著者:縛
『私のことなんか、どうせ。』
遊び人夫にまったく相手にされい妻が、寂しさを紛らわす目的で始めたマッチングアプリ。
そこからは「そりゃ~そうなるだろう」という展開にまっしぐらでございます…♪
- 1 『私のことなんか、どうせ。』の見どころ
- 2 私のことなんか、どうせ。【全話ネタバレ解説】クズ夫を見限ったサレ妻の怒りと再生!
- 2.1 1話:マッチングアプリ
- 2.2 2話:メル友
- 2.3 3話:なんか気持ち悪い!
- 2.4 4話:クソ野郎
- 2.5 5話:同じタイミング
- 2.6 6話:「…やめたいですか?」
- 2.7 7話:亀裂
- 2.8 8話:手遅れ
- 2.9 9話:取引
- 2.10 10話:きっかけ
- 2.11 11話:最低な裏切り行為
- 2.12 12話:バックアップ
- 2.13 13話:佳奈のメンタル
- 2.14 14話:妻を完全監視
- 2.15 15話:執念の尾行
- 2.16 16話:痛恨の極み
- 2.17 17話:冷戦状態
- 2.18 18話:両親の深い愛情
- 2.19 19話:佳奈に近づくな!
- 2.20 20話:正念場
- 2.21 21話:別れてください
- 2.22 22話:正反対な二人
- 2.23 23話:身元引受人
- 2.24 24話:従順な妻からまさかの一撃
- 2.25 25話:「別れよう…。」
- 2.26 26話:佳奈さん…好きです
- 2.27 最終話:どうせ
- 3 感想まとめ
- 4 無料試し読み
- 5 縛さんの他作品はここで読めます♪
『私のことなんか、どうせ。』の見どころ
あの大人気『SNSの女シリーズ』でその名を轟かせた今注目の漫画家・縛(ふう)さんが、
なんと…
【BookLive】のオリジナルレーベルではなく、なんとライバル的なコミックサイトであるコミックシーモアで初の新連載をスタートさせました♪
縛さんファンとしてはどこの出版社から作品をリリスしようとまったく問題ないことですが、
もし…ブックライブとの関係が悪くなって、
今後SNSの女シリーズでの作品参加が無くなるのだけはイヤだな~と思う今日この頃だ…(汗)
「これはあくまでも個人的な心配だけど…」
さて…今回、縛さんが新たなる新天地で新作の長編作品をリリースしたその内容は、優しくてイケメンな夫に浮気されてほっとかれている妻が、
マッチングアプリで知り合ったワケアリなイケメン大学生と恋に落ちてゆくというストーリーです。
まぁよくある夫婦のドロドロ愛憎劇と言えばそれまでなのですが、
何といっても縛さんの絵が綺麗でサイト主のまるしーがスゴク好みであることと、
令和の時代をちゃんと反映させた新しい若い夫婦のドロドロな愛憎劇が描かれているところが魅力的な点です手…♪
夫婦のドロドロ愛憎劇
さて、今回紹介した『私のことなんか、どうせ。』の見どころをズバリ一言で申し上げるとすれば、
これぞ夫婦のドロドロ愛憎劇という王道だけど誰もが見たい生々しい男女のやったりやられたりです!
旦那にほったらかしにされた主人公の妻・佳奈が、あっさりとマッチングアプリで知り合ったそのイケメン大学生と不倫するのかな~と思いきや、
男性側の予想外なカミングアウトがあったり、あまり見たことがない展開に発展してゆくストーリー展開に少し驚きます。
そこはさすが縛大先生と言ったところですね。
「やっぱり切り口が素晴らしい♪」
当然、結末までじっくりと楽しませてもらえる内容となっており、ラストまで充実した読書ライフを満喫できること間違いなしです…♪
『私のことなんか、どうせ。』の立ち読み♪
↓↓↓こちら↓↓↓
私のことなんか、どうせ。【全話ネタバレ解説】クズ夫を見限ったサレ妻の怒りと再生!
1話:マッチングアプリ
主人公の専業主婦・佳奈(かな)は、近所でも評判なイケメンで優しい夫・聡(さとし)との結婚生活に一抹の寂しさを抱えなが生活していた。
でも…
それは自分でも贅沢な悩みなんだということも彼女は理解していたのです。
最高の旦那さんと持ち家で優雅に専業主婦をさせてもらっている身分で、
たとえ地元から離れた慣れない土地での結婚生活であったとしても、
表面的には何不自由ない幸せそうな毎日を送らせてもらっているわけである。
ただ、昔から人づきあいが苦手で、なかなか近所に友人が作れないタイプの佳奈は、
孤独に押しつぶされそうな日々を過ごしていたのです(汗)
さらに…
佳奈と反対に社交的で活動的な夫・聡は週末のたびに友人たちとどこかへ遊びに出かけてしまい、
その事にも文句ひとつ言えない佳奈は必至で孤独に耐える毎日を送っていました。
しかし…さすがにそんな寂しさがピークに達した佳奈は、ある日ついマッチングアプリに手を出してしまいます。
でも…その目的はあくまでも一人の寂しい時間を埋めてくれる話し相手を探したいという思いからでした。
そして…
佳奈と同じように友達が欲しいという男性からメッセージを受け取った佳奈は・・・
その頃、夫の聡はしっぽりとマッチングアプリで引っ掛けた女性とラブホテルでプレイ中でした。
…というシーンで1話は幕引きとなります…。
2話:メル友
マッチングアプリを使って”みさき”という男子大学生とSNS上で交流を始めた佳奈は、次第に優しそうな彼とのメールのやり取りにのめり込んでゆきます。
さらに彼女は相手の正体もよく分っていないのにプライベートな悩みをドンドンと打ち明け始めたのです。
自分でもビックリするほど佳奈は話しやすくてほっこりするみさきとの会話に心を踊らされていました。
そして…
今やみさきは完全に佳奈のメル友になった。
そんな中、今日も夫の聡はマッチングアプリで知り合った女性とラブホテルで浮気を繰り返していたのです(汗)
妻はマッチングアプリで知り合ったメル友の大学生に癒され、
夫はマッチングアプリで知り合った女性と遊びまくるという最悪な夫婦関係。
かなり夫婦としてはヤバイ状態なのだが、お互いに相手のそんな行動にまだ気づいていない。
それに、聡の方はまだいいとして、佳奈の場合はこれからみさきとの関係が進んでゆく段階であって、
夫婦そろってダブル不倫という状態がもう目の前まで来ています。
ただ…
今のところ佳奈に合わせてメールのやり取りをしているように見えるみさきが、
彼が一体どういう目的で佳奈とメル友になったのか?
これからどういう形で佳奈にアプローチをしかけてくるのか?
そこがまだよくわかっていない。
ただ…
あくまでも佳奈が今やっていることは、決して既婚の女性が手を出すべくではないマッチングアプリだということだ。
3話:なんか気持ち悪い!
ここ最近、妻が明るくなったことに気が付いた聡は、
その理由がSNSでメル友ができたからだと聞いてほくそ笑む。
{こりゃ機嫌とる手間が省けて丁度いいや♪}
だが…
その友達がイケメン大学生だということを彼はまだ知らない。
さらにこの時、聡が気づかない間に佳奈の聡に対する愛情にも変化が起こっていたのです!
それは…
聡が浮気相手の女性からデートをドタキャンされ、
仕方なく妻の佳奈を誘ってデートした日に判明したのです。
しょうがないから今夜はおもいっきり家族サービスしてやろうというつもりで、
食事の後にラブホテルに入って久しぶりに佳奈を抱いた聡でしたが、
その時…
佳奈は行為の最中に聡から「愛してるよ」と囁かれた彼のことを、
「なんか気持ち悪い!」
と…思ってしまったのです。
この感覚はみさきと知り合うまでは持っていなかった悟志に対する感情だ。
しかも夫婦でデートしたその翌週には、相変わらず佳奈を残して自分だけ遊びに行ってしまった聡。
{先週は暇つぶしに自分が使われただけだったんだ・・・}
まだ自分は夫に大切にされていると少しホッとしていた佳奈の心が一気に暗くなる(汗)
そして…
衝動的に佳奈は、
「今夜会えませんか?」
というメッセージをみさきに送ったのです。
すると…
「いいですよ」
と…みさきからすぐに返信があり、
ついに二人はリアルな場で顔を合わせることとなった…
4話:クソ野郎
「夜に男を呼び出すってことはこういう事でいいんですよね?」
カラオケボックスに入ってすぐに佳奈へキスの洗礼をあびせたみさきでしたが、
特に嫌がったり驚いたりそぶりを見せなかった佳奈は、
「みさきさんはホントにこういうことがしたかったんですか?」
と…真っすぐな視線をみさきに向けて問いかけたのです。
その反応に驚いたみさき(汗)
佳奈をいつものようにちょっと遊んで傷つけてやろうぐらいに考えていた彼は、これまでと同じようなコースで彼女とベットインすることを考えていたのですが、
しかし…
佳奈はみさきとこれまで交わしてきたメールのやり取りを通じて、
本当に心からみさきのことを信用し、心のよりどころにしていたんだということを感じ取り、
なぜだか自分もわけがわからにうちに、
「自分は佳奈さんが思っとるようなええやつと違うんです」
と…邪な本心を告白して、過去に付き合ったカノジョから酷い裏切りを受けて、それが女性に対するトラウマとなり、
その仕返しとして世の中の軽い女たちをマッチングアプリで引っかけて傷つけているんだと打ち明け、
「とんだクソ野郎でしょ俺は」
と…自分の正体と目的を佳奈に明かしてしまったのです(汗)
そして…佳奈に”クソ野郎”への同意と軽蔑の目を求めました。
すると…
じっと黙ってみさきの話を聞いていた佳奈は、彼を軽蔑するどころか、逆にみさきを元気づけるように、
「私…嫌いになったりなんかしません」
「大丈夫ですよ」
と…彼の左手を両手で抱えるように握りしめ、優しいまなざしで微笑みかけたのです。
みさきは佳奈の言葉に心に負った傷を少し癒された気がしました。
その後、すっかり打ち解けた二人はそのままカラオケで楽しんで…
5話:同じタイミング
結局…その日は普通にカラオケで楽しんんだだけの時間を過ごした佳奈とみさきだったが、
二人の心の距離は今日実際に会ったことで確実に近づきました。
「また…会えますか?」
別れ際に思わず佳奈にそう声をかけたみさきは、
自分にまだそういう純粋な気持ちが残っていたのかと驚いたくらいでした。
それはまた佳奈も同じで、初対面の男性からいきなりキスをされてもイヤじゃない自分が少し怖いくらいだったのです(汗)
しかも…
みさきと別れて家に帰る電車の中で、聡から朝まで帰れないというメールが届いた瞬間、
佳奈はどうせなら朝までみさきと遊んでいればよかったと残念がる自分にすこし驚く(汗)
さらに…
佳奈は自分が夫に隠れてみさきと遊んだことで、悟志の外泊が仕事ではない可能性もあることに気づき、
{なんで今まで気づかなかったんだろう…}
と…改めて自分の鈍さを思い知るのです。
それからつぶさに悟志の言動や行動を疑った視点で観察してゆくようになった佳奈は、
聡が朝帰りで家に帰宅した時の服についていた香水の匂いを発見する。
やっぱり怪しい!
しかし…
不倫相手の女から佳奈の浮気を指摘された悟志は、時を同じくして佳奈の様子を注意深く窺うようになっていました。
そう…
二人は偶然に同じタイミングでお互いの浮気を疑うようになっていたのです・・・(汗)
そんな中、それは佳奈が二度目にみさきとカフェで会っていた日のことでした。
佳奈が夫から浮気を疑われているとみさきに相談していると、ちょっとした事件が起きたのです…!
6話:「…やめたいですか?」
「みさき…?」
「誰…?」
トツゼンある若い女性がみさきの背後からみさきに声をかけてきました。
すると…
特に動揺する様子もなくみさきは、
「”おともだち”やで」と答えたのです。
すると…その女性はチラッと佳奈の方へ視線を移し、左薬指に結婚指輪を付けているのをすばやく確認すると、
一瞬…不機嫌な表情になったあと、「ふぅ~ん」と意味深な笑いを浮かべてその場から立ち去りました。
その時、みさきはその女性を振り返ることなく佳奈の方を向いたまま背中越しに、
「俺が何も知らへんとおもうなよ」と意味深な言葉をつぶやきました(汗)
表面的には温度の低い二人のやり取りでしたが、その緊迫した空気をもちろん感じ取っていた佳奈は、
「ごめんなさい…彼女さんですよね…?」
と…申し訳なさそうに問いかけて、今後はもう二人きりで会わない方がいいのではとみさきと彼女の関係を心配したのです(汗)
だが…
そんな佳奈の言葉にみさきは真剣な表情で、
「…やめたいですか?」と問い返してきたのです。
佳奈は何も言えませんでした。
同じ頃、みさきの彼女である莉央(りお)は、一緒にいた女子友とみさきが浮気してるのではという話題で盛り上がっており、
そこからその原因が莉央の浮気がみさきにバレたからではという友人の指摘があった・・・
みさきと莉央はいま微妙な関係性であることは間違いない!
結局…みさきと佳奈がもう会わないという話はどこかにいって、その日はより二人の絆を強くして別れました。
そんな中、佳奈の浮気を疑うようになった聡は、
その日の夕食時に今度の週末は家で過ごすと言い出したのです(汗)
結婚してからはずっと何かと理由をつけて外泊をしていた聡がだ!
しかも…
なんとか隙を見てみさきにメールを送ろうとする佳奈の動きをいちいち阻止してくるのです。
トツゼン自分に対する態度やサイクルを豹変させた聡に戸惑いを覚える佳奈ですが、
それは決して気持ちの良いものではなく、むしろ夫からの過度な接触に嫌悪感しか抱かなかない佳奈がいたのです…
7話:亀裂
週末の二日間はほとんど聡と離れることなく軟禁状態となっていた佳奈は、結局みさきにメールを送ることができなかった(汗)
それよりもなによりも聡はこの休みの間じゅうずっと佳奈にまとわりつき、
執拗に佳奈の体を求めてきては避妊もせずに中に放出しました。
すでに聡のことが気持ち悪くなっている佳奈は、中に放出された瞬間に思わず涙を流してしまうのです。
しかも…
近所の住人の前では白々しく良き夫を演じる聡の行動にもモヤモヤが募り、よりいっそう気分を悪くしてしまうのです(汗)
それは…
夫婦の間に今までになかった亀裂が生まれた瞬間でもあった!
一方…
最後に会った日からまったく連絡をしてこない佳奈のことが気になってしょうがないみさき。
{旦那さんとなんかあったんかな?}
考えたってしょうがないとは思いつつ、頭の中は佳奈のことでいっぱいになる。
まさかこれほどまで自分が佳奈に惹かれているとは思いもよらなかった彼は、
初めて感じたこの感覚にすこし恐怖を感じてしまうのです(汗)
明らかにその感情が”恋”だったからだ。
そんな時だった。
佳奈からの連絡を待ち続けて悶々としているみさきの家に「話がある」と言って莉央がやってきたのです。
もちろん用件は佳奈のことだ。
あくまでもみさきは佳奈のことを”おともだち”という表現で説明したが、
納得する気配がない莉央は、恐らく二人の関係が悪くなった原因なのだろうセックスに関するからかいの言葉をみさきに投げつけた!
すると…
そのセリフに激怒したみさきはいきなり莉央を突き飛ばし…
8話:手遅れ
怒りモードで莉央を押し倒したみさきは、その勢いのまま彼女を抱こうとしたが、
いざ、インサートというタイミングで、忘れられない元カノの映像が頭をよぎり、結局は不発に終わる。
すると…
その不甲斐ない態度に呆れた莉央はその場でみさきに別れを告げて部屋を出て行った…
あっけなくみさきは振られてしまったのだ(汗)
その後…ひとり部屋でぼーっとしていたみさきは、ついつい我慢できずに佳奈へメールを送ってしまう!
この瞬間…あまりにもダサい言葉のチョイスと、
自分から連絡してしまったという罪悪感にさいなまれたみさきだったが、
なんと…わずかそのメールから一分後に佳奈から「こんばんわ」と同じ言葉が返信されて来た。
しかも…みさきが彼女にフラれたとまたメールすると、
今度はみさきを心配した佳奈が直電してきたのです(汗)
そしてその電話で佳奈は、みさきを心配して電話をしたこともそうだが、
なによりもみさきの声が聞きたかったと打ち明けたのです。
結局…二人は翌日も電話で話をする約束をして、その夜は会話を終わらせた。
この時…みさきは自分の中で佳奈への”恋心”が芽生えていることを知り、
引きかえすのはもう”手遅れ”だと悟った。
そして…
手遅れなのは佳奈も同じだった。
翌日、夫の聡は愛人からの誘惑に負けて、久しぶりに「今夜は家に帰れない」と会社から佳奈にメールを送りました。
それは佳奈にとっても好都合なことだとも知らずに・・・
しかもこの日…佳奈は聡のスマホから送られて来た衝撃の画像にショックを受ける事態が…!
9話:取引
浮気してるよ
詳しく知りたかったら
月曜以降でこっちに連絡して♪
ID:〇〇〇〇
悟志のスマホから送られてきたのは、ラブホテルのベットで寝ている夫の画像と、このメッセージだった。
送信者の意図は分からなかったが、それは今まさに夫と浮気をしている女からのメッセージに違いない(汗)
{なに…これ…・}
{一体なんのつもりでこんな…}
突然の出来事で佳奈が大いに混乱していると、まだ別れたばかりのみさきからスゴいタイミングで直電がかかってきた!
すると…
電話に出た佳奈の声が明らかに涙声だったことに心配した彼は、
佳奈が暮らす自宅近くの最寄り駅まで彼女を呼び出し、すぐそばの公園で話をしました。
その後、
佳奈はみさきに夫の浮気相手から送られて来たメッセージを見せて、
「浮気してるみたいです」
と…さっきまで泣いてましたという腫れぼったい潤んだ目でみさきに無理やり笑顔を作って悲しそうに笑った…。
さらに彼女は、とりあえず浮気オンナの目的は分からないけど、連絡とってみる決断をみさきに告げると、
「なんかあったら力になりますから」
と…力いっぱい佳奈を抱きしめるみさきでした。
そして…
浮気オンナから来たメールのことは一切おくびにも出さないで普通に悟志と週末を過ごした佳奈は、
月曜日になると夫の浮気相手にメールを送り、直接その女と話しをすることとなった。
電話をかけてきた浮気女は、すごくナメた口調で聡と浮気してることを佳奈に告げると、
「あいつは浮気の常連者だよ!」
と…自分以外にも女がいることを佳奈に暴露した上で、
もし…
自分のことを訴えないのなら聡が浮気をしている証拠集めに協力すると言って、
佳奈に取引を持ちかけてきたのです!
それはとんでもない自分勝手な取引だったが、
「ま~ちょっと考えてみてよ♪」
と…最後まで佳奈をナメきった態度で、その女はそう言うと電話を切った。
なんだろう…?
浮気女との電話が終わったあと、佳奈はある意味でものすごくショックを受けていたのですが、
それは、
夫が浮気をしていた事実に全くショックを受けなかった自分にショックを受けていたのです!
{どうしたらいいんだろう…?}
10話:きっかけ
「今度の土曜、友達と出かけてくるね」
食事中、どこかさっぱりとしたした表情で、佳奈は聡に話しかけた。
その口調はとても穏やかだったが、思ってもいなかった佳奈の言葉に、お箸の手が止まる聡。
「…誰と?」
聡が問いかける。
「言わなきゃだめ?信用ないんだね私」
いつになく強気な態度の佳奈に、さすがの聡も何かを感づいたように表情が険しくなる!
しかし…
佳奈の強気な態度は変わらず、そのまま聡に外泊することを伝え、
なんなら聡も”お友達”とゆっくり羽を伸ばしてくればいいと、涼しい顔つきで言ったです。
そう…佳奈は、聡の浮気相手との取引に応じたのだ!
だから心はもうスッキリしていた。
そんな佳奈に対して、
「…お前変わったな!友達の影響か?」
と…聡は固い表情で佳奈に聞いた。
すると…
佳奈は、聡を憐れむような目で見据えながら、
その”きっかけ”をくれたのは、まちがいなく聡だと言ったのです。
数日後…
佳奈は宣言通りに週末をみさきの自宅で過ごして家を空け、
彼とは体を通じ合わせることなく、でも、ずっとお互いに触れ合いながら仲良くその1日を過ごしました。
一方、
聡はというと、佳奈に挑発された形で、いつもの浮気相手である円香(まどか)とは違う女性とホテルにいました。
マッチングアプリで知り合った初めて会う相手だ。
その翌日、まだ佳奈がいる自宅に帰りたくなかった聡は、
円香から誘いのメールを受けて、そのまま彼女とホテルにしけこみます。
すでに円香と佳奈の取引が成立していることも知らずに…
やがて、たっぷりと浮気三昧の週末を送って家に帰った聡は、
自分のバックの中に、ずっと女性との行為を撮っていた撮影用のスマホがなくなっていることに気づく(汗)
きっと円香のしわざだ…
11話:最低な裏切り行為
ラブホに問い合わせてもスマホが見つからず、
それとなく昨日ホテルで情事を交わした二人の女性にメールで探りを入れる聡だが、
一人はすぐに「知らない」と返事が返って来たが、円香へ送ったLINEには既読がつかない。
しかも…
その数時間後に聡は自分のLINEが円香からブロックされていることに気づく。
{円香が俺のスマホを盗んだのか!?}
聡は円香の裏切り行為に怒りを滲ませる。
だが、そんな聡のすぐそばにいた佳奈のスマホには円香からLINEのメッセージが送られてきたのだ。
内容は直接会えないかというものだった。
夫の浮気相手がどういう神経で!?と…内心はらわたが煮えくり返る心境だったが、
佳奈は円香と会うことにしたのです。
すると…その当日、円香は佳奈に会うとなにも悪びれる様子もなく、
聡がこれまで浮気した女性との性行為を撮り溜だめしていた動画がたくさん入ったスマホを渡されたのです。
「えっ!?
その内容を目の当たりにした佳奈はさすがにショックを隠せない(汗)
まさかここまでゲス野郎だったとは…
これで今まであくまでも疑惑でしかなかった夫の”最低な裏切り行為”が明らかとなり、
佳奈の中でわずかに残っていた聡に対する気持ちは完全に消え失せ、
激しい憎悪の感情を燃え滾らせてゆくのです…
12話:バックアップ
その後も円香から返信はなく、スマホを失ったままの聡。
{もし…あのスマホの中身を佳奈に見られてしまったら…}
と…不安な思いにさいなまれる聡だが、とっくにスマホは佳奈の手に渡っているのだ。
憐れなピエロの聡くん。
ただ…佳奈の聡に対する接し方が特に変わった様子もなかったので、彼はまだ大丈夫だと思っている。
そんな中、ようやく円香から返信が来て、彼女と直接電話で話すこととなった聡は、
円香が嫌がらせで聡のスマホを盗み、今はある人物の手元にあることを告げられます。
聡は円香に激しく怒りをぶつけますが、全ては後の祭りだ。
しかも…聡が察するに円香がスマホを渡した相手は妻の佳奈としか考えられない。
聡の表情がみるみると引きつってゆく…!
一方、
聡のスマホを手に入れた佳奈は、ちょうどその頃みさきの家で、
聡が浮気している証拠がたくさん詰まったスマホのデータをみさきに頼んで”バックアップ”を取ってもらい、
スマホの本体は彼に預けることにしました。
13話:佳奈のメンタル
佳奈に心から信頼されてますます彼女にハマってゆくみさきがいる。
既婚者の佳奈に本気で恋をしてしまった自分に呆れつつ、それでも止められない衝動と葛藤しているのだ。
彼らしくない。
一方、改めて聡と”離婚”することをハッキリ意識しだした佳奈の心は乱れに乱れていました(汗)
離婚することで発生するさまざまなデメリットを考えると尻込みしてしまう自分がいるのです。
聡の裏切りを許せる気持にはなれないし、今後、彼のことを再び愛せるようになるとは思えない。
考えれば考えるほど答えが出せない佳奈のメンタルは疲れ果ててゆくのです。
そんな中、恐らく自分のスマホは佳奈が持っているだろうと確信した聡は、
佳奈が今にも何らかのアクションを起こすのではと戦々恐々とした気持ちでいました(汗)
佳奈の聡に対する接し方は以前とほとんど変わることなく、彼は精神的にドンドンと追い込まれてゆくのです。
やがて…聡は自分が妻を裏切った罪を帳消しにするための対抗手段として、
佳奈が浮気をしている証拠をつかもうと動き出したのです!
ホントにコイツは最低な奴だ(汗)
14話:妻を完全監視
なんとか佳奈が浮気してる証拠を手に入れようとする聡でしたが、
それは想像していた以上に簡単なことではありませんでした。
家にいる時の佳奈はスマホを肌身離さず持っているし、おまけに暗証番号は以前と変更されている。
これはかなり怪しい!
ほぼ100%の確率で佳奈がクロだと確信している聡は、そこで驚きの最終手段をとりました。
会社に有休をとって一日中妻を完全監視することにしたのです。
だがそれでもなかなか佳奈に不倫の兆候は表れませんでした(汗)
{このままではいたずらに時間が過ぎるだけじゃないか!}
と…聡が諦めかけた時でした。
その日、佳奈がいつもと違った動きを見せたのです。
彼女は聡に浮気のしっぽを掴まれてしまうのか?
15話:執念の尾行
聡に尾行されているとも知らずに佳奈はみさきのアパートのインターホンを鳴らしました(汗)
すると玄関で佳奈を迎えたのは、みさきと別れたはずの元カノ・莉央(りお)だった!
えっ…!?
実はこの日、たまたま彼女はみさきの家に置いてある私物を取りに来ていたのです。
ミラクルな幸運でみさきとの関係が聡にバレなかった佳奈でしたが、
まだ続きがある。
莉央の姿を見て一旦は佳奈の尾行を取りやめた聡でしたが、
その後の状況に違和感を持った彼はまたすぐにみさきのアパートへ引き返したのです。
その結果…聡による執念の尾行は佳奈とみさきの姿を捉えた(汗)
万事休すだ!!
16話:痛恨の極み
みさきのアパートから二人で出てきたところを聡に動画撮影されてしまった佳奈。
これは痛恨の極みである。
みさきはなんとか聡を前に平静を装って佳奈との関係が不倫ではないという態度を見せるが、
佳奈の方が浮気を見つかった妻の態度だった。
その後…佳奈と聡は家に帰って食卓テーブルをはさんで話し合いを始めます。
なぜか夫の浮気を追求するはずだった佳奈が、夫から浮気の追及を受けている不思議な構図だ(汗)
しかし…自分のやっていることを棚に上げて佳奈を責める聡に怒りが爆発した佳奈は、
ついに動かざる証拠を聡に突き付けたのです!
今度は聡が痛恨の極みを感じる番となった…
17話:冷戦状態
佳奈に決定的な証拠を突き付けられて浮気を認めたものの、
謝罪の言葉はまったくなしでお互い様だと言い張る聡。
それからはお互いに自宅で会話もなく冷戦状態が続きます。
そんなある日、ひょっこり姑が家にやって来たかと思うと、そろそろ孫の顔を見せて欲しいなどと言ってきた。
もしかすると聡が今の不毛な冷戦状態を終結させるために姑を使ったのかもしれない。
結局…その日の夜は姑を交えた3人で食事をすることになり、
そこで佳奈は聡が浮気をしていたことを姑に暴露したのです。
すると…
姑からまさかの言葉が佳奈に吐き捨てられたのです。
{もう…無理だ。}
18話:両親の深い愛情
姑に”夫の浮気は妻の責任だ”みたいな言い方をされた佳奈は、
ついに耐えきれなくなって実家へ避難することにしました。
実家の母はトツゼン帰省してきた娘に驚きつつも、何かを察したらしく、
何も事情を聞かずに佳奈を受け入れてくれますが、
そんなタイミングで、佳奈の帰省を知った聡は探りの電話を実家の母親に入れてきた。
これで母親も娘夫婦の間になにかトラブルがあったことを確信しする。
やがて父親も仕事から帰宅したが「好きなだけいればいい」と佳奈を気遣ってくれて、
両親の深い愛情に感謝する佳奈でした。
それから母親は娘の口から事情が語られることを我慢強く待っていると、
その翌日でした。
まだ混乱して気持ちが整理できていない段階だったが、
佳奈は母親に夫婦の間で起こったことを包み隠さずに語り始めたのです・・・
19話:佳奈に近づくな!
佳奈が実家に帰っていることを連絡していなかったことで、
その後の状況が気になってしょうがないみさきがいました。
最後の通話からもう何日も経過してるのに彼女からは一度も連絡が来ないのです。
一方…ヤキモキしているのは佳奈の夫である聡も同じでした。
一向に戻ってくる気配がない佳奈にしびれを切らした聡が向かった先はみさきの家だ。
聡は佳奈の気持ちが自分から離れた原因をみさきのせいにしているのです。
それは自分のしたことを棚に上げたいかにも図々しい考えであり、
そっくりそのままみさきにもその事を指摘されます。
「佳奈に近づくな!」
聡はあたかもみさきと佳奈が浮気していることを前提でみさきに怒りをぶつけますが・・・
20話:正念場
この日、実家で過ごす佳奈に”返信不用”というタイトルでみさきからメールが届きました。
内容は佳奈の気持ちを気遣う優しい言葉と、
情緒不安定な聡が恐らく実家へ向かっているという危険を知らせるものでした。
すると…
佳奈がみさきに感謝の言葉と落ち着いたら連絡するという内容を返信したそのタイミングで、
聡が実家のインターホンを鳴らしました。
直前でみさきから知らせを受けていてよかった。
明らかに様子がおかしい聡を母親も不振に思っていて、
佳奈は玄関のドア越しに聡と話をすることにしました。
なんとかもう一度やり直したいと必死で佳奈に懇願する聡に対し、
これまでずっと聡の言いなりだった佳奈が初めて自分の意見を夫にぶつけます。
「私はあなたと帰るつもりはないです!」
「もうあなたとは一緒に人生を歩いてゆけない。」
ハッキリとした口調で佳奈から本心を告げられた聡は、
そのショックと悲しみで涙を流しながら、考え直してくれとなおもねばる。
最後の”正念場”を迎えた佳奈が、さらに聡へ言い放ったキツいひと言とは…?
21話:別れてください
玄関のドアを開けることなく聡とのやり取りを交わし続けた佳奈は、
最後に「別れてください」とハッキリ自分の気持ちを聡に伝えました。
そのタイミングで佳奈の母親がて二人の間に入って聡に日を改めるよう説得して退散させました。
しかたなくこの日は佳奈の説得を諦めた聡でしたが、彼の中では離婚要求にまったく応じるつもりなどなく、
その大きな理由はズバリ”世間体”だった!
今まで自分が築き上げてきた会社での立場や、対外的なイメージを壊されてたまるかという思いだ。
何より聡にはまだ佳奈に離婚という考えを覆させる自信があったのです。
今回は玄関のドア越しだったから佳奈は強気な発言ができたが、
実際に聡と相対した状態で、気の弱い佳奈が彼の目を見ながら同じ言葉が言えるわけがないと思っている。
確かに…聡が帰った後に立っていられないほど気力と体力を消耗していた佳奈の様子を見れば、
あながち聡の考えも間違いというわけではなさそうです。
ここ先は佳奈がどれだけ強い気持ちで聡と対峙できるかにかかっている。
聡にみさきとの関係が疑われている今、
みさきにフォローされながら聡との離婚話を進めるわけにはいかないのだから…
22話:正反対な二人
実家でのドア越しに佳奈からハッキリと”離婚の意思”を告げられた聡は、
その後は佳奈と復縁に向けた話し合いができずに悶々とした日々を過ごしていました。
佳奈がいなくなって明らかに憔悴する聡の日常生活は悲惨なもので、
顔はやつれ、ヨレヨレのシャツを着て会社へ出勤する日々です。
一方…佳奈の方はようやく聡の呪縛から心が解放されて日に日に気力と体力が回復してるうえに、
みさきとの節度を保ったメールのやり取りも良好だ。
今回はものすごく”正反対な二人”の暮らしぶりが描かれたエピソードでした。
23話:身元引受人
佳奈が実家で穏やかな日々を過ごして1ヵ月が経った頃、
トツゼン警察から佳奈の携帯に聡が酔っぱらってケンカ騒ぎを起こして警察に保護されていると連絡が入ります。
佳奈は警察の要望により、聡の妻として仕方なく”身元引受人”となることを了承するのですが、
今の聡と一対一で会わせるのは危険だとして、佳奈の母親も一緒に警察へ同行することとなりました。
ひと月ぶりに見た聡は、まるで人が変わったように話し方も態度も乱暴になっていて、
もはや佳奈や義母の前で自分を取り繕う必要がないとばかりに傍若無人な振舞いでした。
そんなヤバい聡を目の当たりにした佳奈は、一刻も早く彼との”離婚話”に決着をつけるべく、
次の週末にお互いの親を含めた離婚に向けての家族会議が行われることになったのですが・・・
24話:従順な妻からまさかの一撃
離婚に向けた家族会議の冒頭で、いきなり聡が「別れるつもりはない」と切り出すと、
返す刀で佳奈は聡と一緒に暮らしていくつもりがないと応じます。
もはや聡は佳奈への意地とプライドだけで離婚を拒否しているとしか思えず、
そこのところを佳奈に鋭く指摘されてジワジワと理詰めされてゆくと、
ずっと黙っていた聡の母親が的外れな息子の肩を持つ言い分をヒステリックに喚き散らします。
あきれ果てる聡の母親の一方的な佳奈への誹謗中傷する発言に、今度は佳奈の父親がブチ切れて反撃に出ると、
佳奈はここぞとばかりに聡の母親にはまだ見せていなかった聡の”浮気動画”をお披露目しようとスマホを取り出すと、
さすがに自身のあられもない醜態を母親に見せられないと焦った聡が佳奈に掴みかかっていくと、
驚くことに佳奈は聡の横っ面をおもいっきり引っぱいて返り討ちにしたのです。
えっ…!?
今まで自分の言いなりだった従順な妻からまさかの一撃を食らって呆然と立ち尽くす聡…。
このあと…佳奈は涙ながらに聡と”離婚したい理由”を切々と語るのですが…
25話:「別れよう…。」
佳奈の切なる思いがついに聡の心を動かしました。
「別れよう…。」
聡の口から出たその言葉を皮切りに、離婚の手続きは拍子抜けするほどあっさりと進み、
その後、二人が書いた離婚届は問題なく役所で受理されました。
それから後も二人が暮らしていたマンションにある荷物の引き取りの日程調整で聡とメールのやり取りをした際も、
実にスムーズに事が運び、晴れて佳奈は独身に戻ったのです。
彼女はこの日、心を弾ませながらある人物に全て終わったことを知らせるメールを送信しました…。
26話:佳奈さん…好きです
佳奈からのメールを受け取ったみさきは、即反応で佳奈に直電をかけて離婚成立をお祝いしました。
いま一番に心のよりどころとしているみさきから温かい労いの言葉を掛けられて感極まって嬉し涙を流す佳奈。
本当によく頑張りました。
聡との離婚が成立したことで、佳奈とみさきは晴れて正々堂々と交際することができるのです。
ただ…二人がとった行動は、すぐに会うことも付き合うこともせず、まずはお互いの生活基盤をしっかり立て直すことを優先したのです。
佳奈はアルバイトをしながら就活に励み、大学生のみさきもアルバイトに精を出しながら就活に頑張る日々を過ごします。
二人ともそれぞれが自立した生活を送るために努力を続けます。
やがて…ついに二人ともめでたく就職先が決まり、そのお祝いを兼ねて久しぶりに会うことになりました。
なんか照れくさそうな二人の様子が付き合いたてのカップルそのもので初々しい…。
そして…みさきは改めて佳奈に告白するのです。
「佳奈さん…好きです」
このあと、みさきは佳奈に切々と想いのたけを語るわけですが、果たして佳奈の反応は…?
最終話:どうせ
なんと…寂しいことに、ついに物語が最終話を迎えました…。
前回の第26話のラストシーンでは、みさきが佳奈に本気の告白をし、二人の関係に温かな雰囲気が漂う中で幕が閉じました。
そしてこの最終話では、そんな二人の未来が「こうなっていたらいいな~」と思う理想的な生活からスタートします。
穏やかで幸せな日々が描かれ、これまで二人を見守ってきた読者にとっては、まさに感無量の展開です。
そして…もう一人の重要なキャラクターである佳奈の元夫・聡にも、「こうなっていたらいいな~」という結末が待っていました。
最終話では、佳奈と聡がそれぞれ異なる意味で「どうせ…」というキーワードを呟くのですが、
この対照的な言葉の響きがまた絶妙であり、特にどん底に落ち込んだ聡が涙ながらに呟く「どうせ…」は、まさに“ザマぁ感”たっぷりで、
読後には思わず「よしっ!」とガッツポーズをしたくなるほどの爽快感が味わえます。
この物語全26話、すべてがこの最終回のためにあったと言っても過言ではありません。心から楽しめる最高の結末を、ぜひあなたもご堪能ください…♪
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感想まとめ
まさにまるしーが好きなSNSの女シリーズで見てたあの絵がそのままで、
しかも・・・
今回は複雑な男女の愛憎劇が長編で読めるという事でテンションが爆上がりです♪
もうスタートから面白くなりそうな要素が満載で、
しかも…
主人公の妻・佳奈も旦那の聡もかなりワケアリな人格で、
この二人がどんな夫婦のドロ沼を見せてくれるのか今から楽しみでしょうがない!
「これはきっと面白くなる♪」
今後は【追記】の形で新しく書きたいことが出てきたらその都度思ったことや感想を書き足してゆきたいと思います。
とにかくこのページでは『私のことなんか、どうせ。』の連載が続く限り、
本作の面白さを自分なりに解説させていただくつもりです。
もしよかったらサイト主のまるしーと一緒に佳奈と聡のグチョグチョな愛憎劇を追いかけてゆきましょう♪
しかし…
いつ見ても縛 先生の絵柄は見やすくて綺麗だな~
「特に表情の描き方なんかが秀逸です♪」
それに今回のストーリーはすごくシリアスで大人な内容なので、
ベテラン主婦のまるしーにとっては読み応えアリアリですごく楽しませてもらってます♪
「だから1話でも長く続いて欲しい。」
追記:最終話を読んで…
最終話を読んで…
佳奈とみさきの「こうなったらいいな」の素晴らしいエンディングが描かれていました…♪
お二人とも末永くお幸せに…!
そして…聡よ!己の愚かさを思い知り、悔いて悔いて、苦しんで苦しみぬいて人生を歩み続けろ!
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