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恋と地獄【ネタバレ12話】独特なタケルの感性がナオを揺らす!

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著者:今井大輔

『恋と地獄 』

12話の解説と感想です♪

5年ぶりに再会したナオと元カレ・タケル。

彼が結婚して子供までいたことに大きく動揺したナオでしたが、

今の自分には大切なケイという恋人がいる。

ケイと一緒にいることが自分の幸せなんだと必死で自分に言い聞かせるも、

過去の因果はそれでもまだナオを開放してくれない。

翌日…

再びタケルはナオの職場に姿を現わしたのです…(汗)

ああ…ヤバい!

また毒が回る。

「やっぱり恋とは紡ぐものではなくて堕ちるものなのか…?」


11話の解説と感想はコチラ♪
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恋と地獄【ネタバレ12話】独特なタケルの感性がナオを揺らす!

独特なタケルの感性がナオを揺らす!

結婚もしてカワイイ娘さんまでいた元カレ・タケルとの再会で、

かなり気持ちが動揺した上に今カレのケイに対する物足りなさを感じてしまったナオ。

そんな情緒不安定な彼女の前に再びタケルが姿を現しました。

そして自分が買いにきた小説が展示してある場所をナオに聞いてきたわけだが、

もちろん目的はそれだけではない。

タケルはナオに今のカレシと結婚するのかと尋ねてきました。

えっ…!?

タケルの問いかけに動揺しまくるナオは、アナタには関係のない事だと弱々しく跳ね返しつつも、

逆に「奥さん綺麗ですね」とタケルに嫌味っぽくぶつけてみると、

彼からは予想外の反応が返ってきたのです(汗)

それは明らかな妻に対する苦言であり、

結婚生活になんの幸せや希望ももっていないと思えるタケルの冷めた言葉だった。

「結婚なんて宗教と同じだ。」

彼は恋愛のゴールを結婚として、そこに幸せを見出そうとしている人たちのことを、

幸せ教の信者だと定義したのです。

これはマズい。

独特なタケルの感性がナオを揺らす!

この元カレはすでに結婚して子供までいるれっきとした夫であり、父親なのですが、

中身は以前の彼と何も変わっていない!

世の中を達観していて、常に自信満々で自分だけの正義を持った男。

そんな俺がルールだと言わんばかりの不遜なタケルの態度を前にして、

ナオの頬はなぜか赤みを帯びる。

ああ…ヤバい、毒が回って来た!

幸せってなんなのか?

タケルと交わしたわずか数分の会話でナオのメンタルはもうグラグラ状態だ(汗9

とりあえず店のバックヤードで乱れた気持ちを落ち着けようとする。

そこへ親しい同僚がナオに声を掛けてきて、いつしか話題は恋愛と結婚の話になった。

そこでもまたナオは同僚シイちゃんの偏った結婚観を聞いてしまう。

「結婚はしたくないけどバツイチにはなりたい!」

それは凄く非常識で矛盾した同僚の考え方なんだけど、

彼女の意図している意味はよく理解できる。

ナオはタケルや同僚の話を聞いて、いかに自分が凡庸でつまらない人間かを痛感させられてしまうのです。

ただただ疑いもなく漠然と時期が来たら結婚したいと思っていた今の自分。

「結婚はいつかはするもの」

そこに目的とか意味合いだとかは特に何もない。

完全に闇ルートへ没入していくナオがいました。

幸せってなんなのか?

そして…

ナオの脳裏には二人の男の顔が浮かんでいる。

まさか…

無意識にケイとタケルを比べているナオのメンタルがヤバい(汗)


 

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12話の感想

なんと…

ひとシーズン3話完結のフォーマットで進んできたこの『恋の地獄』ですが、

今回のシーズン4にあってはそのセオリーには該当しないようです。

初めての事です。

確かに…

ナオとタケルの闇深い愛憎劇はわずか3話分のページ数で終わって欲しくない気持ちがあります。

麻薬のような毒を持つタケルと、以前はそのタケルから放たれるドラッグのような魅力に虜となったナオ。

そんな2人が数年ぶりに再会したことで分かったことがある。

ナオはいまだにタケルの事が忘れられないし、好きでたまらない。

もはやタケルに関するの全ての記憶がナオの全身に刻み込まれている状態でした。

そりゃそうだ。

恋とは努力して継続したり、協力して紡ぎ合うものなんかではなく、

「ある日気づいたら堕ちているものだ!」

自分の意識や考えなどまったく及ばないところで真っ逆さまに堕ちていくものが恋。

それが本当に人を好きになった人間の感情であり、

人が動物であることの証明なのかもしれない。

そうするとナオとケイの関係は人工的に作り出された”加工食品”みたいな恋です。

でも…

世の中には感情のまま恋にどっぷり堕ちたまま生きていける人間は少ない。

世間があり、生活があり、日常があり常識がある。

我々は日常的に様々な制約の下において社会の一員として生きているのです。

そのことを一番理解しているのはタケルです。

彼は独特な表現でナオに退屈な世の中の仕組みを語ったのです。

恐らく彼は恋に堕ちたりするバカな男ではないし、賢い選択して生きてきた人間だ。

だが…

ある日、そんな退屈な人生を過ごす中で、過去に自分が恋に堕とした女性と再会したのです。

そこでいま元カノがどんな暮らしをしているのか気になったか?

「タケルの心理はすごく読みにくい(汗)」

ナオに興味を示しているのは明らかなのですが、それがどの種類のものなのかがイマイチよく見えない。

恋愛や結婚の事を”宗教”だと独特な表現でバッサリ切り捨て、

いかにも達観した冷めた目線で人生を語るタケル。

本当は自分がそんな一番人生に虚しさを感じていて刺激を求めているのに。

「もしかしたらその刺激をナオに求めようとしているのか?」

至って冷静で皮肉屋なタケルの言葉は、明らかにナオを挑発しているように思えます。

そして…その元カレの挑発にまんまと乗ってグラグラと気持ちを揺らされるナオがいる。

なんたってタケルと再会した後のナオは、今彼のケイと元彼のタケルとを無意識で比べ、

ケイを長く思える人。

タケルを強く思える人。

と…頭の中で分類分けして天秤にかけているのです。

もしナオの出したい結論が”恋”ならば答えはタケルに決まっている。

でも…彼女の出したい答えが結婚すべき相手なのであれば、

おのずと選択する相手は変わって来るだろう。

いずれにしてもすでに既婚者となって子供までいるタケルの事を想っている時点で、

ナオがケイとの結婚で得られる幸せの種類は、つまらない日常になるかもしれない。

わずか29ページの物語にたくさんの見どころやグッとくるシーンがたくさんありました。

「今回も読みごたえがあったな~♪」

中でも特にサイト主のまるしーが感動したのは、

ナオが働いている職場の同僚シイちゃんの結婚観とあの強烈なセリフですね。

「結婚はしたくないけどバツイチになりたいっす」

これは刺さった!

現代の生きづらい世の中を見事に皮肉った表現は衝撃です。

「ホントそうですよね」

バツイチという称号は、あらゆる人とのコミュニケーションの場において有能なツールになります。

バツイチは印籠。

まさにその通りだ!

あと…

「結婚しなくても一緒にいれる」

とか

「他人の家事とか子育てとかイヤ」

なんてセリフは、まさに成熟して腐りかけている国家に生まれた人間のセリフだ。

実に的を得た考え方。

いま…過去にできた様々な常識や概念が時代と合わなくなってきている。

そんな時代に追いついていない世の中の常識をぶった切るシイちゃんの言葉は刺さりまくりで、

彼女の考えていることになんの異論も反論もない。

すべてが真理だと思います。

と…同時にこのシイちゃんのセリフを生み出した今井先生に改めて脱帽です。

「だから今井作品は面白い♪」

ますます13話が楽しみだ。

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