好きな男の子から告白される予知夢を見た。
それは16歳の少女にとっては世界の危機以上に大変な事だった・・・
著者:kanco / いしき蒼太
『夢の雫と星の花』
2週間後に迫った花火大会の日に、
想いを寄せる幼馴染の男子から告白される予知夢を見たヒロイン。
それは約束されている未来の出来事なはずだったが・・・
『夢の雫と星の花』の見どころ
今回紹介する『夢の雫と星の花』と言う作品は、
今、ネットを中心に大人気な音楽ユニット”YOASOBI”の楽曲『あの夢をなぞって』をコミカライズした作品なんです♪
もともとは小説家のいしき蒼太さんが、
小説投稿サイト『monogatary.com』に投稿した短編小説をYOASOBIが楽曲にしたという流れがあります。
「なんだかすごい時代になりましたね~♪」
小説が歌になってそこからそれがコミックになるなんて・・・(汗)
ストーリー的には、
予知能力を持つ高校生の男女が織りなすひと夏のラブストーリーを描いた内容なんですけど、
ファンタジックな世界観のなかに、青春時代の甘酸っぱい初恋エキスがたっぷり注ぎ込まれたロマンチックな作品です♪
物語は全3話からなる短いストーリーなんですが、
YOASOBIさんの楽曲を聞きながら読んだらさらにその世界に入り込めます♪
さてそこで・・・
『夢の雫と星の花』の見どころとしましては、
ありがちな予知能力と恋がテーマになった作品なんだけど、
少し他と違うのは、主役の男女が二人ともに予知能力があるという設定ですね。
こういう場合の能力者は普通一人だけなんですが、
まったく同じ能力を持ち合わせた二人がたまたま恋に落ちるという意外なシュチュエーションがこの作品の新しさです。
サイト主のまるしーは、最近ずっとYOASOBIさんの曲を聞いていたので、
そう意味でもすごく感情移入して読めた作品でした。
短い作品なのでそこまで大きな感動はしないけど、
やっぱりキュンとくるアオハルストーリーは読んでいて良いもんです♪
『夢の雫と星の花』の立ち読み♪
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夢の雫と星の花(漫画)ネタバレ|YOASOBIの楽曲がコミカライズ♪
予知夢
主人公の双見 楓(ふたみ かえで)16歳はその日、
二週間後に開催される花火大会の日に好きな男の子から、告白される夢を見ました。
これは大事件だ!!
なにせ楓が育った家系は代々に渡って未来を予知できる能力を持っており、楓もその子孫である。
だから彼女は今朝、嬉しすぎる予知夢を見て目覚めたことになるのです。
実現する可能性が極めて高い幸せすぢる夢♪
告白される男子は幼なじみで同じクラスの一宮 亮(いちみや りょう)というイケメンくんだ。
小学校時代に知り合って仲良くなった楓と亮だったが、
最近では楓の方から意識して話す機会がすごく減っていました。
好きだから意識する。
特にみんながいる前では彼にきつく当たってしまう傾向があり、
そんな状態の中、
楓は本当に亮から二週間後に告白されるのかすごく信じられない気持ちでした(汗)
なぜなら楓が見た予知夢がもし実現しなかった場合、彼女の能力に大きな変化が待っているからです。
未来余地の能力
なぜ、今朝見た予知夢で楓がヒヤヒヤしているかというと、
楓が持って生まれた”未来余地の能力”は、
予知した通りの未来が実現しなければ、予知能力を失ってしまうといルールがあるからだ(汗)
楓の祖母は昔、祖父が交通事故に遭う予知夢を見て、
それを祖父に打ち明けて未来を変えたことで未来余地に能力を永遠に失いました。
能力者が未来を変えていいのは1回だけなのです。
だから・・・
楓はこの日見た予知夢は何としても叶って欲しかったわけです。
もし実現しなかったら…
楓としては好きな人に想われていなかったという悲しみと、
未来余地の能力が失われる危険が同時に襲ってくるという悲しみの結末が待っているのです(汗)
そんな中、
二週間後に迫った花火大会のことで不安と期待がないまぜになっている楓に危険が迫る。
亮から告白される予知夢でみた映像を思い出し、
注意散漫な状態で横断歩道を渡り始めた楓にトラックが近づいて来て・・・
花火大会
危ないところを亮に救われた楓は、その時に彼から花火大会に誘われる。
{やった♪予定通りだ}
飛び上がって喜びたい衝動を抑えてなんとか冷静にその場をやり過ごす楓だった(汗)
そして・・・
いざ花火大会当日がやってきて、お互いに初々しい浴衣姿の二人が手を繋いで会場へ向かう。
その時…亮の手は少し汗ばんでいた…
やがて花火の打ち上げが始まり、楓にとって緊張する時間がやって来る。
綺麗な何発もの花火が真っ暗な夜空を美しく飾る。
そろそろ花火の打ち上げが終わろうとしている時、楓の不安は絶頂を迎えるのです(汗)
{もし…このまま告白されなかったら…?}
楓は祈る思いで亮からの告白を待った。
しかし・・・
亮はまだ何も言わない。
ついにこれが最後だと予想される大きな花火が上がった瞬間、
「好き」
思わず声に出して告白していたのは楓の方だった・・・
2話:亮も予知能力者
{16歳の夏、花火大会の日に俺は楓から告白される。}
1話のラストで亮が心の中で語ったこの衝撃発言(汗)
そう・・・
なんと亮の家系も楓と全く同じ予知能力を持った家系であり、
亮も予知能力者だったのです!
楓はもちろんその事を知らないし、亮も楓が能力者だということを知らない。
2話では、亮の視点から楓と初めて出会った日の思い出や、
これまで過ごしてきた楓との交流エピソードが描かれてゆきます。
亮が楓から告白される予知夢を見たのは6歳の頃で、
そこからずっと亮は10年後に告白してくる少女のことが頭から離れませんでした。
季節が過ぎ、彼が小学3年生になった時に楓と同じクラスになり、しかも隣の席になった。
亮と楓が仲良くなったのはそれからです。
それから、しばしば楓に危険が迫った予知夢を見ることがあった亮は、
まったくの偶然を装って楓の危機を救っていたのです。
だけど・・・
そこからまた時が流れて二人が思春期に入るとあまり会話をすることがなくなりました。
亮にとってはすごく寂しい時期が続いたのです(汗)
また時間が過ぎ、亮が高校生になり夏の花火大会が二週間後に迫った日のことでした。
彼は、花火大会の日に自分から楓に告白している夢を見ている楓の予知夢を見たのです。
{まさか…?楓も予知ができる人間なのか?}
そこから物語は亮と楓の家系に伝わる切なく悲しいストーリーが発覚することに・・・
3話:最終回
いよいよこれが最終回です。
亮と楓の家の関係性を花火職人から聞いた亮は、
いつしか花火大会の準備を手伝うようになっていました。
それは・・・
滞りなく花火大会の日の告白を実現するためだ。
今や楓と同様に亮も楓のことが予知夢とは関係なく好きだった。
だから・・・
絶対に当日は失敗することなく予知夢通りに事を運ぶ必要があったのだ。
一方、
そんなことは何も知らない楓は、迫ってくる花火大会の日を前にドキドキする日々を送っていました。
そして・・・
いよいよ楓と亮がお互いの思惑を胸に秘めて向き合う花火大会当日がやってきた(汗)
予知通りのことが起きなければお互いに能力を失うという緊迫した状況で、
これから二人にどんなドラマが待っているのか?
10年間の想いを込めた亮の告白とその結末は、ぜひ本編現物でお楽しみください~♪
『夢の雫と星の花』の立ち読み♪
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『夢の雫と星の花』の感想
正直言って、
YOASOBIの楽曲がベースになったコミックという情報がなければ読んでいない作品でした(汗)
ただ・・・
YOASOBIさんの『あの夢をなぞって』という曲を知っていたので、
”夜の空を飾る綺麗な花”から始まる歌詞そのままの映像がコミックで描かれていることに感動してしまった♪
いつも聞いていた曲の歌詞通りのドラマがコミックで展開されてゆくわけですから、
「面白い面白くないの前にまず感動しちゃったんです♪」
ストーリー的にはファンタジックな要素を取り入れた形の、
比較的どこかで見たことがあるような青春ラブストーリーという内容なのですが、
今大人気の音楽ユニットであるYOASOBIさんが作り上げた素晴らしい詞の世界観が、
これまた大好きなコミックと言う形で表現されていて少なからず まるしーの胸にグッと刺さりました♪
という曲の始まりの大好きなフレーズから、
という楽曲のラストフレーズ。
その光景が可愛らしい絵で2次元化されている状況がなんとも不思議な感覚で…(汗)
もし・・・
この記事を読んでこの漫画に興味を持たれた方は、
ぜひ、YOASOBIさんの『あの夢をなぞって』という名曲を聴いてから読むことをお勧めします。
今回は初めて経験したコミックの読後感でした♪
無料試し読み
今、紹介した
『夢の雫と星の花』は、
電子コミックサイトのブックライブ(BookLive!)で絶賛配信中の漫画なんです~♪
このコミックサイトはサイト主のまるしーもよく利用するお店で、
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