著者:晴海ひつじ
『土かぶりのエレナ姫 』
1話の解説と感想です♪
15歳のエレナに突然蘇った前世の記憶!
「私にはどうしても叶えたい夢があった。」
それは…眩しい太陽のもと、大好きな畑仕事をして色んな作物を育てたいという願望。
すでに決められた婚約者もいるけれど、呼び覚まされてしまった農業熱はもう止められない!
ヒロインの貴族令嬢・エレナは、ある日トツゼン前世の記憶を呼び覚まし、
かつての悲願を胸に決死の覚悟で鳥かごの中の生活から外へ飛び出した!
転生あり、溺愛ありの異世界農業ファンタジーがここに開幕いたします♪
『土かぶりのエレナ姫 』の立ち読み♪
↓↓↓コチラ↓↓↓
土かぶりのエレナ姫【ネタバレ1話】前世での記憶が蘇った!
前世での記憶が蘇った
1度目の人生では、体が弱くて夢半ばで亡くなってしまったしまった少女は、
2度目の人生ではウィリ王国の貴族令嬢・エレナ・カウロとして生まれ変わり、
15歳になった年に、トツゼン前世での記憶が蘇ったのです!
彼女が呼び覚ました記憶とは、農作物を育てることが何よりも生き甲斐だった人生でした。
もう居ても立ってもいられない!
この日、彼女の婚約者である隣国ザレ王国の王子・アルベルト・エバンテスに、
「畑仕事がしたいんです」と自身の熱い思いを伝えたエレナ。
アルベルト王子はエレナが幼い頃より婚約が決まっていた人物だが、
婚約と言っても彼のザレ王国では一夫多妻が認められている国なので、
エレナは第4夫人というほぼ妾のようなポジションの縁組であり、
しかも…
幼い頃からエレナは偉そうで自分にモラハラ気味なこの傲慢王子が大の苦手だったのです。
当然のことながら、突然畑仕事がやりたいと言い出したエレナに、
「お前はバカか!」と一蹴してまったく取り合ってはもらえません(汗)
商人上がりの金で貴族の地位を買ったエレナの父親ときたら、
名門貴族のエバンテス家の縁者になりたいという一心で、
エレナにはウィル王国の教育をまったく受けさせず、
城の外にも出さないで娘の成長だけを待っていた強欲オヤジだ。
エレナは完全にお家の利益のために利用されているわけで、
小さい頃から父にその事ばかり教えられてきたエレナも、
自分の人生はアルベルト王子のものだと言い聞かされながら育てられ、それを受け入れていた。
しかし…
このたび前世の記憶が鮮明に蘇り、畑仕事に人生を捧げて道半ばで息絶えた1度目の人生を思い出しだしたエレナは、
もう~いてもたってもいられなくなった。
「とにかく畑仕事がしたい!」
そこで彼女は、これまで一度も城の外へ出たことがなかった2度目の人生において、
最初で最後の大冒険をすることにしたのです。
エレナはこの日、こっそりと城を抜け出した。
運命的な出会い
生まれて初めて城を抜け出したエレナはどこかにきっとあるはずの農園を探すも、
まったく周辺の地理が分からずですぐに迷子となります。
でもそんな時でした。
まさに白馬に乗った王子がエレナの目の前に現れたのです。
「なぜ一人で森に?」
イケメンでいかにも温厚そうなルイスと名乗るその若き紳士は、
正体を明かさず、ただ農園を探しているというエレナを馬に乗せてくれた上に、親切に道案内までしてくれたのです。
この運命的な出会いが今後のエレナの人生を大きく変えることとなるのです。
だって…
エレナが出会ったこのルイスという青年は、ウィリ王国の第3王子だから(汗)
そこにはまったく気づいてないエレナ。
生まれた時からアルベルト王子に嫁ぐことが決まっていた彼女は、
自分が暮らすウィリ王国の教育を一切受けていなかったので、
たとえエレナが貴族令嬢の端くれではあってもルイスの顔も名前も知らなかったのです。
その後…
ルイスが管理する農園まで案内してもらったエレナは、
目の前に広がる作物たちを前にしてこれまで抑え込んでいた農業熱をスパークさせます。
ちょうど農業開発に力を注いでいたルイスは、
エレナが卓越した農業知識を持っていることに感動して、色々教えて欲しいと願い出るのです。
まさか目の前のイケメン紳士が自国の王子だと知る由もないエレナは大喜びで協力を承諾した。
その後、異世界ワールドに出てきがちな”竜”が登場して大暴れしちゃいます(汗)
なんとか危機を脱したはいいがウィリ王国の豊かな土地がその”赤竜”に焼き尽くされるという悲惨な事態が発生し、
改めてエレナが前世で培ったの知識と経験が必要とされる機会が勃発します。
そして…
エレナとルイスが力を合わせてウィリ王国の土地を復活させるという契りを交わすところで1話が幕引きです。
『土かぶりのエレナ姫 』の試し読み♪
↓↓↓コチラ↓↓↓
1話の感想
なんと…
サイト主のまるしーは、冒頭のわずか2ページで完全に心を奪われました(汗)
なぜ…
エレナ姫があれほどの農業知識を持っていて、それほどまで畑仕事がしたいと熱望していたのか?
その答えは…前世のエレナにある。
そこを描いたあのたった2ページの切なくて悲しい物語を見てしまったら、
もう手放しでエレナ姫を応援するしかない気持ちにさせられる!
なんとまぁ~
「ストーリーの導入が巧妙過ぎて刺さりまくりだ(汗)」
あれを見ちゃったまるしーはもうエレナの虜ですよ。
しょうがない!
「絶対に完結まで読むでしょう。」
これは中毒性のある物語だ。
あと…
本編解説の部分ではすごく簡単に流しましたが、
ウィリ王国の土地を焼け野原にしたあの竜の存在。
あの部分がちょっと訳が分からないと思うので少し解説しますね♪
物語の舞台となっている異国の世界では、国ごとに”竜の寝床”があるのです。
つまり竜が存在する世界だ。
エレナとルイスがいるウィル王国には赤竜(せきりゅう)、
アルベルトのザレ国には青竜(せいりゅう)、
まだ登場してないロット王国には白竜(はくりゅう)がいます。
メチャメチャでかい竜です。
恐らくストーリーは大体この3国を舞台にして進んでゆくのでしょう。
かつてその竜たちによって人の文明が滅ぼされたみたいですから、
設定として竜たちと人間は仲良く共存するという関係性ではなさそうです。
ご理解いただけましたでしょうか?
そんなちょっとしたファンタジーな要素を絡めつつ、
メインのテーマは転生した農業大好きお姫様が、異国のイケメン王子と共に、
キュンキュンする農業ラブファンタジーな物語が描かれるハートウォーミングな内容です♪
ただ…
1話を読んだ感想として、かなりエレナの農業知識が奥深いことと、
その知識を余すことなく紙面に披露させているので、ある種の農業解説本ともとれる仕掛けもあり、
そういう面では、そんじょそこらの”溺愛令嬢シリーズ”とは一線を画す奥深い内容だと感じました。
「いろんな意味で面白い♪」
それに…
荒廃した土地を一からまた再生させるという復活劇のテーマ性も、
まるしー個人的にはすごくワクワクしますし、
どちらかというと主人公二人の恋愛要素よりもそっちの方に興味が湧いてきます。
あとは…完全に農業オタク化した際のエレナの怒涛のような早口のしゃべりと表情(汗)
あのおしとやかで清楚なキャラが崩壊するシーンは何度見ても爆笑です。
「いい意味でね♪」
まぁ~とにかく作品自体の絵が綺麗で登場人物も魅力的なキャラが多く、
物語の世界観、キャラ設定、絵の上手さ、全てにおいて今のところ完璧です!
さらに…
一番肝心なストーリーもかなり期待できる内容なので、
恐らくもう少し連載が進むとかなり話題になっているんんじゃないでしょうか。
「早めに出会えてホントよかった♪」
というか、とにかく晴海ひつじ 先生はスゴイ!
無料試し読み
今、紹介した
『土かぶりのエレナ姫』は、
ebook japan(イー・ブックジャパン)で先行配信中のコミックです~♪
2016年にYahooの子会社になった本サイトは運営基盤もさらに盤石となり、
名実ともに国内最大手の電子書籍サイトとなりました。
特にYahooプレミアム会員になっている方は、絶対に利用しないと損です。
あと…無料で読めるコミックの量が半端なく多いのも大きな特徴です。
この機会に一度お試しになられてはいかがでしょうか?
『土かぶりのエレナ姫』の試し読み♪
↓↓↓コチラ↓↓↓
>>>ebook japan
『土かぶりのエレナ姫』の解説と感想はここで全部読めます♪