『天才子役、誘拐される』
4巻の解説と感想です♪
結局のところ母親以外に誰もシズマを本気で心配している者はいない!
悲しいかなそれが現実だ!
4巻の見どころ
本当から離れた無人島で軟禁生活を送るシズマ。
これまで一緒に過ごしてきた犯人との時間が平和であればあるほどシズマに将来への希望を与えていました。
もしかしたら犯人たちに希望の金額が渡れば、生きてまた母親のもとに戻れるかもしれない!
犯人たちによるシズマへの紳士的な対応が一層彼に生きる希望を与えていたのです。
しかし・・・
この4巻では、そんなシズマの淡い希望を打ち砕く残酷な犯人たちの会話が描かれています(汗)
果たして、史上最大の誘拐事件の結末は、一体どんな方向へと進んでゆくのか…?
さて、
4巻の見どころは、あれほどシズマに対する優しさを見せていたタコ坊主の本性です。
なんだかんだ言ってもタコ坊主と電流オヤジは人殺しを生業とする恐ろしい人間なんだという事がよくわかります。
そして運命の瞬間が刻一刻とシズマに迫ってきている!
ただ…
後半でシズマの母親が本格的にシズマ救出に動き出したことで、大きく展開が変わってゆきますよ~♪
間違いなく尻上がりに面白くなってきてます。
3巻の解説と感想はコチラ♪
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天才子役、誘拐される【ネタバレ4巻】運命の瞬間が刻一刻と!
27話:演技力
シズマが犯人たちに電流攻撃を受けているショッキングな映像は、
あちらこちらで騒いでいた連中を一瞬でシーンとさせました。
さらに・・・
今まで議員の亀丸トミ子を応援していた聴衆もトミ子の応援を辞めた。
実際に拷問シーンを見てしまうと、誰もが再び ”シズマかわいそう” という空気が人々を支配してゆくのです。
一方・・・
シズマはというと電流を流されてもまったく痛みを感じていない様子でピンピンしてました。
驚いた彼は、そのことを犯人たちに尋ねた。
すると電流オヤジが彼らに指示を出す大ボスから拷問の指示が出ていたことを明かし、
シズマを傷つけまいとして演技で先ほどの拷問ショーをやったのだと種明かししてくれた。
シズマの演技力がどこまでのモノか判らなかった3人は、
ひとまずシズマには知らせずにニセの拷問ショーを演じていたといううわけです。
ただ・・・
この後、今回の拷問ショーがあまりにも聴衆の同情を引き寄せる結果に繋がったので、
もっと激しい拷問シーンを公開しろと大ボスから指示が出てしまった(汗)
しかも…
今度はシズマの肛門に電流棒を入れろというリクエスト付きだ!
すると…
シズマは持ち前の演技力で苦しむ表情を作ることは簡単にできるが、
肛門に電流棒を入れるのは絶対にイヤだと拒否したのです・・・
28話:憐れで美しい我が子
結局、嫌がるシズマの意見を尊重して、電流オヤジが電流棒を肛門に突っ込んだのは林のお尻でした(汗)
そして…
画面上はシズマが拷問を受けているという動画を作成したタコ坊主と電流オヤジ。
シズマの演技は見事なもので、シズマ拷問の動画が配信された瞬間には世界が震撼しました。
のちにフェイク動画だったことが判明しますが・・・(汗)
だが・・・
この拷問映像を見てニヤついたのは、シズマの父親・進太郎でした。
そもそも息子の誘拐事件で一儲けを考えていた彼は、
この憐れで美しい我が子の姿を見てさらなる金のにおいを嗅ぎつけるのです(汗)
29話:金さえあれば
シズマの身代わりに電流オヤジから拷問を受けた林は気が気でなかった(汗)
彼は判っているのだ。
犯人グループのボスが目的の金を手に入れた時、自分とシズマは用済みとなることを・・・
{金さえあれば…}
なんとかタコ坊主と電流オヤジを始末してこの島から脱出を図ろうと考える林でしたが、
なかなかそのチャンスは巡ってはこない・・・
30話:空も海も綺麗なのに
林を除いてすっかり家族のような関係性になりつつあったシズマとタコ坊主と電流オヤジ。
この日は3人で海へ釣りに来ていましたが、あとから林がやってきてシズマを車に乗せてどこかへ走り出しました。
もちろんタコ坊主は二人のあとを追いますが、その追いつかれるまでの数分間で、
林はシズマに自分たち二人はもうすぐ殺されると説明するのです。
{空も海も綺麗なのに…}
なぜそんな恐ろしい話を聞かないといけないのか(汗)
そうシズマがそう思った瞬間、後方から乾いた拳銃の発射音が聞こえた!
「パン」
31話:父と息子
相変わらず息子の誘拐事件をネタにして金儲けに奔走する進太郎は、
友人の北見にとんでもない写真を見せて次なる金儲けの計画を打ち明けていた。
その写真とは、以前シズマがリリースした写真集の撮影で使われなかった写真の数々だ(汗)
それは一糸まとわぬシズマがあられもない格好をして撮影されたワイセツ画像だった!
さすがの北見も我が子にココまで酷い仕打ちをしていた進太郎に
これが父と息子のあるべき姿なのか?
と怒りをあらわにしますが、まったく意に介さない進太郎は、
逆に北見の薄っぺらいちっぽけな道徳心を責め立てた・・・
32話:来客
この日、病院から退院して自宅に帰っていたシズマの母親・二ノ宮しおりは二人の来客を迎えていました。
現在シズマの誘拐事件の捜査に当たっている二人の刑事は、
今のところ全く進展を見せていない捜査状況を申し訳なさそうに報告していた(汗)
さらに二人の刑事が帰った後にも意外な人物がしおりを尋ねてきました。
それはなんと…
今、シズマの父親・進太郎とともに誘拐事件を利用して金儲けに奔走している北見でした!
33話:殺される前に殺す
一方、無人島での平穏な軟禁生活は滞りなく過ぎていました。
ただ・・・
先日、シズマを車に乗せて隠密行動に出た林は、
タコ坊主から拳銃でこめかみをかすめる銃弾を受けて負傷していました。
林は自分とシズマの命があとわずかだという事を敏感に感じており、
なんとかシズマを連れてこの状況から脱出することばかりを考えているのです(汗)
そのためには、
{殺される前に殺す!}
その方法しかないと彼は結論付けていました。
そして・・・
それを証明するようにタコ坊主と電流オヤジは着々と最後の時への準備を進めていました。
34話:4人目の人道的ランナー
この日、東京ではマスコミが4人目の人道的ランナーを発表していました。
その人物とは、17歳の現役女子高生にして人気のユーチューボー心流(ここる)という少女です。
あまり可愛くはないが家族総出で関係者に売り込んできたらしい(汗)
そして・・・
様々な人間の思惑をはらんだ4回目の身代金受け渡しマラソンがスタートの時を迎えていました。
35話:東京ラン
それは身代金受け渡し4回目の東京ランがスタートする寸前のことでした。
なんと・・・
4人目のランナーである心流の前に、突然シズマの母親・しおりが姿を現したのです。
しかも・・・
今回しおりにこの機会を用意したのは、先日しおりの自宅を訪ねてきた北見でした。
彼は友人である進太郎を裏切ってしおりの計画に加担していたのです。
TV画面上に突如として現れたしおりの姿に絶叫して驚く進太郎!
そこから事態は予想外の展開へと進んでゆきます・・・
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4巻の感想まとめ
誘拐犯とシズマのチームワークがだんだん良くなってきました♪
それは、あまりにも犯人たちとシズマが長く一緒に過ごしすぎたことと、
私利私欲のためにシズマの誘拐事件を利用する者たちがあまりにも多くいたせいだろう。
シズマとしては誰が本当に自分の味方なのかが判らなくなっているのです(汗)
しかも…
犯人のうちの電流オヤジとタコ坊主はとてもシズマに親切で、
まちがっても理不尽な暴力でシズマを支配しようとしていないし、
生活環境も拘束されることなく快適に過ごせているわけで・・・(汗)
ただ・・・
やはりタコ坊主たちはプロの殺し屋でした。
彼らは仕事のためにシズマを軟禁し、その上でコミニケーションを図っていただけであり、
林とシズマの命の期限は最初から決まっていたのです(汗)
そうです。
予定した身代金が手に入り、仕事が完了した時点でシズマの命も終了だったのです。
少し予定が狂ったのは、タコ坊主から見てあまりにもシズマが良い子過ぎたために、
あくまでもシズマの人間性に敬意を表した対応をしていただけだったのです(汗)
正直タコ坊主はシズマが可愛くて仕方ないのでしょう。
ただ・・・
林とタコ坊主が大きく違う点は、ちゃんとシズマの命を奪う前提で彼に優しくしているところだ。
林はただ単にシズマを自分を慰める道具として考えているだけで、
恐らくシズマが林とともに逃亡したとしても死ぬよりも辛い未来が待っているだろう(汗)
なので・・・
とにかく今は、母親・しおりの力を信じて待つしかないシズマだ・・・
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