追放された氷の聖女は暴炎の王子に娶られる【3話】イサークの部屋に物がない理由とシーラの決意

著者:冨月一乃

『追放された氷の聖女は暴炎の王子に娶られる』

第3話の感想です…♪

イサークが治める領地の干からびた貯水施設を次々にたくさんの氷で満たしてゆくシーラの働きっぷりは、まさに領民たちにとって「氷の聖女」と呼ぶにふさわしい活躍でした。

母国ではずっと一族から「出来損ない」と蔑まれ続けてきた自分の氷魔法が、アブハジク王国では大いに役に立つことを知り、

ようやく自分が生きていく場所を見つけられたという気持ちになったシーラがいました。

さらに、最初はシーラが持つ氷魔法の力だけにしか興味を示さなかったイサークでしたが、

結婚式での一件やその後にイサーク領地の貯水施設を軒並み復活させていくシーラの仕事ぶりを見て、シーラ自身の魅力に惹かれ始めていました。

そんなある日の夜、ふいにシーラの部屋を訪ねたイサークはそこで妻となったシーラと初めてじっくりと語り合います。

ようやくお互いを知るための時間を二人きりで過ごした二人。

そしてこのあとイサークは新婚初夜には拒否をしたシーラとの同衾を自分から誘いました…。

今宵、ついに二人は本当の夫婦になるのだろうか…?

第3話で起きる三つの事件
  1. イサークがシーラを自分の部屋へ招きました。
  2. イサークとシーラが同じベットで一夜を過ごします。
  3. シーラにお噂を聞きつけて王都から遣いの者がやって来て…。

2話の解説と感想はこちらです♪

『追放された氷の聖女は暴炎の王子に娶られる 』の無料試し読み♪
↓↓↓コチラ↓↓↓
>>>まんが王国

追放された氷の聖女は暴炎の王子に娶られる【3話】イサークの部屋に物がない理由とシーラの決意

登場人物
  • シーラ(シーラ・フォスナ)
    主人公・氷の国フレゼリス王国の末姫。感情の昂ぶりで力が暴走し制御が出来ず一族の落ちこぼれと厄介者扱いをされている。氷の聖女という体で炎の悪魔に嫁がされる。
  • イサーク
    熱砂の国アブハジクの第十三王子。強大な力の持ち主で炎の悪魔と呼ばれている。炎の力は強いが感情の昂ぶりで力が暴走し制御が出来ず王位継承権は低い。なので領地は水に恵まれていないトラブルが絶えない土地を与えられている。
  • ザザ
    イサークに頼まれシーナの世話役に。

イサークの部屋

シーラの世話役・ザザから促されて新婚初夜にイサークの部屋を訪ねたシーラが「俺は誰とも寝ない!」と一蹴された可哀想な事件がありましたが、

今回はイサークの方からシーラを自分の部屋に招いてくれたおかげで、あの日なぜイサークが夫婦の同衾は必要ないと言ったかの理由があきらかになりました。

その答えは大きなベッド以外には何もモノが置いていない殺風景すぎるイサークの部屋にあった。

「まるで清潔で広すぎる牢屋のようだな部屋」

どうしてイサークがそんな部屋で寝起きをしているのかというと、シーラと同様に感情によって魔力が暴走してしまう爆炎王子のイサークは、

寝ぼけて身の回りの物をすべて焼き尽くしてしまうからだったのです…。

だからイサークは危険なのでシーラとの同衾を「必要ない」と断ったんだけど、それならそれでザザなりイサークが最初に言っておくべきだったと思う。

「女に恥をかかせやがって…イサークめ!」

そういうところがツンデレなんですよね…♪

ちょっと嫌いじゃないけど…。

というわけで「イサークの部屋に物がない理由」それは火災対策でした…(笑)

招かれざる客

夫婦の営みは残念ながらお預けになったけど、初めてベッドを共にして一夜を過ごしたシーラとイサークは大きくお互いの距離を近づけました。

溺愛夫婦になるための重要な第一歩を踏み出しました…♪

それに初エッチまではしていなくともイサークは自分の腕にシーラを抱いて一晩眠ったのですから、男女の関係においても二人は大きく前進したのです。

シーラは少し前からイサークに恋心を抱いている様子が垣間見られましたけど、意外にイサーク側もシーラに対する恋愛感情は大きくなっているのが分かる。

すでにイサークにとってシーラが水不足解消道具という存在ではなくなっているんだな。

「安心した…♪」

なのに…

そんな急速に距離を近づけている二人のもとに招かれざる客が現れたのです!

それは…シーラの評判を知った王都の連中が差し向けた遣いの者です。

なぜ…?

要するに有能な「氷の聖女」と判断されたシーラをイサークから奪い取ろうというわけです。

恐らく結婚式で嫌がらせをしてきた二人の長兄から噂が流れた可能性が高いですね。

もちろんイサークは遣いの者の話などに聞く耳を持ちませんでしたが、シーラ自身は王都からの誘いに複雑な気持ちを抱いてしまうのです…。

シーラの決意

今回の第3話で最大の見どころは14ページ以降の後半部分にやって来ます。

王都からやって来た使者は、シーラが王都にいる王位継承順位の高い王子のもとへ嫁げば、イサークはシーラを見出した功績として相応の地位や褒美を受けることができる、と言います。

もちろん、イサークはそんな褒美などのためにシーラを手放す気などまったくありませんが、

一方のシーラは、自分が一番高く売れるうちに高順位の王子に嫁いで少しでもイサークの役に立ちたいと考えてしまうのです。

「親の心子知らず=イサークの心シーラ知らず」

まずい気持ちのすれ違いが生じている。

ただ…自分を一人の人間として初めて必要としてくれたイサークの気持ちにシーラはどうしても向きたかったのです。

だから…自身のメッキが剥がれてしまう前に手を打とうとした。

切なすぎるシーラの決意は、そういった恩返しの心から生まれたものだった…。

この回のラストでは愛と感動に包まれたキュンラブシーンに酔いしれます。

もう~これで二人はラブラブモード全開だ…♪

『まんが王国』で試し読み

今紹介した追放された氷の聖女は暴炎の王子に娶られるの試し読みは、先行配信中『まんが王国』で読むことができます。

サイト主のまるしーがヘビーユーザーとしてお世話になっている『まんが王国』は、豊富なラインナップの作品を取り揃えた人気のオンライン漫画プラットフォームで、

初回登録で無料ポイントがもらえ、試し読み機能も充実しているため、気になる作品を手軽にチェックできますし、

定期的に開催される”キャンペーン”も実にバリエーション豊かで、スマートフォンやタブレットで快適に漫画を楽しみたい方には最適なサービスを提供しています。

特に、会員登録なしで、たくさんのコミックが無料試し読み”できるのはすごくありがたい!

他のコミックサイトでは読めないレアな作品も数多く扱っていますし、

こういうコスパが最強な電子コミックサービスは是非ともお得に活用したい必須ツールです♪

まずは今回紹介した漫画の試し読みから始めてみてはいかがでしょうか?

『追放された氷の聖女は暴炎の王子に娶られる』の試し読みはコチラ♪

\ 先行配信中です /

上のボタンをクリックすると試し読みページに飛べます…♪

『追放された氷の聖女は暴炎の王子に娶られる』の解説と感想はここで全部読めます♪

『追放された氷の聖女は暴炎の王子に娶られる』を読んだ人にお勧めの作品はコチラ