{なんでこのワタシがこんなところに…!}
社内不倫がバレて左遷された八木が、屈辱の扱いを受けながらも仕事を続けていた!
ついに「ワタシはいいの!」とは言ってられなくなった彼女だが、
自分を過大評価して回りの人間をバカにする態度はまったく変わることがなくて・・・(汗)
『ワタシはいいの、ワタシはね』
7話の解説と感想です♪
正社員という守られ過ぎた立場が悪いのか?
それとも八木のメンタルが強すぎるのか?
左遷されてもまったく仕事への取り組み方が変わらない八木のモンスターっぷりに恐怖を覚えるばかりなり(汗)
ただ・・・
今回はそんな八木にも思わぬ”弱点”があったことを読者は知ることになるのです!
7話の見どころ
てっきり前回の6話でこの物語は完結かと思ったのですが、
どうやら著者のnevさんは、この物語の主人公を”八木夕美”としているようであり、
サイト主のまるしーは、これまでずっと主人公は、岸本美波だと思って本作を追いかけてきたわけです(汗)
だから…
八木と倉田課長が告発されてその罪が明るみになったことで本作も終了なんだと自然に考えていました。
でも…
「違うんですね(汗)」
あくまでも『ワタシはいいの、ワタシはね』の主役は、そのタイトル通り八木夕美だったんです!
なので八木さんが働くことをやめない限り、この物語が終わることはないのだ(汗)
逆に終わってしまったのは美波の物語だったわけです。
その事にこの7話を読んで初めて気づかされました(笑)
「これは面白い♪」
ガチでヒール役バリバリの八木さんが主人公のストーリーだったなんて・・・
「素敵すぎるではないか!」
こうなったら八木さんの「ワタシはいいの!」を貫き通す勘違いな生き様をじっくりと堪能しちゃいましょう♪
さて…
そこで7話の見どころですが、
なんとか解雇を免れて会社の倉庫管理業務に左遷された八木さんが、
回りからの好奇な視線を受けつつも、これまでと全く変わらない、
「ワタシはいいの!」の精神を貫く恐ろしいまでの精神力です!
確かに…八木さんは仕事がまったくできない女性ですが、
「彼女のハートの強さはある意味で誰もが欲する才能なのではないでしょうか?」
とりあえずまるしーは、八木さんの強靭なメンタルが自分に欲しいと思ってます。
回りからあれほどの辱めと屈辱的な視線に晒されても会社を辞めない彼女は素直にスゴイと思う!
さらに…
今回の7話では、知られざる八木さんのコンプレックも垣間見れるんです。
唯一そこのシーンは人間”八木”を感じた内容でしたね。
さぁ~
新たなステージへと突入した『ワタシはいいの、ワタシはね』は、
ここからもドンドンと八木のダーティーな活躍が期待できそうですよ~♪
6話の解説と感想はコチラ♪
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『ワタシはいいの、ワタシはね』の立ち読み♪
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ワタシはいいの、ワタシはね【ネタバレ7話】懲りない女の悪あがき!
懲りない女の悪あがき
会社の経費を横領した倉田課長が解雇され、自身はIWAインテリアの倉庫勤務となった八木。
仕事は倉庫内の地味な検品作業である。
足元の悪い薄暗い倉庫内をハイヒールの「カツカツ」という甲高い靴音を鳴らしながら闊歩する八木は、
倉庫で働いているスタッフたちから”LANケーブル不倫女”として嘲笑の的になっていました(汗)
インターネットが原因で不倫がバレたからそんなあだ名になったのです。
{なんでワタシがこんなところに…!}
{こんなつまらない仕事…このワタシにふさわしくない!}
自らが犯した罪をまったく反省する気がない八木は、
逆に自分を告発した美波と荒川にお門違いな憎悪の炎を燃やしていました(汗)
{絶対に許さない!}
恐ろしいまでの間違った怨みである。
さらに…
彼女は信じられないメンタルの強さで、早くも”八木流”な「ワタシはいいの」という態度で仕事をする八木は、
ここから懲りない女の悪あがきを暴走させてゆく・・・
例えば…上司に対して高飛車な態度に出て、検品作業なんかやってられえないと平気で悪態をつくのです(汗)
ただ・・・
なぜかこういう態度が不思議とまかり通ってしまうのが八木の理不尽パワーであったし、
彼女の剣幕に圧倒された上司の皆藤(かいとう)は、
八木に検品作業とは違う商品の配送手配の仕事をさせてみることにするわけです(汗)
「商品配送ね~…はぁ…」
ため息をつきながら不服そうにその現場へ向かった八木。
めちゃめちゃ偉そうなのです。
だが・・・
そこで彼女に仕事を教えるイケメンの作業員・宇根光太(うねこうた)に女心をトキメかす展開が待っていた・・・
食事会
八木に配送手配の仕事を教えてくれる宇根は、心穏やかでいかにも誠実そうなイケメン青年でした。
一発でそんな宇根に興味を示した八木は、あからさまな態度で宇根を誘惑しようとしますが、
なんと・・・
この宇根くんは、同じ倉庫で勤務する地味女の芳村(よしむら)さんにご執心なようで、
ちゃんとしたイイ男には絶対に振り向いてもらえない八木さんでした(汗)
そしてまたいつもの「ワタシはいいの!」を繰り出して、
まわりのスタッフを引かせまくる行動を連発する八木。
すでに宇根と芳村は八木を”モンスター”だと認識して距離を取り始めている(汗)
そんな中、
休憩中の八木のスマホに1件のメールが届きます。
それは…女子大時代の友人たちで定期的に開かれる食事会の案内メールだった。
それを見て苦い表情を浮かべる八木。
そうです・・・
これまで誰に対してもマウントを取り続けてきた八木が唯一コンプレックスに感じている相手。
それが女子大時代から関係が続いている友人たちだったのです!
なぜならば、普通の一般家庭で育った八木が、
あらゆる面で勝てなかったのが、お嬢様女子大として知られる”琴宮女学院”の友人たちだったのです(汗)
生粋のセレブお嬢様たちの前では、さすがの八木もマウントを取りきることは出来ないでいました。
というか八木のポジションは明らかに劣勢でした(汗)
しかし・・・
元来の女王様気質である八木にとって、友人たちの引き立て役に回るのはプライドが許さない!
でも…
今は左遷されて惨めな倉庫勤務だ。
{できれば行きたくない!}
しかし…
参加しなければ現場でなにを言われるか分からないし、
自分のことを酒のつまみにされてみんなが盛り上がるのは耐えられない屈辱だ!
結局…
八木はその日、自分の仕事を芳村に押し付けて、モンスターたちがいる食事会へと参加するのです(汗)
そしてもちろん結果は予想どおりに散々な目に遭ってしまうわけですが・・・
『ワタシはいいの、ワタシはね』の立ち読み♪
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7話の感想
横領に手を染めていた上司との不倫が表ざになっても会社を辞めない八木さんの強靭なメンタル!
まさに「ワタシはいいの!」をその生き様で見せてくれる八木さんだ。
ここまでくると彼女がカッコよく思えてくるのが不思議な現象だ(汗)
あの…どこから来るのかまったく分からない自信満々な態度が、
なぜか周りのスタッフから一目置かれる存在に八木さんを置いてしまう超常現象(笑)
「まったく仕事は出来ないのに!」
八木さんはなんと偉そうな態度振る舞いと、口先だけでこの厳しいビジネスシーンを生き抜いているのだ(汗)
「もしかすると彼女はサラリーマンにとって最高のスキルを身につけた天才社員なのではないだろうか?」
今や絶大な影響力をもつインフルエンサー”ひろゆき氏”ならば、
「この人は優秀ですよ♪」
と…手放しで八木さんを褒めたたえそうな気がする(笑)
大変な仕事は人に押し付けて、自分はやりたいことだけをやる。
確かに…
給料制で働いている会社員にとって八木の勤務内容は理想的だろう。
彼女は正社員である自分の地位を無意識で余すことなく利用しているのです。
会社側からすると八木みたいな人物の存在が一番厄介だろうけど、
労働基準法にガッツリ守られている八木さんを、簡単に解雇することはできないのです(汗)
なんたって、会社のお金を横領して解雇された倉田課長と不倫していても、
結局会社は彼女をクビにすることはできなかったのですから!
「ワタシはいいの!」って言ってるくらいじゃ解雇なんてできないんですよ。
雇用主と労働者では、圧倒的に労働者の権利が法律でキッチリ守られてるんです(汗)
なので・・・
会社側としては雇ったが最後で、たとえ八木さんみたいなモンスター社員でも、
明らかに違法と分る犯罪でも犯してくれない限り、
態度がでかくて仕事ができないという理由だけで、八木さんを解雇することはできないのです。
そこで…全国の経営者のみなさん!
正社員を雇う時はとにかく慎重になりましょう。
どこにでも”八木”は存在しているんですよ~(汗)
>>>『ワタシはいいの、ワタシはね』8話の解説と感想はコチラ♪
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