著者：宮本ポチ子
『その代用品は復讐する～妻を騙した夫の誤算～』
3話の解説と感想です♪
新田と悠花の会話から祥嗣がついていたウソが発覚！
その後の苦しい祥嗣の釈明となし崩しのエッチによって、より夫への不信感を強めた悠花がいました。
｛夫は何かを隠している…？｝
そんな中、悠花の口から遭遇した友人の名前を聞き出せなかった祥嗣は、
なんとか妻と会って話をした人物を探そうと友人のグループLINEで探りを入れるも、
新田は悠花に伝えた例の件があるので反応しませんでした。
いくつもの偶然が重なって起きてしまった祥嗣のウソ発覚だが、
今回の祥嗣は自らの失態から悠花に取り返しのつかない疑惑を持たれてしまいます（汗）
あぁ…彼は何であの日に寝坊なんてしちゃったんだろう…？
「さすがにあんな理不尽でヒステリックなキレ方をしたら悠花だってブチ切れますよ！」
2話の解説と感想はコチラ♪
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その代用品は復讐する【ネタバレ3話】二度目のウソが発覚です！
お悩み相談会
疑わしい祥嗣の行動と釈明から一週間が経ち、頭では夫のことを信じようと決めた悠花でしたが、
心の中は未だに”モヤモヤ”とする晴れない気持ちが残ったままでした。
そんなある日のこと、ふいに”義姉”が家に訪ねてきました。
いつもなら即レスでメールが返ってきていた悠花から何も反応がなかったことで、
ちょっと心配になった義姉が悠花の様子を見に来てくれたのです。
実際…祥嗣とのことで気落ちしていた悠花は義姉からのメールに気づかなかったのです（汗）
祥嗣の姉はモデルとして活動する美人で明るい性格の女性で、
悠花を実の妹のように可愛がってくれているありがたい存在だ。
そんな義姉が悠花の目元に現れた疲れを察知したことで、
そこから義理の姉妹による”お悩み相談会”が始まった。
悠花は友人の話だと前置きした上で、最近の祥嗣との間で起こった出来事を義姉に話してみたのです。
すると…
義姉から帰ってきた答えは心配ないとするものでした。
義姉に話を聞いてもらったことで気持ちがすごく楽になった悠花は、
そのあとに義姉から妊娠したことを報告されてさらに気分がハッピーになりました。
もう…夫のことを疑ってモヤモヤするのはやめよう。
二度目のウソが発覚です！
いろんな思いはあるが、夫への疑惑を振り払うことにした悠花は、
その日、資格スクールの授終わりで講師の新田に声を掛け、
夫婦の事で妙な気を使わせることになって申し訳ないと謝罪しました。
新田は悠花からの謝罪を受けて、いやいやこちらこそと恐縮した態度で応じたが、
祥嗣がついたウソは自分の誤解だったと言ってきた悠花に妙な”同情心”を覚えたのです。
恐らく祥嗣が悠花に釈明した言い訳の言葉は真っ赤なウソだ。
それは友人同士のLINEグループでのやり取りで、
飲み会の件を悠花に話した人物を必死で探し出そうとしている祥嗣の行動こそが、
なんとかして自分の後ろめたい行動の”火消し”をしようとしている証拠だ。
しかしである…
あくまでも夫を信じようとしている悠花に、夫婦関係をぶち壊すようなことは言えない（汗）
この時、新田は何も言えず悠花の前で口をつぐみました。
これで一応は祥嗣の飲み会に行ってない事件はうやむやのうちに解決したのですが、
なんと…
それからまたすぐに祥嗣は大きなミスを犯してしまうのです。
その日の朝、遅刻しそうになりながら慌てて会社へと出勤した祥嗣でしたが、
このあと悠花は祥嗣が仕事用で使っているスマホを家に忘れて行ったことに気づきます。
すぐに祥嗣のプライベートで使用しているスマホに連絡をしたのですが、電話に出てくれません（汗）
仕事用のスマホがなければ困るだろうと思った悠花は、
仕方なく祥嗣の会社まで出向いてスマホを届けに行ったのです。
すると…
そこでとんでもない事実が発覚します（汗）
なんとこの日、祥嗣は会社に”テレワーク”の届けを出していたらしく、
会社には出勤していなかったのです。
はい…これで二度目のウソが発覚です！
しかも…
この日会社から妻の来訪を知らされた祥嗣は、
家に帰って来るなり悠花を怒鳴りつけるという愚行に出てしまう！
それはもうすごい剣幕で怒っているわけですが、むしろ怒りたいのは悠花の方なのです。
ここからちょっとした二人の修羅場が展開され、
その後に悠花は夫のとんでもない”裏切りの証拠”を発見してしまいます・・・
あ～あ…祥嗣やっちゃった！
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3話の感想まとめ
「お前がおとなしく家にいないからだろう…!!」
って…一体どういうキレ方なの？
あのセリフで祥嗣の本性が見えたって感じですね。
会社にテレワークの日なのに自宅で仕事をしていなかった上に、
妻にも内緒でどこかで仕事をしていたことがバレてしまったというバツの悪さで、
自分が犯したミスと罪を棚に上げてヒステリックに声を荒げてしまった祥嗣。
もはや冷静な物事の判断がついていないパニック状態だ（汗）
なんたって祥嗣は仕事用で使っているスマホを家に忘れて出勤したのです。
すぐに悠花がそれに気づいてくれてプライベート用のスマホに連絡してくれたのに、
自分が悠花からの電話に出られなかったのだ。
どこで何をしていたのか知らないが！
悠花からすると夫が仕事用に使っているスマホがなくては仕事にならないはずだと心配するのは当然のことで、
妻である以上夫のために会社までスマホを届けに行った行動は、
夫から感謝されてこそ、なんで勝手に来たんだと責められる理由などどこにもない。
祥嗣は悠花や会社への後ろめたさからちょっとしたパニックを起こし、
混乱した怒りの矛先を絶対に向けてはいけない悠花へ向けてしまったわけだ（汗）
ここまで来るともはや悠花としては祥嗣の不振過ぎる素行を疑わないわけにはいかない。
「妻とすれば当たり前だ！」
というか飲み会のウソとなし崩しのエッチの時点で本当なら本格調査が必要だったのです。
でも…悠花の夫を信じたいという無駄な望みがことの発覚を遅らせてしまった。
だけど…悠花のその気持ちは同じ主婦の立場としてサイト主のまるしーにもよく分かる。
だって祥嗣は悠花が心底好きになって結婚した相手ですもの。
愛した人の言葉を信じたいと思うのは当たり前の感情ですし、
だからこそ祥嗣が犯した罪はすごく大きいのです。
ほぼほぼクロだと分っている旦那のウソを許容しようと一度は許してくれた悠花だったのに、
自分の失態を棚に上げてあそこまで理不尽なキレ方をした挙句に、
例のお前が家におとなしくいないからだというセリフですよ。
あの言葉で自分が家庭に縛り付けられていると感じていた悠花の思いの答えが出てしまった。
その通りだったのです。
これはもう～さすがに祥嗣は言い逃れはできません。
3話のラストページでは、夫を信じる象徴だった”バラの花”は無残にもゴミ箱の中に消えていました。
悠花はあの日、赤いバラと共に祥嗣への信頼をゴミ箱へ捨て去ったのです。
もちろんそうでしょうよ。
当然のことだ。
「バラでごまかせるなら楽でいいわね」
などと浮気相手の女とやりとりしてる夫の何を信じられるというのか？
どこを愛せると言うのか？
ココから先はやること一つです。
まずは祥嗣の浮気相手の確定とその証拠集め。
言い逃れ不可能な材料をすべて手に入れた時点で、
高額な慰謝料を提示しつつ”協議離婚”するための話し合いを始める。
出来うる限り自分の両親にも事情を話して味方になってもらった方がいいが、
親がダメなら友人の美玲やリカにお願いして話し合いの場で動画を回してもらえれば最高です。
とにかく離婚を決めたならば夫には一人で対応しない。
「これが鉄則だ。」
祥嗣の実家がセレブ家庭だということを踏まえた上で、
悠花としては万全な状況で離婚の話し合いを進めなければなりません。
義姉に味方になってもらう方法もありですが、相手方の親族を頼るのはなるべく避けた方が無難だ。
とにかく祥嗣の悠花に対する本音と裏切りを知ってしまった今。
悠花が再び祥嗣とこれまでのような夫婦関係を続けていける可能性はゼロに近い。
まるしーの中では離婚一択です！
それも祥嗣を社会的に抹殺した挙句に多額の慰謝料を払わせた上での協議離婚が一番いい落としどころだと思います。
これしかない！
頑張れ…悠花。
アナタは本来なら有能なビジネスウーマンなんだ！
絶対に勝てる。
なんだか…
祥嗣が将来会社を継ぐことを想定して秘書検定の資格を取ろうとしていた悠花がすごく不憫だな～（汗）
それもこれも全てクズ夫の祥嗣が悪い！
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