周りを引かす5人のイタ~イ女たちがいた!
”いいね”が欲しさに壊れる女。
ウソにまみれたフェイク女。
SNSの間接自慢でハブられる女。
精神年齢が低すぎるアラフォー。
セレブ婚に撃墜した女。
クセの強い5人の女たちがたどる悲惨な結末にゾッする
イタイ女たちの転落オムニバス!
著者:伊東爾子
『“いいね”中毒』
世の中には、世間と明らかにズレてる女が存在する。
親切に忠告してあげてもこっちが損するだけだ。
それならいっそ見てやろう!
そんなイタイ女たちがゴロゴロと地獄へ落ちてゆくさまを・・・
“いいね”中毒の見どころ
いつ読んでも説得力がある伊東繭子 先生の短編オムニバスがリリースです~
月間誌『ストーリーな女たち』に掲載された伊東作品を集めて1冊にした短編集なんですが、
タイトルの『”いいね”中毒』を始め、粒ぞろいの1話完結作品が全部で5作品収録されていて、
オトナ女子がちょっと空いた時間に読むにはうってつけの内容だと思います。
人気のウェブ雑誌『ストーリーな女たち』に掲載される作品って、実録投稿モノが多く、
大体が悲惨で救いがない結末の話が多いんだけど、
伊東さんの作品は、ラストに希望が見える内容が多いので、後味が良いのです。
今回も、悲惨なオチの後にキラッと光る一筋の希望が見える結末が何点かありました♪
見どころは、『ストーリーな女たち』収録作品らしく、泥臭い女たちの人間関係と、
「いかにもありそう」というエピソードの数々ですね。
サイト主のベテラン主婦・まるしーも、作品の投稿者のような体験をいくつかしたことがあります。
そうです・・・
この作品に登場する女たちは非常にリアルなのです。
みなさんもきっと誰か一人くらいは出会ったことがあるイタ女がまぎれているはずですよ~♪
『“いいね”中毒』の立ち読みはコチラ♪
↓↓↓↓↓
>>>BookLive!
サイト内で『いいねちゅうどく』と検索してください♪
“いいね”中毒のネタバレ
『”いいね”中毒』は、5人のイタイ女たちが、
自らの愚行が原因で、最後には悲惨な運命をたどるエピソードが1話完結のオムニバスストーリーが収録されています♪
*以下の5作品が収録されてます。
1話:『“いいね”中毒』
2話:『フェイク』
3話:『間接自慢』
4話:『子供なおばさん』
5話:『セレブ婚の果て』
以上、5つの心にしみるオトナ女子たちのヒューマン・ドラマがじっくりと味わえます。
「因果応報」という言葉を地でゆくイタイ女たちの実録ストーリーは、
人生の反面教師てきな要素タップリの非常識エピソードばかりです。
さぁそれでは♪
タイトル『”いいね”中毒』に収録された5作品のダイジェストやネタバレを紹介してゆきますね~♪
↓↓↓↓↓↓↓↓
1話:“いいね”中毒
表紙タイトルになっているお話です。
主人公は、36歳で幼稚園に通う娘を持つ主婦・秋子(あきこ)です。
彼女は、周りのママ友から少し遅れてスマホを持つようになり、SNS投稿の楽しさを教えて貰うんです(^^;
今では当たり前のようにみんながやってる『イン◯タグ◯ム』とか『ツ◯ッター』とか・・・
娘のお弁当を投稿して”いいね”をもらうイマドキのあれだ。
そして、”フォロワー”という存在を知り、自然にもっと多くのフォロアーを獲得したいと思うようになる。
ここまで話せば大体は想像がつくとは思いますが、
秋子は、だんだんとSNSの投稿が中心の生活を送るようになる。
やがて・・・
秋子のSNS依存は、彼女の家庭までも脅かすほどにエスカレートして・・・
【感想】
よくあるSNSにハマった主婦の転落ストーリーです。
しかし・・・
”いいね”というクリックボタンは、現代の麻薬なのかもしれませんね。
人から認められる証(あかし)って、これほど人に喜びと満足を与えてくれるモノなんですね^^;
”いいね”が欲しくて「〇〇してしまいました。」っていう犯罪者のコメントを、
ココ何年かでどれほどテレビやネットのニュースで聞いたことか。
それだけ日常生活の中で、人から感謝されたり、褒められたりすることが少ないってことなんでしょうね。
夫からの感謝の言葉。
子供からの「いつもありがとう」というなにげない一言。
そんな言葉が飛び交ってる家庭では、”いいね”欲しさに夢中になってる主婦なんて生まれないんだろうな~
なんか・・・
希薄な人間関係の悲しい現実をみたような気がする。
この話は、なにかのきっかけで、誰もがハマる落とし穴のようなエピソードでしたね~
2話:フェイク
人生をフェイクで作り上げてしまった悲しい女の再生ストーリー。
主人公の語りては、34歳の独身OL・朱音(あかね)という女性です。
物語は、彼女が務める会社に、32歳のハーフ美女・英莉(えり)が入社したところから始まります。
アメリカ人としてのアイデンティティを持つ英莉は、物怖じしない性格で、
どんどんと自分をアピールして、入社後すぐに社内の人気者となった♪
性格が明るくて、誰に対してもフレンドリーな対応です。
しかも…彼女の経歴も申し分ないモノだったので、メキメキと仕事でも当確を現し、
入社して日が浅いにもかかわらず、重要な仕事を任されるようになったのだ。
しかし・・・
その頃から少しづつ英莉の様子がおかしくなってきた。
いつも笑顔で社内を盛り上げてきた彼女にだんだん笑顔がなくなってきたのだ・・・
しかも・・・
任された仕事がまったく進まずに、ついに上司から注意させ始めたわけだ。
果たしてその理由とは…?
【感想】
収録された5作品の中でまるしーが一番好きなお話がコレです。
パワフルで社交的な転職ハーフOL・英莉さんにあんな真実が隠されていたとは・・・
「人は見かけによらない」とはまさにこの人のことを言うのです。
自らのウソで絶体絶命のピンチに追い込まれる英莉ですが、
ラストは本作の主人公・朱音によって救われる形になります。
実に希望のある気持ちいい結末でした~
3話:間接自慢
夫と小学生の娘を持つ37歳の主婦・智恵(ともえ)が主人公の投稿者です。
そして問題のイタ女は、智恵のママ友の一人、弥生(やよい)40歳です。
この弥生という女にはSNSの投稿で間接的なプチ自慢を入れてくるウザい女だったのです。
しかも・・・
そのプチ自慢がなにげないママ友たちとの会話の中で頻繁に出てくる。
いいかげ腹に据えかねた智恵たちが、弥生のことを避け始めたころ、一人の転校生ママ・真希子(まきこ)がやってくる。
彼女の出現によって智恵や弥生たちの関係に新しい変化が訪れて・・・
【感想】
SNSの投稿でよくあるプチ自慢の話は、最近ではアルアルなパターンだ。
本来の投稿目的とは違うところにプチ自慢を仕込んでいるウザいケース
こういう女は確かにムカつく!
そんなイタイ女・弥生が、ギャフンといわされるエピソードになっています♪
”悲惨”というほどのオチではないですが、最後はスッキリする結末になっています。
なかなか味わいのあるお話でした♪
4話:子供なおばさん
5作品の中で一番インパクトのあるイタ女が登場するお話です♪
投稿者の主婦・智子(ともこ)34歳がパートしてる職場には、
37歳で独身の美央(みお)というパート仲間がいます。
美央は、小柄で幼い顔をしているせいか、パッと見は10代にも見えてしまう女性なんです。
しかも・・・
来ている服もとにかく幼い。
中身はオバサンなのに!
ただ・・・
言ってることや、やってることが、10代の女子みたいに幼くて、
全くと言っていいほど大人としての社会常識がない
そんな美央を心配した智子が、彼女にいろいろと忠告するが、まったく聞く耳を持たずで、
そんな美央にやがて智子も愛想を尽かし何も言わなくなった・・・
その後、美央は残酷な現実を目の当たりにすることとなるのだが…
【感想】
若作りにも程があるイターイ中年女の悲惨な生き様だ
さすがのまるしーもこれ程ヤバイおばさんはお目にかかったことがない。
投稿者から寄せられた実話をコミカライズしてる作品なので、実際にこんな女が実在していたんだろう。
イタイ!
ひたすらイタイ女のヤバイ転落ストーリーだった!
恐らくこの先も美央という女性は、あのまま人生をまっとうすることだろう。
南無阿弥陀仏…
5話:セレブ婚の果て
身の程を知って慎ましい人生を選択した主人公・有希(ゆき)と、
男関係がハデで、分不相応な上昇志向をもったOL仲間・佳恵(よしえ)との、
『アリとキリギリス』的な人生対比ストーリーです。
太極拳教室で知り合った誠実な男性と平凡な結婚を決めた有希。
そんな有希に対して、
とにかく自分が満足できるセレブ婚を目指して婚活に明け暮れる佳恵は、
念願かなってついに理想のセレブな旦那と結婚にこぎつける。
そして始まったセレブな結婚生活。
なにかと自慢げにセレブ婚をひけらかし、平凡な結婚生活を送る有希を哀れんでいた佳恵だったが、
ある日を境に思い描いていたセレブ主婦の生活が崩れてくる・・・
【感想】
女版『アリとキリギリス』だ!
やっぱり人は過ぎたるを知るべきなのだ。
地位が人を作るのではなくて、人に地位がついてくる。
表面をいくら繕(つくろ)ってみてもしょせんは中身のないハリボテな自分。
長い結婚生活を過ごすうちに、そんなハリボテはすぐにバレてしまうもの
誠実に、正直に、
ウソがない人生になにも怖いものなんてないはずだ。
それでも・・・
お金持ちじゃないという劣等感が耐えられないのなら自分がお金を稼ぐしか方法はないですね。
ただ・・・
お金持ちになるほど一生懸命働いたら、そんなちっぽけな考えはどこかへ吹き飛んでるでしょうが・・・
以上、イタ~イ女たちの壮絶な転落ストーリーを紹介しました~♪
あなたもこの5作品に登場するイタ女たちの誰かと関わった経験がありませんでしたか?
どこにでもいるようなちょっとイタイ女はいつ、どこで出現するかはわかりません。
気をつけましょうね。
『“いいね”中毒』の試し読みはコチラ♪
↓↓↓↓↓
>>>BookLive!
サイトTOPから『いいねちゅうどく』と検索してください♪
“いいね”中毒の感想
粒ぞろいの読み応えのあるお話ばかりでした~♪
伊東 先生の作品は、いろんな場面で納得させられることが多いです。
さながら『オトナの教科書』みたいな感覚で読んでる自分がいますね。
だから、自分への戒め的な感覚で読ませてもらってる部分が多いです。
サスペンスでもなくホラーでもなく、ミステリーでもない。
カテゴリーとしては、やっぱりヒューマン・ドラマということになるのかな~
思えばまるしーがまだ小学生くらいの頃に、テレビのワイドショーで、
家庭で起こるトラブルの『再現ドラマ』がよく放送されてたんだけど、
子供ながらにそのドラマがスゴく好きだったのを覚えています。
『お昼のワイドショー』だったかな~?
『”いいね”中毒』はそんな昔見た”再現ドラマ”を思わせるにおいがあるんです♪
日常のリアルな人間関係のトラブルや事件・事故。
そこに登場してくる人間は自分たちと変わらない一般人で、巻き起こるトラブルはすごく身近なこと。
主人公の行動に共感したり、悲観したりしながらドキドキ・ハラハラと過ごすひと時は、
なんとも言えない幸せで平和な時間なんですよね~
『”いいね”中毒』のような作品を楽しく読んでいられるうちは、心も体も健康なんだと思えるバロメーター♪
オトナ女子には欠かせない1冊だと思うのですが、
それはまるしーだけの話かな?
無料試し読み
今、紹介した
『“いいね”中毒』は
電子コミックサイトのブックライブ(BookLive!)で絶賛配信中の漫画なんです~♪
このコミックサイトはサイト主のまるしーもよく利用するお店で、
何と言っても面倒な会員登録なしで、いろんな漫画が試し読みできちゃうのが最大の魅力です♪
たくさん立ち読みをして気に入ったコミックが見つかったら、
その時に初めて無料の会員登録をして買っちゃえばいいんです♪
最新のコミックから名作までいろんな作品が無料試し読みできるので、
漫画好きならヘビロテで利用すべきだと思います♪
『“いいね”中毒』の試し読みはコチラ♪
↓↓↓↓↓
>>>BookLive!
サイト検索窓に『いいねちゅうどく』と打ち込んでください♪