコだったので思わず過去の黒歴史を思い出してつらつらと書いてしまいましたが、
すごく素敵な出会いから恋愛に発展して理想的な結婚にまで至った悠花と祥嗣の夫婦ですが、
この二人がいま結婚して何年目の夫婦なのかは1話の内容では分かりませんでしたが、
どうやら意図的に祥嗣は悠花との子供を作ろうとしていないことが分かりました。
なぜなのか…?
もしかすると昔から関係がある愛人との間に子供を授かった可能性がありますね。
そうなってくると悠花のもう一人の友人・リカもタイミング的に浮気相手である可能性が出てきます。
とにかく悠花にとって近しい人物を犯人にしたがるまるしーでございます(笑)
あと…
この1話のラストページに描かれた祥嗣のゾッとするくらい冷たく残忍な表情。
祥嗣が家に持ち帰った仕事をしていると思って、コーヒーと一緒に添えてくれたクッキー的なモノを、
躊躇なくゴミ箱に捨てるあの行動で、悠花への愛情は全くないんだなという事がよく分かった。
その瞬間…
まるしーは祥嗣が死ぬよりも苦しい地獄を味わえばいいんだと衝動的に思った。
「最低なクズ野郎め!」
とにかく1話で祥嗣のドス黒い人間性の片鱗は見えた。
この先に発動する悠花の復讐劇が今から楽しみでしょうがない♪
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