様々な話題を呼んだアウトローで正義な衝撃作!
『善悪の屑』
5巻の解説と感想です♪
最終回が発売されました!
だけど・・・
熱い男たちのドラマはまだ終わっていなかった・・・
今回は、とうとう最終巻となる
『善悪の屑』第5巻の解説と感想を紹介します。
「えっ!もう最終回?」
「最終回はどうなった?」
と…驚く読者も多いかもしれませんが、
「安心して下さい♪」
最終回を迎えるのは第1部です!
次回からは
『外道の歌』というタイトルに代わって既に連載が始まっています!
タイトルが代わる事によってキャストの変更もあるのかなと思ったら登場人物は全く変更なしでした。
タイトルだけが代わった!というだけで、最終巻は1部の終了という事だったのです♪
今回、『善悪の屑』が最終回を迎えることになりますが、かなりビックリするような終わり方をするのです♪
なんと・・・
最後のお話は、カモ・トラ・奈々子『カモメ古書店』のメンバーが居酒屋で飲み会をするエピソードで終了です(笑)
「かなりあっけない?」幕切れでした!
あっけなさ過ぎて笑えるくらいです。
4巻の解説と感想はコチラ♪
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『善悪の屑 』ネタバレ 5巻|ワケありの最終回に読者ざわめく!
先ほどもお話しましたが、第1部の最終回という流れです。
前回4巻の話では、カモ・トラ・奈々子「カモメ古書店」の復讐代行は一回も行われませんでした(汗)
ほとんど開店休業状態で、やっと来た依頼も、
同業者の「朝食回(ブレックファストクラブ)」に持っていかれる始末のカモメメンバーでした。
今回の5巻は、『足利市男児4人殺人事件(序章)』の解決編となる話から始まります。
小学生の男児4人を無差別に殺した犯人
櫻井志津馬(さくらいしづま)は警察の事情聴取を受けますが、証拠不十分で釈放されてしまいます。
行き当たりばったりに見えた犯行ですが、目撃者も物的証拠も見つからずなのです!
「俺を引っ張るなんて、税金の無駄遣いもはなはだしい!」
警察の事情聴取で、鷹揚に悪態をつく島津、
全ての状況証拠から、
「あいつがやったのは間違いないのに・・」
と、悔しがる刑事たちですが、このままでは立件するのは不可能なのです。
そこで、カモ達『復讐代行屋』の登場となるわけですが・・・
足利市男児4人殺人事件(解決編)
この事件は、2001年に起こった『附属池田小事件』がベースになっている事件です。
白昼堂々と、小学生の男児4人を包丁でめった刺しにして次々と殺した櫻井志津馬(さくらいしづま)は、
事件後すぐに警察から殺人容疑で事情聴取を受けますが、
「なんと…証拠不十分ですぐに釈放されてしまうのです!」
櫻井が釈放されたニュースを聞いた4組の被害者遺族は、
1組の遺族を覗いて、警察に頼らず自分たちの手で犯人・櫻井志津馬を殺害する計画を立てます。
実行するのは、被害者遺族の父親二人です。
犯人・櫻井の行動パターンを調べ、いよいよ計画実行の日を迎えます。
パチンコ屋から出てくる櫻井を待ち伏せしていた被害者遺族の父親一人が、
櫻井の後方からサバイバルナイフで刺し殺そうと向かっていくのですが、
「あっけなく返り討ちに合ってしまいます。」
控えていたもう一人の父親も参戦しますが全く歯が立たたず。
被害者遺族の父親二人は桜井によって逆にボコボコにされちゃいます。
運の悪いことに、犯人の櫻井は空手3段の使い手だったのです。
こうして、被害者遺族による復讐劇は失敗に終わりますが、
後日、自力復讐に参加しなかった被害者遺族の母親が、カモ達に復讐代行の依頼を申し込んできました。
久しぶりの仕事にありついたカモとトラ。
今回は、トラが単独で櫻井を捕獲しに行くのですが、
櫻井とトラが繰り広げる格闘家同士の激しい戦いは当然のことながらプロの格闘家であるトラが制し、
次の場面では、椅子に縛られて座る櫻井の姿がありました。
ここから、『善悪の屑』史上一番長い時間をかけた拷問が始まることなるのですが・・・
櫻井が、
「もう・・殺してくれ・・た・・の・・むー・・」
と…カモに懇願して、
「もう少し…苦しんでから死のうか?」
あまりに長い拷問の末、櫻井が根を上げた言葉に、さらっと「もう少し苦しめ」と、
答えたカモのセリフにはゾッとしました!
カモがいつも言うように、屑が屑を裁くという光景がまさにこんな感じなんでしょう!
園田夢二の学生時代
このエピソードは『練馬区の殺人鬼』である園田夢二の学生時代にタイムスリップした話です。
大学の「漫画研究会」に所属していた園田が「漫研」のメンバーと、
文化祭の出し物について話し合う場面にスポットを当てた内容でした。
園田のふざけた態度で仲間を挑発するトラブルメーカ的な人間性がよく表現されていました。
『漫研』の出し物について熱っぽく語る同級生(この男も性格は悪そうですが…)に対し、
ヘラヘラと笑いながら罵倒して、
その意見を徹底的に否定する園田の姿は、異常な殺人鬼の目をしていました。
なんと不気味な男、そして意味深発言。
しかし、誰一人園田の狂気には気づきません・・・
この話は、物語に何の関係もない園田の学生時代の一幕です。
正直、ちょっと拍子抜け…
居酒屋での飲み会
これが『善悪の屑』最終話の話です♪
『カモメ古書店』の居間でくつろぐカモ・トラ・奈々子の3人。
トラが不意に、
「なぁ・・たまには外 飲みに行こうや!」
と言った事から、近所の居酒屋で突然の飲み会が開催されるのですが、
復讐屋の仕事が少なく、経済状況が苦しい『かもめ古書店』
飲み会の軍資金は全部で4500円。
一人1500円の予算でそれぞれが好きなものを食べることに・・・
『善悪の屑』の3巻でやった『奈々子の歓迎会(鍋パーティ)』の時みたいな雰囲気で展開されます♪
トラが戦略を練りながら少しでも美味しく飲もうとする必死の姿はバカバカしくてなかなか面白いです。
結局トラの作戦は失敗に終わる・・・
と、まぁここまで書いてきましたが、
普通に楽しく飲んで飲み会は終了で、5巻も終了です!
そしてこれが『善悪の屑』シリーズの完結となります!
この結末を読んで、ワケありな『最終回』に読者がざわめきました!
どうしてこんな形で、『善悪の屑』が終了したのかはこちらで説明しています!
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5巻の感想
楽しみに愛読していた『善悪の屑』が、最終回を迎えました!
最後の、櫻井志津馬の事件はちょっと長すぎたかもしれませんね。
今回は犯人側・櫻井の目線で物語が進んで行ったのですが、
「やっぱり長々と犯人の言い訳を聞いてるようで・・・」
あまり気分が良いものではありませんでした。
かなりのページを割いて描いた『足利市男児4人殺人事件』は、
カモたちの登場シーンはわずかで、復讐シーンも呆気なく終わったように思えます。
他の事件と同じくらいの復讐ボリュームでした。
『善悪の屑』1部、最後の事件としてはちょっと物足らなかったかな・・・
『善悪の屑』の第2部に当たる
『外道の歌』は、2016年08月08日に1巻が発売されています。
発売から既に紙の本は品薄状態になるほどの売れ行きだそうで、
まだまだ、カモたち『復讐代行屋』の人気は衰えていないようです!
タイトルが変わって『外道の歌』になっても登場人物は全く変わっていないので、
そのまま『善悪の屑』が楽しめるようですし♪
最終巻でちょっと失速気味かな?
と思った『善悪の屑』ですが、
第2部への助走期間と思って次の『外道の歌』に期待したいところです♪
次回『外道の歌』1巻では、今まで小出しにされてきたカモの過去が詳細に描かれているようです。
そして、カモが裁いた過去の懐かしい犯罪者も登場します!
なんかワクワクの新展開になるかもしれませんネ~♪
新たな新展開に期待MAXです~♪
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