著者:はやしだちひろ
『モラハラサレ妻のシタ復讐』
姑に共依存しているマザコン夫からのモラハラ発言から始まり、
あらゆる場面で虐げられてきたサレ妻の復讐劇は意外な方法でした!
特に女性読者が読んでいると身の毛もよだつ妻の悲惨な生活環境で、
思わず「早く離婚しちゃえ!」と叫びたくなるような光景の連続ですが、
ある動画配信者の男性との出会いで、サレ妻の人生に転機が訪れます。
確かに彼のおかげで夫への復讐を果たせたものの、
もやはモラル破壊した妻の復讐劇に良いも悪いもありゃしない。
とにかく色んな意味で問題作な激辛ヒューマン・ストーリーに刮目せよ…!
「見るに堪えなサレ妻の虐げられっぷりが悲惨すぎて思わず笑っちゃうかつての大映ドラマ感がお気に入りです♪」
『モラハラサレ妻のシタ復讐』の立ち読み♪
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見どころは痛快な復讐劇
今回は株式会社ぶんか社から発売された『モラハラサレ妻のシタ復讐』という大人のヒューマン作品のご紹介です♪
2023年09月15日に大手電子コミックサイト『まんが王国』で先行配信がスタートした作品なのですが、
その内容がとんでもなく悲惨かつモラル破壊したドメスティックバイオレンスな物語で、
本作のタイトルから想像するストーリーそのままの陰鬱で胸焼けする光景が描き出されています!
著者がはやしだちひろ 先生という時点でかなり期待しながら読み始めた作品でしたが、さらにその予想を上回る衝撃的かつドラマチックな展開で、
その後にやってくるだろう夫への逆襲に期待に胸が膨らむばかりでございます♪
サイト主のまるしーとしては、まさにこれぞはやしだ作品!と、大きな拍手を送りたくなるサレ妻のエッジが効いた”復讐劇”だと胸を弾ませる次第です!
家庭内ヒエラルキーの問題や、夫の度を超え母親との共依存と、明らかに嫁を見下し家族から排除する姑の行き過ぎた息子夫婦への介入など、
ベテラン主婦のまるしーからするとオカルト以外の何でもない家庭内ホラーなエピソードが目白押しで、1話無料のお試しから一気に最新話の3話まで瞬殺で読み終えてしまったほど面白かった♪
こういうサレ妻の復讐劇ストーリーって、最初に主人公の妻がどれだけ悲惨な状態にあるかで、最後の復讐終わりの”スカッと感”に大きな違いが生まれてきます。
そういう意味では今回のサレ妻・高槻 薫の痛めつけられっぷりはかなり期待が持てるレベルで、
「非常にイイ感じだ♪」
何と言っても『モラハラサレ妻のシタ復讐』の見どころは、夫や姑に虐げられている無力で弱いばかりのサレ妻が痛快な復讐劇を繰り広げる展開にあるわけで、
そこに行くまでの過程が素晴らしいと、グッと復讐劇の爽快感が増幅されますし、そういう意味で言うと、本作著者のはやしだ先生による序盤の盛り上げは、
容赦なく悲惨で生々しいサレ妻の日常が描かれていて最高です♪
まるしーは主人公のの妻・薫と同じ夫を持つ妻として吐き気を催すほど、夫の誠司に”嫌悪感”を抱きました(汗)
だからこのマザコンのクズ夫が苦渋の表情を浮かべながら、後悔の中でもがき苦しんでいる未来を想像するだけでワクワクする♪
こういう大人のヒューマン作品はやっぱり『ぶんか社×まんが王国』の専売特許でございますな~♪
モラハラサレ妻のシタ復讐【あらすじネタバレ】奴隷妻の逆襲はゆっくりと実行される!
1話:夫婦のパワーバランス
主人公の専業主婦・高槻 薫(たかつき かおる)の日常はとても窮屈でストレスのたまる毎日です。
その理由は全て家庭内にある。
結婚して10年になる夫の誠司(せいじ)が、真面目で温厚な性格で、
小学生の息子・守(まもる) お躾や教育にも熱心でいい父親なのですが、
妻の薫に対する”モラハラ”な態度がものすごく酷かった…(汗)
恐らく薫がだらしない母親のもと育ったうえに高卒の学歴しかないことで、
母子家庭で育っても立派に大学を卒業した誠司としては、
あからさまに薫のことを蔑んでバカにしていたのでしょう。
ゆえに”夫婦のパワーバランス”がかなり一方的だった!
その証拠に薫には息子の教育に関することを一切任せることはせず、
誠司と彼の母親の二人だけですべてを決めている。
客観的に見るともはや薫は高槻家の家政婦さんみたいな立ち位置にいるわけです。
家のお金も満足に使えず、自分の息子の躾や教育にも関わらせてもらえない。
おまけに仕事を定年退職した姑が頻繁にやってきて孫を自分色に調教している始末だ(汗)
そんなある日のこと、薫は姑からとんでもない仕打ちを受けたことで誠司と口論になり・・・
2話:人生で初めての快感
薫の正当な主張に逆キレした誠司から頬をぶたれたことで、衝動的に家を飛び出した薫は、
夜の繁華街で酔っ払いの男性に絡まれた末に、危険な香りのする若いイケメン男性に助けられます。
その後、そのイケメンから飲みに誘われた薫は、
絶対に関わってはいけない男性だと知りつつ彼について行ってしまいます。
日頃の鬱憤が溜まりに溜まっていた薫は、優しく話を聞いてくれる男性につい愚痴をこぼし、
飲み慣れないお酒をたくさん飲んで酔いつぶれてしまうのです(汗)
ここまでくれば、最初に薫自身が心配した通りの展開が待っていました。
意識を失った薫が目を覚ますとそこは男性の部屋のベットの上だった。
薫はこの夜…人生で初めての快感を味わい乱れに乱れまくった。
今までの夫とのS〇Xは何だったのかというくらいに・・・
3話:AKIRA
朝帰りした薫に文句を言いながらも、それ以上の攻撃はしてこなかった誠司。
結果的に浮気したことはバレずに済んだ薫でしたが、
その後にとんでもないピンチが待っていました(汗)
なんと…昨夜薫が抱かれた若いイケメン君は”AKIRA”というアカウント名で、
エロ動画の配信で収入を得ている25万人もの登録者を持った人気の”動画配信者”だったのです!
もちろんAKIRAは薫との一夜を動画で配信してかなり多くの視聴数を稼いでいました(汗)
そのAKIRAからメールで「渡したいものがある」という画像付きのメッセージを送りつけられた時は、
みるみるうちに彼女の表情が凍り付いていきました(汗)
自分がとんでもないことなっていると焦った薫は、すぐにAKIRAのもとを訪ねてゆくのですが・・・
4話:誠司の黒歴史
脱サラして小料理屋をオープンさせた学生時代のクラスメイトから店に夫婦で招待された誠司が、
そのタダ酒に釣られて薫を連れてのこのこ店を訪れたら、
なんと…元クラスメイトの店主の口から”誠司の黒歴史”が飛び出したことで、
いつもバカにしている薫の前で誠司がとんだ赤っ恥をかくとになりました(汗)
もちろんその怒りの矛先は当然のように薫へと向けられ、
その夜家に帰ってから薫は誠司から顔にアザが残るほどの暴力を振るわれました。
酔いも手伝った誠司の暴力行為でしたが、
その翌朝…まだ顔に痛々しいアザが残っている薫を見てマズいと思ったのか、
珍しく誠司が薫に悪かったという謝罪のセリフを口に出し、
その後にとった彼の行動がなんとも誠司らしい残念過ぎるものだったわけです(汗)
さて…誠司は薫にDVを働いた埋め合わせとして何をしたのでしょう…?
これを知ったら普通の女性なら絶対に引き倒すはずだ…(笑)
5話:地獄の展開
最悪なことに薫の拡散された動画が毒母の知るところとなってしまい、
それから先は誰もが予想する”地獄の展開”が待っているわけで、
ほどなくして薫の母親はエロ動画をネタに実の娘を脅迫してお小遣いを要求するのです。
ほんとにクズ中のクズな母親だ!
しかし…
薫には自分で自由に使えるお金など持っていないので、
行き着く先はもう二度と関わり合いたくなかったはずのAKIRAになってしまうのです…(汗)
恥を忍んで一度は突き返した動画の出演料をもらいに行く薫。
当初から絶対に薫は自分のところへ舞い戻ってくると予想していたAKIRAからすれば、
「かかった!」
と…大きい魚を針に食いつかせてご満悦な釣り人の心境でした。
さらに…
家では姑との関係で煩わしい問題を抱えている薫は、
いよいよ色んな事に追い詰められてゆくのです。
6話:我慢の限界
姑の捻挫は真っ赤なウソで、薫とママ友・リカちゃんママとの会話を聞いた姑が、
薫に自分の世話をさせるためにやった嫌がらせだったのです(汗)
薫が守のスイミングスクールに付き添ったことで、
付き添いは姑より薫がいいと自我を出すようになった守がいた。
この事実は姑の薫に対するいら立ちを一層強くすることになり、
誠司にとんでもないことを吹き込んだのです。
その内容とは、守の他にもう一人子供を作れというものだった。
理由は守がだんだん自分の思い通りにいかなくなってきたからだ。
しかも…誠司がそんなバカげた義母の言葉を真に受けたのです…(汗)
そんなこんなが色々と重なって、ついに薫も”我慢の限界”を迎えてしまい・・・
7話:人生逆転のシナリオ
ようやくここへ来て自分の家族や他人から利用されつづける人生から脱したいと決意した薫ですが、
差し当ってどうやって今の詰んでいる生活から脱却していいのか分からない…(汗)
そんな時、今やすっかり仲良くなったリカちゃんママから、
なりたい自分に近づくための”メモ術”を伝授してもらった薫は、
いま自分の置かれている不幸な境遇を、どのように好転させていくかを文字に書き起こして分析し始めたのです。
その間にもモラハラ夫からの性的虐待を受け、鬼姑からは精神的な攻撃にさらされ、
おまけに実の母親からは例の動画をネタに金の無心をされるという最悪な状況と向き合う。
やがて…今後の方針がまとまり、”人生逆転のシナリオ”を考えた出した薫は、
その日…強い覚悟を決めてある人物のもとを訪ねました。
8話:ビジネスパートナーの契約
幸せな未来が見えない八方塞がりな人生から脱出する足掛かりとして、
人気動画配信者のAKIRAと正式にビジネスパートナーの契約を交わす決意を固めた薫でしたが、
AKIRAとの契約に際して、薫からいくつかの”条件”をつけたことにその本気度と覚悟のほどが現れていました。
絶対に身バレを防ぐためにマスクを着用しての出演することの約束と、
今後 薫が自立するために必要不可欠なパソコン操作などのビジネススキルをレクチャーしてもらうことなど、
しっかりと将来を見据えた薫の条件を提示を聞いたAKIRAは、
過去に契約してきた女性たちとは違う薫の実直でひたむきな人柄に、
以前にも増して薫への好感が高くなったAKIRAがいました。
もちろんAKIRAは薫が出してきた全ての条件を快諾して無事に契約が成立することとなりました。
いよいよここから薫の最低だったドン底人生からの逆転人生の幕が切って落とされた。
すごく面白くなった来ましたよ~♪
9話:素質を開花
この日、ついに薫は”kao”という源氏名でAKIRAとの本番撮影に挑みました。
正式に契約を交わしたてから初めて迎えるAKIRAと2度目となるS〇Xは、
まるでそれが仕事だということを忘れるくらい薫にとって官能的で至福の時間だったのです…。
しかも…薫の出演した動画の再生回数は配信直後から上々の結果をたたき出し、
AKIRAが見込んだ通りに早くも人気の出演者として”素質を開花”させ始めました。
一方…学生時代の友人に連れられて初めて行ったキャバクラで、
”サクラ”という若いキャバ嬢にすっかりハマってしまった誠司は、
その後も一人でサクラのいる店に通いつめて散財を繰り返してしまい、
焦った誠司は自分が使い込んだ家のお金の尻拭いをさせるべく、
これまで以上に生活費の切り詰めを薫に強要するという手段に出て・・・
10話:堕ちてゆく誠司
この10話では自分の目標に向かって着実に前進している薫と、
キャバ嬢に入れ込んで堕ちてゆく誠司の情けない姿が描かれています。
ママ友の真奈美から「男ができたな…?」とからかわれるくらい活き活きして綺麗になった薫は、
正式にビジネスパートナーになったAKIRAに対して全幅の信頼を寄せていて彼からの影響は絶大です。
AKIRAからのアドバイスにはちゃんと耳を傾けて実践していました。
その甲斐あってわずかな期間で人として大きく成長した薫がいたのです。
その逆でキャバ嬢のサクラにすっかりどハマり中の誠司は、
キャバ嬢たちが客に貢がせる手段にまんまと引っかかり、
コツコツと貯金してきた息子の教育費にまで手を付けるという愚かな行動に出てしまうのです…。
そうやって家計からサクラのもとへ渡った分のしわ寄せは、薫に対するより厳しい節約生活に跳ね返ってきて・・・
11話:薫に自信と余裕
家族の知らない裏ビジネスの活動に励んで少しずつ生活力と資金力を身につけてゆく薫とは正反対に、キャバ嬢のサクラにますます狂っていく誠司。
今や誠司のサクラに対する依存度はかなり危険なレベルにまで達していて、サクラとエッチできるなら家の全財産も彼女に提供してしまいそうな勢いだ…。
カモられているだけと気づけないモテない君キャラが残念過ぎる…。
そんな中、最近になって薫の立ち振る舞いに”妙な違和感”を覚える義母がいました。いつも従順でドジで世間知らずなバカな嫁だと思っていたはずの薫に自信と余裕が感じるのです。
自分で自由に使えるお金を手にしたことで、薫は心の余裕ができたことも相まって、ここ最近はグッと艶っぽく奇麗になっていたのです。
明らかな変化が伺える。
そんな薫の変化に気づいた義母が抱いた気持ちは、{気に入らない!}という苛立たしさだった…。
加えて義母がショックだったのは、これまでずっと自分の言いなりだった息子の誠司が反抗的な態度をとったことです。
誠司は単にサクラのことで頭がいっぱいだったから母親の愚痴を聞く気分ではなかっただけですが、何も知らない義母は息子態度は薫のせいだとして…
12話:誠司の変化
誠司がキャバ嬢のサクラに狂いだしてからというもの、明らかに高槻家の空気感が変わりました。
サクラに貢ぐための資金を工面したい誠司は、これまでより厳しく節約を強いている薫にあまり口うるさく言わなくなり、
さらにエッチの最中に薫に大量の蕁麻疹が出てからは、夜の誘いもほぼなくなっている状態で、
そしてなによりも薫にとって嬉しい変化は、これまで家の中のことや息子のしつけに関することは全て義母の言いなりだった誠司が、
サクラに狂いだしてからは、その絶対服従状態だった義母に反抗するようになったのです。
この誠司の変化は薫にとってはありがたい追い風となり、薫と義母の関係にも大きな変化に繋がりました。
どういうことか…?
裏バイトで自由に使えるお金を手にしたことで自分に自信がつき、気持ちにも余裕ができた薫は、
これまで高槻家を完全に支配していた義母の権力を徐々に奪い返し始めたのです…。
そんな薫の反抗的な態度に黙っていない義母も対抗手段に打って出ますが…。
13話:義母との攻防戦
キャバ嬢のサクラからカモにされて金をむしり取られている誠司とは逆に、着々と自分のスキルを高めつつ経済力も身につけていく薫がいました。
そんな中、薫にとって一番疎ましいのは、ここ最近でずいぶん影響力を無くした義母の薫に対する当たりの強さだ。
自らお金を稼ぎ、同時にビジネススキルを磨き出して自分に自信を持ち始めた薫の変化を目ざとく察知した義母は、
これまでにも増して誠司との子供を早く作れと執拗に言い出してきました。
とはいえ…子作りは夫婦がともに協力しないとできない作業であり、薫は誠司にその気がないことを義母に訴えるのですが、
それは全て妻に魅力がないことが原因だだと理不尽な責められ方をされてしまう。
さらに…そんな義母との攻防戦はまた違った場面でも熾烈を極めていくことになります。
あるとき夫婦の寝室をガサガサと物色していた義母の姿を見つけて青ざめる薫…。
「お義母さん…何してるんですか…?」
14話:歩合制
AKIRAの提案で、義母が薫と誠司の子作り用に買ってきた下品な下着をつけて撮影に挑んだ薫は、いつもより激しく燃えていました…。
また新たな薫の表情を一つ引き出せたAKIRAは自分の目が正しかったことを再確認して薫の成長を喜んでいる。
そんな中、動画の出演回数が増えてきた薫は、AKIRAに次から出演料を歩合制にして欲しいと伝えました。
薫としては自分が女優として稼げる時間は限られているという判断から出た考えです。
AKIRAはあっさりと薫の要望を受け入れて歩合制に了承しました。
一方…とにかく薫に二人目の子供を作らせようと、キャバ嬢のサクラに絶賛カモられ中の誠司にハッパをかけるのですが、
すでにサクラへかなりの額を貢いでしまった誠司は、貯金がどんどん減っていくことに危機感を覚えていてそれどころではありません。
なのでいくら母親から強く薫に「二人目の子供を仕込め」と言われても生返事ではぐらかす誠司のやる気のない態度を見た薫は、
自分にはまだしばらく稼げる時間があると安心しました…。
15話:夫に屈しない強さ
日に日に自信をつけ、目標に向かってひたむきに努力する薫。
その姿を見守るうちに、AKIRAは次第に彼女に対してビジネスパートナー以上の感情を抱き始めていました。
そして、その気持ちは薫もまた同じで、AKIRAとの出会いによって、彼女は美しくなり、異性へのトキメキを感じ、なおかつ夫に屈しない強さを手に入れたのです。
今の薫は、もう以前のように誠司の言いなりになっていた頃の弱々しい妻ではありません。
彼女は自分の意志で行動し、誠司に立ち向かう勇気と強さを持つまでに成長しました。
一方で、これまで妻を完全に支配し、自分の思い通りに操ってきた誠司は、今やキャバ嬢のサクラによって手玉に取られ、絶賛カモられ中です。
まったく自覚のないまま、これまで必死に貯めた貯金を吸い取られるという、まさに大ピンチに陥っています。
女性への免疫がない誠司は、サクラに完全にハメられているにもかかわらず、全く気づかないどころか、ケチな自分を誇示してキャバ嬢に貢いでいるのです。
「哀れすぎる…なんて愚かな男なんだ!」
しかし、それだけでは終わりません。薫が予想外にも反抗的な態度を見せたことで、後ろめたさのある誠司は思わず動揺し、引き下がるしかありませんでした。
そしてその後、追い詰められた彼の行動は異常な方向へと暴走を始めるのです…。
母親から「薫との二人目の子供を作れ」と圧力を受けていた誠司ですが、そのプレッシャーを嫌って取った彼の行動が異常すぎて…(汗)
「こいつ、マジでヤバいんです…!」
そしてキモ過ぎる!!
16話:No.1の評価
誠司は、母親からの「早く二人目の子どもを…」というプレッシャーに悩まされ、妻の薫に上から目線で夜の営みを強要しますが、冷たく拒絶されてしまいます。
プライドを傷つけられた誠司は、次に現在大金を費やして口説こうとしているキャバ嬢のサクラに「自分の子供を産んでほしい」と迫ります。
しかし、この浅はかな考えはサクラを激高させ、その場で別れを告げられてしまいました。
そこでようやく誠司はサクラが自分をただの財布として利用していただけだと気づき、愕然とするのです。
一方で、日々AKIRAへの想いが心の中で増していく薫は、懸命にその気持ちを抑えながら自立を目指し努力を続けています。
そんな中、ついにAKIRAの動画サイトで薫がNo.1の評価を獲得し、収入もアップ。それと同時に、AKIRAとの関係もこれまで以上に親密なものとなっていきます。
薫はそんな状況に{期待してはいけない!}と自分に言い聞かせながらも、彼の言葉や態度にまた心が揺り動かされて…
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感想まとめ
主人公夫婦である高槻家の内情が丁度いい感じな悲惨さで生々しい地獄環境なのが、
どこか仮想現実と現実との境目にあるような世界線のストーリーで、
読んでいても大きな違和感を感じることなく、すんなりの物語の世界へ没入していける内容に仕上がっているところが、
「さすが…はやしだ先生!」という感じの面白い作品で、
ベテラン主婦であるサイト主のまるしーをあっさりと沼らせてくださいます♪
もう~1話の高槻夫婦にある日常のやり取りが、なんとも気持ち悪すぎて”鳥肌”を立てながら見入ってしまいました(汗)
高槻夫妻に繰り広げられる日常風景は、はやしだ先生がゼロから作り出した関係性なのか、
それともどこかにモデル夫婦いたのかは分かりませんが、
まるしーからすると身の毛もよだつ気持ち悪い夫婦関係で、
なにか新しい発見をさせてもらった新鮮な気持ちになりました。
ケチで始末屋のムッツリ系な夫などどこにでもいるだろうけど、
あの夜の営みの特殊性にはちょっと度肝を抜かれました(汗)
あれだけ妻に上から目線で説教をたれた数秒後に、自らパンツを脱いで妻に口淫を要求するキモさといったら、
「そりゃもう~悲鳴騒ぎです!」
何なんだろうあの感覚って…!?
上半身と下半身は人格が違うと言わんばかりな誠司のヤバい性癖…?
さらに…姑を含む高槻家の冷たくゆるーいイジメが延々と続いているぬるま湯地獄ような日常風景。
「悲惨の一言に尽きる!」
もし、まるしーが薫の立場だったら一年も持たずに逃げ出していることでしょう(汗)
だけど…
あんな悲惨極まりない環境下で薫が10年も耐え続けてきたのは、
恐らくそれ以前の環境がもっとさらに地獄だったからなのでしょう!
薫の母親はかなりの”毒親”だったようですし、その関連で薫は恐らく母親の歴代カレシたちから悪戯もされてきたのでしょう(汗)
そういう経緯があったのなら一見すると真面目で温和そうな誠司が救世主に見えたのも納得ができる。
少なくても誠司がすぐ怒鳴ったり暴力に訴える男性ではないですもんね。
その代わり酷いマザコンでケチで細かくて妻への思いやりが全くない上に人間的にも臆病でメンタルが脆弱で粘着質のストーカータイプだと思われます。
確かに暴力をふるう夫も絶対に嫌だけど、誠司みたいな草食系のモラハラ夫はもっと嫌だな~(汗)
あと…母親と共依存関係なところもすごく気持ち悪い!
母子家庭で苦労してきた親子なんだろうけど、見てるとこの母子こそコンプレックスの塊みたいに思える。
薫の母親のことをかなりバカにして蔑んでいるみたいだけど、お前ら親子も相当なもんだぞ…!
もし…まるしーが薫の親族や友人だったら誠司なんかケチョンケチョンに攻撃してやるのに!
薫はその生い立ちからどうも卑屈すぎて少しイライラしてしまうヒロインです。
どんなに夫や姑から虐げられてもおいそれと実家を頼れない薫の事情は気の毒ですが、
まさかああいう形で不貞に走るとはという意外な展開でした。
この記事を書いている時点では、まだ動画配信者のAKIRAが狼なのか救世主なのかはハッキリしないけど、夫の知らないところでサレ妻が”エロ動画”に出演しているというシチュエーションは、
ある意味でこれ以上にない復讐かもしれません。
夫への直接的な復讐と言う分かりやすいものではなくて、内面的な部分で夫の虚栄心やプライドをズタズタにする薫の裏切りです。
特に誠司みたいな男は妻がエロ動画に出演して、全世界にその快楽に溺れる姿を配信されているなんて知ったら、一発でメンタルが崩壊しそうだ…。
まるしーがこの記事を書いている段階ではまだ3話までしか配信されていませんが、すでに本作に激ハマりしているまるしーがいます。
決して主人公・薫の寄り添う視点で物語を読んでいるわけではなく、どちらかというと登場人物の全員がキライなタイプの人間ばかりなので、
どんなに薫が誠司や姑から虐げられようと、AKIRAから利用されようと楽しく読めるこの傍観者の立ち位置が心地いい♪
今は薫がまるしーの嫌いなタイプの女性でよかったと思っているのです。
だったもし薫のことを少しでも可哀そうと思ってしまったらあまりワクワクしてストーリーを楽しめないですもんね。
今のところ私は本作を読んでスゴク面白いし爆笑できてます♪
試し読みは『まんが王国』がお勧め
今、紹介した『モラハラサレ妻のシタ復讐』は、『まんが王国』で先行配信中のコミックです~♪
このお店は、電子コミックサイトでは老舗のコミックサイトで、サイト管理人のまるしーがいつも利用してるお店の一つです♪
特に、会員登録なしで、たくさんのコミックが無料試し読みできるのはすごくありがたい!
他のコミックサイトでは読めないレアな作品も数多く扱っているし、こういうサイトは押さえておいたほうがイイですよ~♪
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主人公 の専業主婦(30歳)動画配信者AKIRAにスカウトされ【kao】という名前でエロ動画の出演者に…。
人気のエロ動画配信。薫とビジネス契約を結ぶ。
AKIRAの仕事仲間で動画の編集を担当。
薫の夫。40歳
薫の息子。10歳
薫の母親。スナックを経営
スイミングスクールで守と同じクラスのリカちゃんのママ
守と同じクラスの女の子
キャバクラのホステス。誠司が入れ込んでいる。
AKIRAの動画サイトに出演しているNO.1女優。