(漫画)シジュウカラ【ネタバレ解説】40女のトキメキとザワザワ!

著者:坂井恵理

『シジュウカラ』

一度は捨てさった漫画家としての自分。

だけど新しい時代が彼女をまた漫画家として求めだした時、

40歳となった彼女のもとへやってきたのは、新しいパソコンと美しい青年だった…。

 

キャリア20年の売れない漫画家が電子書籍で大復活!

愛してもいない夫との暮らしに希望はなかった。

漫画家として復帰したアラフォーヒロインに訪れたのは、心をざわつかせたものは…

『シジュウカラ』の見どころ

人気作『鏡の前で会いましょう』『ヒヤマケンタロウの妊娠』を始めとするたくさんのヒット作を描いた坂井恵理 先生の最新連載作品です~♪

サイト主のまるしーは、『鏡の前で…』を読んで以降、坂井先生の大ファンなんです。

だから、『シジュカラ』の連載が始まってメチャメチャ興奮しています♪

しかも…

今回は、40代の女性が主人公の物語で、世代的にもバッチリまるしーが共感できそうなお話なのです。

坂井先生の描く漫画は、ファンタジックなのにどこかリアリティな印象があるエッジの効いた作品が多く、

最後には必ず読者をジーンとさせてくれる癒しが入ってるんです。

ただ・・・

今回の『シジュウカラ』という作品は、『不倫』というキーワードがチラチラするストーリーで、

内容としては、夫と息子を持つ40歳を迎えたばかりの売れない漫画家・綿貫忍(わたぬきしのぶ)が、

アシスタントに雇った22歳の美青年に胸をドキドキさせるという内容なのですが、

「この先の展開で忍とその美青年がどういう関係になってゆくのか?」

18歳の年の差がある恋愛に期待が高まります♪

そしてその愛憎劇がドロドロとした展開ならばさらに面白うそうですが・・・

それをどうやって坂井ワールドに落とし込んでゆくのか…?

「とても楽しみです♪」

『シジュウカラ』の見どころはやっぱり40歳の売れない主婦漫画家美青年アシスタントという設定ですね。

最近、40代の女性がヒロインとなっている作品がすごく多くなってきてる中で、

まだまだ女として現役の元気なアラフォー女子トキメキざわめき具合がすごく読んでて共感できるし、理解もできる。

また一人、目が離せないアラフォー・ヒロインが登場してきた感じでございます!

だからかなり期待している作品なんです~♪


 

『シジュウカラ』の立ち読み♪

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(漫画)シジュウカラ【ネタバレ解説】40女のトキメキとザワザワ!

すぐにお目当ての話に飛びたい方はコチラからどうぞ~♪

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1巻の解説

主人公は、売れない漫画家として20年もの間、先輩漫画家さんのアシスタントとして働いている

綿貫 忍(わたぬき しのぶ)39歳。

彼女には、一回り年上の夫と、思春期の息子がいる。

 

この物語は、の夫の父親が亡くなったことがきっかけで、

夫の実家へと引っ越しすることとなったところからスタートします。

引っ越しを機に漫画家のアシスタントを辞めて、漫画家という職業に見切りをつけた忍。

 

漫画家と言っても、20年の漫画家生活のほとんどがアシスタントとして働いていた彼女には、

漫画家を辞めるにあたってなんの支障もなかったのです。

というより、いくら続けても目が出ない漫画家としての自分にホトホト嫌気が差していて、

辞めるきっかけを探していたふしもあったわけです。

しかし…

そんな彼女のもとに、ある日突然かかってきた電話。

そのことがきっかけで、彼女の生活が一変する出来事が起こります。

『地獄のホットケーキ』

それは、夫の実家に引っ越して早々の出来事でした。

ある出版社の編集部に所属するスタッフ・荒木(あらき)という女性から「会いたい」と連絡を受けた忍。

早速、その荒木という編集担当者と忍が会ってみると、

なんと…

忍がペンネーム『ささき蜜柑(みかん)という名前で過去にリリースした漫画が電子書籍バカ売れしているという信じられない話を聞くのです(汗)

「ええっ!?」

荒木が電子コミック化されて売れまくっている言った作品は、

『地獄のホットケーキ』という”不倫”をテーマにした妻の復讐劇を描いた作品でした。

紙のコミックが発売されてもう何十年もたった今、奇跡的に電子コミックとして大ヒットをしたわけです。

しかも…

荒木は忍に、この勢いで新作を描いてみないかというオファーまでしてきた。

「や…やります!」

思わずその場の勢いで新作のオファーを受けた忍だったが・・・

橘千秋

後半の展開は、忍が新しい新作を描き始めるためにアシスタントを募集することになり、

そこに応募してきた22歳の青年・橘 千秋(たちばな ちあき)と初めて出会うエピソードが描かれています♪

 

近所に住んでいるからという理由で、面接にきてもらった千秋は、

とても漫画家を目指してるとは思えない明るい性格と、イケメンなルックスの持ち主でした。

しかも…

過去に漫画家のアシスタント経験もあり、すぐに戦力となる人物。

今の新しい技術を使った漫画の描き方を知らない忍には、

色々とパソコンの使い方まで教えてもらうこともできる渡りに船なイケメン青年だったのです。

 

忍は早速、千秋にアシスタントとして働いてもらうことに決め、その日のうちに自宅の作業部屋へと千秋を招待するのです。

夫が家にいるとは言え、若く美しい青年と部屋で二人きり。

そしてこの日…

ちょうど忍は、40歳の誕生日を迎えていたのです。

ココからアラフォー主婦・綿貫 忍 の恋と仕事と、愛と夢の物語が始まってゆく・・・

ハートにファイヤ

40歳の誕生日に思ってみない人生の転機が訪れたヒロインの

昔描いたコミックが電子コミックで復活されたり、新作のオファーを受けたり。

そして…

若きイケメンアシスタント・橘千秋(たちばなちあき)との出会いがあったり・・・

しかも…

今回の2話では、一通りの仕事が一段落した千秋が、

その打ち上げで二人だけの飲み会を開くことに。

別に意識したわけではないんだけど、普段はしないオシャレをして、美容院で髪までカットした忍。

決して、若くイケメンの千秋に浮かれてるわけではない。

でも…

なんだか妙に気になってしまう千秋がとる忍へとの態度が!

 

特に、忍の自宅で一緒に仕事するために千秋がついたウソはかなり気になるところだ。

そして…

忍のことをいちいち魅力的な女性扱いする千秋の言葉の一つ一つが、

忘れかけていた一人の女性としての本能を忍に呼び起こさせる!

「こんなオバサンの…」

忍の夫が言った世間話のちょっとした表現に、

「”先生”です。」

「”おばさん”なんかじゃありません」

と、すぐさま挑むような目で忍の夫が発した言葉を訂正する千秋。

彼の本心は一体どこにあるのか?

最初からなにか意味ありげな行動を見せていた千秋がついに動き出した・・・?

ぼやぼやできない

それは…年の差を越えた恋心なのか?

それとも…

千秋との甘いベットシーンの夢から目覚めた

若い頃に比べるとかなり性欲が減っていると思っていたのにあんなエ〇チな夢を見るなんて・・・

欲求不満なのか、それとも千秋に恋心を抱いている?

いやいや…

{きっとこれは恋ではない!}

そう自分に言い聞かせようとする忍だったが、どうものバランスが上手く取れない!

{一体、私どうしちゃったんだろう?}

千秋と出会ったことで、眠っていた自分の”女”本能をよ呼び起こしてしまったのか。

そんな中、忍は学生時代に所属していた漫画研究会のメンバーたちと久しぶりに会うこととなった。

それぞれほどよくオバサンになった者たち4人での女子トークは、女として枯れた切ないトークと、旦那たちへの愚痴がほとんどだった。

これがリアルな40女たちのストレス発散トークなのだ!

しばらくして、旧友たちのとのバカ話も終わり、なにげなく歩いてた帰り道。

忍はふと、過去に通ったことがある景色に心がハッとする。

なんと…

忍の目の前に広がる景色は、過去に最悪な光景を目撃した光景だったのだ。

前方に建っているあの長屋の建物は、過去に夫が浮気していた女の住んでいた家だ!

しかも、偶然その長屋から出てきた人物の姿に忍は衝撃を受ける・・・

2巻のあらすじ

いよいよその日がやってきてしまった!

イケメンのアシスタント・千秋をデートに誘い、何年ぶりかで外出用の服をネットで買う!

しかも彼のためにわざわざお弁当作ってウキウキ気分を必死で押し殺す忍は・・・

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3巻のあらすじ

お互いのわだかまりを乗り越えたことでフラットな関係性にもどった忍と千秋。

忍は自分に責任があるわけではないのだが、

夫の洋平が千秋の母親と不倫関係にあってことで彼を間接的に辛い思いをさせてきたことに対して、

申し訳ない気持ちがもありつつも

{彼と一緒にもっと仕事をしていたい!}

という気持ちが抑えられなく・・・

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4巻のあらすじ

忍が積年の恨みごとを夫にぶちまけてからというもの、

夫婦の冷めきった関係性をギリギリの状態で保ってきた微妙なバランスが一気に崩れ始めた。

これからはもう夫と同じ空間で生活することが耐えられないと感じた忍は、

家の中で独立したスペースを着々と構築し始めるのだが・・・

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5巻のあらすじ

「本当は嫌だったんじゃないの?」

という忍の優しい問いかけに対して、

今まで無理をして悪ぶっていた忍を挑発するような態度から一転して、

過去のトラウマの告白モードに入ったしまった千秋(汗)

忍の的を得た指摘が千秋の胸に突き刺さり、

過去に年上の女性から金で買われていた辛い思い出が頭の中によみがえった。

すると・・・

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6巻のあらすじ

甘く情感あふれる口づけ交わしてお互いに気持ちが高まってゆく忍と千秋でした。

千秋は忍のカバンの中は空っぽでもいいから、

今回の旅行からはまだ帰ると言わないで欲しいと忍に気持ちを伝えました。

そんな千秋の言葉に分かったという合図を送るように忍は千秋をギュッと抱きしめた。

そして気持ちが盛り上がってゆく二人は・・・

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7巻のあらすじ

忍の夫・洋平が大病したことで離婚することができなくなった忍。

あれから5年の月日が流れて彼女は45歳となり、息子の悠太は大学生となって関西で一人暮らしをしている。

今では仕事をやめてずっと家にいる夫と二人暮らしの忍。

離婚を決めた夫と過ごしてきた5年の歳月は忍にとって地獄の毎日だった。

彼女にとって唯一の救いは漫画家としてそれなりの安定した収入ができたことでした。

そんな中、

元カレ・岡野との再会で忍に大きな転機が訪れる・・・

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8巻のあらすじ

8巻ではズルズルと岡野との不倫関係を続けていた忍が、

ついにくすぶり続けていた夫・洋平との離婚に踏み切る行動が描かれています。

忍に離婚を突き付けられてからの洋平がみせる惨めな抵抗がクズ過ぎて圧巻でした!

かなりの見どころです♪

あと…

時折ストーリーの中に登場していた千秋が満を持して忍との再会を果たします。

洋平との離婚したあとの絶妙なタイミングで再会した二人の恋の行方はいかに!

またまた面白くなってきました♪

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9巻のあらすじ

「ひ…久しぶり…」

ついに再会してはイケナイはずの二人が出会ってしまった(汗)

いまだに忍へ未練たっぷりな千秋は彼女への猛烈なアプローチをかけてゆきます。

二人が最初に恋に落ちた時と同じように千秋の気持ちが先走るのです。

すでに岡野というパートナーがいる忍だったが、

しだいに千秋の情熱的なアプローチに心が揺れて、いつしか気持ちは千秋の方へと傾いてゆくのです。

だが…

今の2人にはお互いにパートナが存在して・・・

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10巻のあらすじ

忍と千秋の関係が復活しそうになったタイミングでみひろが手首を切った!

その後、千秋はみひろからなし崩し的に依存されてゆくのですが、

そんな絶望的な状態の千秋を救ったのは忍でした。

結果的に彼女は、二人の若い男女の人生を救った形になるのですが、

このあと、荒みきっていたみひろの心を忍の”母性”が少しづつ癒してゆきます。

それは同時に千秋の生活をも前向きなものに変えてゆく結果にもつながり、

そしてそれがやがて、忍・千秋・みひろという不思議な三角関係のまま進んでゆくことに・・・

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11巻のあらすじ

「今度は忍さんへのラブレターのつもりで描きます!」

千秋はもう忍への想いを抑えることなく突っ走り始めた。

そんな中、忍の心は大いに揺れ動き、岡野は忍との関係が終わりに近づいていることを悟り、

迎えたクリスマスの夜、自らがピエロになって忍と千秋のキューピット役を演じた。

岡野の粋な計らいで、ようやく長年の想いを成就させた忍と千秋でしたが、

次に待っていたのは、長年のあいだ女性への不信感に苦しめられてきた千秋のトラウマだ。

どうしても大好きな忍を過去のトラウマが邪魔をして抱けないのです(汗)

あせれば焦るほど萎えてゆく自分の中の男。

そんな千秋の苦悩を百も承知の忍は、行為の最中に不能になってしまう千秋のことを気遣うのですが・・・

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12巻のあらすじ

12巻の冒頭は、忍の別れた夫・洋平の生い立ちから現在までの人生が描かれています!

彼が青春時代をどのように過ごし、どんな恋愛にやぶれ、どうやって忍と知り合ったのか?

初めて描かれる若き日の洋平と忍の出会いから別れまでの物語は非常に見ごたえがありました♪

あとは…

千秋の毒親・冬子が再び登場して息子に嫌な思いをさせるという胸やけシーンが出てきます。

とにかく全体的にすごく刺さる回でした♪

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13巻のあらすじ

自身が描いたマンガに映画化の話が舞い込んで前向きな返答をした千秋でしたが、

制作会社から送られて来たプロットを見て大いに心をかき乱されてメンヘラ状態に陥ります。

一方…プツリと連絡が取れなくなった千秋を心配した忍が携帯に連絡すると、

その電話に出たのは千秋の毒母・冬子でした(汗)

えっ…!?

このあと…

忍・冬子・千秋の三者による”修羅場”が展開されることに・・・

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14巻のあらすじ

過去のトラウマを乗り越えて原作したマンガの映画化を受け入れた千秋に良い運気が巡ってくる。

一方、これまで苦悩する千秋をとなりで献身的に励まし続けてきた忍でしたが、

なんと…今度は彼女の方に悪い運気が移ってしまうことになってしまったのです(汗)

上向いてきた千秋に相談することもままならない忍は一人で不安と対峙していたが・・・

「人生いろいろ」

まさにそんな言葉がピッタリと当てはまるような14巻の内容でした♪

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15巻のあらすじ

千秋と別れてからなんとか自分の人生を歩み始めていたみひろ。

そんな中、離れて暮らす女子高生の妹・ひいながトツゼンみひろを訪ねてきました。

いきなりの訪問にビックリするみひろでしたが、どうやら妹には何か悩みを抱えている様子でした。

みひろはその日、ルームメイトと暮らす狭いアパートに妹を泊めて、

なにか問題ごとを抱えていそうなひいなに優しく語りかけるのですが・・・

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16巻のあらすじ

この16巻では忍と冬子の関係にかなり大きな変化が起こります。

そして…その変化がきっかけでなかなか思いつかなかった忍の次回作のアイデアが生まれるのです。

忍と冬子がお互いに反発しながらも気づいたら笑ってしまうほど共感しあっている関係がすごく気持ちが癒されました。

忍にあることをお願いされた冬子がそれをきっかけに人が変わったように、

自堕落な生活から自分を立て直してゆく光景がなんとも心地よかった♪

息子の千秋との関係もずいぶん変わっていきます…。

>>>16巻の詳しい解説と感想はコチラ♪

17巻ー54話:名もなき詩

冬子の病状がかなり進行している。

闘病のストレスからヒステリーを起こす冬子を冷静になだめる千秋ですが、

母親の”死期”が近づいていることが分かっている千秋は複雑な心境だ。

もし…このはずれガチャな母親が自分の母親ではなく、

世間一般にちゃんとした母親だったら、忍のことを好きになっていただろうか?

自分は忍に恋人としてではなく、理想の母親を求めているのだろうか?

死にゆく母親を前にして、自身の忍への愛情がどの種類のものなのかで葛藤する千秋がいました。

彼の頭の中でこれまでたどってきた忍との色んな思い出が巡る。

しばらくして冬子が天に召され、千秋は一つの答えを導き出します。

今回の「名もなき詩」というタイトルは、

冬子の幸せになりたいともがき続けて夢半ばで散って行った彼女の鎮魂歌を指しているのだろうか?

55話:ササキシノブ

ついにササキシノブの名前で「名もなき詩」をリリースした忍。

読者の反応は様々ですが、自分の本当に描きたいものを作品にして、

それを読んでくれる読者がいることに喜びはひとしおだ。

{漫画家を辞めなくてよかった…}

その時の忍は心からそう思っていました。

その後…

千秋の描いた新刊も発売され、二人は名実ともに漫画家カップルとして忙しく過ごします。

そんな中、「名もなき詩」で本当に描きたい作品の方向性を見出した忍は、

今よりもっと本気で創作活動に専念したい衝動に駆られるのです。

そのためには今の千秋と暮らしている部屋ではなにかと手狭でした(汗)

悩んだ末に忍は千秋に仕事場を別で借りることを相談するのですが・・・

最終話:ハッピーエンド

ついに今回で”最終話”です!

漫画を描くことをいつしか辞めて、どこにでもいる不満だらけの主婦だった忍。

そんな彼女の山あり谷ありで駆け抜けた40代を描いたストーリーのがこの『シジュウカラ』です。

この最終話の中で忍は50歳を迎えます。

その時…

まだ忍の傍らに千秋はいるのか?

この10年で知り合ったり再会した親しい仲間とは、まだ交流はあるのか?

そして…

この物語は”ハッピーエンド”な結末を迎えるのか?

例え忍がどんな最終話を迎えていようとこれだけは言いたい。

「忍の人生に幸多からんことを…」


 

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『シジュウカラ』の感想まとめ

坂井恵理 先生の新連載がスタートしたとわかってすぐに読んだ『シジュウカラ』でしたが、

1話を読んだだけで、継続課金決定な作品になりました~♪

「まずもって主人公のキャラ設定がなかなか面白いんです♪」

20年も漫画家をしてたけど、そのほとんどの期間をアシスタントとして過ごした売れない漫画家の主婦が主人公で、

年齢はもう40歳。

結婚もして思春期になる息子もいる。

旦那も適当に浮気してて、普通につまらない日々が続いていた。

 

そんな主人公のもとに舞い込んできた思わぬビッグニュースだった・・・

自分でも忘れていたような過去の作品が、電子コミック化の影響で信じられない大ヒット

 

人生というものは、生きてりゃ考えられない不思議な出来事に出会うことがあるわけで・・・

新作のオファーを受けて舞い上がってる上に、募集したアシスタントイケメンの年下男子

 

つまらない人生が180度変わった今のには忘れてたトキメキと希望でイッパイなのだ♪

「おそらく忍はこれからこのイケメン千秋とイケナイ関係になってゆくのだろう・・・(汗)」

それが体の関係にまで発展するのか?それとも、ただ胸をときめかすだけで何も進まないのかは判りませんが、

とにかく坂井 先生の独特な切り口のストーリーに期待が広がってゆく。

また最新話が出るのが楽しみな作品が一つ増えました~♪

ココからは、新巻が配信されるごとに解説を更新してゆきます~♪

ご報告♪

とても嬉しい”ご報告”があります!

本作『シジュカラ』が、2022年1月クールでのドラマ化決定です♪

『テレ東ドラマ24』の枠みたいですね。

主演の忍役は、山口紗弥加さんという年齢を重ねるごとに魅力が爆上がりしている旬な女優さんです。

少しポッチャリ型の主人公・忍とは体の骨格的に違うスマートな体系の山口さんですが、

ドラマ編では、また違った妖艶で切ない境遇の忍役を演じてくれるとうれしいな~♪

個人的にまるしーは、山口紗弥加さんという女優さんに、以前から好感を持っていたので、

今回、大好きにな漫画が原作のドラマで主演されるので、ダブルに嬉しい感覚です。

しかし・・・

「やっぱり内容が素晴らしい漫画って、大体今はドラマ化されるようになりましね。」

これは、日本の漫画界がどれだけレベルの高い作品を輩出しているのかを証明してるようなもんだ。

コミック大好きなサイト主のまるしーにとって、実力のある漫画家さんが世の中の人に知ってもらえるのはすごく嬉しいです。

この『シジュウカラ ドラマ版』を観た視聴者が、一人でも多く原作漫画を読んでくれたらいいな~

著者の坂井恵理 先生が描く作品は、大人が十分に入り込んで感動できる物語を描く漫画家さんです。

「一度読んでみてください!」

いや~嬉しいご報告ができました♪

ついに最終回です!

ついに最終回です!

思えば1話で千秋と出会ったその日に、忍は40歳の誕生日を迎えたんです。

そこからピッタリ10年間の物語がこの『シジュウカラ』というわけです。

メチャクチャ考え抜かれた最高の締めくくり方ですし、

このフォーマットだったら、

次に『ゴジュウカラ』という続編が描けますよね♪

すごい。

「坂井先生は天才だ!」

サイト主のまるしー的にはぜひとも50代の忍を見てみたい。

坂井先生なにとぞお願い致します。

毎月一話分が配信されるのを心待ちにしていたまるしーは、

必ずこれからシジュウカラロスになってしまうでしょう。

それほどこの作品は面白かったし、色々と考えさせられる物語でした。

主人公とまるしーの歳が近いということも本作を好きになった要因でもあります。

だからこそ50代になった忍の人生を見ていたい。

そんな淡い期待を抱きつつ、

「坂井先生…長い間お疲れさまでした♪」

いつも夢中になって読める作品をありがとうございます。

無料試し読み

今、紹介した

『シジュウカラ』は、

『まんが王国』で絶賛配信中のコミックです~♪

このお店は、電子コミックサイトでは老舗のコミックサイトで、

サイト管理人のまるしーがいつも利用してるお店の一つです♪

特に、会員登録なしで、たくさんのコミックが無料試し読みできるのはすごくありがたい!

他のコミックサイトでは読めないレアな作品も数多く扱っているし、

こういうサイトは押さえておいたほうがイイですよ~♪

 

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